ドラゴンクエストⅠ

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ドラゴンクエストⅠ - (2014/11/14 (金) 10:54:53) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2009/08/04 (火) 17:14:18
更新日:2024/04/26 Fri 22:10:38
所要時間:約 4 分で読めます


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ドラゴンクエストシリーズ1作目。
この作品だけサブタイトルがなく、正式には「ドラゴンクエスト」だが本作とシリーズの総称を区別する為リメイク以降はローマ数字のⅠが加えられた。

発売は1986年、機種はFC。
後にMSX、MSX2、SFC、GBC対応、携帯アプリに移植された。
SFC以降は続編と合わせて「ドラゴンクエストⅠ・Ⅱ」となっている。
2011にはⅡ、Ⅲと共にWiiに移植される。



【概要】
赤いヒゲ等アクション全盛期の時代に、対抗して製作された、日本初の家庭用RPG。

当時もウィザードリィ等RPGはあったが一般的には敷居が高く、じわじわとこのジャンルを広めた作品。

馴染んでもらうのが目的な為戦闘はシンプルな1対1で、コマンドも「しらべる、とる、かいだん」等似たのが多くてくどい。
リメイクでは階段昇降は自動、便利ボタンに統合など改善された。


【あらすじ】
ラダトーム城が魔王率いる軍団に襲撃され、ローラ姫が攫われた。
国王ラルス16世は勇者ロトの子孫である主人公に、娘を救い出し魔王を倒すよう命じる。


【主な登場キャラクター】
  • 勇者[モンスターバトルロードのスペシャルカードではロトの血を引くものと表記してる]
本作の主人公。
常にタイマンで、それはドラゴンや魔王も例外ではない寡黙な男。
最強呪文はベギラマ、最大レベルは30(アプリ版は50)


魔王に攫われた姫。
どこかに捕まっている彼女を助けるのが当面の目的。
助けなくても何とかなるけど。


  • ラルス16世
ラダトームの王様。
上から目線でふてぶてしいと評判。
彼を始め、ラダトームの人々は勇者が呪われていると辛辣になる。
「死んでしまうとは情けない」
「のろわれしものよ でていけ!」
「セーブする? セーブする?」


アレフガルドに現れた魔王。
漢字表記だと「竜王」、ラダトーム城の近所に住んでいる。
魔法使いのような出で立ちだが本来の姿ではないらしい。


【その他】
「喋らない主人公」や「ラスボスの変身」等いくつかのお約束は初代で生まれた。
また「ゆうべは おたのしみでしたね」や「せかいの はんぶんを おまえにやろう」といったネタは語り継がれている。

容量ギリギリで作中で使う文字を減らしたのに、「おたのしみ」を詰め込むあたりスタッフの男気を感じる。

FC版は主人公が常にこっちをガン見してる気がするけど、きっと思い過ごしでしょう。そのおかげで「しらべる」や「はなす」の際に東西南北の方向を指定しなければならなかった。


FC版と各種リメイクでは町人など細かい部分で変化がある。
FC版のみ「ゆうてい」や「みやおう」等がいてポートピアの宣伝をしたり、各ハードでのローラ姫を放置or連れまわしてクリアした際の変化等。

ローラ姫を放置した場合。
基本:エンディングで主人公が1人で旅立って未来が変わってしまった! タイムパラドックスだ!
GB版:自力で抜け出したのかエンディングにいる。

DQMでは序盤にローラ姫が出てくるが、犬マユゲの人みたいにドラゴンを倒した後代わりにやまたのおろちを置いたりしてはいけない。


本作は当初単発だったが、後に構想が広がってⅢまで繋がりを持ちロト三部作と呼ばれるようになる。

時系列は「Ⅲ→Ⅰ→Ⅱ」
漫画ロトの紋章はⅢの100年後、Ⅰの2〜300年前が舞台。
(Ⅲ→Ⅰの時間経過は300年or400のどちらかとされている)


剣神ドラゴンクエスト」のシナリオは本作をアレンジしたもので衣装等も変化しており、現在バトルロード等では剣神のものが用いられている。
後にバトルロードの演出にて、剣神勇者とⅠ勇者がちゃんと同一人物である事が補完された。

容量がギリギリな為、使用文字ですら削られている。
具体的には、カタカナが「イ・カ・キ・コ・シ・ス・タ・ト・ヘ・ホ・マ・ミ・ム・メ・ラ・リ・ル・レ・ロ・ン」の20字しかない。
これは堀井雄二氏が「ポートピア殺人事件」を作製した際に容量削減の為に考案した「大抵の文に対応できる文字」の流用である。




「この竜王は変身するとパワーがはるかに増す。」
「そしてその変身をDQM2ではあと2回も残している。この意味がわかるな?」


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