E・HERO Core

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E・HERO Core - (2014/08/13 (水) 21:46:47) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2014/08/13 Wed 13:38:27
更新日:2023/11/20 Mon 18:40:03
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E・HERO Core(エレメンタル・ヒーロー コア)とはVジャンプの付属カードとして登場した地属性・戦士族の融合モンスター。
雑誌表紙やポスターでは「最強の『HERO』」と紹介されている。

見た目は53万のお方そっくりのHEROが鎧を纏ったような姿をしており、Vジャンプではジ・アースが進化した姿と言う様な説明がされている。
レインボーマン言うな
英語の「Core」には「中心核」という意味があり、地球の核の事を指しているのだろう。
…進化したような外見や後述の効果でジ・アースを蘇生出来る点からすると逆な気がしてならないが、気にしてはいけないのだろう。うん。




【OCG概要】
融合・効果モンスター
星9/地属性/戦士族/攻2700/守2200
「E・HERO」モンスター×3
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、このカードが攻撃対象になった時に発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージステップ終了時まで倍になる。
(2):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された時、自分の墓地のレベル8以下の「E・HERO」融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。


(1)の効果により素の状態で5400まで攻撃力が上昇し、相手から攻撃を受けにくくなる為、疑似的な戦闘破壊耐性を持っていると言える。
ただし、相手ターン限定であるので能動的に効果を使うのは難しく、1ターン1度しか使えないので複数の大型モンスターの攻撃を防ぐのは難しい。


(2)の効果を使えば、より攻撃力の高いモンスターや戦闘破壊耐性持ちなどの厄介なモンスターを処理出来るが、如何せん戦闘を挟まなければならないのがキツイ。
また、効果発動のタイミングが「バトルフェイズ終了時」なので味方の攻撃を通す為に使えないのもマイナス。

ただし、「発動出来る」の任意効果なので自爆の危険はなく、相手の場にモンスターを残さない様に出来るので、相手の反撃の芽を摘む事が出来る。


破壊されたとしても(3)の効果で自身やトリプルコンタクト融合体、C・HERO カオスにエリクシーラー、ゴッド・ネオス以外のE・HERO融合体を蘇生出来るので後続に続けることが出来る。
使いやすいアブソルート Zeroや除外されたHEROを回収出来るシャイニング辺りが狙い目だろうか。
ただ、発動が相手依存になるのが玉に瑕である。
毎度の事ながら除外バウンス吸収には全くの無力かつ無意味になるので出てこない事を祈ろう…

尚、「召喚条件を無視して」とあるが、蘇生制限を満たしてないモンスターは復活出来ない。
普通の【HERO】なら問題ないかもしれないが、ゲール・ドグラや轟雷帝ザボルグの様に正規召喚をしないデッキで使用する際には要注意。



【評価】
それぞれの効果は強力であるものの、発動条件やタイミングがやや厳しく状況も選ぶ為、劣勢時の切り返しには使いにくい。
どちらかと言えば優勢の時にダメ押しとして召喚する形がベストだと思われる。

が、融合素材が「E・HERO×3」と重いのが難点である。
墓地融合で出すのが望ましいが、(3)の効果で蘇生させる分も含めて4体のE・HEROを墓地に用意しなければならないのが辛い。
そもそも、E・HERO×2の時点で効果が使いやすい属性融合が出せる為、積極的に狙って行くのはあまりオススメ出来ない。そもそも【HERO】はEXの枠がカツカツなのでこいつが入る余地が殆どない。
ただし、ミラーマッチなら超融合での融合先として充分に選択肢に入るので、サイドに忍ばせておくのは悪くないと思われる。



【漫画での活躍】
Vジャンプに掲載された漫画版GXの読切「十代vs紅葉」において、紅葉が発動した罠カード≪元素融合 エレメント・フュージョン≫の効果でジ・アースとオーシャン、フォレストマンを素材として召喚される。

OCGとは効果が多少異なり、
⚫︎(1)の効果がバトルフェイズ中攻撃力が倍化する効果に。
⚫︎(2)の効果が戦闘破壊時に相手の場のカードを2枚破壊する効果に。
⚫︎蘇生対象がジ・アース限定に。

と、なっている。
融合素材の重さからするとこちらの方が良かった気がしないでもない。

カミカゼを戦闘破壊し、効果で光牙と闇鬼を破壊して十代を追い詰めた。
攻撃名は「エレクトロマグネティックインダクション」
直訳すると「電磁誘導」
おそらく地磁気からの発想だと思われる。

尚、前身であるジ・アースはプラネットシリーズの一枚であるが、このカードはその事には触れられてない。
推測ではあるが、紅葉の手に戻ったあとでデザインされたカードだと思われる。



追記修正はCoreの効果を同一ターンに全部発動してからお願いします。


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