氷結界の龍 トリシューラ

登録日:2010/06/11(金) 14:32:06
更新日:2021/02/09 Tue 15:19:34
所要時間:約 18 分で読めます





破壊神より放たれし聖なる槍よ、
今こそ魔の都を貫け!

シンクロ召喚!  氷結界の龍トリシューラ!!


氷結界の龍 トリシューラ
シンクロ・効果モンスター
星9/水属性/ドラゴン族/ATK2700/DEF2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
相手の手札・フィールド・墓地のカードをそれぞれ1枚まで選んで除外できる。


【概要】

DT第8弾「トリシューラの鼓動!!」で登場した氷結界シンクロモンスター
一部のデュエリストからは第四の満足龍と呼ばれている。(登場順的にはオーガ・ドラグーンが4番目だが)
後述のような一時代を築いたこともあり再録数は多くレアリティも豊富に存在する。

今まで層が薄かったレベル9のシンクロということでも注目を浴びたが、真に注目されたのはその効果。

相手の手札・フィールド上・墓地のカードをそれぞれ1枚までゲームから除外する事ができる

考えてみて欲しい。
遊戯王において三大アドバンテージと言われる手札・フィールド・墓地。
それがこのカード1枚によって1枚ずつ削られるのである。たまったものではない。

また、このカードの効果は大半のとは異なり対象をとらない
つまり、どのカードを除外するかは効果解決時に決める。
このカードの効果に対して「奈落」や「強制脱出装置」を使おうものなら、他のカードを除外されるだけ。
神のカードカオス・MAX?除外除外。


ちなみに、初登場時のテキストは以下。

このカードがシンクロ召喚に成功した時、相手の手札・フィールド上・墓地のカードをそれぞれ1枚までゲームから除外する事ができる。

これだと一見して対象をとる効果のように感じられるのだが、この時からすでに対象をとらない効果である。
どういう理屈かというと、「除外するタイミングは3枚とも同時」かつ「非公開情報の手札は効果解決時に選ぶ」からということ。

……うん、分かりづらいね。

割と初見殺しな仕様であるため、間違える人も多かった模様。
事実効果が判明した当初は対象を取る効果と思った人もおり微妙といわれたこともあった。
第9期仕様のテキストでは、発動条件と発生する効果で一度分が区切られているため、対象をとらない効果であることが分かりやすくなっている。


さらにドラゴン族であるため、「デブリ・ドラゴン」から簡単に出てくる。
ただし「デブリ・ドラゴン」の制約により星4のモンスターとシンクロできないので注意。
「ダンディライオン」と組めば簡単にデブリ・ドラゴンから出すことができる。

バルブ」があれば「ゴブリンドバーグ」「ブリキンギョ」あたりで4+4+1=9となる。

【環境での活躍】

このように1枚でも厄介なカードだが、
無制限だったシンクロ環境時代はこのカードを1ターンで3体召喚するような鬼畜なデッキがいくつか存在し、
その中でかつて最も猛威を奮っていたデッキこそ、かの有名な満足インフェルニティである。

手順はこんな感じ。
  1. ダーク・グレファー」や「インフェルニティガン」を使って、墓地に「インフェルニティ・デーモン」「ネクロマンサー」「ビートル」を送る。
  2. 「インフェルニティガン」を発動。「デーモン」と「ネクロマンサー」を復活。
  3. デーモン効果でデッキからガンを加え、「ネクロマンサー」効果で「ビートル」蘇生。
  4. 4+3+2=9の3体シンクロでトリシューラ
  5. 2に戻る


これを3回繰り返すだけでトリシューラが3体並び、手札と場と墓地のカードが3枚消える。
この間相手デュエリストは手札に「D.D.クロウ」などの対抗策が無い限りただ暇つぶしの方法を探すだけである。
そして3体の攻撃力の合計は8100。ゲーム終了である。

なんというソリティア……

例え凌いだとしても、こっちが場も手札も墓地もボロボロなのに対して、相手の場には攻撃力2700が3体。
フィールドには絶望しか残っていないのだ。

一応弱点といえば攻撃力2700なのでゴヨウされることである。
まあ、ボロボロの手札でできればの話だが……。
さらに効果の発動がS召喚時に限定されているおかげで「ガイザレス」や「グングニール」のように相手にコントロールを奪われた際に効果を逆利用されることはない。

しかし、3体モンスターを使うシンクロのため「神の宣告」などでシンクロ召喚を無効にされると結構キツイ。
ブレイクスルー・スキル」や「禁じられた聖杯」など、効果を無効にする手段も多いので、油断は禁物。


【禁止と制限】

当然このような初期ハンデス三種の神器を彷彿とさせるようなカードの活躍が野放しにされるわけがなく
2010/09/01をもって制限カードとなる。
そして、2012/03/01についに禁止カードの仲間入りを果たした。

禁止カード化の報を聞いて、喜んだデュエリストもいるが、
「コイツに沢山やられたけど、自分もコイツに何度も助けられた」というようなデュエリストも多く、
今までの禁止になったシンクロモンスターたちとは違い、惜しむ声も多かった。

このカード自体は効果は確かに強いが、某ループでもしないかぎり制限カードであれば強さとしては丁度良い塩梅と言えたからである。
素材に3体要求する点やシンクロ召喚以外では効果を発動できない点は実は結構弱点でもある。

どちらにせよ2月末時点でもエクストラデッキ内の使用率が「カタストル」に次ぐ第2位であった彼はこのデュエル界を去った。


……はずだった。(過去形)
というのも、なんと2013/09/01を以てこのカードが制限復帰することが発表されたのである。

この報を受けてある者は歓喜し、ある者は絶望した。

かつて「カオス・ソルジャー-開闢の使者-」が復帰した時にも勝らずとも劣らぬほどの衝撃的事件である。
悪用されてまたゴヨウされるか、それとも環境に居つくか、あるいは「開闢の使者」のように時代に流されていくか。
トリシューラの明日や如何に。

第7期後半以降はエクシーズ召喚の強化によるシンクロ全体の停滞、
効果や召喚を無効にするカードの増加、相性のいいチューナーの規制、何よりカードパワーそのもののインフレにより全盛期ほどの力はない。
シンクロデッキを使うものが程よく満足できるレベルの力量と言える。

第9期には新たに登場したペンデュラム召喚の力で再び牢獄に叩きこまれるか!?
などとも言われていたが、結局そんなことも無かった。
その後もボチヤミサンタイのように準制限に緩和されるなることもなく*1、制限復帰から数年経っても制限に留まっていた。
2019年7月には制限から準制限へと緩和され約9年ぶりに複数の投入が可能になった、なお2010年9月に無制限から制限になったため準制限はこれが初めて。

そして2019年10月には9年ぶりに無制限となった、なおTCGでは7月のレギュで制限解除されている。
これにより氷結界シンクロモンスターのうち3龍は全て無制限となりドゥローレンだけが制限となってい…た。
新マスタールールの大幅な改正に伴い再び制限カードに戻ってしまった。


【氷結界以外のトリシューラ】

DT13にてブリューナクがヴェルズ化したのに続きコイツもDT14ヴェルズ化した。
その名もヴェルズ・ウロボロス

第9期には、儀式召喚に革命を起こした新カテゴリ「影霊衣(ネクロス)」において、
鎧となった「トリシューラの影霊衣(ネクロス)」としてリメイク。

効果は儀式モンスター化したもののほぼそのままであり、相手の手札・フィールド・墓地のカードを3枚除外する。
ただし、本家と違って必ず3枚除外しなければならないので、先攻1ターン目に出しても旨みがない。

また、影霊衣儀式モンスター特有の手札誘発効果を持ち、フィールドの「影霊衣」モンスターを対象をとる効果をカウンターする。
自身は対象に取らないのに、相手の対象をとる効果はしっかり封じてくる辺りはさすがといえる。
どんだけ暴れたら気が済むのかこいつは。


【需要と供給】

登場当初から非常に強力なカードなため、このカードが収録されたトリシューラの鼓動!!は売切れ続出。
ついに絶版となり、値段は高騰。シンクロモンスターはおろか、全カードの中でもトップクラスの値段となっていた。
 その後、ゴールドシリーズ2011で再録したが、やはりというか当然の如くノーレア
制限カード化やゴールドシリーズ2011発売後もショップやオークションでは高額であることには変わりなかった。
しかもコイツのせいでゴールドシリーズ2011のパックが一部の地域では値上がりしたとのこと。

そして、極めつけは2011年になって出回り始めた英語のDT版は、なんと1枚20,000円以上で取り引きされている。
うん、一桁おかしいな。

禁止化されてからは流石に落ち着いていた*2価格も、先述の制限復帰に伴い高騰の一途をたどっていた。
街のカードショップでは凄まじい高価を付けられたこのカードがショーケースから決闘者たちを見下ろすか、
買い取り募集の札を身代わりに姿を消しているかのどちらかである。
それほどまでに彼が環境に与えた影響は絶大だったのだ。
なんという金食い龍なのか……。
もう、決闘者のサイフポイントはゼロよ!!

とはいえカードプールの増加によって以前ほど必須ではなくなった上、「GOLD BOX」や「レアコレ」でばら撒かれたので、レアリティに拘らないなら安価で買える。
前述の英語のDT版も全盛期からすれば最安値の頃では1/3ほどの値段で買えた。*3
2021年時点では様々な稀少・海外版カードの需要が高まったこともあり、ショップよりも比較的安く手に入りやすいネット上では20,000円を越えて取引されている
更に2020年から海外版レギュラーパックでは日本でプリズマティックシークレット登場により特典パックの封入仕様が変わったように海外版では1st版にのみ
封入されるスターライトレア枠に人気の高いカードが復刻され、海外版ブレイジングボルテックスではトリシューラが選ばれ約100,000円で取引されている。

なおレアコレでばら撒かれた際にコレクターズレア仕様が登場したが長らく日本だけの仕様だったために海外では存在しない。
一方海外では公式大会配布パックにレリーフ仕様で再録されたが逆に日本ではレリーフで再録されたことがなく存在しない。


【トリシューラのシークレット】

ただし他のカードでも人気のあるシークレット仕様については2020年では6種類が存在。
それぞれテキスト・カード仕様が異なっており2020年11月時点での価格もかなり違っている。

 【番号】 【カード・パラレル仕様】   【平均相場】
  • DT08版  7期仕様・斑点状のもの     10,000円前後
全盛期には10,000円前後まで行った高嶺の花だったDT08版だがその後の規制やルール変更、環境の変化などもあり一時期は4,000円前後という時もあった。
だが2020年になってから他の稀少カード共々徐々に値段が高騰し始め、いつの間にか全盛期と変わらない値段にまで戻ってしまっている。
なお全盛期にはウルトラレアも5,000円近い値がついていたがこちらについては値崩れ後大きな変化はしていなかったがこの余波で徐々に値上がり中である。

  • TRC版   9期仕様・パラレル無し      1,000円前後
  • 20CP版  10期仕様・パラレル無し      1,000円前後
どちらも共通するのはパラレルなしのシークレットという点、TRC版は最高3,000円ほどまで行った時期もあったが他のシークレットに比べると魅力が薄いからか値崩れしていき
更に20thシークレット配布キャンペーンの20CP版が流通したことで一時期500円ほどまで値崩れを起こしていた。
現在はルール改定なども影響してか制限カードにも関わらず徐々に値上がり傾向。
なおTRCにはコレクターズレアが同時に収録されたがシークレットの下落で価格が逆転し、現在もコレクターズレアのほうが高い傾向にある。

  • 20CP版  10期仕様・20thシークレット    30,000円前後
大人気の20thシークレット仕様で登場、当初は10,000円以上の値が付いたが流通数の多さと環境的な需要も低かったことから値下がりし6,000円前後という時期もあった。
その後シンクロモンスターの復権や人気の20thシークレット高騰などもあり、徐々に市場から姿を消したことから値上がりしている。

  • SD40版  11期仕様・三角形を不規則に散りばめたもの 500円前後
収録ストラクではウルトラ収録はなくスーパーパラレルの中から1枚がランダムでシークレットとして収録された。
元々端末世界系でもシークレットの種類が多かったがこれによりデュエルターミナルで登場したパラレル仕様でのシークレットは網羅した。
編集時点ではまだ登場したばかりで市場への流通数も多いため最安値となっているが今後は未知数である。

  • DTC03版  8期仕様・正方形状のもの    100,000円以上
リリース当初は禁止カードにも関わらず高かったが全盛期ほどのものではなかった、制限復帰するもシンクロが環境から遠のいていたことなどもあり下落の一途をたどっていた。
大きく変化したのは準制限復帰になったことでトリシューラの中でも後述のようなこともあり高騰、長らく50,000円前後で取引され再び制限になっても大きな変動はなかった。
その後他の稀少カード高騰でこのカードも注目され稀少さから価格が高騰してしまった。
なおDTCは初期傷があるものが散見され価格はそう言った傷がほとんどない美品の価格である。


【クロニクル版シークレットについて】

全盛期を遥かに超えた値段になっているクロニクル版については、クロニクル自体がそれまでのDTで新規収録されたカードの再録弾で
新規カード無しだったためユーザーのDTに対する興味が薄れ、DT自体も2013年3月31日付でオンライン関係サポート終了が告知され、
撤去が始まりはじめた2012年11月と末期に再録弾が発売された。*4

クロニクル版のシークレット封入率が14弾までの1/200から2/200になり一見手に入れやすくなったように見えるが、
トリシューラ新規収録だった8弾と比較してもシークレットがあるカードが前者は5種に対し後者は16種と増えており、入手が困難になっていた。
更にこのクロニクル版に再録された頃はよりにもよってトリシューラが禁止カードだった。

元々鬼畜な封入率に禁止カードが封入されるのはユーザーからクレームが出る可能性があり、ショップからは高額カードから一転して
禁止により買取増加で不良在庫と化した店も少なくなく需要が少ない、意図的に数が減らされたために流通数が少なく更に上記のような
販売環境も相まって高騰しているのではないかと考えられる。
なおこのクロニクル版の正方形パラレルはクロニクルでしか採用されず、同様に流通数が多くないためか他にも高値で取引されているものが多い。

上記はあくまで加筆者の推測である、市販品であったため大会配布や抽選品のような生産枚数などは明らかになっていないが、
例として1万枚配布された光の創造神 ホルアクティと比較してもその流通数は多くなく、実際その手のカードと大差ないほどしか存在しない可能性がある。
ただ2020年時点では稀少さが知られるホルアクティとは倍以上の価格差が付いている。


【アニメにおいて】


このカードをデュエルで使うキャラクターはおらず、さすがの鬼柳さんにも使用されてはいない。

ただし、VSチーム太陽編にて
“都会人が持っている超レアカード”みたいな感じで3秒くらい登場。

でも「趣味じゃない(笑)」と言われてテーブルにポイされてしまった。
都会は違うのね…………。

てか、趣味じゃないならそいつをこっちに寄越せ!!



【ネタ】

全盛期のトリシューラ伝説
  • シンクロキャンセルは親友
  • 1シンクロ6枚除外は当たり前、1シンクロ10除外も
  • 先攻トリシュサンレンダァ頻発
  • 1体目で相手のサレンダァ頻発
  • 後攻リアルファイト頻発
  • 一体で先攻ワンキルも日常茶飯
  • フィールドに立つだけで相手プレイヤーが泣いて謝る
  • あまりに悪用されすぎるから制限
  • 緊急脱出でバウンスされエクストラに帰る方が早かった→再降臨→ヒャッハー
  • 鼓動だけで(端末)世界が一度壊滅したことは有名
  • 2011のGSにて三本柱の一角に引導を渡す
  • 遊戯王ZEXALのファイルの裏側にでかでかとトリシューラさん
  • 2010/9/1 氷結界に封印
  • 封印されてる間にヴェルズ化
  • 2012/3/1 死去
  • 2013/9/1 復活
  • コスプレ登場
  • 2019/7/1 初の準制限
  • 2019/10/1 9年ぶりに無制限
  • 2020/4/1 再び制限に


余談だが鬼柳京介役の小野友樹さんのインフェルニティデッキにも搭載されており、
そのシンクロ口上が項目冒頭の厨二……もといカッコイイ台詞である。

一応擁護すると口上は神話のトリシューラを元にしている為、強ち間違いではない。

現実のOCGや声優さんとは密接な関係にあるものの満足さん自身との関係は無いので実際に聞くことはまず無いだろうと思われていたが
仮スマ動画においてまさかの登場を果たす。トリシューラファンなら必見である。


【DT世界での活躍】

かつて封印されていた氷結界の三大龍の1つ。
魔轟神(獣)勢力に対抗するために氷結界たちは多大な犠牲を払いながらも、
かの地に封印されし古の龍ドラゴンその最後の1体「トリシューラ」を目覚めさせる。

しかし永き刻を経て蘇った龍トリシューラは、全てを破壊しつくさんと暴走してしまいさらに状況を悪化させてしまった
更には「ブリューナク」「グングニール」の二龍も暴走を開始。
このモンスターを復活させたためにDT世界は時の歩みを止めたとされている。

つまり第一期の事実上ラスボス

その後、氷結界を代々見守ってきた思念体であり、「氷結界の伝道師」の魂が昇華した存在である
『氷結界の神精霊』が、その身を引き換えとした封印術によって三龍を一気に再度封印
このおっさん強過ぎである。

しかし再封印されていた「トリシューラ」を含めた三龍だったが、
封印されて身動きできず力を発揮できなかったために封印中にヴェルズに侵喰されてしまう。

そのころリチュアが氷結界の鏡に宿る魔力を禁呪に転化し、
さらなる力を手に入れるために氷結界の龍達を再び封印から解き放つ。

しかし、龍たちは既に邪念(ヴェルズ)に侵されており、再び世界の全てを破壊し尽くそうとするのだった――。


……と、この通りトリシューラが出たら大体世界終末待ったなしである。

DT世界のモンスターでトリシュによって凍り付かないモンスターは「アポクリフォート・キラー」と「カーネル」くらいであり、
その他、ほとんどのモンスターが凍り付き、その時を止められる。

その力を一件制御出来てそうに見える影霊衣も出た瞬間から「暴走フラグ」「何時悪堕ちするんだろう」
「水属性エルシャドールって絶対トリシュだよね」と散々な言われよう。(実際はリリスだったけどね)*5

冗談交じりに「トリシューラを一番制御出来るのは氷結界じゃなくてインフェルニティ」と言われるぐらいである。
実際鎧になった後はハンドレスコンボの前には無力だし。

ちなみに3DS配信ソフトの最強カードバトル!では、氷結界シリーズの最高レベルのデッキにこいつがエースモンスターとしてデカデカと描いてあるのだが
スタッフのミスによりレベルの関係で絶対に召喚することができない。
とは言えデッキが殺意に溢れすぎているストーリーのラスボスが召喚してくるのでゲーム内での存在感がないわけではないが…


【LEGENDARY DRAGONS】

ヴェルズ化したり、コスプレになったりしたトリシューラだが10期になって…


氷獄龍 トリシューラ
融合・効果モンスター
星9/水属性/ドラゴン族/ATK2700/DEF2000
カード名が異なるモンスター×3
このカードは自分の手札・フィールドのモンスターを素材とした融合召喚及び以下の方法でのみEXデッキから特殊召喚できる。
●自分フィールドの上記カードを除外した場合にEXデッキから特殊召喚できる(「融合」は必要としない)。
(1):元々の種族がドラゴン族のモンスターのみを素材としてこのカードが特殊召喚に成功した場合に発動できる。
自分のデッキ・相手のデッキの一番上・相手のEXデッキの順に確認してそれぞれ1枚ずつ除外する。
このカード名のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

なんと融合モンスターとなって登場。
召喚手段は融合を使う場合と融合なしで特殊召喚すると2通り。
逆にそれ以外の例えば『龍の鏡』の墓地融合や未来融合によるデッキ融合は不可能。

指定素材は緩く、トークンも素材にできる。
ドラゴン族のみを素材にする場合でも特殊召喚の手段が多くサーチ手段も豊富なため召喚条件自体は緩い。

しかし場に3体の素材、手札からだとプラス融合魔法が必要になり、緩くともやや重い。
自分フィールドに指定されてるため、超融合で相手モンスターを吸うこともできない。
自分の場の場合は使えるのでトークンなどを素材にしてアド損を減らすように心がけたい。

効果はドラゴン族のみを素材にした時にしか発動しないが、自分デッキから選んで除外と封印の黄金櫃、あるいは除外版おろかな埋葬とも言うべき効果。
たんに除外するだけなので帰還等の利用手段が必須。
相手デッキからの除外はデッキトップの除外で唯一選んで除外することができない。
相手EXデッキも選んで除外するため、ピーピングができる。
1枚除外しピーピングで得た情報アドからさらに浮幽さくらで除外するなど、情報アドを生かしたい。

デッキへの干渉はすさまじいが元のトリシューラとは異なりフィールドへの干渉力は一切なく、同じ感覚では使えない。

フィールド除外から特殊召喚する場合、多くの場合は同じ素材でリンクモンスターの展開も可能で、そっちのほうがアドバンテージを稼ぎやすい。
いっそのこと召喚条件が緩いことを生かし、トークンから特殊召喚できるバニラと割り切って使うのも手である。
この場合レベルや守備力を持ってる点がリンクモンスターとの差になる。

『デッキからピンポイントで除外』『エクストラデッキのピーピング』効果は現状珍しいので、そこを活かすドラゴン族テーマがくれば化けるかも。
???「呼ばれた気がした」

ついでながら、氷結界の名も完全に捨て去った。
氷結界の名を関するときから相性は良くなかったが、氷結界は絶対的にドラゴン族が足りないため相性は最悪である。


【凍獄の氷結界】

2020年ストラクチャーデッキ商品化人気投票で1位を獲得した氷結界のストラクチャーデッキで新たなトリシューラが収録された。

氷結界の還零龍 トリシューラ
シンクロ・効果モンスター
星11/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
相手フィールドのカードを3枚まで選んで除外する。
(2):S召喚したこのカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
自分のEXデッキ・墓地から「氷結界の龍 トリシューラ」1体を選び、攻撃力を3300にして特殊召喚する。
相手フィールドに表側表示モンスターが存在する場合、
さらにそれらのモンスターは、攻撃力が半分になり、効果は無効化される。

元祖と同様の対象を取らない除外であるがフィールドのカードのみとなっている。
他の効果も考慮すると元祖とは違う使い方が要求される。
相手によって破壊された場合に元祖を攻撃力3300で特殊召喚できるものの、シンクロ召喚扱いにはならないため元祖の効果を発動することはできない。
当然破壊しない除去では特殊召喚もできないため過信は禁物。
その代わりに攻撃力強化だけでなく相手は攻撃力半減・効果無効の弱体化ができるため攻撃力6600までのモンスターは戦闘で除去可能という点はなかなか侮れない。
指定素材はトリシューラと同じであるがレベル11になったため元祖トリシューラとは構築を変える必要がある。
情報が出た当初は汎用シンクロとしてはいいものの肝心な氷結界で出すことが難しかったが、新規で登場した氷結界の依巫のおかげで比較的展開しやすくなった。

攻撃力が3300になったのは罠カード「天龍雪獄」で対峙したドラグニティナイト-アスカロンが攻撃力3300で相打ちに持ち込めるためと推測される。
アスカロンも後続を召喚する効果を持ち攻撃力3000以下の指定こそあるがシンクロ召喚扱いとなるため効果を発動できる。
実際はアスカロンを弱体化と無効化により一方的にトリシューラで戦闘破壊することが可能。

ちなみに端末世界系でレベル11のモンスターはこのトリシューラを除くと2020年時点では創星神のsophia・tierraしかおらずかなり特別な扱いを受けている。
またレベル11シンクロモンスターとしては星態龍・骸の魔妖-餓者髑髏に次いで3体目、素材にチューナー以外に2体以上の初のレベル11シンクロでもある。


【デュエルリンクスにて】

現在のところ、氷獄龍の方が先行で登場しており原種は未登場。
だが、小野祐樹氏によると、氏の考案した冒頭の召喚口上が満足さんのセリフとして実装されているとのこと。


【余談】

  • レギュレーションによって使用可能枚数の振れ幅こそあるものの、初登場から10年ほどたった現在で見ると禁止だった期間は僅か1年6カ月だったりする。




このカードがS召喚に成功した時に発動できる。この項目に対して追記・修正・編集をそれぞれ1回まで行うことができる。


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最終更新:2021年02月09日 15:19

*1 直後シャドールで暴れてしまい直ぐに制限に戻った

*2 それでも禁止カードとしては割と高価だったが。

*3 海外のDTはウルレアのみでシークレットが存在せず、一部の希少なものを除きウルレア自体があまり人気が高くないことも影響している

*4 DT自体はサポート終了後でもオフラインでの稼働は可能であったが本命であるカード販売終了とクロニクルから再録続きでサポート終了前に撤去や稼働停止した店もあった。

*5 ただしストーリー解説ではリリスはトリシューラの影法衣の力で封印されたエルシャドール・シェキナーガを取り込んでおり、属性・ステータスはトリシューラと同じになっているのでトリシュは間違っていない

*6 再録回数は多いもののシークレットでの収録数は計6種と意外と少なく、うち初期絵は4種である

*7 2020年までは3種だけだったが2021年に発売されたプリズマティックアートによって一気に4種増え計7種となった

*8 これらもプリズマティックアートによって一気に4種増えた、ただしオッドアイズはアジア版のみの初録シークレットを含めた数、それを差し引いても8種ある

*9 上記同様にプリズマティックアート収録によってそれぞれ4種ずつ増えた、なおスターダスト・オッドアイズ・幽鬼うさぎ・灰流うららは初期絵での数では6種とタイである。