邪電王国ネジレジア

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邪電王国ネジレジア - (2016/05/25 (水) 22:00:34) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2016/05/25 (水) 21:57:17
更新日:2023/08/17 Thu 22:51:50
所要時間:約 9 分で読めます




電磁戦隊メガレンジャーに登場する敵組織の名称。


【概要】

ネジレ次元と呼ばれる捻じれた異次元に位置する円盤状の要塞、デスネジロを拠点に三次元の世界を醜く歪め、侵略を目論んでいる悪の王国。
ネジレジアの支配者である邪電王ジャビウス1世により司令官に任命された科学者、Dr.ヒネラーを筆頭として地球に構成員を差し向け、人類に攻撃を続けている。

第1話では戦艦ネジクラッシャーと幹部のユガンデ、戦闘員のクネクネと共に連邦科学研究所へ突然進行し
自分達に対抗する戦力を破壊すべく無差別攻撃を仕掛け施設を壊滅に追い込んだが、メガシャトルの脱出を許してしまい
第2話ではそのメガシャトルが巨大ロボットのギャラクシーメガとなり、ネジクラッシャーは破壊されてしまった。
以後は戦艦等を用いた大規模戦闘ではなく、行動隊長のユガンデやネジレ獣を筆頭に、直接地上に出て遂行する作戦でメガレンジャー達に挑むようになった。

登場人物の名前の由来は、「捻る」「絞る」など捻じれる現象を指す動詞から取られている。


【構成員】

Dr.ヒネラー 演:森下哲夫
ネジレジアの地球進行に伴い司令官に任命された科学者。名前の由来は「捻る」から。

人間を不完全な存在と見下し、たとえ味方でも作戦の為に謀殺する事もある冷酷な性格。
だがユガンデやシボレナにだけは家族のように接し、ユガンデがギレールに嵌められた際は謀殺に追い込むほどの怒りを見せた。
直接最前線に赴く事はほぼ無いが、ネジレ獣やサイコネジラー、果ては後述する悪の戦隊まで様々な生命体を生み出すほどの科学力を持っている。

その正体は自身も忌み嫌っている人間の科学者だが、実験の失敗に伴う世間からのバッシングにより悪に堕ちた過去を持つ。
ちなみにスーパー戦隊シリーズでは顔出しの男性悪役の類がヒネラー以降登場しなくなったが、轟轟戦隊ボウケンジャーの大神官ガジャにて9年ぶりに顔出しの男性悪役が再登場した。

◆ユガンデ CV.鈴置洋孝
ワイヤーフレームのような体を持つ、Dr.ヒネラーに作られたネジレジアの行動隊長を務めるロボット戦士。
名前の由来は「歪む」から。

目からビームや念力光線を発射し、ダークサンダーと呼ばれる剣を装備している。
ホログラムを投影させて分身攻撃を仕掛けることも可能であり、何度もメガレンジャー達を苦しめた。
ヒネラーへの忠誠心は強く、彼の野望を実現させる為に戦い続けている。

本編中で三度に渡る強化改造を受けており、第8話にして早々に敗れた際は右腕と右肩が大型化したユガンデ・リライブに
ギレールに嵌められ瀕死の重傷を負った際には、第33話で強化改造された剣のダーククライシスを装備するようになったユガンデ・ストロングに。
第50話では最後の戦いを仕掛けるべく、副作用を伴う装置で更なる強化を図ってメガレンジャーを追い込んだものの、副作用により肉体の弱体化を許してしまい、倒されてしまった。

ギレールに盾にされたり傷ついた状態でネジレンジャーに襲われるなど、どこか不運な一面も持ち合わせている。

◆シボレナ 演:城麻美
青いビキニアーマーが特徴のDr.ヒネラーに作られた女性型アンドロイド。名前の由来は「絞る」から。

参謀の役割を担っており、戦闘の際には剣や変装を駆使する。ユガンデと同様ヒネラーへの忠誠心は強いが
反面子どもを利用するなどの卑劣な作戦も行うことが多く、その過程で対立したメガイエローを敵視している。

人間を嫌っているはずのヒネラーに人間に近い状態で開発された彼女だが、原形となったのは彼の実の娘である鮫島静香で
その影響もあってかヒネラーの事は父のように慕っている。最期は第50話にて、バーニングユガンデを庇って致命傷を負って帰還し、ヒネラーの前で力尽きた。

◆ギレール CV.仁内建之
ジャビウスⅠ世直属の部下で、第19話にてネジレジア本国から派遣されてきた。体の一部がミイラ男を思わせる包帯を巻いたような体になっている。
その作戦には卑劣な手口も目立ち、価値観の相違からかユガンデとは対立する機会も多い。

ユガンデを捨て駒に使う作戦に手を出したことからDr.ヒネラーの怒りを買い、未完成のネジレジゲンカプセルを飲んだことで
肉体は強化されたが理性を失って暴走する副作用が働き、醜い暴走形態への変貌を遂げる。
最期はメガボイジャーのボイジャースパルタンで敗退し、結果的にヒネラーに謀殺される最期を迎えた。

◆ビビデビ CV.関智一
Dr.ヒネラーに生み出された皇帝になった皇子球状の体を持つ生命体。手足とドリル状の角、羽を有した小悪魔キャラ。語尾に「○○デビ」と付くのが口癖。
ネジレ獣に噛みつくことで巨大化ウイルスを注入し、ネジレ獣を巨大化させる役割を担っているが、一度だけ灰になったサイコネジラーを吸いこんで吐き出す形での巨大化を行うこともあった。

口からエネルギー弾を発射するビビデビームが武器だが、あまり使用されない。
出番は少ないが自力でネジレ獣を作ることも可能。

本編中ではいつの間にか居なくなっていたが、{{実はグランネジロスの爆発と共に運命を共にしており
その際宇宙空間にシボレナと同系統のアンドロイド、ヒズミナを逃がしていたことがギンガマンVSメガレンジャーにて明らかとなった。}}

邪電戦隊ネジレンジャー
第38話から登場した、Dr.ヒネラーが鮫島博士時代に提唱した強化スーツ理論を応用して造られた悪の戦隊5人組。
戦闘力は非常に高くメガレンジャー達も苦戦したが、反面チームワークは乱れており、終いにはそれが原因で劣勢に立たされる事態にもなった。

全員が同じ色のメガレンジャーを狙うように設計されていたが、それを逆手に取られてメガレンジャー側のスーツ色の統一
そして架空のネジレンジャーであるネジシルバーになり済ましたメガシルバーの出現に混乱し不利に立たされるなど、結局その特性は逆効果となった。

彼らの肉体はジャビウスⅠ世の細胞から作られており、彼らが攻撃されて弱ることはそれに連動してジャビウスⅠ世も弱る仕組みでもあり
ネジレンジャーが戦闘不能になるとそれに連動して、ジャビウスⅠ世も滅びる運命に…。
だが彼らを切り捨ててしまったがために、後にヒネラーにとって重要な計画も頓挫する結果となった。

最終的に彼らはメガレンジャー打倒とジャビウスⅠ世の謀殺の両立を実現させる為の、捨て駒でしかないことを示した。
だが肉体は滅んでも魂だけは生き残っており、終盤に登場したダイスオーヒネラーシティの装置で復活を果たてヒネラー達に襲い掛かった。
そして「メガレンジャーを倒すのは俺たちだ。」と言わんばかりにカード化されたメガレンジャーを復活させたものの
最期はメガシルバーの案で彼ら自身がカード化され、崩壊するヒネラーシティと運命を共にした。

ちなみにネジイエローの人間態として登場した少女は、当時子役として活動していた大島優子である。


◆邪電王ジャビウスⅠ世 CV.大友龍三郎
ロンダーズファミリーネジレ次元の支配者。本来はエネルギー体に包まれた体だが、ヒネラー達の前では眼球のみが投影されている。
前線に出ることは無く、作戦の失敗が目立つようになるとヒネラー達に発破をかけている管理職のような存在。
眼球しか映らない謎の存在だが、頭痛薬を服用できる。

最期はネジレンジャーと連動する形で消滅し、その体の核となっていたジャビウスハートはヒネラーに利用されることになった。



【戦力】

◆ネジレ獣/サイコネジラー
ネジレ科学と呼ばれる技術で生み出される怪人。様々な生物や植物の遺伝子を組み合わせたカプセルをネジレ魔法陣と呼ばれる装置に置き
シボレナが魔術を詠唱することで生み出される。Dr.ヒネラーが作成を担当しているが、ビビデビが作ることもある。

大半が動物をモチーフとした個体となっており、たまに薔薇や珊瑚などの植物を象った個体も登場し
第45話のトゲバリネジラーからは無機物か、ないしは特定の生物や物体をモチーフとしない個体が登場した。

第3話以降からメガレンジャーに敗退した後はビビデビが噛みついて巨大化ウィルスを流し、巨大化されてロボットとの戦闘に持ち込まれる。
名称は「○○ネジレ」で統一。

第33話からは機械的な能力を付与し、ヒネラーがキーボードを演奏することで生まれる強化型のサイコネジラーが登場した。

◆クネクネ
クネクネした動作が特徴の戦闘員。人間に変装することも可能で、アパートの住民全員がクネクネという変わった作戦も任された。
第14話ではリーダー格のボスクネクネも登場したほか、ボスを素体に多数のクネクネが合体したキングクネクネも登場した。

◆戦艦ネジクラッシャー
ネジレジアが所有している巨大戦艦。
エイネジレの母艦としても活動していたが、第2話でギャラクシーメガに破壊されて以降は登場していない。

◆デスネジロ
ネジレ次元に位置する、ネジレジアが地球侵略の拠点としている移動要塞。要塞前部にビームを発射する砲台が備えられている。
最終決戦では巨大ロボット・グランネジロスに変形し、再生能力や剣先から発射するビームでメガボイジャーの左腕を落とし、メガレンジャー達を追い詰めた。






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