ギャラクシーメガ

登録日:2010/01/27 Wed 16:37:02
更新日:2025/01/28 Tue 14:31:04
所要時間:読めるぞ!約 11 分の項目




※推奨BGM:「電磁戦隊メガレンジャー」


街に出現したネジレ獣。それを追い詰める俺達。

だがその前に、敵の巨大戦艦が立ちはだかった!

メガレンジャー!最終プロジェクト発動だ!!


電磁戦隊メガレンジャー!


見てくれ!        
俺たちのギャラクシーメガ








電磁合体!!


「ギャラクシーメガ」とは、スーパー戦隊シリーズ第21作『電磁戦隊メガレンジャー』に登場する巨大ロボ。初登場は第2話。
アメリカで放送された『パワーレンジャー・イン・スペース』での名は「アストロメガゾード」。


見てくれ!
俺たちのギャラクシーメガ


全高:55m
重量:20000t
出力:5000万馬力
パンチ力:20メガトン
キック力:100メガトン
主動力:イオノパルスシステム

テーマソング:「電磁合体! ギャラクシーメガ」(歌:風雅なおと)

同作の一号ロボで前半の主力。宇宙で『電磁合体』した後、大気圏突入という派手な登場の仕方をする。
途中で大気圏内で合体する、というバンクも作られた。
青い巨体と胸に輝く赤いMマークが特徴。

後に二号ロボにあたる遠隔操縦ロボ・デルタメガ(アメリカ名「デルタメガゾード」)と『超電磁合体』することでスーパーギャラクシーメガ(アメリカ名「アストロデルタメガゾード」)となる。


発進!
I.N.E.T.のスペースマシン

  • メガシップ
全長:37m
重量:20000t
最高速度:マッハ24(大気圏内)

メガレンジャーの所属する「I.N.E.T.」の保有する宇宙ステーション。
内部には100名程のI.N.E.T.隊員が勤務するが、そのわりに規模は意外に小さい。
何故かUFOみたいな形状をしている。
武装は2連装の『メガパーティクルキャノン』で、邪電王国ネジレジアの戦艦ネジクラッシャーと互角に渡り合えるほど。
機体にはシールドシステムも内蔵しており、ネジレジアの攻撃のみならず、位置探索から防御することも可能。


  • メガシャトル
全長:11m
重量:150t
最高速度:マッハ3(大気圏内)

普段は地球との連絡に使われるスペースシャトル型宇宙船。メガシップ内に格納されている。


なんとこのギャラクシーメガ、機体を構成するのは上記の二機だけである。

歴代戦隊一号ロボの構成メカでは稀に見る少なさである。しかも、メガシャトルが構成するのは頭部のみ。そこ以外全部メガシップが構成する。


……殆ど変形ロボである。


決めるぜ!
ギャラクシーメガの必殺技

  • メガサーベル
白銀の柄と刃が一体化した長剣。
そこから放つ必殺剣は無数のパターンがある。

メガフライングカッター:空中に跳躍しサーベル部にイオノパルスパワーを収束させて縦に一刀両断する技。一番使用頻度が多いのはこれ。
メガクロスカッター:×の字を描くように斬り裂く技。
メガサイドカッター:巨大ネジレ獣に向かってダッシュしながら横一文字に斬り裂く技。
メガストレートカッター:メガサーベルで巨大ネジレ獣の肉体を刺し貫く技。
メガフラッシュアロー:イオノパルスパワーで刀身を包んだメガサーベルを敵に投げつける技。ソードビッカー電光剣ロケッターみたいだと言わない。
メガダッシュカッター:ブースターの出力を最大にし、そのまま敵に超高速で突撃し斬りつける技。その威力はネジクラッシャーをも破壊するほど。
ギャラクシーランス:メガサーベルの刀身部からイオノパルスパワーで槍状に構成、そのまま巨大ネジレ獣を貫く技。 ネジレジアの移動要塞であったデスネジロを一撃で破壊した。
メガハングカッター:メガサーベルで敵を刺し貫き、そのまま上に持ち上げる技。
サーベル電磁ムチ:メガサーベルの刃の部分からイオノパルスパワーを放出し電磁ムチ状にして巨大ネジレ獣を拘束する技。「サーベル電磁ヘビ」という応用技もある。

  • ブースターライフル
ギャラクシーメガの使用する大型銃。これで巨大ネジレ獣を倒した事もある。フリーズモードで冷凍ガスも発射可能。
メガシャトルとドッキングすることでブースターモードとなり、大気圏突破が可能となる。

  • メガシールド
円盤状の。巨大ネジレ獣の攻撃を防御するだけでなく、合体後の大気圏突入にも使われる。
プログラムを組み込んで光線反射機能を持たせる事も可能。


ウソだろ?
ギャラクシーメガ量産計画

当時、メガレンジャーおよびバンダイスポンサー番組内で放送されていた「電磁合体 DXギャラクシーメガ」のCMではなんと、

量 産 さ れ て い る 。


超巨大ファクトリー内でベルトコンベアーに乗せられ、流れ作業的に建造され、電飾ギミックを点検される一号ロボ……。

シュールにも程がある。


石原慎一が熱唱する、
「GO!GO!デルタメガ~♪」の「超電磁合体 DXスーパーギャラクシーメガ」や
「行くぜボイジャ~マシ~ン~♪」の「銀河合体 DXメガボイジャー」のインパクトに霞みがちだが、
こちらのCMも必見といえる。


頼むぜ!
新ロボデルタメガ


プログラム、作動しました。

バトルライザーによる音声入力が可能です。
キーワードは、デルタメガ・インストール。デルタメガ・インストール。


バトルライザー!

デルタメガ、インストール!!


全高:43m(シャトルモード)→50m(ロボモード)
全幅:38m(シャトルモード)→23.5m(ロボモード)
重量:15000t
スピード:マッハ28(大気圏内)/光速の36倍(宇宙空間)
出力:2500万馬力
キック力:40メガトン

メガレンジャーの2号ロボに該当するのが、このデルタメガ
ギャラクシーメガのサポートロボで、
第20話にて二体に分裂したネジレ獣ワニネジレに苦戦するギャラクシーメガを救うために出撃する。
第19話にて投入されたブレス型パワーアップツール『バトルライザー』からの音声信号を受け行動する自立型で、
基本的にコックピットは搭載されてはいないが、メガレンジャー五人が入り切れるほどの空間はある模様。

I.N.E.T.の技術班チーフ兼ロボのメンテナンス・修理担当たる川崎省吾の父・川崎博士が戦闘プログラムを開発しており、
その名の通りデルタ形状のシャトルモードからロボモードに変形。
シャトルモードでは二門のレーザー砲で攻撃し、ロボモードでは両腕のマニュピレーターを『ガトリングブラスター』に変形させ、毎分3000回も高速回転させネジレ獣を狙い撃つ。

なお、システムトラップとして機体内には起動用プログラムディスク挿入口が二個も施されており、正しくない方にディスクを入れると自爆プログラムが発動、たちまちデルタメガが自爆してしまう仕組みになっている。
健太は起動方法を聞く通信の不調から勘で起動するはめになっており、一歩間違えれば宇宙の塵となっていただろう…。

普段はメガシップの下にいつの間にかできていたスペースドックで待機しているが、I.N.E.T.が月面基地に活動拠点を移して以降はそこに格納されている。

終盤、バーニングユガンデの襲撃時にギャラクシーメガ・メガウインガーとともに応戦するも、バーニングブレイドの一撃でバラバラに大破してしまったため、最終決戦にもVシネマ『星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー』にも参戦できなかったが、
Vシネマ『百獣戦隊ガオレンジャーVSスーパー戦隊』にて復帰。
ガオライオンの雄叫びを受け、24の歴代レッドが駆るメカと共に駆けつけ、二門のレーザー砲『デルタレーザー』を放ちはぐれハイネス・ラクシャーサを攻撃した。

今こそ!
命をかけた超電磁合体


!!


完成!スーパーギャラクシーメガ!!


第21話にて、ギレールの策略によりに強奪され、デスネジロから放つ誘導電波により操られたデルタメガを奪回するため、
ギャラクシーメガは超電磁合体を敢行、スーパーギャラクシーメガとなり奪回に成功する。
そのスペックは以下の通り。

全高:65m
重量:35000t
出力:6500万馬力
キック力:40メガトン

テーマソング:「最強! スーパーギャラクシーメガ」(歌:山形ユキオ)

バトルライザーをコックピットのコンソールにセットし、『03』ボタンを押すことで合体開始。
超電磁合体時には両機ともにメカ形態に分離・変形しながら大気圏突破、
ギャラクシーメガに再合体後、その誘導電波を受けたデルタメガが分離し合体パーツを構成。
通常のギャラクシーメガ同様、胸に輝く赤いMマークが特徴だが、
黒い巨体と巨大な両腕部と両脚部、そして両肩に施されたガトリングレーザーも目立つ。
三角状のヘッドギア部にはメガレンジャーのマークと、操縦する五人のカラーが施されているのも目を引く。

ガトリングレーザーの威力はデルタメガ時の3倍も誇り、状況に応じてはブースターライフルも使用する。
最大の必殺技はコックピットにあるバトルライザーの『01』を押して発動するロケットパンチ『スーパーギャラクシーナックル』
発射時には不規則な動きが目立つが、威力は抜群だ。
第31話では省吾がI.N.E.T.研究所で組み立てた強化プログラムで、燃える炎を放ちながら超高速回転で突撃する超電磁スピン『ビッグバンアタック』を放つが、マッドギレール撃破には至らず、その細胞から分裂獣ギギレを生み出すという結果を出してしまい、窮地に陥ってしまった。

第43話にて省吾らの懸命な作業で戦線復帰。
クリスマスイブ決戦時にメガボイジャー、メガウインガーと共に合体技『トリプルメガスパルタン』を放ちネジファントム、ネジヴァルガー、ネジソフィアを撃破した。

しかし第50話ではデルタメガを破壊したバーニングユガンデに挑むも、敗退して機能を停止してしまった。ユガンデのネジリアクターの副作用により彼の巨大化が解かれたため破壊されるには至らなかったが、修理が間に合わず最終話では戦いに参加出来ず仕舞いとなった。


ビックリ!
パワーレンジャーのメガシップ

パワーレンジャー』において、メガレンジャーに該当する『イン・スペース』では主な舞台が宇宙なのでメガシップ(アメリカ名「アストロメガシップ」)はアンドロスメガレッド)の母船となり、彼を含めたレンジャーの拠点としても活躍している。
内部の様子はスターウォーズとかのSF映画によく出てくる感じのもの。
サポート用の女性AIも組み込まれていたり、アンドロスの親友ゼイン(メガシルバー)が冷凍睡眠されていたりします。
メガゾード形態(パワーレンジャーにおける共通のロボ形態)になる際にはシャトル(アメリカ名「アストロメガシャトル」)との合体を有するが、このシャトルは『ターボ』最終回で、TJ(レッドレーサー兼メガブルー)ら4人がパワーレンジャーの指揮官的存在・ゾードンを救うため乗り込んだ地球のNASADA製スペースシャトルだったりする。よく異星のメカとドッキングできたな…とつっこんではいけない。

そして何故かギンガマンに該当する『ロスト・ギャラクシー』にもメインメカとして登場。
第1話にて、地球から遠く離れたイリノイ星へワープしたレオ(ギンガレッド)、マイク(黒騎士)、ケンドリクス(ギンガピンク)を追いかける為にカイ(ギンガブルー)が
博物館に寄贈されていたメガシップを強引に動かさせて以降、なし崩し的にレンジャーたちに使用されていた。
普段はレンジャーたちが守っているマクロス的な移民船コロニーの内部に停泊しているが、頭部となるシャトルが無いのでメガゾード形態にはなれない。
この中にはスペースレンジャー(メガレンジャー)のモーファー(デジタイザー。メガレンジャーの変身ブレス)が封印されており、第30話(シリーズ通算第323話)においてアンドロス達が再度装着。復活したサイコレンジャー(ネジレンジャー。データから復活した)と11対5を繰り広げた。
続く第31話(シリーズ通算第324話)ではシャトルを持ってきて再びアストロメガゾードに変形、しぶとく生き延びたサイコピンク(ネジピンク)と戦う。

そんなメガシップは、コロニーから避難する民間人を沈めようとする敵母船を止めるため特攻し自爆。壮絶な最期を遂げました。
ちなみにメガシップはアンドロスの私物だったのだが…まぁいいか。人助けの為だし。

その後、ガオレンジャーをベースにした『ワイルドフォース』のエピソード「FOREVER RED」では、歴代レッドが月に向かう為にアンドロスが2号機(アメリカ名「アストロメガシップMk-2」)を使用した。よく予備のやつを用意できたな…。原作側のバンダイCM「ギャラクシーメガ量産計画」が現実のものとなった。
サーペンテラー(大神龍、向こうでは敵の破壊兵器設定)が現れた際にレッドレンジャー達が「メガシップに戻るんだ!」という会話をしていた事からこちらもアストロメガゾードになる事も可能と思われるが、戻ってる間に地球が攻撃されてしまうためその描写は描かれなかった。
なおサーペンテラーはレッドライオンレンジャー(ガオレッド)のバイクの突撃で破壊されている。

まだまだ!
ギャラクシーメガその後の戦い

Vシネマ『星獣戦隊ギンガマンVSメガレンジャー』

終盤ブルタウラスと共に巨大化したグレゴリ艦長と魔獣ゲルマディクスに挑むが、圧倒的な戦闘力に苦戦。
ギンガマンのアースを受けたI.N.E.T.の人工衛星が魔獣要塞ゲルマディックを破壊され、結界が消えたことで五大星獣が帰還したことで形勢逆転。
五大星獣は超装光ギンガイオーとなり、ブルタウラスとの合体攻撃でゲルマディクスを撃破。
ギャラクシーメガもまた、メガストレートカッターを放ちグレゴリを倒すのだった。

映画『ゴーカイジャー ゴセイジャー スーパー戦隊199ヒーロー大決戦

人々の願いを受けたバリブルーンダイデンジンの玩具から歴代戦隊の一号ロボと共にギャラクシーメガが実体化。
大獣神と共に蛮機族ガイアークのチラカソーネと交戦した。
ジュウレンジャーとメガレンジャーは、アメリカにおいて初期パワーレンジャーの始まり(マイティモーフィン・パワーレンジャー)と終わり(パワーレンジャー・イン・スペース)を務めたシリーズつながりと思われる。



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最終更新:2025年01月28日 14:31