Are We Cool Yet?(SCP Foundation)

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Are We Cool Yet?(SCP Foundation) - (2021/08/21 (土) 12:07:35) の編集履歴(バックアップ)


登録日: 2017/03/21 Tue 00:24:28
更新日:2024/03/30 Sat 12:51:56
所要時間:約 8 分で読めます





Are We Cool Yet?


Are We Cool Yet?はシェアード・ワールドSCP Foundationに登場する要注意団体である。
略称は「AWCY?」。



概要

要注意団体と言っているものの、実際どこまで組織化されているかというと微妙なところである。
基本的に思想に共感した人が勝手に自分も作品を生み出すというのが特徴であり、
個人レベルでやってる者もいれば、共感者同士でサロンを作っている場合もある。
その実態はぶっちゃけ賛同する人が勝手に異常なアートを作ってるだけとすら言えるので、
財団世界的には凄く厄介な集団であることは間違いない。書き手にとっては逆に自由なので結構ありがたいんだけどね

基本的に「異常な性質を持つ芸術作品」を作り出し、それにいくつかのコメントの後、
「Are We Cool Yet?(俺たちはクールだったろ?)」と書き残す、というのが彼らのやり口。い、いいや全然!?
だがこの芸術はしばしば何らかのメッセージを有しており、その目的のために周囲に被害を齎すこともしばしば。
このためアートテロリストとして基本は捉えられる。
「芸術版ワンタメ軍団」という理解でもあながち間違っていないかも知れない。
ワンタメ同様基本は狂人でしかもこっちは作った後は無責任な上にたくさんの賛同者がいるので厄介極まりない。
上記特性からわかるように、ぶっちゃけ本来の団体名…否、運動名は不明。というかない可能性すらある。

ここからの分派がゲーマーズ・アゲインスト・ウィードだが、
AWCY?サイドからは正直GAWの実態を掴みきれていないようだ。まあそりゃそうだろうが。

賛同者の一部には蛇の手のメンバーもいるとされている。

本部以外でも各国支部で賛同者に財団は煩わされている。


Are We Cool Yet?のオブジェクトたちはクールだったろ?

SCP-1018 - The Thirst (渇望)

三体の痩せこけた石像。オブジェクトクラスはSafe。
一体は首の後ろを押すことで、後の二体は液体に触れることで異常性を発現する。

一体目は雨を降らせる。簡単に言えば後の二体を起動させるためのものである。
もう二体の内一体はまわりに子供の霊体らしきものを映し出す。
これらの霊体らしきものはこのオブジェクトが運び込まれた二ヶ月前に行方不明になった子供に酷似しており、
半狂乱になって水を要求している。だが霊体っぽいため水が飲めるわけもなく首を抑えてやがて崩れ落ちて消滅する。
三体目は「Are We Cool Yet?」のほか複数の似た音韻の言葉を繰り返す。

発見されたのは紛争地帯に水を送るチャリティパーティの開催地。
子供は一体どうやって調達したんですかね…?


SCP-1883 - Gamification (いえいえ他に目的なんてありません、あくまでゲームです)

スマートフォンOSで作動するアプリケーション。オブジェクトクラスはEuclid。
スコアとミッションが表示され、ミッションを「現実世界で」達成するとスコアを獲得できる。

が、最初のうちは「太陽に挨拶する。:1ポイント」とか「アイスクリームコーンを買ったあと、溶かす。そして残ったコーンを食べる。5ポイント」
といった楽なものなのだが、だんだん「銀行を襲う。 25セント硬貨だけを頂く。:150ポイント」とか
「貴方がもう死んでいる人間だと他の誰かに信じさせる。:0.5ポイント」、さらには
「黄色い犬を探して、蹴る。 :0ポイント」といった存在意義のわからない指令、
「お墓の中にあったものを食べる。:200ポイント」「ガラスの上を歩く。その際どのような騒音が出たのかを解説してみる。:90ポイント」
というハードなもの、「この指令を無視する。:21ポイント」「呼吸する。:マイナス200ポイント」と不思議になっていき、
しかもみんなたとえポイントにならなかろうが指令を実行したくなる。
なかには犯罪行為に及んだプレイヤーもいたようで。

骸骨は君の中にいつも潜んでいたんだ。
Are we cool yet?


SCP-2635 - Hot Potato (アッツアツのポテト)


おいおい、それはズルいよ。あなたたちはそれを誰かに渡して、皆で回すことになってるんだからさ! Coolじゃないね。

…CoolなのにHotとはこれ如何に。


SCP-173-KO - 조각공원 - 오리지널 (彫刻公園 - オリジナル)

常に30~40個の花崗岩などでできた彫刻が、「瞬間的に出現してはだんだん粉状に変化して消失する」謎の公園。
オブジェクトクラスはEuclid。

当初は時代の変化で人々の記憶から流行が忘れ去られる、というテーマだったようだが、
ある日以下の文章に変化した。

"公園"は、芸術がもはや永遠でもなければ、長くもない事を意味している。
人類は非理性的に加速していく忘却の急流を止め、昔日の太陽を再び思い出す必要がある。
Are We Cool Yet?


SCP-280-FR - Demain les Animaux (明くる日の動物たち)

アイルランドの道にある扉とその向こう側の異世界。オブジェクトクラスはEuclidで、脅威レベルは橙。

扉の向こうの世界は動物と人間の立場が逆転しており、
人間は家畜であり、人間は貨幣であり、人間はペットであり、人間は食糧であり、人間は材料だった。

役割は逆転する。
Et Maintenant, On Est Cools ?


SCP-368-JP - Are You Really Cool?

正確にはAWCY?の作品ではないが一応。
"クール"でない私は、それこそ彼らの求める人材では無いだろう。
AWCY?のやり方を芸術とは認めない男の最後の作品である。


SCP-892-JP - ミス・げいじゅつはばくはつだヴァンダリズムに反逆を

概要で芸術版ワンタメと紹介したと思うが、ワンタメ同様、やっぱり日本支部ではヒーローポジになりやすいようだ。
仮にもこっちはアートテロリストであり本部や各国支部のカノン的には悪そのもの…なはずなのだが、
ものを生み出す方面のGoIは日本では「日本生類創研」だの「如月工務店」だの「如来観光」だの「『博士』」だの枚挙に暇がなく、
ぶっちゃけAre We Cool Yet?の存在意義が日本支部では希薄になりやすい傾向にある(一応、池光子というAWCY?のメンバーもいたりするが)。

悪い形の「ものづくり大国・日本」

で、このSCP-892-JPはもともとは『博士』が作ったワンダーテインメントのリトル・ミスターズのパチモンで、
手に触れた芸術品を爆発物に変えてしまう異常な人型実体だった。

さすがのAre We Cool Yet?も、哲学もへったくれもない『博士』には腹の虫が収まらなかったようだ。

Are We Cool Yet? You Were Not Cool! :-P

うるさいくたばれバー―――――――カッ!!!





Are We Wiki-gomori Yet?
うるさい追記修正しろ'カ'ー―――――――'バ'ッ!!!


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