ぐだぐだイベント(Fate/Grand Order)

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ぐだぐだイベント(Fate/Grand Order) - (2019/07/16 (火) 23:55:00) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2019/03/17 (日曜日) 12:56:45
更新日:2024/03/09 Sat 16:57:23
所要時間:約 12 分で読めます




※この記事はイベントクエスト(Fate/Grand Order)およびコラボイベント(Fate/Grand Order)の項目から一部内容を移転して編集した内容となっています。
ご了承ください。

ぐだぐだイベント(Fate/Grand Order)とは、ソーシャルゲームFate/Grand Orderの期間限定イベントの一つである。


◆概要

コハエースシリーズ」およびFGOの公式サポートマンガ「Fate/ぐだぐだオーダー」を手がける経験値氏のサーヴァントを中心にしたイベントの総称。

型月関連作品をメインにしたイベントという意味ではコラボイベントに近いものの、ぐだぐだオーダーがFGOのコンテンツの一部としてカウントされているためか、コラボイベントとしては扱われておらず、
  • 毎年新規に開催されている(2016年のみ無し)
  • 復刻までのインターバルが短い
……という、季節イベントに近い形式で開催されている。

サーヴァントの設定やイベントのシナリオは経験値氏が担当。きのこ先生は「(ほぼ未)監修」だったり、魔神柱まわりで完全監修してくれたりと、まちまち。
内容的に「コハエースイベント」という呼ばれ方をすることもあるが、一応「ぐだぐだオーダーのイベント」という扱いなので琥珀さん秋葉さまは出てこない。
月姫キャラの初参加がぐだぐだイベントとか暴動がおこる。



◆ぐだぐだ本能寺

イベント開始時に必ず加入するも、「本能寺ポイント」を期間内に一定数貯めなければ離脱してしまう。

2015年11月下旬~12月上旬に実施。
脚本担当は経験値。
次元を渡ってカルデアにやってきた魔人アーチャー桜セイバー
彼女たち曰く、ノッブこと魔人アーチャーの魂の欠片「ちびノブ」が大量発生し、謎の特異点に逃げ込んでしまったという。
仕方なくレイシフトした主人公とマシュが目にしたのは、日本の戦国時代と融合したサーヴァント達が戦い合う異世界。
しかも彼らは皆例外なく、残念になっていたのだった――!!他のイベントでも大体残念になってる、ってのは禁句な!

遂に参戦したコハエース組の限定イベント。名前は本能寺だが本能寺は殆ど関係なく進行する。是非もないネ。

本能寺ポイントは今回のイベントに登場するサーヴァントをパーティに入れることでボーナスを得られた。
登場するザコ敵「ちびノブ」が可愛いと一部で評判。

2017年3月には翌月実施のぐだぐだイベント第2弾への復習として復刻。
例によって報酬に調整が加えられ、ショップ担当としてノッブのボイスが追加された。

イベントとは直接関係はしないが、プレゼントボックス増殖バグが起こったイベントとしても有名。
余りにも容易な条件でボックスの中身の種火やサーヴァントが増殖したため、偶然・故意問わず多数のプレイヤーがバグに遭遇した。
バグの内容自体が極めて深刻であったため、緊急BAN措置、最終的には永久BANも発生するという事態になった。



◆ぐだぐだ明治維新

  • 配布サーヴァント:茶々【バーサーカークラス】
シナリオを全てクリアすると貰える、配布初のバーサーカー。

2017年4月実施。ぐだぐだイベント第2弾。
脚本担当は経験値&奈須きのこ*1
イベント名は明治維新だが、実際のところは戦国・安土桃山・幕末のごちゃ混ぜ。
前回が前回だったのでどうせ今回も残念な感じだろうと思われていたが、
蓋を開けてみると新規サーヴァントの土方歳三と茶々を主軸に、沖田と信長のキャラクターを掘り下げるかなりシリアスなストーリーでプレイヤーを驚かせる。
また、サーヴァントとしては実装されないNPCとしてサプライズ登場した「織田信勝」がヘタレ可愛いと人気を博した。
なおストーリーはもろに1.5部の時間軸なのだが、参加条件は序章クリア後なので、本編で魔神柱と出くわしてもいないのに残党と戦うことになったマスターも存在した。

システム面での今回のテーマは「団体対抗戦」で、ノッブ率いる『織田幕府』と沖田及び土方率いる『新撰組』のそれぞれの勢力ごとに、
レイドクエストのポイント数でストーリーが決まるというもの。
とはいえストーリーそのものの分岐はそれほど大規模なものでもなく、最終的には両勢力合同でのレイドクエストに切り替わっていた。
そもそも茶々の再臨や宝具、礼装のためには結局どちらの勢力もクリアしなければならない。
沖田やノッブ、土方などのイベント登場サーヴァントには攻撃力倍加のボーナスが付いた。
バーサーカーである土方やえっちゃんはどんな敵にも大ダメージを与えられるため特に有用。
しかし登場する敵のクラスがアーチャーに偏っているため、沖田をイマイチ活躍させられないという難点があった。

2018年5月にライト版として復刻。
内容に大きな変化は無いが、沖田のショップボイスが録り直されている。*2
前年に本能寺イベ復刻の後で明治維新が開催された経緯からか、「新ぐだぐだイベントの予兆では?」と感じるプレイヤーが後を絶たなかったが、その予想は復刻終了より一週間後に現実のものとなった。



◆ぐだぐだ帝都聖杯奇譚ー極東魔神戦線1945ー

  • 配布サーヴァント:坂本龍馬【ライダークラス】
地味にレアな単体Arts宝具持ちライダー。味方のサポートに重点を置いている。
再臨素材はイベントを進めていく上で必ずクリアーしなければならないミッションの報酬にあり、進めてれば必ず最終再臨まで持ち込め、取りこぼす事はまずないのでご安心を。
ただし、ミッション形式ではいつもの事だが交換所の種火はなるべく龍馬に使う事。
なお、魔神と表記しているが、実際のタイトルでは「神」の下に「人」がついた造字で描かれている。これは魔神セイバーも同じ。

2018年6月実施。ぐだぐだイベント第3弾。
脚本担当は経験値。
実質的に「Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚」とのコラボイベントも兼ねている。
新規サーヴァントとしてFGOに出るために設定変更した魔神セイバーこと沖田総司(オルタ)、幕末の人斬り岡田以蔵が実装。
以蔵は初の限定☆3サーヴァントである。
参加条件は終局特異点クリア。

また、コハエースイベントでは初めてTVCMが作成された。しかも専用テーマソング付き*3という破格待遇。
短いながらも気合の入ったアニメーションは非常にカッコよく、この時点で既にぐだぐだ感/Zeroである。

イベント形式は陣地制圧………………という名前のミッション形式。
終局特異点クリア前提のコラボ、更にミッションイベントということでCCCコラボイベントのトラウマを思い出すマスターも多かったが、蓋を開けてみると敵の体力が若干多いこと、ストーリーの敵がやや強めな以外は普通のイベントとさして変わらず、安心したマスターが多かった。
イメージとしては姫路城ハロウィンイベントの難易度を少し上げた感じ。
限定礼装によるエネミー増加はちびノブのみに固定されている。
CCCイベントには無かった攻撃力増加の特効があったのも大きい。だが対象キャラがやけに高レアと限定に偏ってる事には不満もあった様子。

帝都聖杯奇譚とのコラボ故か、シナリオはぐだぐだらしからぬ完全シリアス。
開幕のノッブ…否、織田信長とちびノブに戦慄したマスターも多いはず。
その為、「何処がぐだぐだだ」の声が並んだ。

……が、それはメインシナリオの話。
期間後半ではおまけシナリオとして
◆もっとぐだぐだ帝都聖杯奇譚ーリベンジオブ淀ーが解禁。
こっちではアイス食べに行ってる間にメインシナリオが終わってしまった事に腹を立てた茶々が食堂からテキトーに誘った賤ヶ岳七本槍ならぬ豊臣七本槍を率いて裏帝都を占拠。
いつもの……否、いつもにも増してぐだぐだっぷりを発揮。
しかも「アルノブ」「エミノブ」といった新種のちびノブが登場。勿論元ネタは「Stay/night」の鯖の皆さんである。
元になった鯖のパロディスキルや宝具を使ってくるばかりかボイスまで元の鯖の皆さんの新録という狂気ぶり(褒め言葉)。
特にエミノブの「ノブノブテッド・ノブノッブワークス」のフル詠唱ボイスはメインシナリオで感動した多くのマスター達の感動を台無しにした腹筋を粉砕した。
そしてメディノブの異様なエロさ。
ただし、ふざけた内容とは裏腹に、難易度は表面よりアップし、終局特異点突破という参加条件に相応しい難しさになる。
その難しさはCCCコラボと並ぶ歴代二位と評価するマスターも多い。
と言ってもCCC程の鬼畜難易度ではなく、終局特異点をクリアできるマスターならば十分に何とかなるレベル。チャレンジクエストこそ超高難易度だがこちらは無理にやる必要がない。

2019年4月にライト版として復刻。
直前の大奥イベントで急上昇した光秀の株がもう暴落した。三日天下の再現は流石と言わざるを得ない。
以蔵さんの土佐弁がよりネイティブになるという、シナリオ面での微修正が加わっている。


余談だが2018年は

5月:ぐだぐだ明治維新(復刻)
  ↓
6月:ぐだぐだ帝都聖杯奇譚
  ↓
7月:デッドヒートサマーレース(復刻。水着ノッブが登場)
  ↓
8月:サーヴァント・サマー・フェスティバル(メインではないが、ノッブも登場)

……という順番と内容でイベントが開催されたため数ヶ月間イベントにノッブが出ずっぱりになるという珍事が発生した。



◆オール信長総進撃 ぐだぐだファイナル本能寺2019

配布サーヴァント:長尾景虎【ランサークラス】
実装されるときは星5だろうと言われていた『八華のランサー』、まさかの配布で参戦。激レアな単体Artsランサー。


2019年7月実施。いつものぐだぐだイベより少し時期が遅い、ぐだぐだイベ第四弾。
とある機械を変に弄ったばっかりにシミュレータに迷い込んだぐだぐだメンバーズ。
そのシミュレータ内は戦国真っ只中だったが、全ての武将が「織田信長」というヘンテコな世界だった!

とまあ、タイトルに偽りのない信長祭りでよくわからんことになっている。
『ファイナル』と銘打たれてはいるが、本当にこれが最後のぐだぐだイベントとなるかは不明。コハエースなんて毎年最終回やっているしね。
新規サーヴァントはガチモードの信長である魔王信長と、帝都組でハブられた森長可。また、プレイアブルではないが帝都のキャスターと柴田勝家が登場している。
なお、森長可は限定☆3サーヴァント

参加条件は2部突入以降のイベントではバレンタイン以来の1部序章クリア。そちらと同じく本編の進行度によって時系列や登場人物が変化する仕掛けが施されている。(具体的には第1部と第2部どちらが舞台となるかの違い)
そのためシナリオクエストもラスボス戦を除けばかなり難易度は低めで、特効礼装と景虎を駆使すれば初心者でもクリア可能。
後述のシナリオ進行も慣れたプレイヤーならサクサク進むため、2部クリアを前提とした直近のイベントと比べると易しいイベントと言える。
ただクエストクリア恒例の報酬である石や呼符が今回は一切無かったため、そこを残念がる声も。

イベントの形式はというとコーエーの某有名ゲームそのもののSLG形式。ノッブの野望
特定のクエストをクリアすると生産力が上がり、フリークエストを1回こなすたびに生産力に応じた物資が生産される。そして生産した物資で他の城や拠点を制圧するクエストに挑んでシナリオを進めていく。
我らがぐだーずはカルデア家の大名、マシュは家老という設定。いつものぐだぐだメンバーズはストーリーを進めていくと配下として仲間になってくれる。ただし、待遇は足軽

上記のクリアすると生産力が上がるクエストは戦闘開始時にデフォで何かしら超強力なバフかデバフがかかっているが、配下に出来る仲間の中に「適役」がおり、これを編成する事で難易度を相殺するバフかデバフが付与される。
適役抜きだとかなりきつい戦いになるので先に配下を集めるのがセオリーだが、手持ち次第ではゴリ押しも可能。

シナリオ自体は明治維新に近く、いい塩梅にぐだぐだとシリアスが混ざった形になっている。
「本物信長」の有無を言わせぬ本物ぶりにはノッブやマシュ、景虎ちゃん、ぐだーずが驚愕したとともに多くのマスターの腹筋を破壊した。
「だいたいこの信長が女なわけがなかろう。」

期間後半では前回と同じくおまけシナリオ「オールオルタ総進撃 ぐだぐだファイナルまじん戦線2019」が解禁。
カルデアに帰りそびれた魔神さんを連れ帰るついでに、各地にちらばったオルタサーヴァント達を撃破する事になる。
……オールと言った割に全員いないのは内緒。一部現界するとヤバそうな奴もいるし



◆余談「カルデアのボイラー室の横」

ノッブらぐだぐだイベント出身のサーヴァントたちが居住スペース(溜まり場?)として活用しているカルデアの一区画。
ボイラー室横の空きスペースを勝手に占拠している。
茶々の持ってきた黄金の茶室が設置されているため見た目は豪華なのだが、場所が場所なので当然暑い。
なお、黄金の茶室は組み立て式なのでお手軽に改装が可能*4

最初に言及されたのは 2017年の水着イベント「デッドヒート・サマーレース! ~夢と希望のイシュタルカップ2017~」
この設定が定着したのか、以降も度々言及されており2018年の水着イベントでは謎のヒロインXX主人公がボイラー室隣に押し付け預けようとしている。
なお、カルデア一行の拠点が彷徨海に移ってもボイラー室横を陣取っていることが「オール信長総進撃」で判明している*5

半ば色物サーヴァント隔離区画として扱われている感があるが、ぐだぐだイベントが現在までに四度も開催されている関係上、単純に構成人数が多くなっている上、ノッブを筆頭に真面目になると普通に実力派なサーヴァントも揃っているため、意外と侮れない派閥と化している。





追記修正はボイラー室横の空きスペースからお願いします。

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