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更新日:2025/02/15 Sat 19:30:58
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魔神柱 出現
顕現せよ。牢記せよ。これに至るは七十二柱の魔神なり
▽目次
【概要】
ソロモン王が召喚したとされる魔神の集団「
ソロモン七十二柱」の魔神と同じ名を冠している異形の怪物達。
しかし、
ロマニからは
「あんなものがソロモン王の使い魔であるはずがない」と酷評されているが…?
レフの言葉によると
「魔術王ソロモン」を名乗る何者かから力を賜ることで変身能力を得るらしいが、聖杯の力により強制的に変貌させる事も可能。
見た目は幾筋ものどす赤い裂け目が走った巨大な黒緑色の肉の柱で、それぞれの裂け目からは奇妙な形の瞳孔が開いた異様な眼が覗いている。
魔神柱と相対した面々からは揃って
「醜い」と評され、ソロモンの配下であるレフ自身も醜悪な外見であることを肯定するほど。
これのコスプレをした方は魔神柱を知らない人に「焦げた空豆」と言われたらしい。
行動する際には形容し難い異様な鳴き声を上げるが、自発的に変身した魔神柱に関しては会話も可能。
【特性】
伝説上の悪魔と同等の魔力反応を示す、
サーヴァントや人間とは根本的に存在が異なる怪物であり、
「焼却式」と呼ばれる圧倒的な術式で敵対者を焼き尽くしていく。
しかし魔神柱の最も厄介な性質は、
「七十二柱の魔神」という存在自体が一つの術式・概念となっている点。
魔神達はソロモンの周囲に『常に七十二柱が存在している』ことを前提とする使い魔である。
そのため、魔神柱が撃破されていずれかの個体が消滅してもこの概念により再生され、常に「七十二体存在する」状態を保持されてしまう
別作品でたとえるならば
この人に近い能力。
最終章『終局特異点・冠位時間神殿ソロモン』では、この極悪な特性を遺憾なく発揮。
たとえ倒されても、その瞬間即刻再誕し、
倒した魔神柱とまったく同じ存在が新たに出現するという理不尽な力を見せた。
ただし完全無欠の存在という訳ではなく、七十二柱の全てが同時に再生するにしても、その再生には魔術王からの魔力を消費するという欠点を抱える。
そして魔神柱は一度に多数を駆逐されると、戦闘行動を一時停止して機能復旧に専念し始める。
つまり魔神柱への供給を凌駕する速度と人数により同時に多数の魔神柱を叩き潰すことで、機能不全を引き起こさせる事が可能。
また受け続けたダメージと再生回数が限界を突破すると魔神柱も存在維持困難となり消滅してしまう。
更に魔神柱が機能不全を起こした隙に魔術王を打倒できれば、魔神柱も同時に消滅する。
尚魔神柱には本来の神性を内包している者がおり、元となった神性の属性を付加できれば存在の在り方を変えることも出来る。
【亜種】
第四特異点にて登場。
初めて
主人公の前に姿を見せた「ソロモン」を名乗る者が、小手調べとばかりに四体同時に直接召喚した存在。
そのうち1体はベレトが存在する。
第五特異点にて登場
瀕死の状態である
女王メイヴが北部戦線においてカルデアに味方しているサーヴァント達を一掃するため、
伝説の戦士
「クラン・カラティン」の型に押し込むことで実現された、28体同時に召喚された際の名称。
見た目は幾匹もの魔神柱が融合した大樹とも触手の怪物ともいえる形状になっている。
その正体は
人類悪の一角、
ビーストⅠ・魔神王ゲーティアの眷属。
彼らは元々はソロモンが製作した魔術式
「人理補正式ゲーティア」を構成する術式であったがソロモンの死に伴い暴走。
人理を滅ぼし新たな星の創造を成し遂げるべく主であったソロモン王の肉体を乗っ取り、72柱の魔神の集合体
「人理焼却式ゲーティア」と化す。
つまり魔神柱たちのソロモン王に仕えているかのような言動はフェイクである。
そして彼らは人類史の裏で暗躍するようになり、人類史に聖杯をばら撒いて特異点を形成。
人理焼却事件を引き起こした。
当初は魔神の名を騙る偽物かと思われていたが、実際は正真正銘本物の七十二の魔神。
伝承の魔神とかけ離れた姿をしているのはゲーティアの計画のために受肉・新生した結果である。
魔神柱は人理焼却のためにあらゆる特異点へと投錨され、計画を遂行する。
【シナリオでの行動】
各章でのボス役を担当していた彼らであるが、最終章では七十二柱の魔神柱が守る拠点を参加全プレイヤーで叩き、
ソロモンの玉座への道を開くというレイドイベント形式での決戦となった。
複数の拠点にある魔神柱を撃破していき、全魔神柱の規定撃破数を満たした後、最終戦に勝利すれば制圧。
全ての魔神柱を制圧すれば、玉座へと進むことができる。
健在な魔神柱は、他の魔神柱との戦闘に、バフ・デバフで支援を行う。
そのため、厄介な支援を行う魔神柱から優先的に対処をプレイヤーは当初想定していた、のだが…。
アンドロマリウス以外の魔神柱の数は、開始直後は150万だったが、少し増えて200万ずつに。
最後のアンドロマリウスは他の魔神柱の3倍となる600万という凄い数になった。
戦闘前には各特異点で縁を結んだ英霊達が連鎖召喚され、後先なく全力で戦ってくれる胸熱展開。
また戦闘
BGMも各章のBGMのアレンジとなっている。
そして自分たちのテリトリーである『時間神殿ソロモン』での最終決戦の果てに、一つの巨大な総体だった魔神柱達は各個が自我に目覚め統率が崩壊。
統合・制御された群体から個別の魔神へと解けていき、ゲーティアの敗北と共に魔神柱達は死亡し彼らの人理焼却計画も水泡に帰した。
……が、実は最終決戦の段階で幾つかの個体は逃亡して人類史に潜伏。
潜伏した残党は個々の目的のために亜種特異点を形成するようになり、2017年から先の人理が燃え尽きたままとなる事態になった。
【時間神殿各拠点】
溶鉱炉
起動せよ。起動せよ。溶鉱炉を司る九柱。即ち、
ゼパル。ボディス。バティン。サレオス。プルソン。モラクス。イポス。アイム。
我ら九柱、音を知るもの。我ら九柱、歌を編むもの。
‟七十二柱の魔神”の名にかけて、我ら、この灯火を消す事能わず……!
Ⅰの座『溶鉱炉』を統括する、ナベリウスを核とした魔神柱の集合体。
音を知り歌を編むもの。クラスはセイバー。
決戦の最初、初戦のフラウロス戦後に戦う魔神柱。
カルデア側の助っ人は第一特異点で縁を結んだ英霊達。
深みがない。
苦味がない。
まろみがない。
美味なり!
溶鉱炉、解放。
一擲の真理に至れ。
焼却式ナベリウス。
ストーリー上で普通に戦うのみで、制圧する必要はない。
これを倒した後、他の魔神柱の座へと行く事ができる様になる。200万回も殺されずに済んだある意味で幸福な魔神柱たち
情報室
起動せよ。起動せよ。情報室を司る九柱。即ち、
オリアス。ウァプラ。ザガン。ウァラク。アンドラス。アンドレアルフス。キマリス。アムドゥシアス。
我ら九柱、文字を得るもの。我ら九柱、事象を詠むもの。
‟七十二柱の魔神”の名にかけて、我ら、この研鑽を消す事能わず……!
Ⅱの座『情報室』を統括する、レ/フフラウロスを核とした魔神柱の集合体。
知識や学術といった特徴で結び付けられた、文字を得て事象を詠むもの。総体としては最後の戦いを挑む「人類」に敵意と牙を剥く。
クラスはランサー、支援はこちらに対しての行動予測(全体Artsダウン)。
カルデア側の助っ人は第二特異点で縁を結んだ英霊達。
目障りだ。
無様!
己を識れ。
無駄な動きをするな!
情報室、開廷。
過去を暴き、未来を堕とす。
焼却式フラウロス。
23日16時15分ごろ、終了。
バルバトスより長生き出来たものの、こちらも24時間保たなかった。
観測所
起動せよ。起動せよ。観測所を司る九柱。即ち、
グラシャ=ラボラス。ブネ。ロノウェ。ベリト。アスタロス。フォラス。アスモダイ。ガープ。
我ら九柱、時間を嗅ぐもの。我ら九柱、事象を追うもの。
‟七十二柱の魔神”の名にかけて、我ら、この集成を止む事認めず……!
Ⅲの座『観測所』を統括する、フォルネウスを核とした魔神柱の集合体。
時間を嗅ぎ事象を追うもの。総体としては非常に機械的で、淡々と敵を捉え攻撃する。
クラスはキャスター、支援は戦況分析(全体Busterダウン)。
カルデア側の助っ人は第三特異点で縁を結んだ英霊達。
熱源、感知。
動体、発見。
標的、発見。
消滅を提案する。
観測所、起動。
清浄であれ。その痕跡を消す。
焼却式フォルネウス。
23日20時31分頃、閉館。
一応、アップデート完了から一日は保ったが起動、ロード、ナベリウス戦を経て本格的に開始ということを考えるとこっちも実質24時間以内に狩られ尽くしたとも解釈できる。
管制塔
起動せよ。起動せよ。管制塔を司る九柱。即ち、
パイモン。ブエル。グシオン。シトリー。ベレト。レラジェ。エリゴス。カイム。
我ら九柱、統括を補佐するもの。我ら九柱、末端を維持するもの。
‟七十二柱の魔神”の名にかけて、我ら、この統合を止む事認めず……!
Ⅳの座『管制塔』を統括する、バルバトスを核とした魔神柱の集合体。
統括局を補佐し末端を維持するもの。総体としては人間が求めるあらゆる全てを悉く否定している。
クラスはアサシン、支援は攻撃誘導(無敵貫通)。
カルデア側の助っ人は第四特異点で縁を結んだ英霊達。
何を望む。
何を知る。
お前には無理だ。
友は全て消えゆく。
管制塔、点灯。
全てを知るがゆえ、全てを嘆くのだ。
焼却式バルバトス。
23日9時10分頃、瓦解。
深夜を挟んだにもかかわらず、12時間ほどで狩られてしまった彼らの心境やいかに。
兵装舎
起動せよ。起動せよ。兵装舎を司る九柱。即ち、
フルフル。マルコシアス。ストラス。フェニクス。マルファス。ラウム。フォカロル。ウェパル。
我ら九柱、戦火を悲しむもの。我ら九柱、損害を尊ぶもの。
‟七十二柱の魔神”の名にかけて、我ら、この真実を瞑る事許さず……!
Ⅴの座『兵装者』を統括する、ハルファスを核とした魔神柱の集合体。
戦火を悲しみ損害を尊ぶもの。
総体としては互いに争う人間を見下し、人類を殺戮せんとするが、人間の「誰かを愛し、慈しみ、大切にする」事は理解できなかった。
クラスはバーサーカー、支援は魔力供給(クリティカル発生アップ)。
カルデア側の助っ人は第五特異点で縁を結んだ英霊達。
血肉を求め。
略奪に努め。
道徳を緩め。
汝ら肉共、互いを食め。
兵装舎、補充。
共に愛しながら憎み合うのか。奪い給え。
焼却式ハルファス。
24日10時12分頃、停止。
一説ではクリスマスイブは24日の日没からなので彼らもクリスマス祝えなかった組。
覗覚星
起動せよ。起動せよ。覗覚星を司る九柱。即ち、
バアル。アガレス。ウァサゴ。ガミジン。マルバス。マレファル。アロケル。オロバス。
我ら九柱、論理を組むもの。我ら九柱、人理を食むもの。
‟七十二柱の魔神”の名にかけて、我ら、この憤怒を却す事、断じて許さず……!
Ⅵの座『覗覚星』を統括する、アモンを核とした魔神柱。
七十二の魔神の思考と理論を司る、論理を組み人理を食むもの。総体としては人類を「醜い」と断じ、憤怒の眼差を向ける。
クラスはライダー、支援は結果推論(全体Quickダウン)。
カルデア側の助っ人は第六特異点で縁を結んだ英霊達。
我が眼を見よ。
我が怒りを知れ。
我が光を呼べ。
切断する!
覗覚星、開眼。
数多の残像、全ての痕跡を私は捉える。
焼却式アモン。
24日14時46分頃、消灯。
アップデートからおよそ42時間、最初に出現した合計1200万の魔神柱がこの時点で全滅した(実際には同時に攻略された魔神柱やナベリウス、アンドロマリウスの分があるのでもっと増える)。
生命院
起動せよ。起動せよ。生命院を司る九柱。即ち、
シャックス。ヴィネ。ビフロンス。ウヴァル。ハーゲンティ。クロケル。フルカス。バラム。
我ら九柱、誕生を祝うもの。我ら九柱、接合を讃えるもの。
‟七十二柱の魔神”の名にかけて、我ら、この賛美を蔑む事能わず……!
Ⅶの座『生命院』を統括する、サブナックを核とした魔神柱の集合体。
生命を司る、誕生を祝い接合を讃えるもの。
総体としては「幸福が続く永遠」という歪な理想を賛美・祝福するも、人類の「永遠ではなく今を必死に生きる」事は理解できなかった。
クラスはアーチャー、支援は原理抑制(全体HP回復ダウン)。
カルデア側の助っ人は第七特異点で縁を結んだ英霊達。
強くあれ。
不滅であれ。
産声を上げよ。
汝ら、病めることなかれ。
生命院、証明。
生きとし生けるもの、皆平等に燃えるべし。
焼却式サブナック。
23日22時12分頃、臨終。
間違いなく一日以上保った組だが、彼らも
クリスマスは祝えなかった。
廃棄孔
起動せよ。起動せよ。廃棄孔を司る九柱。即ち、
ムルムル。グレモリー。オセ。アミー。ベリアル。デカラビア。セーレ。ダンタリオン。
我ら九柱、欠落を埋めるもの。我ら九柱、不和を起こすもの。
無念なりや、無常なりや。
我ら‟七十二柱の魔神”を以てして、この構造を閉じる事叶わず……!
Ⅹの座『廃棄孔』を統括する、アンドロマリウスを核とした魔神柱の集合体。
欠落を埋め不和を起こすもの。
総体としては人が持つ欲望や人類史を無駄と断じ否定するも、
「英霊たちを決して見捨てなかった人間」がいた事を最期まで認めなかった。
クラスはセイバー、支援は弱点補強(強化解除耐性)。
他の魔神柱を4つ制圧した後に追加。他の魔神柱の3倍のゲージ耐久を持つ。
カルデア側では当初存在を把握していなかった座と魔神柱であり、
この座に来るまでに英霊との縁も使い果たしてしまったことでカルデア勢に危機を齎しかけた魔神柱。
しかし助っ人で現れた
巌窟王や
ジャンヌ・オルタなどに代表されるイベント限定サーヴァント達に迎撃された。
なお助っ人キャラが
存在がギャグみたいな面々が多かった事から
今までのシリアスな雰囲気は一瞬にして壊れた。
不要不要不要!
何故持て余す!
身も心も虚無と成れ!
廃棄孔、崩落。
不要なもの、全てを捨てよう。
焼却式アンドロマリウス!
25日10時37分頃、閉鎖。
出遅れた上に他の3倍もの残機があったために生き残りはしたものの独り(9本いるけど)寂しくクリスマスを祝う羽目になった彼の心境やいかに。
お前が素材を吐き出すんだよ!
【魔神柱各個体】
おそらく終章にて最も株の上がった面々。
元々自我のある魔術術式であったものの、明確な個性を持った者が極めて少なかった敵であり、
それ故ユーザーからも唯のやられ役や素材が湧き出るサンドバッグとしか見られなかった彼ら。
しかし最終盤にて個人個人の自我を発露させた結果、非常に個性豊かな側面と生き様を見せる事になった。
彼らに多く共通するのは、自分たちの総体であるゲーティアへ希望と望みを託していること。
- ボディス、バディン、サレオス、プルソン、モラクス、イポス、アイム、ナベリウス、ウァプラ、ザガン、ウァラク、アンドレアルフス、キマリス
魔神柱の総体であるゲーティアとの結合の解除を選択した魔神達。
明確な最期こそ見せなかったが、彼らが何を思ってゲーティアから分離したのかは想像するしかない。
不明なり。不可解なり。我らを相手取りながら、ここまで戦える道理が見えぬ。
神代の真価も知らぬ有象無象の集合体。無知の軍勢。凡百の英霊の寄せ集め──
その矮小な統合値が、何故、我ら九柱を押しとどめる───!
『情報室』所属の魔神柱。
数値に囚われ、神代の真価も知らず、無知の凡百の英霊の秘めた絆の力を理解できずに憤慨していた。
その後は個我を得た結果、ボディス達と同様ゲーティアとの結合解除を選択するも、以降はどのように行動したかは不明。
ストーリー中には登場しなかったが、
アマデウスが変貌していた可能性があったことが語られている。
なお劇中でアマデウスが魔神柱に変貌しなかった理由は、音楽に魂を売ったため興味がなかったこともあるが、それ以上に
「マリーへの愛情があったから」。
……愛ってすげぇ。
結果本編でのアムドゥシアスは別の誰かが変貌した模様。
その後、アマデウス自身はアムドゥシアスとのつながりを断ち切ろうとしており、その顛末が
サリエリの幕間で語られた。
最終決戦ではボディスのようにゲーティアとの結合を解除している。
- フルフル、マルコシアス、ストラス、マルファス、フォカロル、ウェパル
個我を得た結果生存を放棄した魔神達。
その中でも下記のハルファスは人間の矛盾した在り方や生き様を理解出来ないと諦観にも似た言葉を発していた。
今もって我ら不可解なり。汝ら肉共互いを赦し高め尊び、されど慈愛に至らず孤独を望む。
最早我らの理解は彼岸の果て。死の淵より汝らの滅びを処す。
奪い給え、『焼却式 ハルファス』
「軍魔」の名を冠し、拠点『兵装舎』の中核を担う魔神柱。
終章以前で個性を見せた数少ない魔神柱の1体で、第5章でのボスも務めた。
劇中では
クー・フーリン・オルタが変身。
終章では人類を「肉共」と極端に見下しており、一方で、長きに渡り人間を見てきても尚人間の在り方が理解できない、という諦観とも取れる感情を垣間見せた。
最終決戦ではフルフル達と同様個我を得た結果生存を放棄し消滅した。
- ブネ、ロノウェ、ベリト、アスタロス、フォラス、アスモダイ
個我を得た結果、総体たるゲーティアとの結合を拒絶した魔神達。
最終決戦ではブネら同様結合を拒絶して消滅。
我はイカではない。我はエイである。貴様は特に不認なり。
「海魔」の名を冠し、拠点『観測所』の中核を担う魔神柱。
第3章にてイアソンがメディア・リリィによって変貌させられて出現した。
この時点では特に無個性な魔神であったが、最終決戦にて何故か黒髭に敵意を向け執拗に攻撃するも、
はしゃぎまくりのテンションから一転「やっぱ怖いから殺す」という理由で豹変した黒髭に滅多切りにされた。
その後はブネらとともに自ら結合を拒否し消滅した。
個我を得た結果、撃退に意味を見いだせず自身の活動を停止させた魔神達。
いわば自殺に走った魔神達である。
日本全国のぐだーずの集中砲火に晒されて生きる事に嫌気が差したとか言わない。
第四章にて
マキリ・ゾォルケンが己の意思で変身した魔神柱。
そもそもマキリの家系は、ゲーティアによって第四特異点の時代に魔神柱が生まれるよう仕込まれていた。
その彼が
異なる世界では魔神柱と化さなかったのは、冬の聖女と出会い、理想と愛に目覚めたからである。
まあその世界線だと魂を腐らせて蟲爺になっちゃうんだけど
最終決戦ではパイモン、ブエル同様生存を放棄。
地球が白紙化されてしばらく。エルメロイ2世の事件簿とのコラボイベントの最中、黒幕の策略でバルバドスが単独で復元される。他の魔神柱の姿はなく、今度はたった一人(柱)でサンドバッグされるという悲劇に見舞われた。スカサハースカディを始めとする強力なサポーターが数多く追加され、アクティブユーザー数≒ぐだーずの数も順調に増加していたために終極特異点以上に悲惨な状態に追い込まれたといって良い。
2022年早々の復刻では、キャストリア・オベロン・光と闇のコヤンスカヤも追加されたのでもっと酷い事になると言われていた。その通りになった。あまつさえ、復刻イベント開始直前に光コヤンのPUがされるという、運営の悪意が感じられる事態まで起きた。
個我を得て、英霊達の抵抗する意味を疑問に思うも、答えを得られぬまま復元不可能域に到達した魔神達。
グシオン「──何かが違う。我々と彼らでは、何かが。」
何と個我を得た結果、敵対する英霊達と議論を交わすようになり、ゲーティアであることを放棄した魔神達。
その後3柱は活動を停止するまでの間、英霊達と晴らせぬ疑念についての議論を続行した。
彼らと英霊達は何を問答し、どんな答えを得たのであろうか。
- サブナック、シャックス、ヴィネ、ビフロンス、ウヴァル、フルカス、バラム、クロケル
クロケル「殺す。殺す。殺す。何としても奴らを殺す! 統括局ゲーティアよ。我らの偉業に、我の如し感情は不要なり!」
個我を得た結果、抵抗を続ける英霊達に憎悪と憤怒の感情を向け、
自分たちの悲願である極点到達さえも投げ捨て、魔神の誇りを賭け英霊との戦いを選んだ魔神達。
何と彼ら、クロケル以外の全魔神が己の魔力をクロケルに与えてクロケルに後を託し、クロケルの戦いをサポートするというジャンプ漫画みたいな行為をやっている。
クロケルの英霊達への憎悪も、もしかしたら自分に後を託した魔神達の意志を継いだからかもしれない。
うむ、よい、よい言葉だ、人への呪いに満ちて────────なんです?
メディア・リリィの絆クエストに登場。
フラウロスを除けば作中では終章を待たず真っ先に個性を出した魔神柱。
当初は威厳ある言動でメディア・リリィを罵りながら望みを聴こうとするも、「無限に食べられるパンケーキ」を作るための材料として、どこまでも再生する魔神柱の因子だけを目当てに召喚されたことを知り愕然、散々な目に遭わされた。
戦闘時の発言も現実から逃避したい様な発言ばかりとなっている。
おまけに後にメディア・リリィの戦闘モーションで戦闘中にパンケーキとして呼び出されるように。
サーヴァント・ユニバースを舞台にしたイベント『救え! アマゾネス・ドットコム ~CEOクライシス2020~』でもパンケーキとしてハーゲンティが登場するため、もはやメディア・リリィの手から逃れる事は不可能と考えられる。
なお、ギャグ時空に呑まれ散々な目に遭ったハーゲンティだが、後に更に悲惨な末路を辿る魔神柱が出る事に。
終章ではクロケル同様徹底抗戦の構えを見せ、同じ考えを持つクロケルに力の全てを託し、消滅した。
個我を得た結果、感情と論理の間で自己矛盾を起こして崩壊した魔神達。
個我を得た結果、湧き上がった感情からアモンと共に合体し、徹底抗戦を実行した魔神達。
七十二柱の魔神が一柱。魔神アモン──いいや、真なる名で呼ぶがよい。
我が大神殿にて祀る正しき神が一柱!其の名、大神アモン・ラーである!!
拠点『覗覚星』の中核を担う魔神柱。
劇中では第6章にてオジマンディアスが変身する…が、魔神柱の枠組みを超え本来の神性「大神アモン・ラー」に変貌した。
当然ながら自我も塗り潰されずオジマンディアスのままである。
「後世で異教により自身らの最高神が魔神扱いされた事を把握している」というオジマンディアスの博識ぶりや霊格の凄まじさを見せつける事になる。
最終決戦では「大神」ではなく「魔神柱」として戦いに挑むも敗北。
個我を得て改めて「魔神」と化した結果、マルバス同様湧き上がった感情から合体して徹底抗戦を実行した。
個我を得た結果、何と敵対していた英霊達を庇い、彼らの盾となって消滅した魔神達。
個別の描写はなくガープの報告だけの描写であったが、まさかの行動に驚いたユーザーは数知れず。
求められるとはこういう事か! 拒まれるとはこういう事か!
我々にはこの感情が足りなかった! この未熟さ、この愚かさ、この残忍性が足りなかった!
個我を得た結果、湧き上がった感情に興奮・歓喜し、自身を打倒しようと迫る英霊達の存在に喜んだ魔神。
「感情」という自分達に足りなかったものを歓喜と共に自覚し、合理の化身とも言うべき自分達が激情のまま動ける事実に驚嘆していた。
そしてゲーティアに求めたのは、失敗の可能性が残っていることを知りながら、その上で直ちに時間跳躍を行う事。
たとえ失敗するとしても、たとえ自滅する結果に繋がるとしても。
自分達が積み上げた無限の研鑽に答えを出し、”自滅“という形であっても生きた証を宇宙に刻み付けるために。
自己崩壊を起こして消滅した魔神達。
ダメージが許容範囲を超えたからか、自己矛盾により自死したのかは不明。
英霊に負けて消滅した魔神達。
主人公との戦いの最中もまだゲーティアとの結合が残っていた3柱の内の2柱。
ゲーティアの攻撃を
マシュの盾で防ぎ続ける主人公の前に時間切れを迎え、結合が解けて活動を停止してゆく。
そして……
何故だ、何故だ、何故だ! 何故そこまで人理を守ろうとする英霊ども!
わかっている筈だ、人類にそれだけの価値はないと!
つらい記憶ばかりだ! これほど痛みを伴う進化は、宇宙の中でここだけだ!
この星は狂っている。おまえたちは狂っている。この歴史に、いったいどれだけの価値がある!
主人公との戦いの果てに、最後に残った魔神柱。
宿敵レフ・ライノールが変じた魔神で、拠点『情報室』の中核を担う。
他の魔神柱と異なり早い段階で感情的であり、主人公を感情的に煽っているが、ソレは個我を得て人間に感情を向けている事の裏返しとも言える。
最後の最後まで「認めなかった、諦めなかった」者。
ただ一柱、マシュに感情移入していた者。
両者満身創痍の中での最終決戦で、ゲーティアの表層に出ていたのがこの魔神であり、
叫び混じりの疑問を投げかけ、最後の最後の瞬間に『答え』を得た魔神である。
【魔神柱の残党】
終局特異点での決戦で、ゲーティアに見切りをつけて逃亡した魔神柱達。
全員自我に目覚めており、自分達個人個人の欲望を抱いてどこかの時代に潜伏している。
そのためゲーティアを倒し人理焼却を防いだ後も2017年より先の未来は崩壊したままとなっている。
彼らの存在が亜種特異点を生み出す原因となった。
全魔神に共通する事項として、人間と何らかの形で手を結んでいることが挙げられる。
復活は能わず! 回帰は能わず! 復元は能わず! 永劫は叶わず!
そう、3000年の計画はまさしく完全に崩壊した! それでも我はこうして無様を晒している!
全て、全て貴様を殺すため。それだけのために───!
『亜種特異点Ⅰ 悪性隔絶魔境 新宿』の黒幕の一体。
ゲーティアだった頃は『覗覚星』に所属し、神殿に攻め込む英霊達の迎撃・殲滅の為、第三宝具発動の必要性を説いていた。
目覚めた感情は
「憎悪」。
自分達を滅び去った種と自嘲しながらも、悲願であった人理焼却を瓦解させた主人公に対して3000年にも渡る妄執じみた憎悪の感情を抱いている。
ぶっちゃけ
ただの逆恨みなのだが本人もそのことは自覚済みで、
セイバーオルタにその点を突かれた際は
「知っている!!」と誤魔化すことなく堂々と肯定した。
逆恨みの理由は計画を破綻させた主人公が、世界を救うに足る英雄とはとても呼べない有象無象の平凡な人間であったから。
世界を滅ぼす為に主人公を殺すのではなく、
主人公を殺す為に世界を滅ぼすという、かつてゲーティアであった時とは手段と目的が完全に逆転してしまう程その憎悪は強かったのだろう。
ゲーティア離脱後は主人公に復讐するために3000年もの間延々と主人公の殺人計画を練り上げていた。
その後、ゲーティアとして活動していた頃は見向きもしなかった
「幻霊」という存在に着目。
ダ・ヴィンチですら「不可能」と断じた幻霊と英霊の融合技術を開発・実用化させた彼は召喚した
ジェームズ・モリアーティと手を組んで
「幻影魔人同盟」を結成。
新宿幻霊事件を引き起こし、モリアーティと同時に記憶を消し人化することで自身を「悪のモリアーティ」だと思い込み、主人公たちと敵対した。
記憶を取り戻すと、魔神柱を人型にした様な白い肌の奇怪な怪人に変貌。自身の憎悪を主人公に語り、事件の真相を語ったモリアーティと同時に強襲する。
戦いには破れバアルは崩壊するも、バアルは幻影魔人同盟の勝利を確信、満足気な高笑いと共にモリアーティに後を託しながら消滅した。
その直後上空に小惑星べンヌが出現、新宿に向けて落下を開始。モリアーティはそれを地上に誘導する。
彼らにとって、自身の敗北すらも最早想定の内であった。
そも、モリアーティの「ホームズを超える」という願いは本来不可能に等しい物である。「犯罪者」と「探偵」という関係に縛られる以上、彼は「敵である」ホームズに絶対に勝利できない。
そこで彼は記憶を消し「善のモリアーティ」として振舞い、主人公とホームズ達に本気で加担した。
その後バアルと同時に記憶を取り戻した直後に、モリアーティはホームズを撃ち自身の力として吸収。ホームズを「味方に付けながら」犯罪を実行するという形で自身の悲願を達成させたのだ。
そしてバアルの願いもまた、モリアーティによって叶えられようとしていた。
契約者にとって大切な人に「必ず」発射され絶対に命中する「7発目の魔弾」。大切な人など存在しないモリアーティには扱えないはずの呪い。
しかし、彼は善として行動している間に大切な人物=主人公を初めて作り上げていた。
そして主人公を標的、バアルと自身の敗北を引き金として7発目を隕石として召喚、その衝突をもって「主人公の殺害」という完全犯罪を遂行することが「幻影魔人同盟」の真の目的だったのだ。
記憶を消す事で、互いが「善と悪のモリアーティ」として敵対し潰しあうというリスクを負う事など承知の上であった。
互いの宿敵=「ホームズ」と「主人公」が、過去と同様に「絶対に途中で投げ出さない」という不確定要素──あるいは『信頼』を前提とした計画など、以前であれば確実に選ばなかった。
こうした「非常に分の悪い賭け」ともいえる彼らの計画を見抜けた者は誰一人としておらず、魔弾の召喚により彼らの勝利は最早確定したと思われたが……。
個人個人の目的の元人類史に散らばった魔神柱の残党達だが、新宿で現れたのがバアル一柱だった事からカルデアのマスターへの復讐に動いていたのはバアルだけだった模様。
なお同盟相手であったモリアーティとの関係は非常に良好で、バアルの最期に(モ)「さらばだバアル、我が同胞!」、(バ)「我らは同類だろうさ、モリアーティ!」と呼びあった程。
また、カルデアのマスターに関しても「絶対に途中で投げ出さない」という一種の信頼のような物を感じており、敵味方とも尊敬に値する物には敬意を持って接するという一面も持っていた。
動機はしょぼいながらもそれすら肯定し、何より人格的に高潔だったことからプレイヤーは改めて魔神柱の強大さをかみしめる事となった。
だからこそこの後登場した魔神柱の小物っぷりが際立つこととなるのだが…。
『七十二柱の魔神』であることを放棄し、
私は『魔神ゼパル』として独立した。
ほかの三柱がどの座標を選んだのかは知る由もなく、
また興味もない。
私は人間に憎しみを抱かなかった。
むしろ彼らに可能性を感じ、期待した。
『人類を情報として管理する』。
それが私が得た、新たな命題だった。
イベントクエスト『亜種特異点 深海電脳楽土 SE.RA.PH』にて登場。
ゲーティアだった頃は英霊に圧される現状に対し憤慨し、英霊に圧される自分達の状況を「ゲーティアの設計ミス」だと糾弾。統括局への弾劾を叫んでいた。
性格は落ち着いており冷静。
バアルと異なり人間に憎悪は持たず、むしろその可能性に期待し
『人間の感情を数値化し有意義な方向へ導くために、人類を情報として管理する』という命題を得る。
離脱後は肉体すらない思念体となって行動。
時間神殿での傷を癒すため、また自身の命題に必要な時間を稼ぐため、かつてフラウロスが不可視領域の原因のひとつと推測したアニムスフィア所有の北海油田セラフィックスで人間に寄生することを考え、さらに2017年のカルデアから隠れるために干渉が困難な2030年のマリアナ海溝にレイシフトして潜伏するという慎重さと狡猾さを持つ。
しかしよりにもよって依代に選んでしまったのが、セラフィックスの教会でセラピストをしていたあの
最低最悪の魔性菩薩、殺生院キアラ。
こことは違う編纂事象において、虚数空間から月の
聖杯戦争を乗っ取った女であり、その素質に目をつけてのことだった。
…と言ってもFGO世界のキアラは正真正銘本物の善人であり、ゼパルが何もしなければ救世主にすらなり得た資質の持ち主であった。
ゼパルの存在を拒んで必死に抵抗するFGO世界のキアラの意思を無視して寄生したゼパルは彼女の善性を無理矢理封印し、CCC世界のキアラの情報を教えこむことで利用しようと目論むが此処からゼパルの絶望は始まる。
キアラは抵抗せず、私に体の使用権を差し出した。
彼女の献身と感動、そして私に向けられた尊敬は本物だ。
私は(魔神でありながら!)気を良くし、キアラの知識と
立場を使い、効率良く油田基地を支配していった。
善性を封印された事でキアラはゼパルの思惑通り魔性菩薩として覚醒。
寄生された側であるはずのキアラはゼパルの目的に賛同し、積極的に協力すると、SE.RA.PH化させたセラフィックスを支配する過程で、ゼパルはキアラを通じ「ヒトの快楽」を学習していった。
しかしその結果、ゼパルは(魔神でありながら!)人間の肉体、精神、関係性などに起因する「肉のある快楽」に溺れ、彼女に教えを請う立場となり、
最終的にゼパルとキアラの立場は逆転。セラフィックスの職員と同様キアラなしでは生きていけない存在になってしまう。
自分以上におぞましい何かの土壌に取り憑いてしまった魔神は逆に取り憑かれ、
知る必要のなかった肉体を伴う快楽を徹底的に覚えさせられ、キアラが齎す醜い地獄絵図を無理矢理見せつけられ、
気付けば小指の先ほどの自由裁量しかなく、それすらもキアラの慈悲によるものだったことを知り発狂。
ああ、きえる、きえる。うすれていく。
たもてない、じぶん をたもてない、
なんでこんな、こんなことに、わるいことなんか
なにもしてこなかったのに、なんで───
やだ……いやだよぅ……こんなのひどい……あんまりだ……
ころさないで……すてないで……すてないで……
わたしを みすてないで キアラさま───
自由を諦め魔神の誇りさえ捨ててキアラへの隷属を選ぼうとしたものの、キアラによる愛の鞭として解放され、薄れゆく自我とキアラに捨てられる恐怖に絶望しながら消滅した。
末路こそ悲惨であったが、ゼパルが寄生するまでFGO世界のキアラは真っ当な人格を持ったセラピストであり、
寄生されることを必死に拒んでいた彼女を利用した行為の他、彼女以外にも何人かの人間を殺害していたこともあり、彼(?)の末路は
自業自得の因果応報だと
BBからも結論づけられている。
ゲーティアが敗北しても尚人間を見下す思考を改めず、
人間が持つ欲望と業の深さをあまりに侮りすぎたことあと70億分の1だか2くらいしかいないであろう大外れを引いたガチャ運のなさがゼパルにとって最大の不運(?)だったと言える。
???「運がよかったな。大凶に当たるなんて、選ばれた魔神柱の証だよ」
バアルとアンドラスが理解者となる人間と巡り合い、満足して消滅していったのとは真逆の末路であったため、「あいつらは人を見る目があった」と評価が爆上がりしたりもした。
なお宿主だったキアラからの評価は彼女が食い物にしてきたセラフィックスの信者とどっこいどっこいであり、ゼパルの消滅後に「ゼパ、なんでしたっけ? とにかく、魔神柱さん」と呼ばれたことから分かる通り速攻で忘れ去られていた。
純粋培養だった子が狡猾な策士気取りで稀代の聖女を悪落ちさせて利用しようとしたら、逆にTS快楽堕ちさせられた挙句カルト宗教にドハマりし、最終的に廃人化して使い捨てられる構図
このようにイベントクエストではあるが、残党魔神柱及び人類悪の片割れの処理が1体ずつ終わってしまったため、完全に「Epic of Remnant」の一部となっている。
なお、BBの後始末によりセラフィックス自体が2017年初めに解体されていると修正された為にキアラに利用されてと組んで起こした事件もなくなったが、
後の菌糸類の日記によって、BBがキアラとゼパなんとかに関しては「なかったことにしなかった」ことが示唆されており(曰く「ただしキアラとゼパル、テメーは駄目だ」)本編再登場への望みは限りなく薄くなってしまった。
よくよく考えると巻き添え食らったゼパル寄生前のFGO世界キアラはとんだとばっちりである。
更に死体蹴りとばかりに、キアラがアルターエゴとなってカルデアに参戦した際にまだ魔神柱を使役していることが発覚。
本編で散々な醜態を晒しながら、更にその消滅後、本来敵対者であったカルデアに所属したキアラの武器として(魔神でありながら!)人理救済のため日々こき使われる運命が確定した。
我々は等しく願いの奴隷なり!
しかしてif生物/all/死にたくないと思考する場合。それが剥ぎ取れないまま/我らの無限命がある場合。
それは願いならず。呪いである。
呪いを解きたいと希うは……必定……。ォオ、オオオオ……!
『亜種特異点Ⅱ 伝承地底世界 アガルタ』にて登場。
不死鳥フェニックスと同一視される死と再生を司る魔神。
目覚めた自我は「生と死への恐怖」。時間神殿にいた頃に、延々と狩り殺されたのがトラウマになったのかもしれない。
「話す言葉が自然と詩になる」性質のせいでいまいち正確な意味を解しにくいが、こいつの動機は「悪魔として他者から召喚され現界する」魔神という存在の性質に起因している。
「召喚され、生を受ける」ということは「将来的に何かしらの要因でまた死ぬ」ことであり、
フェニクス自身は何もしたくないのに何度も何度も一方的に召喚され、そしてその度に死ぬことを意味する。
英霊として同じ宿命を持ち、同じく「死にたくない」という願いを持つシェヘラザードと結託して特異点を形成。彼女に同調・憑依してアガルタに潜伏していた。
カルデア側もシェヘラザードには真っ先にマシュが「魔神柱の生命反応」の探知を行っていたのだが、
このフェニクスはあらゆる数値が反転して「数値的には死んでいる」状態だったために検出を免れている。
最終目的としては、自分達が何度でも召喚され死を迎える原因となっている、
英霊や魔神といった召喚システムの無効化。
そのために地下特異点でサーヴァントを争わせ、その魔力と、消滅したサーヴァントの魂を利用するという、
聖杯戦争のような仕組みでエネルギーを稼ぐ。
そして地底世界として形成した大地を、幻想都市ラピュタとして空中へ浮上させ、大都市の上空まで移動させて落下。
人気の少ない地帯での浮遊都市の目撃情報処理だけでも、当代の
魔術協会の担当者の人生を狂わせる代物だが、
それが人間が多数住む、現代の大都市に直撃すれば、多数の死者を出す大惨事となる。もちろん隠蔽も不可能。
魔術を隠匿された一般人に存在を知らしめることで、神秘の下落による人知泡沫で人理を破壊しようと画策していた。
つまりこいつの行動原理を要約すれば
「自分を永遠に召喚できなくするための、全世界を巻き添えにしたエクストリーム自殺」である。傍迷惑この上ない。
……終章を読了したプレイヤーなら承知の通り、ゲーティアの人理焼却はあくまでエネルギー確保のための「手段」でしかなく、
その「目的」も
「創世からやり直し、悲劇と矛盾に塗れ死んでいく不完全な人類を救済する」というものである。
命というものを尊ぶが故に、現行人理に反旗を翻した魔神王とも異なり、フェニクスは
命そのものを永久に消し去る相反した思想になってしまっている。
行動原理の破綻と狂錯は、良くも悪くも彼が最早魔神王ゲーティアとは決別した存在であり、彼なりの自我を既に確立したことを表しているだろう。
なお
ダ・ヴィンチちゃんからは
「ゲーティアがこの場にいれば『このような魔神は我らの中には不要也!』と頭を抱えただろう」とまで酷評されている。ひでぇ。
本編ではシェヘラザードが追い詰められたことで現れ、計画を阻止しようとするカルデアの前に立ちはだかる。
一度は撃破されても生と死を司る魔神だけあり、他の死体へと依代を変え、バアルの人型に似たような姿になって復活する。
ちなみにこの際には依代を変えた影響か、口調は普通に喋るようになったが、代わりにダ・ヴィンチちゃん曰く伝承通りのひどい声になる。(文字の大きさや色がバラバラに表記される)
魔神柱として姿を現している最中は表記も普通だが。
幾度殺されようと平然とそれをあざ笑うように蘇ってきたが、
王特効を持つシェヘラザードが依代でなくなったために、機を窺っていた不夜城のアサシンが現れ、
宝具により「生き続け死に続ける」、生死のバランスの拮抗した無防備な状態に陥る。
さらにそこに飛び込んだ若い
フェルグスが未来の可能性と繋がり、
極・虹霓剣を発動。
ラピュタごと肉体を粉砕される苦しみにのたうち回りながら己の野望が潰えることに狂乱し、
「望みを果たせぬまま消えたくない!早く身体を寄越せグズが!(意訳)」と、自分以外の存在を見下す傲慢な本性を露にしてシェヘラザードを取り込もうとするも、
フェルグスの説得を受けて死に際について考えたシェヘラザードに、「見苦しいものに利用されて死にたくはない」と拒否されたことで取り込むことができず、
そのまま螺旋剣の奔流に飲まれ絶望の断末魔を響かせながらようやく崩壊・消滅した。
(あの英霊の言った通りだ。我は面白いと思ってしまった。シェヘラザードの語る物語を)
(しかしそれを認める事は出来なかった。この世界に意味を感じてしまえば、滅ぼすのが惜しくなる。また死の恐怖に向き合わなければならなくなる)
一方で、コミカライズでの彼はいつ頃からかシェヘラザードの語る物語が面白いと感じていた模様。シェヘラザードとはゲーム以上に良好な関係を築いており、彼女の理解者として振る舞っていた。
そのため、螺旋剣に斬り裂かれる際にもシェヘラザードを見下す様な発言はせず、自らの敗北を認めながら消滅していった。
アビゲイル、またお前は罪を重ねた───。
そうだ……そんなアビゲイルだからこそ私を、このラウムを、信じて……くれた……。
croak! croak! croaky!
カルデアのマスター─── シバの女王───
さあ奪いに来たまえ。この存在を賭けて、私は、姪を護ろう……。
亜種特異点IV「禁忌降誕庭園セイレム」の黒幕。
「ランドルフ・カーター」を騙り、その肉体を奪ってセイレムを繰り返し続けていた元凶。
魔神としての本性は黒い鴉の姿。
他の残党とはかなり事情が異なり、四柱はそれぞれ異なる私的な目的のため、「世界を滅ぼす」手段の達成に奔走していたのだが、
彼の行動原理自体は時間神殿から逃亡した後も、統括局ゲーティアも有していた
「人類の救済」という共通スタンスを一切崩していない。
ただし彼の到達した結論は
「この世界にある既存の概念では人類を救うことはできない。故に異なる世界、外宇宙に解答を求める」というもの。
ゼパルからは
「早計だ。まだ試していない真実は多い」と窘められるが、カルデアの前に滅び去った前三柱の有様を引き合いに出し、ラウムはそれを一蹴。
どこぞの小説家が悪夢と妄想から紡ぎあげた「
虚構」が、
本当に外宇宙の神との繋がりを生んでしまった(!)前例を見て、ラウムは至上最悪の冤罪事件・
セイレム魔女裁判をその足掛かりとすることを決める。
……もっとも、ゼパルからは
「汝の解答は14000年前に失敗した」と辛辣に評されたが。
2016年のセイレムに結界を構築し、5万人の現地市民を糧に「セイレムの再現」を試みたものの、
失敗が続き、5万人分の魔力も枯渇を始め、次第に手詰まりへ陥っていく。
しかし類稀な巫術者としての才を持つ一人の少女───アビゲイルの存在によって大きく計画は変貌を遂げた。
外界の神を降ろすのに適した素質を持ち……何より、利用するだけのつもりだったラウム自身が、
仮初の叔父として「娘」に接する中で、真実アビゲイルへの愛情に目覚めていったことである。
誰が呼んだかラウムP
計画は、アビゲイルの提案と発想を悉く反映させる形で具体像を与えられた。
「全ての人間は罪を抱き、救済を求めている。そのために終わりなき苦痛を永遠に与えることで、全ての者へ痛みの煉獄の中で贖罪の機会を与える」というもの。
簡単に言えば結界内でのみ進行していたセイレム魔女裁判の煉獄が、外神と繋がったアビゲイルの手で全世界規模にまで拡大することを意味する。
計画の仕上げとして、ラウムは「敢えて」結界を表出させ、結界内に侵入してくるであろう、カルデアの干渉をもってセイレムを完成させることを目論む。
結界内で裁判を不当に妨害すれば、ペナルティで妨害した者も有罪・絞首刑となるルールでカルデア側の手をほぼ封殺する。
そして7日目の魔女裁判で可愛い姪の自慢話と一緒に主人公を有罪に処す寸前にまで追い込むが、「裁判の様式に則った証拠の提出」が認められる穴を突かれ、ラヴィニアからイブン・グハジの粉末を投げつけられて魔神柱としての本体を露出させられる。
魔神柱の姿を現してしまったことでミドラーシュのキャスターが持つ「魔神柱の干渉を無効化する」能力が有効となり、
ネックだった魔女裁判が無効化され、ついに直接の交戦となる。
主人公との戦闘には敗れたものの、死に際にラヴィニアを道連れにして「降臨者」が顕現する最期のトリガーを引くことには成功。
「姪を守る」べく全力を尽くしたラウムは、その姪から足蹴にされながらも何ら悔いを残すことなく消滅していった。
……なお、事態の収束後。
ラウムが奪った「時空を旅する紳士」の肉体は無傷の上、結界内でラウムが蓄積した記憶もフィードバックされるクリーンな形で返却されている。割と律儀な奴である。
確かに彼は人類を救済しようとしていたが、それと同等に一人の少女をただただ真摯に救おうともしていたのである。
し、死にたくない……、死にたくない……。このままこんなところで死にたくない……。
どこか、どこか我だけの世界で……。ただ生き続けていたい……。
目的など要らない。理想も信念も不要だ。征服も、支配も、探求も、発展も、友愛も、告別も、不要だ。
我は、ただ──手に入れた〝我”を、もっと味わっていたかった──
イベントクエスト『
ぐだぐだ明治維新』にて登場。
元々は情報室を司る魔神柱の1柱で、厳密には魔神柱本体ではなく魔神柱アンドラスの残留思念と亡骸。
目覚めた自我は
「死への恐怖」と
「生への執着」。
上記のバアル達4柱とは違い瀕死の状態であり、
「自我を得られたのに死にたくない、ただ生き延びて得られた“我”をもっと味わいたい」と願う一心で時間神殿から脱出する。
瀕死であった故に途中で力尽来てしまうが、自身の亡骸の魔力と強まった自我による執念によって残留思念と化した。
その後「永遠を欲する」という願望に根幹が似た慙愧の願いを持つ茶々と偶然遭遇した後は、彼女と無理矢理融合してかろうじて延命。
彼女の記録にあった豊臣秀吉の特性を得て
「金色魔太閤秀吉」を名乗り、
他者の
「死にたくない、終わりたくない」という願いのみに適合して叶える聖杯に近い存在へと変化、特異点そのものを固定化して永遠を得ようとした。
その結果、依代となれる相手がいなければ活動も危うく、「生き続ける」という願望にあまりに拘泥した結果本来味わいたかったはずの
「個性」すら放棄した存在に変わり果ててしまっており、
信長からは
「寄生生物」とまで言われた。
しかし己を取り戻した宿主である茶々がアンドラスの支配を脱し、さらに主人公に討伐されたことで敗北。
崩壊の最中、人間と生命の難しさを改めて感じながらも、
目的の無い生命活動は、航海ではなく、漂流であり───
──私は。手に入れる命題の順番を、間違えたのだ。
と納得のいく答えを得る。
その後崩壊した空間に残った
土方歳三に対し己に与えられた最後の救い──
「命を惜しみながら死ぬ」に辿り着いた事を告げ、彼に激励と自身の願いを託して満足気に消滅した。
なお土方との会話では名前が「魔神アンドラス」となっており、魔神柱ではない一つの存在として存在が確立したことが示唆されている。
これらの他にも死した魔神柱の残滓が聖杯の欠片を取り込んで微小特異点を発生させていることが
アサシンのエミヤの幕間で語られている。
【その他分類不能】
イベント『
サーヴァント・サマー・フェスティバル!』にて顕現した73体目の魔神柱。たぶんゲーティアは関係ない。ついでにアストルフォくんの股間も関係ない。
日数カウントが後の方のタイミングで戦うと「熟成が進んで美味しくなりました」とのことで強化される。ちなみに味は「ハーゲンティ風フレーバー」らしい。
イベント『虚数大海戦イマジナリ・スクランブル ~ノーチラス浮上せよ~』に登場。同イベントは魔神柱とは一切無関係なストーリーだったため、単にグラフィックをフォルネウスから流用しただけと考えられる。
イベント『
メイキング・クリスマス・パーティー!』に登場。ルーン魔術と聖杯のせいで発生した生きたケーキ。
立ち絵は
パンケーキハーゲンティの流用だが、戦闘グラフィックはちゃんと生クリームや苺、クリスマスの装飾でデコレーションされた特別仕様になっている。
倒された後は食材として、苺たっぷりのクリスマスケーキに料理された。
余談
イベントそのものの経緯は
イベントの項目に譲るが、
魔神柱を倒した時のドロップがあまりにも美味しすぎた結果、
目ぼしいドロップの魔神柱から、全国のプレイヤーが
寄ってたかってタコ殴りにし、数百万単位で用意された魔神柱が瞬く間に次々と陥落。
しかも制圧完了した魔神柱とは戦えなくなるため、総力戦というより、
プレイヤー同士の先着争奪戦の体になり、
魔神柱は宝箱としか見られず、傍目にはかわいそうなレベルで
ラフム化したぐだーずに狩られる始末だった。
特に「禁断の頁」「無間の歯車」「蛮神の心臓」をドロップするバルバトスは、
ピックアップ追加されたマーリンの強化素材として使用するのも相まって、開始12時間で真っ先に根絶やしに。秒速にして44本/秒である。
この数字は「1バルバトス」と呼ばれ、その後もレイドの殲滅速度の基準となっている。
BBちゃんにもネタにされた。
その後フラウロス、フォルネウス、サブナック、ハルファス、アモンの順に沈んでいき、最後のアンドロマリウスも耐えられず閉鎖。
イベント期間9日の予定が開始からわずか2日半で全て制圧された。
魔神柱討伐にかかった時間はおよそ62時間7分。総ダメージ12兆9000億オーバー。
平均分速5000本という数値がマスターたちの熱意というか執念の類を示している。
追記・修正は1秒間に44回のペースでお願いします。
- 心臓は初期鯖から最近の鯖まで要求してくるからガチャ回してれば回してるほど足りなくなるからなぁああなったのも宜なるかな -- 名無しさん (2017-05-07 21:45:11)
- わるいことなんか なにもしてこなかったのに、なんで――― どの口が言ってるんだか。。 -- 名無しさん (2017-05-07 22:00:38)
- (自分の視点では)わるいことなんかしてない、なんだろう。そもそも、他の魔神柱と違ってこいつだけ共感が全くない怪物が相方だから致し方なし。そこら辺含めて子供だったなあ、3000年過ごして逆恨みって弾劾をだからどうしたと跳ね返せたバアルとは環境が違いすぎた -- 名無しさん (2017-05-07 22:25:02)
- 無かったことになったからゼパルはまた出てくるんじゃないか?また女絡みでひどいことになってたら笑うけど -- 名無しさん (2017-05-07 22:26:16)
- もしグシオンと再戦の機会があったら、確実にネタにされるんだろうなあ…… -- 名無しさん (2017-05-07 23:05:46)
- バアルは見事な手腕だった実際抹殺一歩手前まで追い詰めたし、しかも非難されようとそれがどうしたと開き直る図太さも持つ。それとゼパルは客観的に見ても自業自得本人も初期は相当拒んだそうだし、その辺も同情できない。 -- 名無しさん (2017-05-07 23:19:46)
- ぐだぐだ明治維新のヒロインは間違いなくアンドラス -- 名無しさん (2017-05-07 23:21:20)
- ノッブにスナック菓子扱いされて、キアラに逆レイプされたりと最近の魔神柱可哀想すぎるわ -- 名無しさん (2017-05-07 23:57:43)
- ↑まぁ最近に限らずハーゲンティの例があったりもしたし、ネタにされてる分マシなんじゃないかなw -- 名無しさん (2017-05-08 00:17:52)
- BBが言ってる魔神柱秒間44本、バルバトスの実際の討伐速度だったらしい -- 名無しさん (2017-05-08 01:18:40)
- ↑5 ゼパルに同情の余地は無いけど、よりにもよってキアラを魔性菩薩モードを知った上で選ぶ神憑りなセンスを持ってしまったことには可哀想と言わざるを得ない -- 名無しさん (2017-05-08 06:53:48)
- もっとだ……もっと(素材を)寄越せ、バルバトス……! -- 名無しさん (2017-05-08 07:17:37)
- ↑私は悲しい・・・(ポロン)。 -- 名無しさん (2017-05-08 07:50:03)
- ↑4 -- 名無しさん (2017-05-08 11:24:25)
- ミスった↑4今回の脚本は菌糸類で日記でバルバトス討伐されたこと嘆いていたからさらっとネタにしたのか菌糸類w -- 名無しさん (2017-05-08 11:26:11)
- ゼパルの台詞をCV杉田で脳内再生すると笑える -- 名無しさん (2017-05-08 12:16:42)
- ゼパルの悪いことなんか云々はキアラと混じって出て来た台詞の気がする。セラフィックスが変異した時点でもうキアラは魔性面になってるはずなのに日記は正気みたいな文章だし日記書いてる時点で自我がダメになってたんじゃねーかな… -- 名無しさん (2017-05-08 13:14:28)
- ゼパなんとかさん影とはいえ戦闘面でもクソザコだったなぁ。今更残機無しHP40万程度のバーサーカーってお前… -- 名無しさん (2017-05-09 02:16:17)
- ↑そら機械的に攻撃してて戦法もクソもなくなってるし。せいぜい固定砲台って意味でアーチャーとかにしか出来ないかと。「ぐだが憎い」でアヴェ化したバアルと「死にたくない」でルーラー化したアンドラスは凄い得心がいった。 -- 名無しさん (2017-05-09 02:54:28)
- ゼパルに対しての評価な憑依TSチン負け魔神柱の語呂がよすぎる… -- 名無しさん (2017-05-09 10:45:28)
- ↑3戦闘後の選択肢でもぐだが明確に弱くなかった?と思ってる当たり本当に弱いんだろうな… -- 名無しさん (2017-05-09 23:18:54)
- 初手で善性を封印していなければこんなことには・・・ いやどうだろうキアラだしなあ -- 名無しさん (2017-05-10 10:10:30)
- いつの間にか強大な敵から可哀想な存在なポジションに・・・ -- 名無しさん (2017-05-10 10:46:51)
- 【朗報】ゼパルくん(仮)、これから人理救済のためカルデアで武器としてキアラにこき使われることが確定。 -- 名無しさん (2017-05-11 00:17:15)
- バアルのはあれ「半端な攻撃じゃアイツ生き残るから世界ごとぶっ潰せば死ぬだろ!」って感じでぐだ殺しのためって目的からはずれてないような -- 名無しさん (2017-05-11 00:55:43)
- 無限再生するケーキとかケテル案件じゃないですかねぇ -- 名無しさん (2017-05-11 01:00:12)
- ↑ 減らないだけで増えないからSafeせーふ -- 名無しさん (2017-05-11 01:15:16)
- ゼパルェ…本編で散々な目に遭った上にアルターエゴKの道具扱いか…これはもう1.5部には出てこないかな? -- 名無しさん (2017-05-11 01:26:05)
- セラフの事件自体が無かったことになったからアガルタで出てくるかもしれん -- 名無しさん (2017-05-11 01:50:57)
- 今更真面目な面して策を巡らせてもぐだが呆れ顔でボケたセリフを吐きそう -- 名無しさん (2017-05-11 02:09:43)
- 憐れまれる憐憫の獣とはこれ如何に。 -- 名無しさん (2017-05-12 10:10:19)
- FGOキアラはまさに文字通りの聖女だったのに並行世界最悪をインストールしたゼパル 絶対にゆるせね -- 名無しさん (2017-05-12 20:26:06)
- なお菌糸類の発言によりタイムパラドックスしようとゼパルくんの復活はない模様(ただしキアラとゼパル、テメーは駄目だ) -- 名無しさん (2017-05-12 20:35:33)
- まあ仮に再出現しても自鯖orフレンド鯖のキアラさんぶつけられてネタ不可避だっただろうし、もう出てこないのが幸せなんじゃないかな…w -- 名無しさん (2017-05-12 21:20:22)
- こうしてみるとアンドラスの最後って救われてたんだなあと -- 名無しさん (2017-05-13 11:22:02)
- ゼパルくんはみんなの心じゃなくてカルデアで今日も元気に生きているのです(悠々と歩く魔性菩薩を見ながら -- 名無しさん (2017-05-13 17:14:38)
- ゼパルくんがもう踏んだり蹴ったり過ぎて草不可避wwwww -- 名無しさん (2017-05-14 00:04:01)
- キアラおめーはだめだは普通にキアラかわいそう。 -- 名無しさん (2017-05-14 14:54:08)
- あれ、今回のイベント後に始めた人にとっては、ゼパルの行方って不明で終わっちゃうのかな? -- 名無しさん (2017-05-15 16:59:55)
- ↑まあちょっとした回想があるかどうかだろうね。 -- 名無しさん (2017-05-17 16:44:47)
- 魔神柱カリスマランキング最下位を爆走するゼパなんとかさんに後輩ができた模様 -- 名無しさん (2017-07-01 01:25:03)
- アガルタはフェニクスに限らずみんな小物というか三文芝居みたいな性格してたから……ガープは確率考えたらマトモなこと言ってるよなぁ。強行しても成功率のほうが高かったはず -- 名無しさん (2017-07-08 13:20:17)
- ↑「欠陥(死)のない世界を作る」って目的なのにの「欠陥が残る可能性がある」とか -- 名無しさん (2017-07-21 00:27:30)
- 本末転倒なんでな、少なくともゲーティア的には -- 名無しさん (2017-07-21 00:28:15)
- 1.5部でかっこいい魔神柱バアルしかいない…。アンドラスはヒロイン。ゼパなんとかさんはゴミ。フェニクスは小物。こんな評価で良いね? -- 名無しさん (2017-07-22 16:25:13)
- 得た命題がそれぞれ違うなかで自らができることをなそうとした者達にたいしその一方的な評価はいかがなものかそりゃバアル以外は結果的にあまりかっこよくなかったけど -- 名無しさん (2017-08-12 01:19:20)
- イベントで出てくる可能性もあるとはいえ、残った亜種特異点は2つ。ラウムはどちらで来るか -- 名無しさん (2017-08-12 16:42:04)
- バアルはダ・ヴィンチに無理って断言された幻霊と英霊の融合を実現、悪のカリスマと非常に仲が良い描写されてるから恵まれてるよな…まあ元を考えるとバアル神だから名前に違わぬ待遇ではあるが -- 名無しさん (2017-08-12 21:49:17)
- ↑2剣豪に魔神柱でなかったしラウムはセイレム確定だな -- 名無しさん (2017-11-06 17:17:35)
- アモンがエジプトの最高神の神性を持っていたんならほかの魔神柱も同じく神性持ちとか別の姿持つのとかいるのかね。アスモダイは七つの大罪を司る魔王の姿とか、バアルはカナン神話の雷神としての姿とか別個で持っててもおかしくなさそうだし。 -- 名無しさん (2017-11-14 19:46:11)
- 最期に残ったラウムは理論や感情等の矛盾や葛藤で混沌としながらも魅力ある奴でした... -- 名無しさん (2017-12-05 00:16:12)
- 活が良い頃のゼパルが指摘した「お前の理想は1万4千年前に既に失敗してるぞ」は宇宙から来たセファール(破壊の限りを尽くし救済とは無縁だった)を指しているのだろうか?なおその後 -- 名無しさん (2017-12-05 00:20:33)
- ↑多分セファールの事で合ってると思う。まぁゼパルが言うように明らかにこっち側と法則や体系が異なる存在に救済を求めるのはリスクが高過ぎるしなぁ。多分セファールは外から来た連中の中じゃだいぶマシな方だと思う。 -- 名無しさん (2017-12-05 01:09:28)
- ラウムは唯一姪の未来を繋ぐ目標を達成した -- 名無しさん (2017-12-05 19:49:34)
- ↑2、3 それもあるけど『前の降臨者(セファール)も結局星の聖剣で吹っ飛ばされたんだからまた失敗するの目に見えとるで』ってことかと -- 名無しさん (2017-12-05 20:04:39)
- ラウム「うーん、幼女は いいぞ。」グラシャラボラス「だろ?幼女最高だろ?」 -- 名無しさん (2017-12-05 21:01:09)
- ↑ ホプキンス「はい有罪」 -- 名無しさん (2017-12-05 21:09:23)
- カチグミ三柱と負け組二柱の差が酷すぎるぞ1.5部 特にフェニクス君はゼパなんとか君みたいなネタにもうまく昇華出来ないアレな死に方だし -- 名無しさん (2017-12-05 21:12:48)
- ↑ 自分的には、英霊剣豪のライターが「魔神柱を絡ませるのは、シナリオ的に無理」といったから、キノコがCCCイベに出したんだと思う。 -- 名無しさん (2017-12-10 09:16:58)
- ↑ただまあ 、ネックなのは魔神柱案件なのにコラボクエの性質上、復刻の可能性がゼロなんだよねゼパなんとかさん。なんにもわるいことしてないのに…。 -- 名無しさん (2017-12-10 10:00:56)
- ↑5,6ハーゲンティ「ロリ怖い…」 -- 名無しさん (2017-12-17 05:18:31)
- ↑ここをパンケーキ工場とする! -- 名無しさん (2018-01-01 22:48:12)
- 【悲報】約3.5倍の物量で中国版FGOの終章に臨んだバルバトスくん、タコ殴りにされ約24時間で全滅。 -- 名無しさん (2018-01-25 14:46:27)
- ↑3.5倍ごときじゃ大陸10億人のラフムの群れには到底勝てんぞ -- 名無しさん (2018-06-05 13:07:42)
- 明治維新イベでのアンドラスを見てると、決して邪悪ではないんだなと思えてくる。 -- 名無しさん (2018-06-05 13:47:10)
- グシオン『俺も、バルバトスの側に行きたかったぜ』 ロノウェ『全くですな。私も、ガープ卿のグループに行きたかったでございます。ぷっくくく』 -- 名無しさん (2018-07-29 14:35:16)
- ↑主人公をニッパーで倒せたかも知れないな… -- 名無しさん (2018-10-25 14:47:04)
- ↑7 喜べ、復刻したぞ。…以前ゼパったマスター達がキアラの所業を改めて知って、恐れ慄くことになったが。 -- 名無しさん (2019-03-02 15:36:56)
- おかえりなさいバルバトス、そしてさようならバルバトス -- 名無しさん (2019-05-03 19:15:44)
- さらばバルバトス、また会う日まで。できれば早く会いたい。 -- 名無しさん (2019-05-05 22:58:10)
- 約28時間50分で刈りつくされたバルバトス。秒速にして481~2本くらい。鯖落ち時間を考えるともう少し秒速は速いかな? -- 名無しさん (2019-05-05 23:03:30)
- ↑すまん計算ミスった、2日ちょっとだから52時間50分だ。秒速262~3本。 -- 名無しさん (2019-05-05 23:11:37)
- さようならバルバトス君、夢をありがとう。しかし腹いせに鯖を落とすのは勘弁な? -- 名無しさん (2019-05-05 23:26:06)
- さよなら、見知らぬバルバトス -- 名無しさん (2019-05-08 11:31:44)
- コミカライズ版ゼパルが視覚化されると改めてド畜生で困る。その後の末路を想像すると因果応報で笑えるのだが -- 名無しさん (2020-02-12 09:39:19)
- バルバトスのせいで、なぜか関係ないと思われるスパロボwikiのミカのページにも、『もっとよこせ』の件について書かれていたりw -- 名無しさん (2020-02-12 11:12:07)
- ラウム、閉じたコミュニティで世界を繰り返し、その目的は人類救済って、考えと行動が何気に荒耶と同じなんだな。渋いおじさまなところも似てるし -- 名無しさん (2020-06-30 19:27:44)
- FGOアーケードにも登場しているが、どれも外観や能力が全く異なり、1章ではナベリウス自体が登場、バルバトスとハルファスh -- 名無しさん (2021-02-05 00:46:38)
- ↑訂正: -- 名無しさん (2021-02-05 00:47:08)
- FGOアーケードにも登場しているが、どれも外観や能力が全く異なり、1章ではナベリウス自体が登場、バルバトスとハルファスは二体一組(体力は共有)であり、二体とも名前は同じだが外観と能力が異なる魔神柱として登場する。 -- 名無しさん (2021-02-05 00:52:19)
- やっぱどこかしらズレてんだろうね、アーケードは -- 名無しさん (2021-02-05 02:13:41)
- 伝承通りの真正悪魔として出たら絶対倒せない奴等。型月の悪魔は雑魚じゃなくガチで魔神だからなぁ -- 名無しさん (2021-07-22 21:57:11)
- ラウムの余談として「なお、カーターの外見がなぜか担当声優の杉田氏に酷似しており、その正体はかねてより噂されていた」とか書き込んでもいいだろうか? -- 名無しさん (2022-01-04 16:21:20)
- ↑いいと思う。ただリアタイしてないから分からないけど、当時のノリが与太考察っぽい感じだったら打ち消し線付きで書いたほうがいいかも -- 名無しさん (2022-01-04 17:31:22)
- ある意味終局特異点で死ねた魔神柱は幸せだったかも -- 名無しさん (2022-07-27 21:22:11)
- アロケルさん、オロバスさん、好きだ。 -- 名無しさん (2023-07-02 19:16:27)
- メギド72に比べると扱いがあんまりな気が……まあ、仕方ないが -- 名無しさん (2023-11-23 00:12:00)
- 忘れないよ、レイドでたくさんの素材をくれたみんなのことを.....。 -- 名無しさん (2025-02-15 19:30:58)
最終更新:2025年02月15日 19:30