テレビ朝日

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&font(#6495ED){登録日}:2014/04/07 Mon 22:14:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 株式会社テレビ朝日とは、関東広域圏([[東京>東京都]]、[[神奈川>神奈川県]]、[[千葉>千葉県]]、[[埼玉>埼玉県]]、[[群馬>群馬県]]、[[茨城>茨城県]]、[[栃木>栃木県]])をカバーする放送局である。 現在のリモコンキーIDは&bold(){5}だが、地上波アナログ放送時代は「10チャンネル」の愛称が使用されていた。 2014年4月1日付けで、テレビ朝日は持ち株会社制に移行、それまでのテレビ朝日を商号と業態を変更し、テレビ朝日ホールディングスになり、 テレビ朝日分割準備株式会社にテレ朝HDが保有していた放送免許や放送に必要な資産などを無償で譲渡し、 放送局としてのテレビ朝日はテレ朝HDの100%子会社となった。 本社所在地は東京都港区六本木六丁目。 テレ朝HDは商号と業態の変更前の持ち株比率を維持していて、筆頭株主が朝日新聞社、第二位が東映(正しくは東映グループ)である。 本項では持株会社化以前も含め、放送局のテレビ朝日について解説する。 *複雑な会社の経緯 ●最初は教育専門の民間放送局だった #openclose(show=開局PR){ #center{&bold(){&size(18){&color(#ffffff,#202020){123456789…}}}} #center{|LEFT:BGCOLOR(#202020):&br()&bold(){&color(white){&size(18){第}          &br()&size(18){ }&size(50){10}&size(18){チャンネル}}}&br()&br()|} #center{&bold(){&size(35){&color(#202020){NET}&color(#ffffff,#202020){誕生!}}} &bold(){&color(#202020){来る2月1日から開局する、NET(日本教育テレビ)では}} &bold(){&color(#202020){正しい知識と健全な娯楽を提供し、広く一般の生活文化の向上を目指して活躍します。}} &bold(){&color(#202020){午前中は主に学校向けの…}}} #left{&bold(){&size(35){&color(#ffffff,#202020){楽しい教育教養番組}}}} #center{&bold(){&color(#202020){午後も22時以後は、職業や大学・高校向けの番組を斬新な企画で。}} &bold(){&color(#202020){午後は主婦向き、夕刻は子供向き、夜は一般向きの…}} &bold(){&size(35){&color(#ffffff,#202020){優れた明るい娯楽番組}}&color(#202020){…映画番組。}}} #left{&bold(){&size(35){&color(#ffffff,#202020){新しい角度で取組む}}}} #center{&bold(){&color(#202020){機動力を駆使して送る…}}} #right{&bold(){&size(35){&color(#ffffff,#202020){実況中継}}}} #center{&bold(){&color(#202020){ニュースも独特のスタイルで、皆様のお目に懸かります。}} |BGCOLOR(#202020):&br()&bold(){&color(white){&size(25){皆様の楽しいNET}&br()&br()&size(35){2月1日開局}&br()&br()&size(25){日本教育テレビ}}}| &bold(){&size(25){&color(#202020){2月1日からは、ダイヤルを第10チャンネルにお合わせください!}}}} } 1957年に、テレビ事業の進出をうかがっていた東映、ラジオたんぱ(現在のラジオ日経)、日本経済新聞社と旺文社を中心とした教育出版関係の出版社が中心となり、 一日の編成を教育番組を50%以上、教養番組を30%以上と言う、NHK教育(現Eテレ)も真っ青の編成を行なうことを条件に、郵政省から放送免許を取得し、 「日本教育テレビ」という会社の設立にこぎつける。 しかしながら、旺文社などの中学、高校、大学の各入試の対策番組などの人気は非常に高かったが、その他の教育番組は全くと言っていいほど人気がなく、 教育のためとして子供向け番組の放送を行なったり、外国の文化を紹介する教養番組として海外の映画を放送するなど、事実上総合放送局へと舵を切る。 このため社名を日本教育テレビから「NETテレビ」に商号を変更する。 また、教育専門テレビという性格上全く報道に人員を割く余裕がなく、東映と朝日新聞社が共同で製作していたニュース番組垂れ流しという事態に陥っていた。 このため、NETでは朝日新聞社から報道に関するノウハウを教えてもらい、 人員交流が進んだため実質的にはNETの報道部は朝日新聞社の取材技術を吸収しているため、部門傘下のような状態となる。 ●毎日放送とのネット解消、朝日放送とのネットに切り替える 1972年に、当時の郵政相であった田中角栄氏が「系列局は新聞社ごとに整理するのが分かりやすい」と発言したことがきっかけとなり、 当時TBS・JNN系列に加盟していた大阪・朝日放送(ABC)に対し、報道部門で朝日新聞社の世話となり、朝日新聞社との関係を深めていたNETが朝日新聞大阪本社が中心となって、 旧朝日放送(朝日新聞大阪本社が中心となって開局させたのは今の朝日放送ラジオ)を立ち上げた経緯があるため、 ANN系列へネットチェンジするよう再三にわたって働きかけた。 しかしながら、[[ラジオ]]専業であった旧朝日放送とテレビ専業で且つTBSがノウハウを教えて開局した旧大阪テレビ放送が合併して出来たのが現在のABCであったため、 朝日新聞との関連はあるものの比較的自由が利き、当時「[[8時だョ!全員集合]]」などTBS制作の高視聴率番組を放送していたABCテレビにとって、NETへの編成替えは[[罰ゲーム]]以外何者でもなかった。 しかし、NETとのこれ以上の衝突は何としても避けたいTBSが朝日放送に対してネット打ち切りを通告したため、 朝日放送は「NET系列に入るか、東京12チャンネル(現在の[[テレビ東京]])系列に入るか、独立局となるか」の3つから答えを探さねばならなかったが、 結局東映のとりなしでNET系列に入ることで落ち着き、それまでNET系列であった毎日放送が1975年4月1日にTBS系列にネットチェンジを行なった。 これに伴い『[[仮面ライダー]]』シリーズがTBS系列に移転し、その穴埋めで始まったのが[[スーパー戦隊シリーズ]]の第1作『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』である。 このため、現在でもテレ朝とABCテレビの関係はキー局・準キー局の中では最も険悪とされており、ネットの発局と受け局というだけのかなりクールな間となっている。 近年は年末の『[[M-1グランプリ]]』にてテレ朝がスタジオをABCに提供、2017年10月から日曜朝に放送されている『サンデーLIVE!!』では中京圏のメーテレと共に共同制作として放送しているなどある程度の融和路線も見せている。しかしながら、番組の編成方針((ABCは「部長刑事シリーズ」や夏の高校野球中継など、全国ネット番組を差し替えてローカル番組を優先放送する傾向がある。))やタレントのキャスティング、ネット配信に対する姿勢など、両者異なるスタンスを見せることも多々ある。 ●社名を全国朝日放送に、愛称をテレビ朝日に #center{&b(){&color(#000000){NETテレビは4月1日から}}} #center{&b(){&size(24){&color(#ff4500){テレビ}&color(#3cb371){朝日}}&color(#000000){に変わります。}}} 1977年にNETは社名を全国朝日放送に、愛称をテレビ朝日とすることを決定する。 しかしながら、報道番組関係の製作部とその他の製作部では、朝日新聞社との距離感が全然違い、 政治的スタンスでは2014年の今に至るまでなんとも言えない放送局となっている。 というよりも、2000年代前半まで非常に朝日新聞色が薄い番組が多く、旺文社がソフトバンクにテレ朝の全保有株式を売却、 慌てたテレ朝が朝日新聞社に助けを求め朝日新聞社がソフトバンクから全テレ朝の株式を買い取り、 一部を東映に売却して決着するという事件があってからは、東映色が朝日新聞色よりもはるかに濃くなったと言われている。 ●テレビ朝日を社名に 2003年10月、「六本木ヒルズ」として再開発された六本木六丁目に戻ってきた際に、愛称であったテレビ朝日を正式社名とし、ロゴも現在のものとなった。 地上デジタル放送開始の際は[[テレビ東京]]とともに一桁の番号を希望し、リモコンキーIDは「5」を取得。 これによりラテ欄やEPGの位置も従来から中央寄りに移り、チャンネル番号の変更を告知するキャンペーンが大々的に行われた。 *番組編成 **プロレス中継 テレビ朝日を語るのに欠かせないのが[[プロレス]]の中継である。 前身のNET時代の1969年に、それまで日本テレビ独占だった日本プロレス(団体)の中継に参入したのが始まり。 その後、1972年からNET独占となり、同年8月から長く続く金曜20時枠へと移管。 更に編成側の肝いりもあり[[アントニオ猪木]]が設立した新団体・新日本プロレス興行の独占中継へとつながる。 特に80年代は同局出身のアナウンサー・古舘伊知郎氏による実況も相まって黄金期を迎えた。 現在も深夜枠でプロレス中継を続けているのは勿論((系列のBS朝日では2020年から地上波時代と同じ金曜の中継を復活させている。))、新日所属レスラーによるバラエティ番組も放送されるほか、ニュースでプロレスネタを扱うことも多い。 テレビ朝日は新日本プロレスの筆頭株主に名を連ねている。 **アニメ放送 東映の影響力が非常に強いため、東映動画→[[東映アニメーション]]製作のアニメがフジテレビ以上に多く、テレビ朝日の子会社であるシンエイ動画製作のアニメは現在『[[クレヨンしんちゃん]]』と『[[ドラえもん>ドラえもん(作品)]]』の所謂「国民的アニメ」2本のみである。 しかしこの2本は、テレビ東京の[[全日帯の看板作品>ポケットモンスター サン&ムーン]]が[[日曜日]]放送だった時代に、金曜日の19時というゴールデンタイムで放送される唯一のアニメとなっていた。その後、2番組は2019年10月改編で[[土曜日]]夕方に移行し、一時的に地上波キー局のゴールデンタイムからアニメが消滅することとなった((その後、テレビ東京では2020年10月から金曜日の放送枠が復活している。))。 また、深夜アニメ枠はANN系列で全国ネットのものが長らく存在していなかった。 これは、ABCも名古屋テレビも独立心が非常に強く、メーテレに関しては以前平成ガンダムシリーズの『[[Gガンダム>機動武闘伝Gガンダム]]』『[[ガンダムW>新機動戦記ガンダムW]]』『[[ガンダムX>機動新世紀ガンダムX]]』をテレビ朝日製作に移され、さらに[[勇者シリーズ]]がテレ朝の編成の都合で打ち切られるなどしたためと、ABCも木曜日のゴールデンタイムに保有していた自社製作のアニメ全国放送枠がなくなってしまうなどの影響があったため、[[ニチアサ>ニチアサキッズタイム]]の[[『プリキュア』シリーズ>プリキュアシリーズ一覧]]以外の作品ではテレ朝へのネットは非常に消極的で、 ABCやメーテレ製作のアニメが関東地方ではTOKYO MXやtvkなどで放送されるというねじれ現象が起きていて、「現代の腸捻転」と冷ややかに見られることもある。 なお、2020年10月から深夜アニメの全国ネット枠が誕生しており、後半30分をABCが担当している。 アニメ関係では2023年からプラモメーカー・[[コトブキヤ]]との業務提携を開始。2024年4月には株式を追加取得しテレ朝HDの持株法適用会社になった。 **バラエティ 1990年代まではアニメとドラマを編成のメインにしていたせいか、テレ朝のゴールデンでバラエティといえば『[[ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー>ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!]]』程度しかなかった。一方、23時台に「ネオバラエティ」と呼ばれる実験的な番組を試す枠を新設し、以降他局でも同様の枠が創設されるようになった。 六本木ヒルズ移転以降は積極的にバラエティの制作を行うようになり、深夜番組で成功した番組を[[ゴールデンに移転>ゴールデン降格]]させるなどしたが、ゴールデンゆえに深夜時代の過激な内容ができなくなるなど方向転換を余儀なくされ、打ち切りに追い込まれた番組も数多い。 但しテレビ朝日の場合はタイトルだけちょこっと変えてこっそり深夜に継続させたりしているもの、はたまたネット配信番組に移管して継続させたものもある。 **テレビドラマ 東映の影響力が(ry、開局以来特撮を含めた東映枠が多数設置されている。 特に代表的なものが水曜の刑事ドラマ枠で、NET時代の「特別機動捜査隊」を皮切りに刑事ドラマが長年制作されている。 1999年からは東映京都撮影所で撮影を行う、京都が舞台の「木曜ミステリー」シリーズが開始。「京都迷宮案内」や「[[科捜研の女]]」等の人気シリーズを生み出した。 時代劇では「[[暴れん坊将軍]]」および「遠山の金さん」が定番。ABC制作の必殺シリーズも途中から同局での放送となった。 これらの作品は平日昼間の地上波やBS朝日で頻繁に再放送されており、新規視聴者やリピーターの獲得にも貢献している。 東映以外では「[[西部警察>西部警察(刑事ドラマ)]]」等の石原プロモーション、「[[ドクターX 〜外科医・大門未知子〜]]」等のオスカー女優出演作品もおなじみ。 「[[土曜ワイド劇場]]」「金曜ナイトドラマ」など、新しいドラマ枠を設置したのもこの局が最初だったりする。 **音楽番組 現在こそゴールデンタイムの長寿音楽番組『ミュージックステーション』が有名だが、同番組開始までは他局に比べて音楽の影が薄かった。 なんせ1970年代の代表的歌番組が、「スターに別スターの物まねで歌ってもらう」((ここで言うものまねはいわゆる「歌マネ」であり、コロッケに代表される見た目を極端にデフォルメした悪ふざけものやホリに代表されるテレビ番組や楽屋の一コマを切り取ったものでもない。))スターの使い道を間違ったような『象印スターものまね大合戦』で、日本のみならず世界最長のクラシック音楽番組となった『題名のない音楽会』すら、元はテレビ東京の前身「東京12チャンネル」からの移籍番組だったのだがら…… 後発のテレ東すらアイドルと演歌に特化することで濃い個性を得ていたのに対し、テレ朝は一応『歌謡ドッキリ大放送』等「歌謡~」と付くシリーズはあったものの、他に比べて歌手の過去映像アーカイブスと魅力に欠けていたことは否めなかった。 だが、1980年代には洋楽番組『ベストヒットUSA』が人気を博し、『ミュージックステーション』が定着することで一気に音楽映像の量が増加した。 *ゴーちゃん。 2011年にようやく登場したテレ朝のマスコットキャラクター。 エクスパンダ星から来た、金色に輝くパンダさんなんだばい。 追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - アニメはいらんテロップ多い -- 名無しさん (2014-04-07 22:17:57) - 特撮についても触れてくり~ -- 名無しさん (2014-04-08 00:54:19) - 仮面ライダーだよなあ? -- 名無しさん (2014-05-09 13:22:32) - 夏の高校野球仮面ライダーが潰れないようにして欲しかった -- duke (2014-08-10 21:29:39) - ゴーちゃん作ったのがサンリオでキティちゃん作った人だと知っている人は何人いるんだろう? -- 名無しさん (2014-08-10 21:31:33) - 現在の視聴率競争では絶好調の日本テレビや絶不調のフジテレビやTBSと違い良くも悪くも安定している。 -- 名無しさん (2015-01-21 14:08:00) - 刑事ドラマ専門チャンネル -- 名無しさん (2016-09-24 20:15:41) - 一月休止したドラえもんとクレヨンしんちゃんがようやく放送再開したと思ったら翌週に即座にスポーツ特番を入れる常軌を逸した放送局 -- 名無しさん (2019-04-05 01:02:54) - ↑5 あれはテレ朝じゃなくてABC朝日(関西版テレ朝)がそういう契約をしているから高校野球の方が優先されてしまうんだよね -- 名無しさん (2019-04-05 06:06:27) - ドル箱的存在のドラえもんの原作者=藤子F不二雄先生の悪口を言った江川達也を何故、出入り禁止にしないのか?やはり相手が売れっ子漫画家だからか? -- 名無しさん (2019-04-05 08:31:20) - プリキュア仮面ライダー戦隊シリーズはスケジュール調整が難しい状況になってるな…。 -- 名無しさん (2020-08-15 20:42:51) - 最近、金曜夜9時のMステの休止がかなり多いけど、もしかしたら来年の3月で終了され、4月から金曜夜9時はザワつく!金曜日になり、ドラえもんとクレしんが金曜夜7時台に戻るかも。 -- 名無しさん (2024-10-23 17:24:29) #comment #areaedit(end) }
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結局東映のとりなしでNET系列に入ることで落ち着き、それまでNET系列であった毎日放送が1975年4月1日にTBS系列にネットチェンジを行なった。 これに伴い『[[仮面ライダー]]』シリーズがTBS系列に移転し、その穴埋めで始まったのが[[スーパー戦隊シリーズ]]の第1作『[[秘密戦隊ゴレンジャー]]』である。 このため、現在でもテレ朝とABCテレビの関係はキー局・準キー局の中では最も険悪とされており、ネットの発局と受け局というだけのかなりクールな間となっている。 近年は年末の『[[M-1グランプリ]]』にてテレ朝がスタジオをABCに提供、2017年10月から日曜朝に放送されている『サンデーLIVE!!』では中京圏のメーテレと共に共同制作として放送しているなどある程度の融和路線も見せている。しかしながら、番組の編成方針((ABCは「部長刑事シリーズ」や夏の高校野球中継など、全国ネット番組を差し替えてローカル番組を優先放送する傾向がある。))やタレントのキャスティング、ネット配信に対する姿勢など、両者異なるスタンスを見せることも多々ある。 ●社名を全国朝日放送に、愛称をテレビ朝日に #center{&b(){&color(#000000){NETテレビは4月1日から}}} #center{&b(){&size(24){&color(#ff4500){テレビ}&color(#3cb371){朝日}}&color(#000000){に変わります。}}} 1977年にNETは社名を全国朝日放送に、愛称をテレビ朝日とすることを決定する。 しかしながら、報道番組関係の製作部とその他の製作部では、朝日新聞社との距離感が全然違い、 政治的スタンスでは2014年の今に至るまでなんとも言えない放送局となっている。 というよりも、2000年代前半まで非常に朝日新聞色が薄い番組が多く、旺文社がソフトバンクにテレ朝の全保有株式を売却、 慌てたテレ朝が朝日新聞社に助けを求め朝日新聞社がソフトバンクから全テレ朝の株式を買い取り、 一部を東映に売却して決着するという事件があってからは、東映色が朝日新聞色よりもはるかに濃くなったと言われている。 ●テレビ朝日を社名に 2003年10月、「六本木ヒルズ」として再開発された六本木六丁目に戻ってきた際に、愛称であったテレビ朝日を正式社名とし、ロゴも現在のものとなった。 地上デジタル放送開始の際は[[テレビ東京]]とともに一桁の番号を希望し、リモコンキーIDは「5」を取得。 これによりラテ欄やEPGの位置も従来から中央寄りに移り、チャンネル番号の変更を告知するキャンペーンが大々的に行われた。 *番組編成 **プロレス中継 テレビ朝日を語るのに欠かせないのが[[プロレス]]の中継である。 前身のNET時代の1969年に、それまで日本テレビ独占だった日本プロレス(団体)の中継に参入したのが始まり。 その後、1972年からNET独占となり、同年8月から長く続く金曜20時枠へと移管。 更に編成側の肝いりもあり[[アントニオ猪木]]が設立した新団体・新日本プロレス興行の独占中継へとつながる。 特に80年代は同局出身のアナウンサー・古舘伊知郎氏による実況も相まって黄金期を迎えた。 現在も深夜枠でプロレス中継を続けているのは勿論((系列のBS朝日では2020年から地上波時代と同じ金曜の中継を復活させている。))、新日所属レスラーによるバラエティ番組も放送されるほか、ニュースでプロレスネタを扱うことも多い。 テレビ朝日は新日本プロレスの筆頭株主に名を連ねている。 **アニメ放送 東映の影響力が非常に強いため、東映動画→[[東映アニメーション]]製作のアニメがフジテレビ以上に多く、テレビ朝日の子会社であるシンエイ動画製作のアニメは現在『[[クレヨンしんちゃん]]』と『[[ドラえもん>ドラえもん(作品)]]』の所謂「国民的アニメ」2本のみである。 しかしこの2本は、テレビ東京の[[全日帯の看板作品>ポケットモンスター サン&ムーン]]が[[日曜日]]放送だった時代に、金曜日の19時というゴールデンタイムで放送される唯一のアニメとなっていた。その後、2番組は2019年10月改編で[[土曜日]]夕方に移行し、一時的に地上波キー局のゴールデンタイムからアニメが消滅することとなった((その後、テレビ東京では2020年10月から金曜日の放送枠が復活している。))。 また、深夜アニメ枠はANN系列で全国ネットのものが長らく存在していなかった。 これは、ABCも名古屋テレビも独立心が非常に強く、メーテレに関しては以前平成ガンダムシリーズの『[[Gガンダム>機動武闘伝Gガンダム]]』『[[ガンダムW>新機動戦記ガンダムW]]』『[[ガンダムX>機動新世紀ガンダムX]]』をテレビ朝日製作に移され、さらに[[勇者シリーズ]]がテレ朝の編成の都合で打ち切られるなどしたためと、ABCも木曜日のゴールデンタイムに保有していた自社製作のアニメ全国放送枠がなくなってしまうなどの影響があったため、[[ニチアサ>ニチアサキッズタイム]]の[[『プリキュア』シリーズ>プリキュアシリーズ一覧]]以外の作品ではテレ朝へのネットは非常に消極的で、 ABCやメーテレ製作のアニメが関東地方ではTOKYO MXやtvkなどで放送されるというねじれ現象が起きていて、「現代の腸捻転」と冷ややかに見られることもある。 なお、2020年10月から深夜アニメの全国ネット枠が誕生しており、後半30分をABCが担当している。 アニメ関係では2023年からプラモメーカー・[[コトブキヤ]]との業務提携を開始。2024年4月には株式を追加取得しテレ朝HDの持株法適用会社になった。 **バラエティ 1990年代まではアニメとドラマを編成のメインにしていたせいか、テレ朝のゴールデンでバラエティといえば『[[ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー>ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャー これができたら100万円!!]]』程度しかなかった。一方、23時台に「ネオバラエティ」と呼ばれる実験的な番組を試す枠を新設し、以降他局でも同様の枠が創設されるようになった。 六本木ヒルズ移転以降は積極的にバラエティの制作を行うようになり、深夜番組で成功した番組を[[ゴールデンに移転>ゴールデン降格]]させるなどしたが、ゴールデンゆえに深夜時代の過激な内容ができなくなるなど方向転換を余儀なくされ、打ち切りに追い込まれた番組も数多い。 但しテレビ朝日の場合はタイトルだけちょこっと変えてこっそり深夜に継続させたりしているもの、はたまたネット配信番組に移管して継続させたものもある。 **テレビドラマ 東映の影響力が(ry、開局以来特撮を含めた東映枠が多数設置されている。 特に代表的なものが水曜の刑事ドラマ枠で、NET時代の「特別機動捜査隊」を皮切りに刑事ドラマが長年制作されている。 1999年からは東映京都撮影所で撮影を行う、京都が舞台の「木曜ミステリー」シリーズが開始。「京都迷宮案内」や「[[科捜研の女]]」等の人気シリーズを生み出した。 時代劇では「[[暴れん坊将軍]]」および「遠山の金さん」が定番。ABC制作の必殺シリーズも途中から同局での放送となった。 これらの作品は平日昼間の地上波やBS朝日で頻繁に再放送されており、新規視聴者やリピーターの獲得にも貢献している。 東映以外では「[[西部警察>西部警察(刑事ドラマ)]]」等の石原プロモーション、「[[ドクターX 〜外科医・大門未知子〜]]」等のオスカー女優出演作品もおなじみ。 「[[土曜ワイド劇場]]」「金曜ナイトドラマ」など、新しいドラマ枠を設置したのもこの局が最初だったりする。 **音楽番組 現在こそゴールデンタイムの長寿音楽番組『ミュージックステーション』が有名だが、同番組開始までは他局に比べて音楽の影が薄かった。 なんせ1970年代の代表的歌番組が、「スターに別スターの物まねで歌ってもらう」((ここで言うものまねはいわゆる「歌マネ」であり、コロッケに代表される見た目を極端にデフォルメした悪ふざけものやホリに代表されるテレビ番組や楽屋の一コマを切り取ったものでもない。))スターの使い道を間違ったような『象印スターものまね大合戦』で、日本のみならず世界最長のクラシック音楽番組となった『題名のない音楽会』すら、元はテレビ東京の前身「東京12チャンネル」からの移籍番組だったのだがら…… 後発のテレ東すらアイドルと演歌に特化することで濃い個性を得ていたのに対し、テレ朝は一応『歌謡ドッキリ大放送』等「歌謡~」と付くシリーズはあったものの、他に比べて歌手の過去映像アーカイブスと魅力に欠けていたことは否めなかった。 だが、1980年代には洋楽番組『ベストヒットUSA』が人気を博し、『ミュージックステーション』が定着することで一気に音楽映像の量が増加した。 *ゴーちゃん。 2011年にようやく登場したテレ朝のマスコットキャラクター。 エクスパンダ星から来た、金色に輝くパンダさんなんだばい。 追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - アニメはいらんテロップ多い -- 名無しさん (2014-04-07 22:17:57) - 特撮についても触れてくり~ -- 名無しさん (2014-04-08 00:54:19) - 仮面ライダーだよなあ? -- 名無しさん (2014-05-09 13:22:32) - 夏の高校野球仮面ライダーが潰れないようにして欲しかった -- duke (2014-08-10 21:29:39) - ゴーちゃん作ったのがサンリオでキティちゃん作った人だと知っている人は何人いるんだろう? -- 名無しさん (2014-08-10 21:31:33) - 現在の視聴率競争では絶好調の日本テレビや絶不調のフジテレビやTBSと違い良くも悪くも安定している。 -- 名無しさん (2015-01-21 14:08:00) - 刑事ドラマ専門チャンネル -- 名無しさん (2016-09-24 20:15:41) - 一月休止したドラえもんとクレヨンしんちゃんがようやく放送再開したと思ったら翌週に即座にスポーツ特番を入れる常軌を逸した放送局 -- 名無しさん (2019-04-05 01:02:54) - ↑5 あれはテレ朝じゃなくてABC朝日(関西版テレ朝)がそういう契約をしているから高校野球の方が優先されてしまうんだよね -- 名無しさん (2019-04-05 06:06:27) - ドル箱的存在のドラえもんの原作者=藤子F不二雄先生の悪口を言った江川達也を何故、出入り禁止にしないのか?やはり相手が売れっ子漫画家だからか? -- 名無しさん (2019-04-05 08:31:20) - プリキュア仮面ライダー戦隊シリーズはスケジュール調整が難しい状況になってるな…。 -- 名無しさん (2020-08-15 20:42:51) - 最近、金曜夜9時のMステの休止がかなり多いけど、もしかしたら来年の3月で終了され、4月から金曜夜9時はザワつく!金曜日になり、ドラえもんとクレしんが金曜夜7時台に戻るかも。 -- 名無しさん (2024-10-23 17:24:29) - アンサイクロペディアの方の項目がいつのまにか削除されてる…。 -- 名無しさん (2025-04-27 10:59:10) #comment #areaedit(end) }

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