ピラザール

登録日:2025/06/19 (木曜日) 00:11:04
更新日:2025/07/04 Fri 09:27:12
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ピラザール!ダイレオンを食いちぎれ!

八つ裂きにしろ!



出典:巨獣特捜ジャスピオン/東映/第10話「女スパイを連れた古代怪魚」/1985年6月7日放送

巨獣特捜ジャスピオン』の第10話「女スパイを連れた古代怪魚」に登場した巨獣。


【概要】


ひろし少年が見つけた古代魚「ピラザール」の歯の化石に目をつけたマッドギャランが、バイオテクノロジーの権威ツヴァイ博士を脅迫して蘇らせる事で出現した。

宇宙生物などではなく、実際に1億5000年から2億年前に生息していた地球の古代生物である。
生息地はアマゾン地区で、ピラニアの祖先にあたる。
歯だけでも子供の顔ほどもある巨大生物で、全長はクジラよりも大きいと推測されていた。
復活時点では人間と同じ大きさしかなかったが、東京湾に放たれて急速に成長した。

魚ではあるが、二足歩行で両手のある陸上生物のようなシルエットをしている。
通常の頭のほか、腹部にも巨大な顔があり、獲物の捕食や戦闘にはこちらを使用する。
非常に強力なパワーを持ち、尻尾を使った打撃はダイレオンを吹っ飛ばすほどの威力がある。
また、当然水中戦を得意としており、水上や水中ではダイレオンを上回るほどでジャスピオンは「まるで装甲車だ」と例えた。
基本的に復活しただけの生物なのでビームや火炎などを発射したりはしないが、口から水流を発射して攻撃する事ができる。


【活躍】


ひろし少年が見つけたピラザールの化石を人工生命体アマゾネス1号と2号に盗み出させ、ツヴァイ博士によって復活した。
復活後は東京湾で釣り人などを襲いながら成長。ダイレオンに匹敵するほどの大きさになった。
海の近くにいたひろしに襲いかかろうとした所に、マッドギャランにさらわれたアンリを救出したジャスピオンが駆けつけ、ダイレオンとの対決に突入。

得意の水中戦でダイレオンを圧倒したが、水中で倒すのは無理と判断したジャスピオンに陸上に投げ飛ばされると形勢逆転。
逆に圧倒され、「コズミック・クラッシュ」を受けて倒された。
その後、元の化石に戻ってひろしに無事返却された。


【関連】

アマゾネス1号(左)

アマゾネス2号(右)


出典:同上

演:美津井祐子(アマゾネス1号)
演:植村由美(アマゾネス2号)

ピラザールの化石を盗み出すために、マッドギャランがツヴァイ博士に命じてアマゾネスの細胞から作り出した人工生命体。
武器はナイフで、連携攻撃を得意としている。

まずはピラザールの化石を奪った後、アジトとして利用していたスポーツセンターに偶然現れたアンリをインストラクターに化けて罠にはめて拉致し、殺人サイボーグに改造しようとした。

ツヴァイ博士を探していたブーメランとジャスピオンに乗り込まれて戦闘になり、ジャスピオンのブレーザーソードに敗れて消滅した。


【その他】


ピラザールに襲われる釣り人役で、様々な特撮でスーツアクターを務めた金田憲明氏が出演している。


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最終更新:2025年07月04日 09:27