ブリタニア皇族

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&font(#6495ED){登録日}:2012/07/14(土) 01:05:19 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 本項では、『コードギアス』シリーズに登場する神聖ブリタニア帝国の皇族達について説明する。 ◇[[シャルル・ジ・ブリタニア]] 第98代ブリタニア皇帝。 みんなの親父。 ◇[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]] 108人いるシャルルの妻の一人で、ルルーシュとナナリーの母。 元は平民の出で、ナイトオブシックスだった。 ■皇子 ◇オデュッセウス・ウ・ブリタニア CV.山野井仁 第1皇子で、皇位継承権第1位。 あのシャルルを父に持っているにもかかわらず穏やかで争い事を好まない善良な性格をしていて、他の人間から恨みを買ったりすることがほとんどない。 一方で優柔不断な性格でもあり、またルルーシュやシュナイゼルといった弟達とは違って非凡な才能や能力には恵まれていない凡庸な人。 シャルル不在時には彼が内政を取り仕切る立場となるのだが、このせいでほとんどシュナイゼル任せになりがちである。 「オズ」において、実は主にブリタニア軍女性士官の間で「癒し系」として密かに人気がある事が判明。 またマフィアのような裏稼業の人間をただ処罰するのではなく、ボランティアや社会復帰のための労働などを条件に恩赦を与える更生プログラムを組み、 高い評価を得ていた事が分かった。 生まれる時代と国を間違えたせいで、無能呼ばわりされる事が多くなってしまった可哀想な御方である。 一期ではクロヴィスの葬儀とブラックリベリオンの際にちょこっと登場しただけだった。 R2ではシュナイゼルの差し金で中華連邦の天子と婚約するが、ゼロ率いる黒の騎士団や星刻らクーデター派に邪魔され、なかったことに。 ルルーシュが第99代ブリタニア皇帝に即位し、スザクがナイトオブゼロに任命された際には「何かの冗談」程度にしか認識できず即座に止めるよう求めたが、 直後にルルーシュからギアスをかけられて彼の意のままに操られる人形と化してしまう。 その後は皇籍を失ってブリタニア軍の兵士となったが、帝都ペンドラゴンに発射されたフレイヤによって帝都ごと消滅した。 ◇[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]] 第2皇子。 次期皇帝の座に一番近い人物と目されている。 ◇クロヴィス・ラ・ブリタニア CV.飛田展男 年齢:24歳 星座:天秤座 血液型:O型 エリア11で総督を務めている第3皇子。 趣味は絵描きで、芸術や考古学といった文系の分野で才能を発揮している。 実際、神根島の遺跡の調査を行ったシュナイゼルから「やはりこういうことに向いていた」と言われていた。 だが、政治の方はからきしであり、ディートハルトからは「ハリボテの治世」と揶揄されている。 ちなみにクロヴィス曰く「総督は看板役者」らしい。 高い才能を持つルルーシュをライバル視していて、幼少時の彼にチェスで何度も戦ったが、常に負けていた。 総督就任後は捕らえたC.C.を使って密かに不老不死の研究をしていて、成果を挙げてからシャルルに献上しようと考えていたが、彼女の移送中にカレン達に奪われてしまう。 このことを本国に知られて廃嫡されることを恐れたクロヴィスはシンジュクゲットーの壊滅命令を下す。 しかしルルーシュ指揮下の扇グループからの思わぬ反撃で大損害を被り、ランスロットを出撃させて何とか巻き返すが、今度は兵士に化けたルルーシュが目の前に現れる。 最期はギアスでマリアンヌの死について洗いざらい喋らされた上で射殺された。 所々の描写からかなりの兄弟思いだったようで、少々不憫。保身のために虐殺を強行するような男ではあるし、それ以前にC.C.に手を出した時点で詰んでいたのだが…… キャラデザ原案のCLAMPによるとルルーシュの兄という立場から難産キャラだったがあっさりと退場したのにビックリしたとか、逆に[[オレンジ>ジェレミア・ゴットバルト]] は適当に作った割に大人気という。 ◇[[ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア>ルルーシュ・ランペルージ]] 第11皇子で、皇位継承権は第17位。 第二次太平洋戦争で死亡したと思われていたが、後に第99代ブリタニア皇帝として現れる。 ■皇女 ◇ギネヴィア・ド・ブリタニア CV.麻見順子 第1皇女。 かなりキツい性格をしていて、派手に金を使いまくっているらしい。 左胸にはバラのタトゥーがある。 平民出身であるマリアンヌと、その子であるルルーシュ・ナナリー兄妹を嫌っている。 ルルーシュが皇帝に即位した際、彼を「シャルルを弑逆した痴れ者」として拘束させようとするがスザクに阻止され、直後にギアスをかけられてしまう。 皇族でなくなってからは皇宮でメイドとして働いていたが、フレイヤの爆発で死亡している。 漫画版「双貌のオズ」ではマリーベルの事を溺愛している。また、説教が長いことから「説教のギネヴィア」なる呼び名がある。   ◇[[コーネリア・リ・ブリタニア]] 第2皇女。 軍事方面で優れた資質を持ち、「ブリタニアの魔女」と呼ばれている。 クロヴィスの死後、新たなエリア11の総督となった。 ◇[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]] 第3皇女で、コーネリアの妹。 洞察力や行動力がかなり高く、発想も柔軟。 エリア11の副総督となるが、後にいろいろあって死亡。皇籍も抹消されてしまうことに…。 ◇カリーヌ・ネ・ブリタニア CV.本井えみ 年齢:15歳 第5皇女。 残酷な行為を何とも楽しそうに喋ったりするなど、精神的にアレな面が窺える。 クロヴィスの母親と自身の母親は仲が良く、その影響もありギネヴィア同様マリアンヌ・ルルーシュ母子を嫌っている。 特に同い年((同い年だが若干カリーヌの方が誕生日が早いらしく、ナナリーも「カリーヌ姉様」と呼んでいる。))のナナリーの事は小説版において「役立たずの皇女」と面と向かって罵るほど。 やはり彼女もルルーシュの皇帝即位時にギアスをかけられてしまう。 皇族の地位を失ってからはギネヴィアと同じくメイドになり、フレイヤの爆発で死亡、と思いきや……。 小説版「双貌のオズ」では出番がクローズアップされ、主人公のオルフェウスとは(間接的ではあるが)ちょっとした因縁が出来る。 また本編ではクソ生意気な上に冷酷という誰からも愛されないキャラだったが、オズでは人格的にも能力的にも見どころを見せる。 漫画版「双貌のオズ」ではマリーベルの事を蔑む素振りを見せながら、誰よりもマリーベルの身を心配しており、 マリーベルに戦わせまいとランスロット・トライアルを起動して自ら出撃しようとしていた。 最後はペンドラゴン消滅前に直属騎士であるダスコ・ラ・クレルモン卿によって秘密裏に救出され、ゼロレクイエム後も記憶を失いつつも生存していたことが判明した。 ◇[[ナナリー・ヴィ・ブリタニア>ナナリー・ランペルージ ]] 皇女の一人で、ルルーシュの妹。皇位継承権は第87位。 兄共々死亡したと思われていたが、後に帰還して皇族に戻り、カラレスに代わるエリア11の新総督となる。 ◇マリーベル・メル・ブリタニア CV.[[内田真礼]] 年齢:17歳 「双貌のオズ」「双貌のオズO2」に登場。皇位継承権は第88位。 「オズ」の第3の主人公的存在で、ルルーシュと似て非なる過去と性格の持ち主。 対テロ機関「グリンダ騎士団」の創設者兼団長で、母艦グランベリーの艦長でもある。 可愛らしい見た目と性格とは裏腹に、シュナイゼルからも一目置かれるだけの軍事の才能を持っている。さらにはKMF操縦適性も最高ランクのSという、能力だけで言えばルルーシュとスザクの才を併せ持った天才。 だがそれらも表向きでの話であり、彼女自身の中に眠るテロリストへの憎悪や心が壊れてしまったような言動が散見される。 騎士団にキャメロット製の試作KMFを配備できるのは彼女のおかげ。   第一部の最後では、命令を無視してオルフェウスを追うオルドリンに激昂、何かが崩れたかのように残ったグリンダ騎士団全員にテロリスト殲滅の命令を下す。 戦闘が継続できないメンバーから後退の許可を申請をされても、それを全て却下して殲滅するまで「命ある限り戦いなさい」と強引に戦闘をさせている。 その後、彼女とオイアグロは遺跡の崩落に巻き込まれた2人のオズをそれぞれが助ける。 この時、マリーベルが選んだのはオルドリンではなくオルフェウスだった・・・・・・。 O2ではエリア24(旧スペイン領)の総督となり、軍備の拡大でグリンダ天空騎士団とグリンダ重装騎士団を有する大グリンダ騎士団を指揮している。 また、自身の筆頭騎士には出自不明()の『ライアー』なる男を起用し、親衛隊リドールナイツ専用に88機のヴィンセント・グリンダを保持している。 V.V. に授けられた「絶対服従」のギアス(ルルーシュのそれとは異なり、対象を何でも従う操り人形にする)により、戦略顧問のシュバルツァーやリドールナイツを意のままに操り、反乱分子がいるとみなした区画ごと殲滅戦を行う等の暴政を敷いていた。 他のギアスユーザーの出現を警戒しV.V.を敵と見做していたが、先手を打たれる形で送り込まれたジェレミアによって自身とライアーにかけられたギアスが解除。かつて母と妹を奪ったテロリストを侵入させてしまったことを思い出す。記憶を取り戻しかけたライアーことオルフェウスも去り、復帰したオルドリンとも改めて信念の違いを認識し敢えて騎士団共々彼女の元を離れることに。入れ替わる形でウィザードを自らの騎士として、ジヴォン兄妹に対する罪の清算を決意。 最終的に、皇帝ルルーシュの軍門に下り、オルドリンに討たれるという望みを見抜いたルルーシュにダモクレス防衛の任を与えられる。 目的を果たしかけた後一歩のところで、オルフェウスに割り込まれ共に落下。オルフェウスは生存が描かれているが、彼女については生死も不明。 ■その他 ◇V.V. シャルルの兄。 ◇キャスタール・ルィ・ブリタニア ◇パラックス・ルィ・ブリタニア DS版に登場する双子の皇子。 本編には登場しない。 ◇クレア・リ・ブリタニア 『漆黒の蓮夜』に登場。 コーネリアとユーフェミアのご先祖様。 ちなみに江戸時代の人です。 以下ネタバレを含むためステルス &font(#ffffff){◇ライ} &font(#ffffff){『LOST COLORS』に登場。} &font(#ffffff){日本皇族とブリタニア皇族のハーフ。}   追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 双眸のオズのカリーヌくっそかわいい -- 名無しさん (2013-07-10 23:56:32) - 長男の更正プログラムまじか… -- 名無しさん (2013-08-04 17:28:35) - オデュッセウスこの中じゃ唯一の真人間なのに、スパロボで散々貶されてて気の毒になった。天子を置いて逃げたって、散々暴れまくって危険に晒してる連中が言うなよと -- 名無しさん (2013-08-04 17:41:38) - ↑↑マジです。詳細は3巻にて。これに限らず、オズでのオデュッセウス殿下プッシュは凄い。 -- 名無しさん (2013-08-04 17:47:03) - ほぼ全員がヴィ兄妹によって殺されるなんて誰もおもわなかっただろうな…… -- 名無しさん (2013-08-04 18:05:06) - 虐殺皇女呼ばわりされるユーフェミアだけど、寧ろナナリーがそう呼ばれるべきでは……分かっててフレイヤ落とすとか怖過ぎる -- 名無しさん (2013-08-04 18:09:24) - ルルーシュ=二人(DSの双子入れれば四人)、ナナリー=本国にいたほぼ全員(+王都の住人) ……あれー?ナナリーにルルーシュを糾弾する資格あったっけ? -- 名無しさん (2013-08-04 18:49:37) - どっちにしても何て迷惑な家族だ……親父は人間不信のヒッキー・母親は究極の自己中ならある意味ルルーシュとナナリーがああなるのは当然と言えるか -- 名無しさん (2013-08-04 18:56:07) - ナナリーはペンドラゴンの人間は避難していると思ってたし、最後の決戦だって戦争だから別に避難されることは無いんじゃないか? -- 名無しさん (2013-08-04 19:12:03) - 外伝のおかげでどういう人物たちかよくわかった気がする -- 名無しさん (2013-08-04 19:30:44) - コーネリア言ってるようにシュナイゼルは平和な治世なら名君だったように、無能されているオデュッセウスやクロヴィスも治世のにんげんだよな、作中世界は乱世だったからな -- 名無しさん (2013-08-04 20:05:33) - ↑×3 いや、普通に考えたら帝都の人間全員避難なんて出来る訳が無い。それに戦争だからって帝都へのフレイヤ投下は度を越してる。でもそれすらも全部ルルーシュのせいにされるのは納得いかん -- 名無しさん (2013-10-27 23:02:05) - もしかしてさあ…… &br()若本が適当に隠居して、オデュが王、参謀シュナ、軍事担当コーネ様、文化担当クロにしてたらかなり良い国だったんじゃないか? -- 名無しさん (2013-12-02 23:45:35) - この記事見てるとシャルルがいかにとんでもない暴君かって事が分かるな -- 名無しさん (2013-12-02 23:55:57) - シャルルというかV.Vとマリアンヌ、歴代ブリタニアの悪政が悪い。 -- 名無しさん (2014-02-07 19:47:21) - オズの新刊読んだらギネ様も普通に良い人だった -- 名無しさん (2014-02-26 19:10:09) - ↑ここで言われても困るがな。煽りなら余所で頼むでー -- 名無しさん (2014-03-12 19:09:28) - ↑5でもシャルルとマリアンヌいなかったらブリタニアは他国に滅ぼされてた可能性高い。 -- 名無しさん (2014-04-26 15:02:49) - ここまで行くと「普通」でしかないオデュッセウスがとんでもない異質な人間に見えてくる。 -- 名無しさん (2014-08-14 11:22:58) - ↑実際あの中では一番皇族らしからぬ人 -- 名無しさん (2014-08-14 11:44:26) - 「普通」「凡庸」どころか善良さが突き抜けた聖人なんだよなぁ…>オデュッセウス シャルルからこれが生まれるとかこれもう分かんねぇな -- 名無しさん (2014-11-06 00:52:02) - オデュさんが皇帝に即位した方が色々上手くいったかもしれんな。主に弟達や部下の緩衝材的な意味で -- 名無しさん (2014-11-06 11:04:18) - キャスタールとパラックスは無しか -- 名無しさん (2014-12-13 05:02:42) - ↑2オデュは帝国のトップに立つ程の度胸とか自信とかはなさそう。民主主義的な国とかをまとめたりするのは結構向いてるかも -- 名無しさん (2014-12-13 07:01:00) - 何だかんだで総合的にはシュナイゼルが一番有能だった。チープ使わなければルルーシュ親子より上。マリアンヌは強さど美貌以外はノーカンで。 -- 名無しさん (2015-03-15 20:50:04) - オデュッセウスは立憲君主制だったらそれなりに上手くやれたと思う。 -- 名無しさん (2015-04-08 22:33:28) - 割と慕われる人柄のオデュさんを皇帝に据えて、シュナイゼルとコーネリアが実務面固めてやると物凄い盤石な体制になるぞこれ -- 名無しさん (2015-09-05 09:25:29) - 某漫画の最終回見て一言、カリーヌ生きとったんかい! -- 名無しさん (2016-02-28 03:22:49) - ↑2 コーネリアは武人肌で細かい所に目が行かない面があるっぽい(1期だったかで密輸人がそれを揶揄してるシーンがある) -- 名無しさん (2016-02-28 08:52:51) - 決戦でのマリーベルの狙いがルルーシュのゼロレクイエム真似ててびっくらこいた。ただ、覚悟を決めたスザクに任せたルルーシュに対して、何も知らないオルドリンに役目を押し付けようとしている気が -- 名無しさん (2016-03-25 16:44:41) - 太平の世だったらオデュッセウスは活きただろうな -- 名無しさん (2016-08-25 14:00:35) - オデュッセウスR2でのちょろっとしかない出番でもああいい人なんだなって強く印象に残ってただ結構人気でほっこりした -- 名無しさん (2018-05-17 22:52:08) - ルルーシュが第11王子だから作中に出てきた奴ら以外にも兄弟が何人も居るはずだよな?まあ死んでる可能性もあるけど -- 名無しさん (2019-04-22 19:39:11) - もし、ブリタニア建国年が現実のアメリカ建国と同じなら初代から100代皇帝(ナナリー)まで230年くらいしかないから単純計算なら2年程で皇帝が入れ替わってたことになる。国民のモラルも蛮族以下だし絶対に住みたくはないな。 -- 名無しさん (2019-06-15 13:22:10) - 警告無視のコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2020-03-06 22:58:27) - オデュッセウスはやりようによっては「平和」と言う付け込みにくい手段で本当に平和をもたらすことが出来たかもね -- 名無しさん (2020-07-29 09:42:37) - ルルーシュからの扱いが雑なあたりルルーシュからしてよっぽど積年の恨みがあったように見える -- 名無しさん (2021-10-14 21:28:14) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/14(土) 01:05:19 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 本項では、『コードギアス』シリーズに登場する神聖ブリタニア帝国の皇族達について説明する。 ◇[[シャルル・ジ・ブリタニア]] 第98代ブリタニア皇帝。 みんなの親父。 ◇[[マリアンヌ・ヴィ・ブリタニア]] 108人いるシャルルの妻の一人で、ルルーシュとナナリーの母。 元は平民の出で、ナイトオブシックスだった。 ■皇子 ◇オデュッセウス・ウ・ブリタニア CV.山野井仁 第1皇子で、皇位継承権第1位。 あのシャルルを父に持っているにもかかわらず穏やかで争い事を好まない善良な性格をしていて、他の人間から恨みを買ったりすることがほとんどない。 一方で優柔不断な性格でもあり、またルルーシュやシュナイゼルといった弟達とは違って非凡な才能や能力には恵まれていない凡庸な人。 シャルル不在時には彼が内政を取り仕切る立場となるのだが、このせいでほとんどシュナイゼル任せになりがちである。 「オズ」において、実は主にブリタニア軍女性士官の間で「癒し系」として密かに人気がある事が判明。 またマフィアのような裏稼業の人間をただ処罰するのではなく、ボランティアや社会復帰のための労働などを条件に恩赦を与える更生プログラムを組み、 高い評価を得ていた事が分かった。 生まれる時代と国を間違えたせいで、無能呼ばわりされる事が多くなってしまった可哀想な御方である。 一期ではクロヴィスの葬儀とブラックリベリオンの際にちょこっと登場しただけだった。 R2ではシュナイゼルの差し金で中華連邦の天子と婚約するが、ゼロ率いる黒の騎士団や星刻らクーデター派に邪魔され、なかったことに。 ルルーシュが第99代ブリタニア皇帝に即位し、スザクがナイトオブゼロに任命された際には「何かの冗談」程度にしか認識できず即座に止めるよう求めたが、 直後にルルーシュからギアスをかけられて彼の意のままに操られる人形と化してしまう。 その後は皇籍を失ってブリタニア軍の兵士となったが、帝都ペンドラゴンに発射されたフレイヤによって帝都ごと消滅した。 ◇[[シュナイゼル・エル・ブリタニア]] 第2皇子。 次期皇帝の座に一番近い人物と目されている。 ◇クロヴィス・ラ・ブリタニア CV.飛田展男 年齢:24歳 星座:天秤座 血液型:O型 エリア11で総督を務めている第3皇子。 趣味は絵描きで、芸術や考古学といった文系の分野で才能を発揮している。 実際、神根島の遺跡の調査を行ったシュナイゼルから「やはりこういうことに向いていた」と言われていた。 だが、政治の方はからきしであり、ディートハルトからは「ハリボテの治世」と揶揄されている。 ちなみにクロヴィス曰く「総督は看板役者」らしい。 高い才能を持つルルーシュをライバル視していて、幼少時の彼にチェスで何度も戦ったが、常に負けていた。 総督就任後は捕らえたC.C.を使って密かに不老不死の研究をしていて、成果を挙げてからシャルルに献上しようと考えていたが、彼女の移送中にカレン達に奪われてしまう。 このことを本国に知られて廃嫡されることを恐れたクロヴィスはシンジュクゲットーの壊滅命令を下す。 しかしルルーシュ指揮下の扇グループからの思わぬ反撃で大損害を被り、ランスロットを出撃させて何とか巻き返すが、今度は兵士に化けたルルーシュが目の前に現れる。 最期はギアスでマリアンヌの死について洗いざらい喋らされた上で射殺された。 所々の描写からかなりの兄弟思いだったようで、少々不憫。保身のために虐殺を強行するような男ではあるし、それ以前にC.C.に手を出した時点で詰んでいたのだが…… キャラデザ原案のCLAMPによるとルルーシュの兄という立場から難産キャラだったがあっさりと退場したのにビックリしたとか、逆に[[オレンジ>ジェレミア・ゴットバルト]] は適当に作った割に大人気という。 ◇[[ルルーシュ・ヴィ・ブリタニア>ルルーシュ・ランペルージ]] 第11皇子で、皇位継承権は第17位。 第二次太平洋戦争で死亡したと思われていたが、後に第99代ブリタニア皇帝として現れる。 ■皇女 ◇ギネヴィア・ド・ブリタニア CV.麻見順子 第1皇女。 かなりキツい性格をしていて、派手に金を使いまくっているらしい。 左胸にはバラのタトゥーがある。 平民出身であるマリアンヌと、その子であるルルーシュ・ナナリー兄妹を嫌っている。 ルルーシュが皇帝に即位した際、彼を「シャルルを弑逆した痴れ者」として拘束させようとするがスザクに阻止され、直後にギアスをかけられてしまう。 皇族でなくなってからは皇宮でメイドとして働いていたが、フレイヤの爆発で死亡している。 漫画版「双貌のオズ」ではマリーベルの事を溺愛している。また、説教が長いことから「説教のギネヴィア」なる呼び名がある。   ◇[[コーネリア・リ・ブリタニア]] 第2皇女。 軍事方面で優れた資質を持ち、「ブリタニアの魔女」と呼ばれている。 クロヴィスの死後、新たなエリア11の総督となった。 ◇[[ユーフェミア・リ・ブリタニア]] 第3皇女で、コーネリアの妹。 洞察力や行動力がかなり高く、発想も柔軟。 エリア11の副総督となるが、後にいろいろあって死亡。皇籍も抹消されてしまうことに…。 ◇カリーヌ・ネ・ブリタニア CV.本井えみ 年齢:15歳 第5皇女。 残酷な行為を何とも楽しそうに喋ったりするなど、精神的にアレな面が窺える。 クロヴィスの母親と自身の母親は仲が良く、その影響もありギネヴィア同様マリアンヌ・ルルーシュ母子を嫌っている。 特に同い年((同い年だが若干カリーヌの方が誕生日が早いらしく、ナナリーも「カリーヌ姉様」と呼んでいる。))のナナリーの事は小説版において「役立たずの皇女」と面と向かって罵るほど。 やはり彼女もルルーシュの皇帝即位時にギアスをかけられてしまう。 皇族の地位を失ってからはギネヴィアと同じくメイドになり、フレイヤの爆発で死亡、と思いきや……。 小説版「双貌のオズ」では出番がクローズアップされ、主人公のオルフェウスとは(間接的ではあるが)ちょっとした因縁が出来る。 また本編ではクソ生意気な上に冷酷という誰からも愛されないキャラだったが、オズでは人格的にも能力的にも見どころを見せる。 漫画版「双貌のオズ」ではマリーベルの事を蔑む素振りを見せながら、誰よりもマリーベルの身を心配しており、 マリーベルに戦わせまいとランスロット・トライアルを起動して自ら出撃しようとしていた。 最後はペンドラゴン消滅前に直属騎士であるダスコ・ラ・クレルモン卿によって秘密裏に救出され、ゼロレクイエム後も記憶を失いつつも生存していたことが判明した。 ◇[[ナナリー・ヴィ・ブリタニア>ナナリー・ランペルージ ]] 皇女の一人で、ルルーシュの妹。皇位継承権は第87位。 兄共々死亡したと思われていたが、後に帰還して皇族に戻り、カラレスに代わるエリア11の新総督となる。 ◇マリーベル・メル・ブリタニア CV.[[内田真礼]] 年齢:17歳 「双貌のオズ」「双貌のオズO2」に登場。皇位継承権は第88位。 「オズ」の第3の主人公的存在で、ルルーシュと似て非なる過去と性格の持ち主。 対テロ機関「グリンダ騎士団」の創設者兼団長で、母艦グランベリーの艦長でもある。 可愛らしい見た目と性格とは裏腹に、シュナイゼルからも一目置かれるだけの軍事の才能を持っている。さらにはKMF操縦適性も最高ランクのSという、能力だけで言えばルルーシュとスザクの才を併せ持った天才。 だがそれらも表向きでの話であり、彼女自身の中に眠るテロリストへの憎悪や心が壊れてしまったような言動が散見される。 騎士団にキャメロット製の試作KMFを配備できるのは彼女のおかげ。   第一部の最後では、命令を無視してオルフェウスを追うオルドリンに激昂、何かが崩れたかのように残ったグリンダ騎士団全員にテロリスト殲滅の命令を下す。 戦闘が継続できないメンバーから後退の許可を申請をされても、それを全て却下して殲滅するまで「命ある限り戦いなさい」と強引に戦闘をさせている。 その後、彼女とオイアグロは遺跡の崩落に巻き込まれた2人のオズをそれぞれが助ける。 この時、マリーベルが選んだのはオルドリンではなくオルフェウスだった・・・・・・。 O2ではエリア24(旧スペイン領)の総督となり、軍備の拡大でグリンダ天空騎士団とグリンダ重装騎士団を有する大グリンダ騎士団を指揮している。 また、自身の筆頭騎士には出自不明()の『ライアー』なる男を起用し、親衛隊リドールナイツ専用に88機のヴィンセント・グリンダを保持している。 V.V. に授けられた「絶対服従」のギアス(ルルーシュのそれとは異なり、対象を何でも従う操り人形にする)により、戦略顧問のシュバルツァーやリドールナイツを意のままに操り、反乱分子がいるとみなした区画ごと殲滅戦を行う等の暴政を敷いていた。 他のギアスユーザーの出現を警戒しV.V.を敵と見做していたが、先手を打たれる形で送り込まれたジェレミアによって自身とライアーにかけられたギアスが解除。かつて母と妹を奪ったテロリストを侵入させてしまったことを思い出す。記憶を取り戻しかけたライアーことオルフェウスも去り、復帰したオルドリンとも改めて信念の違いを認識し敢えて騎士団共々彼女の元を離れることに。入れ替わる形でウィザードを自らの騎士として、ジヴォン兄妹に対する罪の清算を決意。 最終的に、皇帝ルルーシュの軍門に下り、オルドリンに討たれるという望みを見抜いたルルーシュにダモクレス防衛の任を与えられる。 目的を果たしかけた後一歩のところで、オルフェウスに割り込まれ共に落下。オルフェウスは生存が描かれているが、彼女については生死も不明。 ■その他 ◇V.V. シャルルの兄。 ◇キャスタール・ルィ・ブリタニア ◇パラックス・ルィ・ブリタニア DS版に登場する双子の皇子。 本編には登場しない。 ◇クレア・リ・ブリタニア 『漆黒の蓮夜』に登場。 コーネリアとユーフェミアのご先祖様。 ちなみに江戸時代の人です。 以下ネタバレを含むためステルス &font(#ffffff){◇ライ} &font(#ffffff){『LOST COLORS』に登場。} &font(#ffffff){日本皇族とブリタニア皇族のハーフ。} &font(#ffffff){◇モニカ・クルシェフスキー} &font(#ffffff){『R2』に登場。} &font(#ffffff){シャルルの隠し子。}   追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,11) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 双眸のオズのカリーヌくっそかわいい -- 名無しさん (2013-07-10 23:56:32) - 長男の更正プログラムまじか… -- 名無しさん (2013-08-04 17:28:35) - オデュッセウスこの中じゃ唯一の真人間なのに、スパロボで散々貶されてて気の毒になった。天子を置いて逃げたって、散々暴れまくって危険に晒してる連中が言うなよと -- 名無しさん (2013-08-04 17:41:38) - ↑↑マジです。詳細は3巻にて。これに限らず、オズでのオデュッセウス殿下プッシュは凄い。 -- 名無しさん (2013-08-04 17:47:03) - ほぼ全員がヴィ兄妹によって殺されるなんて誰もおもわなかっただろうな…… -- 名無しさん (2013-08-04 18:05:06) - 虐殺皇女呼ばわりされるユーフェミアだけど、寧ろナナリーがそう呼ばれるべきでは……分かっててフレイヤ落とすとか怖過ぎる -- 名無しさん (2013-08-04 18:09:24) - ルルーシュ=二人(DSの双子入れれば四人)、ナナリー=本国にいたほぼ全員(+王都の住人) ……あれー?ナナリーにルルーシュを糾弾する資格あったっけ? -- 名無しさん (2013-08-04 18:49:37) - どっちにしても何て迷惑な家族だ……親父は人間不信のヒッキー・母親は究極の自己中ならある意味ルルーシュとナナリーがああなるのは当然と言えるか -- 名無しさん (2013-08-04 18:56:07) - ナナリーはペンドラゴンの人間は避難していると思ってたし、最後の決戦だって戦争だから別に避難されることは無いんじゃないか? -- 名無しさん (2013-08-04 19:12:03) - 外伝のおかげでどういう人物たちかよくわかった気がする -- 名無しさん (2013-08-04 19:30:44) - コーネリア言ってるようにシュナイゼルは平和な治世なら名君だったように、無能されているオデュッセウスやクロヴィスも治世のにんげんだよな、作中世界は乱世だったからな -- 名無しさん (2013-08-04 20:05:33) - ↑×3 いや、普通に考えたら帝都の人間全員避難なんて出来る訳が無い。それに戦争だからって帝都へのフレイヤ投下は度を越してる。でもそれすらも全部ルルーシュのせいにされるのは納得いかん -- 名無しさん (2013-10-27 23:02:05) - もしかしてさあ…… &br()若本が適当に隠居して、オデュが王、参謀シュナ、軍事担当コーネ様、文化担当クロにしてたらかなり良い国だったんじゃないか? -- 名無しさん (2013-12-02 23:45:35) - この記事見てるとシャルルがいかにとんでもない暴君かって事が分かるな -- 名無しさん (2013-12-02 23:55:57) - シャルルというかV.Vとマリアンヌ、歴代ブリタニアの悪政が悪い。 -- 名無しさん (2014-02-07 19:47:21) - オズの新刊読んだらギネ様も普通に良い人だった -- 名無しさん (2014-02-26 19:10:09) - ↑ここで言われても困るがな。煽りなら余所で頼むでー -- 名無しさん (2014-03-12 19:09:28) - ↑5でもシャルルとマリアンヌいなかったらブリタニアは他国に滅ぼされてた可能性高い。 -- 名無しさん (2014-04-26 15:02:49) - ここまで行くと「普通」でしかないオデュッセウスがとんでもない異質な人間に見えてくる。 -- 名無しさん (2014-08-14 11:22:58) - ↑実際あの中では一番皇族らしからぬ人 -- 名無しさん (2014-08-14 11:44:26) - 「普通」「凡庸」どころか善良さが突き抜けた聖人なんだよなぁ…>オデュッセウス シャルルからこれが生まれるとかこれもう分かんねぇな -- 名無しさん (2014-11-06 00:52:02) - オデュさんが皇帝に即位した方が色々上手くいったかもしれんな。主に弟達や部下の緩衝材的な意味で -- 名無しさん (2014-11-06 11:04:18) - キャスタールとパラックスは無しか -- 名無しさん (2014-12-13 05:02:42) - ↑2オデュは帝国のトップに立つ程の度胸とか自信とかはなさそう。民主主義的な国とかをまとめたりするのは結構向いてるかも -- 名無しさん (2014-12-13 07:01:00) - 何だかんだで総合的にはシュナイゼルが一番有能だった。チープ使わなければルルーシュ親子より上。マリアンヌは強さど美貌以外はノーカンで。 -- 名無しさん (2015-03-15 20:50:04) - オデュッセウスは立憲君主制だったらそれなりに上手くやれたと思う。 -- 名無しさん (2015-04-08 22:33:28) - 割と慕われる人柄のオデュさんを皇帝に据えて、シュナイゼルとコーネリアが実務面固めてやると物凄い盤石な体制になるぞこれ -- 名無しさん (2015-09-05 09:25:29) - 某漫画の最終回見て一言、カリーヌ生きとったんかい! -- 名無しさん (2016-02-28 03:22:49) - ↑2 コーネリアは武人肌で細かい所に目が行かない面があるっぽい(1期だったかで密輸人がそれを揶揄してるシーンがある) -- 名無しさん (2016-02-28 08:52:51) - 決戦でのマリーベルの狙いがルルーシュのゼロレクイエム真似ててびっくらこいた。ただ、覚悟を決めたスザクに任せたルルーシュに対して、何も知らないオルドリンに役目を押し付けようとしている気が -- 名無しさん (2016-03-25 16:44:41) - 太平の世だったらオデュッセウスは活きただろうな -- 名無しさん (2016-08-25 14:00:35) - オデュッセウスR2でのちょろっとしかない出番でもああいい人なんだなって強く印象に残ってただ結構人気でほっこりした -- 名無しさん (2018-05-17 22:52:08) - ルルーシュが第11王子だから作中に出てきた奴ら以外にも兄弟が何人も居るはずだよな?まあ死んでる可能性もあるけど -- 名無しさん (2019-04-22 19:39:11) - もし、ブリタニア建国年が現実のアメリカ建国と同じなら初代から100代皇帝(ナナリー)まで230年くらいしかないから単純計算なら2年程で皇帝が入れ替わってたことになる。国民のモラルも蛮族以下だし絶対に住みたくはないな。 -- 名無しさん (2019-06-15 13:22:10) - 警告無視のコメントを削除しました。 -- 名無しさん (2020-03-06 22:58:27) - オデュッセウスはやりようによっては「平和」と言う付け込みにくい手段で本当に平和をもたらすことが出来たかもね -- 名無しさん (2020-07-29 09:42:37) - ルルーシュからの扱いが雑なあたりルルーシュからしてよっぽど積年の恨みがあったように見える -- 名無しさん (2021-10-14 21:28:14) #comment #areaedit(end) }

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