バックドロップ(プロレス技)

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&font(#6495ED){登録日}:2011/01/28 (金) 07:45:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ・バックドロップ 「バックドロップ(Back Drop)」は[[プロレス]]に於ける投げ技の一つ。 和名は「岩石落とし」 プロレスで使用される投げ技の中でも、特に古い歴史を持つ物の一つ(創世期から存在)であり、 大正時代にエド・サンテルが柔道の裏投げを弟子のラヨシュに伝え、彼が改良を加え完成した…とも説明されている。 (アマレスで使われていたバック・スープレックスが原型という説もある) …そうした経緯から、誕生から既に一世紀近くもの歴史を持つと考えられる。 プロレスで使用される投げ技の基本形として、多くの選手が使用する他、時代毎に現れる名手達によって、未だにフィニッシング・ホールドとしても使用されている。 元は単純であるが故に誰でも使えるが、実際に威力と説得力を得る為には相応の技術が必要となる…。 言わば「上手い」「下手」が特にハッキリと出る技の一つであると言える。 #Contents() *【クラッチ】 大きく大別するとクラッチには2種類がある。 ・反り投げ式 一般的に「バックドロップ」と云えばこちらを指す。 相手の斜め後方から、組み付いた側の脇の下に頭を差し入れ、 相手の胴を両手でガッチリとクラッチして自らが後方に反り返る勢いを利用しつつ持ち上げ、後頭部~肩口をマットに叩き付けて行く。 ルー・テーズが開発(諸説あり)し広めた、所謂「ヘソで投げる」バックドロップを原型とする。 (なお、「ヘソで投げる」のフレーズはテーズが広めた訳ではなく、後に彼はこのフレーズを聞いて「出来るわけねーだろ」と大爆笑したと言われている) 持ち上げ方と落とし方の違いから「通常型」「ヘソ投げ式」「低空(高速)式」「捻り式」「引っこ抜き式」等に分類され、それぞれを別種として記載するのが普通である。 ・抱え式 相手の胴をクラッチはせずに、片腕を腰に回し、もう片方の腕を相手の股下(内腿)に差し入れ、担ぎ上げてから落とす。 担ぎ上げてからの動きにより「滞空式」「高角度式」等の名称が加わる場合がある。 尚、プロレス式のバックドロップとは元々はこの技を指していた。 *【主な種類】 ・通常型 反り投げ式のクラッチだが、角度が緩やかだとこう呼ばれる。投げる際に両足を浮かせるジャンピング式等もある。 ・ヘソ投げ式 相手をクラッチした後、弧を描く様な形でブリッジを利かせて鋭角に相手を落とす。 反り投げ式の原型だが使い手は少ない。 「ヘソで投げる」とは、相手を無理なく自分の体に乗せると云う意味。 ・低空(高速)式 要領はヘソ投げ式と同じだが更に弧が小さく、後方に引き込む様に落とす。 元来テーズがフィニッシュにしていたのはこちらとも言われる。 ・捻り式 クラッチは反り投げ式に似るが、相手の横方向から組み付き半回転(捻り)を加えながら投げる。 ブリッジを殆ど利かせない為にテーズはこの型には否定的だったらしいが、元祖のマサ斉藤はテーズ同様に「ヘソで投げる」のが大事と語っている。 ・引っこ抜き式 [[ゲーム]]等で、一部選手のバックドロップがこう記載されている。 横方向からのクラッチで、ヘソ投げ式のタイミングで投げる選手の技がこう呼ばれる様だ。 ・抱え式 あまり角度を付けず、大きく持ち上げもせずに落とすと、この「通常型」として扱われる。 ・滞空式 相手を自分の肩口あたりにまで担ぎ上げてから、スライドさせる様に落とす。 ゆっくりと時間をかけて落とす「超滞空式」の使い手も存在する。 ・高角度式 相手を担ぎ上げ固定した後、真っ直ぐに後方に倒れ込み鋭角に相手をマットに突き刺す。 ・高速式 抱え式のクラッチでブリッジを利かせ、反り投げ式のタイミングで投げる。 テクニシャン系のレスラーに使い手が多く、そのままホールド(固める)する選手も少なくない。 ・ホールド式 バックドロップで投げた後に、そのままクラッチを放さずにブリッジ状態で相手を固めて行く。 ※バックドロップがバランス上、相手の体を固定し難い事もあってか使い手は少ない。 基本は反り投げ式で押さえるが、抱え式のクラッチで固める選手も居る。 尚、鶴田やウィリアムスはブリッジが崩れた後も強引に相手を押さえつけた事がある他、永田裕志は自らの体を捻りながら相手を落とし、エビに固める方式を編み出している。 *【主な使い手】 ・[[ルー・テーズ]] 「20世紀最強の鉄人」と呼ばれた伝説的レスラー。 冒頭で言及したラヨシュとはこの人のハンガリー語読み。 バックドロップをプロレスのマットで広めた張本人。 アマレス式(グレコローマン式)+プロレス式(抱え式)+裏投げ(柔道)が「ヘソ投げ式」の原型らしい。 尚、テーズのバックドロップは[[日本>日本国]]では「後ろ脳天逆落とし」と呼ばれた。 …画像を探してみよう。 ・[[アントニオ猪木]] 「燃える闘魂」猪木も新日本プロレスの旗揚げ当時、テーズの指導を受けバックドロップを得意としていた。 ・[[ジャンボ鶴田]] 日本人ではNo.1の使い手。 テーズの理論に自身の才能と長身を加え「完全無欠のバックドロップ」を完成させた。 相手の受け身の技量により角度を加減する余裕を持っていたらしく、事実フィニッシュや一部選手には通常型とは違い、死んでもおかしく無い様な角度で見舞っている。 ・マサ斉藤 捻り式の開祖。 その技は「サイトー・スープレックス」と呼ばれ、恐れられた。 ・[[長州力]] マサに並ぶ捻り式の代表選手。 ・渕正信 王道の伝道師。ファミ悪決戦などコミカルな印象が強いが、世界ジュニアヘビー級王座を約4年に渡り死守していた全日Jrきっての実力者。 元々は見た目が派手な高く抱え上げてから落とすバックドロップを使っていたがテーズの忠告を受けて低空式のバックドロップを使うようになったという。 大一番では低空(高速)式を連発して繰り出すこともあり、特に菊地毅に立ち上がる度に連発して繰り出したものは伝説として語り継がれている。 ・後藤達俊 馳を殺しかけた「殺人バックドロップ」の使い手だが、無論プロレスのエピソードとしては不名誉である事は言うまでも無い。 新日本生え抜きで元[[WWE]]で現・全日本プロレス所属のヨシタツは彼から直接指導の元、伝授されている。 ・[[蝶野正洋]] テーズ直伝の低空式の使い手。 対小橋戦での連発が有名だが、全力のバックドロップが見たければ、特に若手時代の姿を探すべし(当日は足を痛めていた)。 ・[[川田利明]] ウィリアムスの影響からか「デンジャラス・バックドロップ」の使い手となった。 …エゲツない。 ・[[永田裕志]] 現役では最高の使い手か? バックドロップホールドも、以前はブリッジで固める為にゆっくりと落としていたが、現在は高速で落とし「そのまま」エビに固める。 ・森嶋猛 全盛期NOAHを代表する怪物。 自らの長身を活かした技としてジャンボ流のバックドロップを独自にアレンジ…戦慄の「引っこ抜き」式を完成させた。 ・諏訪魔 武藤「全日本」の純血エース。 アマレスを下地にした危険な角度のスープレックスのバリエーションの一つとしてバックドロップ(ホールド)を使用。 ・小川良成 NOAHマット屈指のテクニシャン。 抱え式バックドロップホールドの使い手。 ・[[ダイナマイト・キッド]] 小柄ながら圧倒的な攻撃性と類まれなる身体能力で恐れられた英国の爆弾小僧。 相手を抱えてから鋭角に叩き落とす抱え式バックドロップを得意技の一つとしており、ライバルの一人であった小林邦昭曰く「受け身の取りようがない」危険技だったとのこと。 大柄なザ・コブラ(ジョージ高野)をこの技から強引に抑え込んでタイトルを奪ったことも。 ・タイチ かつては世界一性格の子狡い男とも呼ばれたダーティーファイター。 ヘビー級転向後は随所にラフプレーを交えながらも師匠川田利明のイズムを受け継いだ独自のファイトスタイルを確立。 師匠ばりのバックドロップはフィニッシュホールドでもおかしくない勢いを持つ。 ・[[スティーブ・ウィリアムス]] 「殺人医師」の異名で呼ばれた90年代を代表する全日最強外国人レスラーの一角。 ブリッジワークが上手ではなかった為に相手をリングにパイルドライバーの様に垂直に真っ直ぐ突き刺す元祖「デンジャラス・バックドロップ」は、 「バックドロップ・ドライバー」とも呼ばれ、この技がきっかけになり垂直落下式や危険技を多用する「四天王プロレス」の扉を開いた。 ・[[アレックス(ストリートファイター)]] アレックスは[[ストⅢ>ストリートファイターⅢ 3rd STRIKE]]の主人公!! …異論は認めない。 バックドロップは一番のお気に入り。 ・[[大沢木順子]] 「浦安最強の日本の母」 得意技はバックドロップ。 ・バックドロップ犬 [[漫画]]「いきなりバックドロップ犬」の主人公。 ・[[キン肉マン>キン肉マン/キン肉スグル]] [[漫画]]「[[キン肉マン>キン肉マン(漫画)]]」の主人公。 キン肉マンの必殺技といえば“キン肉バスター”や“キン肉ドライバー”が思い浮かぶが、ダメ超人と呼ばれたキン肉マンが本格的に覚醒した超人オリンピック決勝で[[ロビンマスク]]相手に“初めてのフィニッシュホールドになり得る技”として繰り出したのがバックドロップ。 その後は旧連載時には下記のミート君関連で言及される程度だったのだが、新連載にて改めてフィーチャーされ、自分より格上と云える大叔父[[ネメシス>ネメシス(キン肉マン)]]や、師匠カメハメのルーツとなる[[超神マグニフィセント>マグニフィセント(キン肉マン)]]戦にて逆転の一撃として繰り出された。 最新の情報ではカメハメの指導後には単なるバックドロップではなく[[48の殺人技>キン肉マンの技一覧]]の一つ“キラウエア落とし”であったとされ、更に重要な位置を占める技となっている。 ・[[ミート君>アレキサンドリア・ミート]] 「キン肉マン」のお付きにして作中最高の名セコンド。数々の必殺技を得意とするスグルの技の中でも上記の経緯もあってか最も好きな技と語り、卑劣な方法でスグルを倒した[[ミキサー大帝]]をそのスグルの得意技を以て倒す大金星をあげる。 ・[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]] [[遠坂凛]]をKOした。[[バーサーカー>バーサーカー(Fate)]]だろうとぶん投げる。 ・空手健児([[ファイトフィーバー]]) 「ウルトラバックドロップ!」と高らかに宣言し、''ネック・ハンギング・ツリーからバク転して飯綱落とし''を決める。 正直何もかもが間違っている気がしないでもない(「空手」は単に名字の可能性が高いが)。 追記・修正は角度を調整してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ラヨシュとルーセスとルー・テーズは別人なのか発音違いなのか資料によってまちまちでよくわからない -- 名無しさん (2017-12-31 21:19:22) - アレックスが使うのはパワードロップという名前が付いた。…だとしたらハイパーボムを後ろから決めた時に出るアレはハイパードロップと呼称するべきなんだろうか。 -- 名無しさん (2020-01-18 13:31:00) - DOAのバースは完全に真っ逆さまに落とすデンジャラスバックドロップの使い手。初めて見たとき笑った -- 名無しさん (2022-02-21 21:56:27) - 人を抱えて下ろすだけの腕力+のけぞれるだけの強度の柔軟性が必要となるとそれこそレスラーならではの技だなーと思う -- 名無しさん (2022-02-21 22:38:39) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/01/28 (金) 07:45:44 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- ・バックドロップ 「バックドロップ(Back Drop)」は[[プロレス]]に於ける投げ技の一つ。 和名は「岩石落とし」 プロレスで使用される投げ技の中でも、特に古い歴史を持つ物の一つ(創世期から存在)であり、 大正時代にエド・サンテルが柔道の裏投げを弟子のラヨシュに伝え、彼が改良を加え完成した…とも説明されている。 (アマレスで使われていたバック・スープレックスが原型という説もある) …そうした経緯から、誕生から既に一世紀近くもの歴史を持つと考えられる。 プロレスで使用される投げ技の基本形として、多くの選手が使用する他、時代毎に現れる名手達によって、未だにフィニッシング・ホールドとしても使用されている。 元は単純であるが故に誰でも使えるが、実際に威力と説得力を得る為には相応の技術が必要となる…。 言わば「上手い」「下手」が特にハッキリと出る技の一つであると言える。 #Contents() *【クラッチ】 大きく大別するとクラッチには2種類がある。 ・反り投げ式 一般的に「バックドロップ」と云えばこちらを指す。 相手の斜め後方から、組み付いた側の脇の下に頭を差し入れ、 相手の胴を両手でガッチリとクラッチして自らが後方に反り返る勢いを利用しつつ持ち上げ、後頭部~肩口をマットに叩き付けて行く。 [[ルー・テーズ]]が開発(諸説あり)し広めた、所謂「ヘソで投げる」バックドロップを原型とする。 (なお、「ヘソで投げる」のフレーズはテーズが広めた訳ではなく、後に彼はこのフレーズを聞いて「出来るわけねーだろ」と大爆笑したと言われている) 持ち上げ方と落とし方の違いから「通常型」「ヘソ投げ式」「低空(高速)式」「捻り式」「引っこ抜き式」等に分類され、それぞれを別種として記載するのが普通である。 ・抱え式 相手の胴をクラッチはせずに、片腕を腰に回し、もう片方の腕を相手の股下(内腿)に差し入れ、担ぎ上げてから落とす。 担ぎ上げてからの動きにより「滞空式」「高角度式」等の名称が加わる場合がある。 尚、プロレス式のバックドロップとは元々はこの技を指していた。 *【主な種類】 ・通常型 反り投げ式のクラッチだが、角度が緩やかだとこう呼ばれる。投げる際に両足を浮かせるジャンピング式等もある。 ・ヘソ投げ式 相手をクラッチした後、弧を描く様な形でブリッジを利かせて鋭角に相手を落とす。 反り投げ式の原型だが使い手は少ない。 「ヘソで投げる」とは、相手を無理なく自分の体に乗せると云う意味。 ・低空(高速)式 要領はヘソ投げ式と同じだが更に弧が小さく、後方に引き込む様に落とす。 元来テーズがフィニッシュにしていたのはこちらとも言われる。 ・捻り式 クラッチは反り投げ式に似るが、相手の横方向から組み付き半回転(捻り)を加えながら投げる。 ブリッジを殆ど利かせない為にテーズはこの型には否定的だったらしいが、元祖のマサ斉藤はテーズ同様に「ヘソで投げる」のが大事と語っている。 ・引っこ抜き式 [[ゲーム]]等で、一部選手のバックドロップがこう記載されている。 横方向からのクラッチで、ヘソ投げ式のタイミングで投げる選手の技がこう呼ばれる様だ。 ・抱え式 あまり角度を付けず、大きく持ち上げもせずに落とすと、この「通常型」として扱われる。 ・滞空式 相手を自分の肩口あたりにまで担ぎ上げてから、スライドさせる様に落とす。 ゆっくりと時間をかけて落とす「超滞空式」の使い手も存在する。 ・高角度式 相手を担ぎ上げ固定した後、真っ直ぐに後方に倒れ込み鋭角に相手をマットに突き刺す。 ・高速式 抱え式のクラッチでブリッジを利かせ、反り投げ式のタイミングで投げる。 テクニシャン系のレスラーに使い手が多く、そのままホールド(固める)する選手も少なくない。 ・ホールド式 バックドロップで投げた後に、そのままクラッチを放さずにブリッジ状態で相手を固めて行く。 ※バックドロップがバランス上、相手の体を固定し難い事もあってか使い手は少ない。 基本は反り投げ式で押さえるが、抱え式のクラッチで固める選手も居る。 尚、鶴田やウィリアムスはブリッジが崩れた後も強引に相手を押さえつけた事がある他、[[永田裕志]]は自らの体を捻りながら相手を落とし、エビに固める方式を編み出している。 *【主な使い手】 ・[[ルー・テーズ]] 「20世紀最強の鉄人」と呼ばれた伝説的レスラー。 冒頭で言及したラヨシュとはこの人のハンガリー語読み。 バックドロップをプロレスのマットで広めた張本人。 アマレス式(グレコローマン式)+プロレス式(抱え式)+裏投げ(柔道)が「ヘソ投げ式」の原型らしい。 尚、テーズのバックドロップは[[日本>日本国]]では「後ろ脳天逆落とし」と呼ばれた。 …画像を探してみよう。 ・[[アントニオ猪木]] 「燃える闘魂」猪木も新日本プロレスの旗揚げ当時、テーズの指導を受けバックドロップを得意としていた。 ・[[ジャンボ鶴田]] 日本人ではNo.1の使い手。 テーズの理論に自身の才能と長身を加え「完全無欠のバックドロップ」を完成させた。 相手の受け身の技量により角度を加減する余裕を持っていたらしく、事実フィニッシュや一部選手には通常型とは違い、死んでもおかしく無い様な角度で見舞っている。 ・マサ斉藤 捻り式の開祖。 その技は「サイトー・スープレックス」と呼ばれ、恐れられた。 ・[[長州力]] マサに並ぶ捻り式の代表選手。 ・渕正信 王道の伝道師。ファミ悪決戦などコミカルな印象が強いが、世界ジュニアヘビー級王座を約4年に渡り死守していた全日Jrきっての実力者。 元々は見た目が派手な高く抱え上げてから落とすバックドロップを使っていたがテーズの忠告を受けて低空式のバックドロップを使うようになったという。 大一番では低空(高速)式を連発して繰り出すこともあり、特に菊地毅に立ち上がる度に連発して繰り出したものは伝説として語り継がれている。 ・後藤達俊 馳を殺しかけた「殺人バックドロップ」の使い手だが、無論プロレスのエピソードとしては不名誉である事は言うまでも無い。 新日本生え抜きで元[[WWE]]で現・全日本プロレス所属のヨシタツは彼から直接指導の元、伝授されている。 ・[[蝶野正洋]] テーズ直伝の低空式の使い手。 対小橋戦での連発が有名だが、全力のバックドロップが見たければ、特に若手時代の姿を探すべし(当日は足を痛めていた)。 ・[[川田利明]] ウィリアムスの影響からか「デンジャラス・バックドロップ」の使い手となった。 …エゲツない。 ・[[永田裕志]] 現役では最高の使い手か? バックドロップホールドも、以前はブリッジで固める為にゆっくりと落としていたが、現在は高速で落とし「そのまま」エビに固める。 ・森嶋猛 全盛期NOAHを代表する怪物。 自らの長身を活かした技としてジャンボ流のバックドロップを独自にアレンジ…戦慄の「引っこ抜き」式を完成させた。 ・諏訪魔 武藤「全日本」の純血エース。 アマレスを下地にした危険な角度のスープレックスのバリエーションの一つとしてバックドロップ(ホールド)を使用。 ・小川良成 NOAHマット屈指のテクニシャン。 抱え式バックドロップホールドの使い手。 ・[[ダイナマイト・キッド]] 小柄ながら圧倒的な攻撃性と類まれなる身体能力で恐れられた英国の爆弾小僧。 相手を抱えてから鋭角に叩き落とす抱え式バックドロップを得意技の一つとしており、[[ライバル]]の一人であった小林邦昭曰く「受け身の取りようがない」危険技だったとのこと。 大柄なザ・コブラ(ジョージ高野)をこの技から強引に抑え込んでタイトルを奪ったことも。 ・タイチ かつては世界一性格の子狡い男とも呼ばれたダーティーファイター。 ヘビー級転向後は随所にラフプレーを交えながらも師匠川田利明のイズムを受け継いだ独自のファイトスタイルを確立。 師匠ばりのバックドロップはフィニッシュホールドでもおかしくない勢いを持つ。 ・[[スティーブ・ウィリアムス]] 「殺人医師」の異名で呼ばれた90年代を代表する全日最強外国人レスラーの一角。 ブリッジワークが上手ではなかった為に相手をリングにパイルドライバーの様に垂直に真っ直ぐ突き刺す元祖「デンジャラス・バックドロップ」は、 「バックドロップ・ドライバー」とも呼ばれ、この技がきっかけになり垂直落下式や危険技を多用する「四天王プロレス」の扉を開いた。 ・[[アレックス(ストリートファイター)]] アレックスは[[ストⅢ>ストリートファイターⅢ 3rd STRIKE]]の主人公!! …異論は認めない。 バックドロップは一番のお気に入り。 ・[[大沢木順子]] 「浦安最強の日本の母」 得意技はバックドロップ。 ・バックドロップ犬 [[漫画]]「いきなりバックドロップ犬」の主人公。 ・[[キン肉マン>キン肉マン/キン肉スグル]] [[漫画]]「[[キン肉マン>キン肉マン(漫画)]]」の主人公。 キン肉マンの[[必殺技]]といえば“[[キン肉バスター]]”や“キン肉ドライバー”が思い浮かぶが、ダメ超人と呼ばれたキン肉マンが本格的に覚醒した超人オリンピック決勝で[[ロビンマスク]]相手に“初めてのフィニッシュホールドになり得る技”として繰り出したのがバックドロップ。 その後は旧連載時には下記のミート君関連で言及される程度だったのだが、新連載にて改めてフィーチャーされ、自分より格上と云える大叔父[[ネメシス>ネメシス(キン肉マン)]]や、師匠カメハメのルーツとなる[[超神マグニフィセント>マグニフィセント(キン肉マン)]]戦にて逆転の一撃として繰り出された。 最新の情報ではカメハメの指導後には単なるバックドロップではなく[[48の殺人技>キン肉マンの技一覧]]の一つ“キラウエア落とし”であったとされ、更に重要な位置を占める技となっている。 ・[[ミート君>アレキサンドリア・ミート]] 「キン肉マン」のお付きにして作中最高の名セコンド。数々の必殺技を得意とするスグルの技の中でも上記の経緯もあってか最も好きな技と語り、卑劣な方法でスグルを倒した[[ミキサー大帝]]をそのスグルの得意技を以て倒す大金星をあげる。 ・[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]] [[遠坂凛]]をKOした。[[バーサーカー>バーサーカー(Fate)]]だろうとぶん投げる。 ・空手健児([[ファイトフィーバー]]) 「ウルトラバックドロップ!」と高らかに宣言し、''ネック・ハンギング・ツリーからバク転して飯綱落とし''を決める。 正直何もかもが間違っている気がしないでもない(「空手」は単に名字の可能性が高いが)。 追記・修正は角度を調整してからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,5) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ラヨシュとルーセスとルー・テーズは別人なのか発音違いなのか資料によってまちまちでよくわからない -- 名無しさん (2017-12-31 21:19:22) - アレックスが使うのはパワードロップという名前が付いた。…だとしたらハイパーボムを後ろから決めた時に出るアレはハイパードロップと呼称するべきなんだろうか。 -- 名無しさん (2020-01-18 13:31:00) - DOAのバースは完全に真っ逆さまに落とすデンジャラスバックドロップの使い手。初めて見たとき笑った -- 名無しさん (2022-02-21 21:56:27) - 人を抱えて下ろすだけの腕力+のけぞれるだけの強度の柔軟性が必要となるとそれこそレスラーならではの技だなーと思う -- 名無しさん (2022-02-21 22:38:39) #comment #areaedit(end) }

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