ジュナイパー(ヒスイのすがた)

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&font(#6495ED){登録日}:2022/02/12 Sat 01:52:53 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,black,#ffa500){ヒスイの極寒に耐えるため羽根の芯に空気を含み防寒機能有す。&br()環境が進化に影響すると判明す。} } 本項では[[ジュナイパー]]のヒスイ地方における[[リージョンフォーム]](ヒスイのすがた)を解説する。 #openclose(show=▷ 目次){ #contents() } *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.724 分類:やばねポケモン 英語名:Decidueye 高さ:1.6m 重さ:37.0kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:飛行 性別比率:♂87.5♀12.5 タイプ:[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]/[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:[[しんりょく>しんりょく/もうか/げきりゅう(ポケモン)]](HPが1/3以下の時、くさタイプの技の[[威力>威力(ポケモン)]]が1.5倍になる) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:きもったま(ノーマル・かくとうタイプの技がゴーストタイプに無効にならなくなる・相手の「いかく」の効果を受けない) ・[[種族値]] HP:88 攻撃:112 防御:80 特攻:95 特防:95 素早さ:60 合計:530 4倍:[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]] 2倍:[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]]/[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]/[[どく>どくタイプ(ポケモン)]]/[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]/[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]] 1/2:くさ/[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]/[[でんき>でんきタイプ(ポケモン)]]/[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]/[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]/[[あく>あくタイプ(ポケモン)]] モクローがLv.17でフクスローに[[進化>しんか(ポケモン)]]。 ヒスイ地方でフクスローがLv.36でヒスイ[[ジュナイパー]]に進化。 *■概要 ---- [[アローラ地方>アローラ地方(ポケモン)]]のくさタイプ[[御三家>御三家(ポケモン)]]である、モクローの最終進化形態。 そんな[[ジュナイパー]]が『[[Pokémon LEGENDS アルセウス]]』の舞台たるヒスイ地方ではまさかの[[リージョンフォーム]](ヒスイのすがた)を獲得した。 原種がくさ/[[ゴースト>ゴーストタイプ(ポケモン)]]なのに対して、ヒスイのすがたではくさ/かくとうになった。 分類は変わらず「やばねポケモン」。翼が小型化した影響から矢羽根も小さくなっている。 見た目はフードを被った狩人スタイルから三度笠を被った浪人スタイルに変わり、色合いも緑からオレンジベースの夕焼けが似合いそうな色合いになっている。 ヒスイ御三家の中でも一番原種のイメージから脱却した[[リージョンフォーム]]と言えよう。 初見だとびっくりするかもしれないが、動いている様子を見ればまた印象が変わるはず。 こんななりだが、原種同様に空は飛べる。水上の戦闘では、飛びながら戦う様子が見られる。 &font(l){なにげに股間が気になる}。 羽根の芯は防寒機能を備え、ヒスイ地方の極寒の地に適応したことが語られている。 そうはいっても[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]に弱いのは御愛嬌だが。 原種のくさ/ゴーストは[[オーロット]]・[[パンプジン]]・[[ダダリン]]と対抗馬が多かったが、こちらも[[キノガッサ]]・[[ビリジオン]]・[[ブリガロン]]と競争率が激しい。 さらに本作では[[ドレディアのリージョンフォーム>ドレディア(ヒスイのすがた)]]も同タイプであるため、[[バクフーン>バクフーン(ヒスイのすがた)]]・[[ダイケンキ>ダイケンキ(ヒスイのすがた)]]とは異なり本作でも固有タイプ[[というわけ]]でもない。 なお、[[ジュナイパー]]は[[第七世代>世代(ポケモン)]]で登場したポケモンであり、たった1世代しかたっていないのに[[リージョンフォーム]]が登場したポケモンである。 加えてヒスイ御三家はすべてラベン博士によって他地方からヒスイ地方に連れてこられたポケモンであり、舞台の地方にもともといなかったポケモンが[[リージョンフォーム]]を獲得した初のケースでもある。 最終進化できるレベルもアローラ御三家は揃って最終進化が若干早いLv.34のところを、ヒスイのすがたでは他に合わせてLv.36になっている。 *■ゲームでのヒスイジュナイパー ---- 御三家なので、ヒノアラシ・ミジュマルと選択でモクローを入手できる。 ヒノアラシ・ミジュマルを選択してもストーリークリア後にギンガ団研究所のラベン博士から一匹だけ貰える他、天冠の山麓で時空の歪みに遭遇することでモクロー・フクスローと遭遇できる。 そのモクローを最終進化させると[[ジュナイパー]]となる。 原種と進化条件は全く一緒であり、普通にプレイしていればモクロー選択のプレイヤーは最初に入手できるヒスイのすがたとなるだろう。 『LEGENDS アルセウス』では[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]として「かげぬい」の代わりにかくとうタイプ技の&font(b,#ffa500){「3ぼんのや」}(&italic(){Triple Arrows})を習得できる。 このわざは、かかと落としを食らわせて体勢を崩し、闘気で生成した三本の矢を飛ばして追撃する……という連続攻撃にしか見えないエフェクト(まあ『LEGENDS [[アルセウス]]』に連続技というものはないが)。 3ターンの間相手の守りの力を下げた上で、2ターンの間に自分の急所率を2ランク上げるという盛り沢山な効果を持つ。 他のヒスイ御三家専用技と同様に早業→力業のコンボを前提としたわざである。 書いてないが相手の行動を遅らせる効果もある。 ただし肝心の[[ジュナイパー]]が素早さが低いため、このコンボを活かしきれないことも。 他の2体が水準程度は素早さを持つのに対して、原種ですらアローラポケモン特有の素早さの低さが難点であったのに、見るからに鈍重なブリガロンよりもさらに&font(b,red){更に素早さを下げられてしまう}という憂き目にあっている。&color(#cccccc){見た目結構身軽なんだけどなあ……。} よって2撃目を当てることがそもそもできないということも。 耐久こそ上がったものの、そもそもくさ/かくとうは弱点の多いタイプであり、ほのお・こおり・どく・エスパー・フェアリーが2倍、ひこうに至っては4倍と繰り出す相手に困るタイプである。 オヤブン相手でも「[[はかいこうせん]]」「ギガインパクト」「すてみタックル」を普通に等倍で食らってしまうので、 [[ノーマルタイプ>ノーマルタイプ(ポケモン)]]相手だろうが素早さの低さも相まって繰り出せないことも。 しかし耐性も多く、いわ・じめんタイプや粉技で妨害してくるくさタイプなど得意相手にはかなり押し込みやすいポケモンでもあり、「リーフブレード」「シャドークロー」といった急所に当たりやすいわざと組み合わせれば、大物狩りもしやすい。 ただしこれだけの長所を取り揃えながらも、同タイプの[[ヒスイドレディア>ドレディア(ヒスイのすがた)]]に性能で見劣りしやすいのはどうしても否めない。 あちらは[[ジュナイパー]]より素早さ種族値が遥かに上の105であり、[[ジュナイパー]]にはない「ドレインパンチ」や「ねむりごな」等の強力な搦め手や攻撃技が使える。 更には攻め・守りの力を上げる上に、行動順を早め、ダメ押しのように&font(b,red){技威力を1.5倍にする}という&s(){このゲームで1,2を争うブッ壊れ}専用補助技「しょうりのまい」を使えるので安定性や突破力で雲泥の差が生じてしまっている。 幸い耐久の増加と「みねうち」の習得もあり、捕獲要員としての需要はそれなりにある。 オヤブン[[ハピナス]]狩りにも適しており、育成要員としても使いやすい。 ……と、言うのは第8世代もとい行動制の『[[アルセウス]]』の話。 本格的に使用可能になった第9世代ではどうなったかと言うと…… &bold(){専用技「3ぼんのや」の性能が鬼のようにぶっ飛んだ性能になった。} なんと ・威力90 ・急所に当たりやすい(急所ランク+1) ・50%の確率で相手の防御を1段階下げる ・30%の確率で相手をひるませる と、盛りに盛りまくった効果になった。 分かりやすく言えば&bold(){「リーフブレード」に「ブレイククロ―」と「エアスラッシュ」の効果をくっつけたようなもの}。 更に、隠れ特性がまさかの「きもったま」((元の隠れ特性は原種同様「えんかく」だったが、第9世代に移行する際に変更されている))。 その為、この強烈な技を相性で無効化される事はない。ついでに物理型では困る「いかく」も効かないのも嬉しい。 ヒスイ[[ジュナイパー]]がこの性能になったのは、紛れもなくこの技の為だと言って過言ではないだろう。 ちなみに、素早さの問題自体は「くさわけ」「おいかぜ」で解決可能。くさ+かくとう+ゴースト/あくで全タイプに対処できるため持たせる余裕はある。 [[おんみつマント]]を持たせることで[[ガオガエン]]や[[キョジオーン]]の妨害を大幅に牽制しながら攻めていくことができつつ、「3ぼんのや」で抜群を突いていくことができるため、ガオガエンキラーこと[[ウーラオス]]れんげきのかたが出禁となったレギュレーションHでは一時期使用率40位代に肉薄している。&s(){尚、原種についてはお察しください…。} 環境を席巻するほどの実力かどうかはともかく、素早さ的にも[[ヘイラッシャ]]や前述の二体、[[ガチグマ]]族など、上から「3ぼんのや」をぶちこめる相手は多く、立ち位置は向上したと言えよう。 追加コンテンツ前編の開始後に[[テラレイドバトル]]にも登場。いろいろと厄介な相手である。 具体的に言うと ・特性「きもったま」によってNPCのいかくデバフを阻止 ・「3ぼんのや」をはじめ、急所にあたりやすい技を三つも使用してくる。 ・後半は必ず常時二回行動をしてくる。 といったもの。幸い「くさわけ」「おいかぜ」で素早さを上げてこないため怯みは気にしなくてよいものの、防御デバフや急所炸裂には気を付けたい。 何気に[[アルセウス]]以外のソフトで初めてヒスイジュナイパーを捕まえられるチャンスであり、性格も「いじっぱり」と非常に相性の良いもの。 余談だが、シールドを貼る時の弓を引くモーションはかっこいいの一言。 また、本編ではポケモンの捕獲にバトルを必ず介するのでみねうちを使った捕獲要員としての需要は高いことも見逃せない。特に特性きもったまで&bold(){ゴーストタイプにもみねうちをあてられる}ので(SV内では唯一)、旅パでの需要は高いと言えるだろう。 地味に「くろいきり」も覚え、最強のドダイトスレイドで活躍する一因となっている。詳しくは[[最強のテラレイドバトル]]の項目へ。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 3本の矢が格好良すぎて惚れ惚れしちゃう -- 名無しさん (2022-02-12 03:31:59) - これの元ネタはマタギなのかな? -- 名無しさん (2022-02-12 08:15:48) - 原種と同じく、攻略過程で使いやすい同複合タイプが他にいる(ドレディア)のは何の偶然だろうか… -- 名無しさん (2022-02-12 08:53:50) - 肉体派おじゃる丸 -- 名無しさん (2022-02-12 14:37:49) - 素早さを下げられたのは致命的すぎる。原種の時ですらそんなに高くない素早さを下げるとか…せめていらないとくこうを代わりにもっと下げてくれよ… -- 名無しさん (2022-02-12 16:53:00) - なんで素早そうなのに素早さ下がってるんですかねぇ……まぁフクロウ自体素早い鳥じゃないけどさぁ!! 剣盾に移動出来たらグラススライダー覚えて……くれたらいいのになぁ!! -- 名無しさん (2022-02-12 18:38:18) - 今回すてみタックルとんでくること多いのにみねうち使いのジュナイパーがゴーストじゃなくなったのツラい。 -- 名無しさん (2022-02-12 19:21:45) - ギラティナに弱点を突かれないのでしっかり育っててシャドークローを習得させていればタイマンでギラティナを倒してくれたりする -- 名無しさん (2022-02-12 23:24:00) - 初見時は「アローラジュナイパーのほうがカッコイイよ…」と思ってたけど、最近ジワジワきてる。 -- 名無しさん (2022-02-14 15:20:58) - ボール投げた位置によっては初期位置でもバトル中にトレーナーが攻撃演出に巻き込まれる三本の矢さん…… -- 名無しさん (2022-02-14 15:25:33) - これが草タイプ版バシャーモですか(なお素早さ) -- 名無しさん (2022-02-16 14:24:21) - 各種攻略サイトで進化Lvが34だったり36だったりでハッキリしないんだけどどっちが正しいんだろう… -- 名無しさん (2022-02-19 01:06:32) - こいつに一番欲しい部分があろうことか下げられるという憂き目にあっててもはやイジメレベル、期待してんだけどなあ -- 名無しさん (2022-02-20 02:21:48) - 序盤は飛行複合のせいでコリンク等のスパーク&電気ショックを等倍で食らい、イシツブテの転がるで潰される。中盤は沼地も海岸も毒タイプ持ちがうじゃうじゃ。終盤は氷タイプがうじゃうじゃ。他2匹と比べて不利な環境多すぎな気がする…… -- 名無しさん (2022-02-21 16:31:37) - 序盤から終盤まで出てくるズバットゴルバットに終始不利なのがほんと辛い、遅いから先手貰うし -- 名無しさん (2022-02-28 11:36:29) - 変に両刀型にするよりどっちかに特化してS振れとあれほど -- 名無しさん (2022-03-01 22:56:39) - ヒスイドレディアの方が圧倒的に使いやすい、ヒスイの姿になっても二番煎じは変わらないんだな -- 名無しさん (2022-03-17 10:57:43) - こいつほど優遇されてんだか不遇なんだかわからんポケモンもそういないと思う -- 名無しさん (2022-05-08 16:31:20) - 結構レベル高い上に物凄く捕まえやすい所でうろうろしてるオヤブンモジャンボあたりも中々競合相手として辛いものがある -- 名無しさん (2022-05-14 09:19:02) - バクフーンとダイケンキは同じ複合タイプが(ゲーム内では)いないからオンリーワンの位置を築くことができているのに何故こいつだけ…… -- 名無しさん (2022-05-14 09:39:43) - 何かしらの機会でこの悲劇が活かされますように -- 名無しさん (2022-09-02 08:06:55) - 3ぼんのやがビックリする程高性能技になった -- 名無しさん (2022-12-08 19:36:07) - というよりこの本編性能から逆算して種族値を設定したように感じる -- 名無しさん (2023-05-13 21:12:14) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2022/02/12 Sat 01:52:53 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &font(b,black,#ffa500){ヒスイの極寒に耐えるため羽根の芯に空気を含み防寒機能有す。&br()環境が進化に影響すると判明す。} } 本項では[[ジュナイパー]]のヒスイ地方における[[リージョンフォーム]](ヒスイのすがた)を解説する。 #openclose(show=▷ 目次){ #contents() } *■データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.724 分類:やばねポケモン [[英語]]名:Decidueye 高さ:1.6m 重さ:37.0kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:飛行 性別比率:♂87.5♀12.5 タイプ:[[くさ>くさタイプ(ポケモン)]]/[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:[[しんりょく>しんりょく/もうか/げきりゅう(ポケモン)]](HPが1/3以下の時、くさタイプの技の[[威力>威力(ポケモン)]]が1.5倍になる) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:きもったま(ノーマル・かくとうタイプの技がゴーストタイプに無効にならなくなる・相手の「いかく」の効果を受けない) ・[[種族値]] HP:88 攻撃:112 防御:80 特攻:95 特防:95 素早さ:60 合計:530 4倍:[[ひこう>ひこうタイプ(ポケモン)]] 2倍:[[ほのお>ほのおタイプ(ポケモン)]]/[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]/[[どく>どくタイプ(ポケモン)]]/[[エスパー>エスパータイプ(ポケモン)]]/[[フェアリー>フェアリータイプ(ポケモン)]] 1/2:くさ/[[みず>みずタイプ(ポケモン)]]/[[でんき>でんきタイプ(ポケモン)]]/[[じめん>じめんタイプ(ポケモン)]]/[[いわ>いわタイプ(ポケモン)]]/[[あく>あくタイプ(ポケモン)]] モクローがLv.17でフクスローに[[進化>しんか(ポケモン)]]。 ヒスイ地方でフクスローがLv.36でヒスイジュナイパーに進化。 *■概要 ---- [[アローラ地方>アローラ地方(ポケモン)]]のくさタイプ[[御三家>御三家(ポケモン)]]である、モクローの最終進化形態。 そんな[[ジュナイパー]]が『[[Pokémon LEGENDS アルセウス]]』の舞台たるヒスイ地方ではまさかの[[リージョンフォーム]](ヒスイのすがた)を獲得した。 原種がくさ/[[ゴースト>ゴーストタイプ(ポケモン)]]なのに対して、ヒスイのすがたではくさ/かくとうになった。 分類は変わらず「やばねポケモン」。翼が小型化した影響から矢羽根も小さくなっている。 見た目はフードを被った狩人スタイルから三度笠を被った浪人スタイルに変わり、色合いも緑からオレンジベースの夕焼けが似合いそうな色合いになっている。 ヒスイ御三家の中でも一番原種のイメージから脱却したリージョンフォームと言えよう。 初見だとびっくりするかもしれないが、動いている様子を見ればまた印象が変わるはず。 こんななりだが、原種同様に空は飛べる。水上の戦闘では、飛びながら戦う様子が見られる。 &font(l){なにげに股間が気になる}。 羽根の芯は防寒機能を備え、ヒスイ地方の極寒の地に適応したことが語られている。 そうはいっても[[こおり>こおりタイプ(ポケモン)]]に弱いのは御愛嬌だが。 原種のくさ/ゴーストは[[オーロット]]・[[パンプジン]]・[[ダダリン]]と対抗馬が多かったが、こちらも[[キノガッサ]]・[[ビリジオン]]・[[ブリガロン]]と競争率が激しい。 さらに本作では[[ドレディアのリージョンフォーム>ドレディア(ヒスイのすがた)]]も同タイプであるため、[[バクフーン>バクフーン(ヒスイのすがた)]]・[[ダイケンキ>ダイケンキ(ヒスイのすがた)]]とは異なり本作でも固有タイプ[[というわけ]]でもない。 なお、ジュナイパーは[[第七世代>世代(ポケモン)]]で登場したポケモンであり、たった1世代しかたっていないのにリージョンフォームが登場したポケモンである。 加えてヒスイ御三家はすべてラベン博士によって他地方からヒスイ地方に連れてこられたポケモンであり、舞台の地方にもともといなかったポケモンがリージョンフォームを獲得した初のケースでもある。 最終進化できるレベルもアローラ御三家は揃って最終進化が若干早いLv.34のところを、ヒスイのすがたでは他に合わせてLv.36になっている。 *■ゲームでのヒスイジュナイパー ---- 御三家なので、ヒノアラシ・ミジュマルと選択でモクローを入手できる。 ヒノアラシ・ミジュマルを選択してもストーリークリア後にギンガ団研究所のラベン博士から一匹だけ貰える他、天冠の山麓で時空の歪みに遭遇することでモクロー・フクスローと遭遇できる。 そのモクローを最終進化させるとジュナイパーとなる。 原種と進化条件は全く一緒であり、普通にプレイしていればモクロー選択のプレイヤーは最初に入手できるヒスイのすがたとなるだろう。 『LEGENDS アルセウス』では[[専用技>専用わざ(ポケモン)]]として「かげぬい」の代わりにかくとうタイプ技の&font(b,#ffa500){「3ぼんのや」}(&italic(){Triple Arrows})を習得できる。 このわざは、かかと落としを食らわせて体勢を崩し、闘気で生成した三本の矢を飛ばして追撃する……という連続攻撃にしか見えないエフェクト(まあ『LEGENDS アルセウス』に連続技というものはないが)。 3ターンの間相手の守りの力を下げた上で、2ターンの間に自分の急所率を2ランク上げるという盛り沢山な効果を持つ。 他のヒスイ御三家専用技と同様に早業→力業のコンボを前提としたわざである。 書いてないが相手の行動を遅らせる効果もある。 ただし肝心のジュナイパーが素早さが低いため、このコンボを活かしきれないことも。 他の2体が水準程度は素早さを持つのに対して、原種ですらアローラポケモン特有の素早さの低さが難点であったのに、見るからに鈍重なブリガロンよりもさらに&font(b,red){更に素早さを下げられてしまう}という憂き目にあっている。&color(#cccccc){見た目結構身軽なんだけどなあ……。} よって2撃目を当てることがそもそもできないということも。 耐久こそ上がったものの、そもそもくさ/かくとうは弱点の多いタイプであり、ほのお・こおり・どく・エスパー・フェアリーが2倍、ひこうに至っては4倍と繰り出す相手に困るタイプである。 オヤブン相手でも「[[はかいこうせん]]」「ギガインパクト」「すてみタックル」を普通に等倍で食らってしまうので、 [[ノーマルタイプ>ノーマルタイプ(ポケモン)]]相手だろうが素早さの低さも相まって繰り出せないことも。 しかし耐性も多く、いわ・じめんタイプや粉技で妨害してくるくさタイプなど得意相手にはかなり押し込みやすいポケモンでもあり、「リーフブレード」「シャドークロー」といった急所に当たりやすいわざと組み合わせれば、大物狩りもしやすい。 ただしこれだけの長所を取り揃えながらも、同タイプの[[ヒスイドレディア>ドレディア(ヒスイのすがた)]]に性能で見劣りしやすいのはどうしても否めない。 あちらはジュナイパーより素早さ種族値が遥かに上の105であり、ジュナイパーにはない「ドレインパンチ」や「ねむりごな」等の強力な搦め手や攻撃技が使える。 更には攻め・守りの力を上げる上に、行動順を早め、ダメ押しのように&font(b,red){技威力を1.5倍にする}という&s(){このゲームで1,2を争うブッ壊れ}専用補助技「しょうりのまい」を使えるので安定性や突破力で雲泥の差が生じてしまっている。 幸い耐久の増加と「みねうち」の習得もあり、捕獲要員としての需要はそれなりにある。 オヤブン[[ハピナス]]狩りにも適しており、育成要員としても使いやすい。 ……と、言うのは第8世代もとい行動制の『アルセウス』の話。 本格的に使用可能になった第9世代ではどうなったかと言うと…… &bold(){専用技「3ぼんのや」の性能が鬼のようにぶっ飛んだ性能になった。} なんと ・威力90 ・急所に当たりやすい(急所ランク+1) ・50%の確率で相手の防御を1段階下げる ・30%の確率で相手をひるませる と、盛りに盛りまくった効果になった。 分かりやすく言えば&bold(){「リーフブレード」に「ブレイククロ―」と「エアスラッシュ」の効果をくっつけたようなもの}。 更に、隠れ特性がまさかの「きもったま」((元の隠れ特性は原種同様「えんかく」だったが、第9世代に移行する際に変更されている))。 その為、この強烈な技を相性で無効化される事はない。ついでに物理型では困る「いかく」も効かないのも嬉しい。 ヒスイジュナイパーがこの性能になったのは、紛れもなくこの技の為だと言って過言ではないだろう。 ちなみに、素早さの問題自体は「くさわけ」「おいかぜ」で解決可能。くさ+かくとう+ゴースト/あくで全タイプに対処できるため持たせる余裕はある。 [[おんみつマント]]を持たせることで[[ガオガエン]]や[[キョジオーン]]の妨害を大幅に牽制しながら攻めていくことができつつ、「3ぼんのや」で抜群を突いていくことができるため、ガオガエンキラーこと[[ウーラオス]]れんげきのかたが出禁となったレギュレーションHでは一時期使用率40位代に肉薄している。&s(){尚、原種についてはお察しください…。} 環境を席巻するほどの実力かどうかはともかく、素早さ的にも[[ヘイラッシャ]]や前述の二体、[[ガチグマ]]族など、上から「3ぼんのや」をぶちこめる相手は多く、立ち位置は向上したと言えよう。 追加コンテンツ前編の開始後に[[テラレイドバトル]]にも登場。いろいろと厄介な相手である。 具体的に言うと ・特性「きもったま」によってNPCのいかくデバフを阻止 ・「3ぼんのや」をはじめ、急所にあたりやすい技を三つも使用してくる。 ・後半は必ず常時二回行動をしてくる。 といったもの。幸い「くさわけ」「おいかぜ」で素早さを上げてこないため怯みは気にしなくてよいものの、防御デバフや急所炸裂には気を付けたい。 何気に『アルセウス』以外のソフトで初めてヒスイジュナイパーを捕まえられるチャンスであり、性格も「いじっぱり」と非常に相性の良いもの。 余談だが、シールドを貼る時の弓を引くモーションはかっこいいの一言。 また、本編ではポケモンの捕獲にバトルを必ず介するのでみねうちを使った捕獲要員としての需要は高いことも見逃せない。特に特性きもったまで&bold(){ゴーストタイプにもみねうちをあてられる}ので(SV内では唯一)、旅パでの需要は高いと言えるだろう。 地味に「くろいきり」も覚え、最強のドダイトスレイドで活躍する一因となっている。詳しくは[[最強のテラレイドバトル]]の項目へ。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 3本の矢が格好良すぎて惚れ惚れしちゃう -- 名無しさん (2022-02-12 03:31:59) - これの元ネタはマタギなのかな? -- 名無しさん (2022-02-12 08:15:48) - 原種と同じく、攻略過程で使いやすい同複合タイプが他にいる(ドレディア)のは何の偶然だろうか… -- 名無しさん (2022-02-12 08:53:50) - 肉体派おじゃる丸 -- 名無しさん (2022-02-12 14:37:49) - 素早さを下げられたのは致命的すぎる。原種の時ですらそんなに高くない素早さを下げるとか…せめていらないとくこうを代わりにもっと下げてくれよ… -- 名無しさん (2022-02-12 16:53:00) - なんで素早そうなのに素早さ下がってるんですかねぇ……まぁフクロウ自体素早い鳥じゃないけどさぁ!! 剣盾に移動出来たらグラススライダー覚えて……くれたらいいのになぁ!! -- 名無しさん (2022-02-12 18:38:18) - 今回すてみタックルとんでくること多いのにみねうち使いのジュナイパーがゴーストじゃなくなったのツラい。 -- 名無しさん (2022-02-12 19:21:45) - ギラティナに弱点を突かれないのでしっかり育っててシャドークローを習得させていればタイマンでギラティナを倒してくれたりする -- 名無しさん (2022-02-12 23:24:00) - 初見時は「アローラジュナイパーのほうがカッコイイよ…」と思ってたけど、最近ジワジワきてる。 -- 名無しさん (2022-02-14 15:20:58) - ボール投げた位置によっては初期位置でもバトル中にトレーナーが攻撃演出に巻き込まれる三本の矢さん…… -- 名無しさん (2022-02-14 15:25:33) - これが草タイプ版バシャーモですか(なお素早さ) -- 名無しさん (2022-02-16 14:24:21) - 各種攻略サイトで進化Lvが34だったり36だったりでハッキリしないんだけどどっちが正しいんだろう… -- 名無しさん (2022-02-19 01:06:32) - こいつに一番欲しい部分があろうことか下げられるという憂き目にあっててもはやイジメレベル、期待してんだけどなあ -- 名無しさん (2022-02-20 02:21:48) - 序盤は飛行複合のせいでコリンク等のスパーク&電気ショックを等倍で食らい、イシツブテの転がるで潰される。中盤は沼地も海岸も毒タイプ持ちがうじゃうじゃ。終盤は氷タイプがうじゃうじゃ。他2匹と比べて不利な環境多すぎな気がする…… -- 名無しさん (2022-02-21 16:31:37) - 序盤から終盤まで出てくるズバットゴルバットに終始不利なのがほんと辛い、遅いから先手貰うし -- 名無しさん (2022-02-28 11:36:29) - 変に両刀型にするよりどっちかに特化してS振れとあれほど -- 名無しさん (2022-03-01 22:56:39) - ヒスイドレディアの方が圧倒的に使いやすい、ヒスイの姿になっても二番煎じは変わらないんだな -- 名無しさん (2022-03-17 10:57:43) - こいつほど優遇されてんだか不遇なんだかわからんポケモンもそういないと思う -- 名無しさん (2022-05-08 16:31:20) - 結構レベル高い上に物凄く捕まえやすい所でうろうろしてるオヤブンモジャンボあたりも中々競合相手として辛いものがある -- 名無しさん (2022-05-14 09:19:02) - バクフーンとダイケンキは同じ複合タイプが(ゲーム内では)いないからオンリーワンの位置を築くことができているのに何故こいつだけ…… -- 名無しさん (2022-05-14 09:39:43) - 何かしらの機会でこの悲劇が活かされますように -- 名無しさん (2022-09-02 08:06:55) - 3ぼんのやがビックリする程高性能技になった -- 名無しさん (2022-12-08 19:36:07) - というよりこの本編性能から逆算して種族値を設定したように感じる -- 名無しさん (2023-05-13 21:12:14) #comment #areaedit(end) }

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