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&font(#6495ED){登録日}:2024/02/17 Sat 22:51:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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&tags()
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&bold(){オウゴンオニクワガタ}とは、昆虫綱コウチュウ目クワガタムシ科オウゴンオニクワガタ属(アロトプス属)に分類されるクワガタムシの総称である。
*概要
東南アジアに生息するクワガタムシのグループの一つ。
全身が黄金のように輝いていることから名付けられている。[[ニジイロクワガタ]]やエラフス[[ホソアカクワガタ]]と並び世界で最も美しいクワガタムシの一つと言われている。
ただし湿度の高い環境下では黒ずむこともある。この性質は[[ヘラクレスオオカブト]]や[[シロカブトムシ]]でも見られる。
種類によって大アゴの形状が異なる。
ちなみにキンオニクワガタはこのグループではなく、オニクワガタ属に分類される。
主に中国大陸や朝鮮半島に生息しており、日本では対馬にのみ生息している。
かつては[[タランドゥスオオツヤクワガタ]]などと並んで&bold(){繁殖の最難関種の一つ}ともされていた時期があり、当時流通していた菌糸ビンや材、マットでは全く産まず、産んでも全然育たず、なんとか羽化させても大きくならないと完全にお手上げの状態だった。
それでも、マニアたちは何としても繁殖法を確立しようと必死になり、マットに砂糖水を入れたり態々サトウキビをマットの材料にするために庭に植えたりと、眉唾ものの情報にも縋りながら試行錯誤を重ねていた。
しかし、そうした苦闘の末、産卵・幼虫の育成にカワラタケ材((産卵には霊芝材がより有効である事も分かった))が有効である事が突き止められたことで、今では累代もそこまで難しくない種となっている。
性格は温厚。他のクワガタムシはメスを殺害してしまうことが少なくないが、
オウゴンオニクワガタはこうした事故は滅多に無い。
*主な種類
**ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ
インドネシアのジャワ島に生息する。体長は大きな個体で80mm程度。
オスの大アゴは外側に向かって開いており、先端に内歯がある。
メスは目の上に2つ突起がある。
**モーレンカンプオウゴンオニクワガタ
島嶼部だけでなく大陸にも生息している。生息地によって4つの亜種に分かれている。
ローゼンベルグと異なり、オスの大アゴが真っ直ぐ伸びている。
メスは目の上に1つだけ突起がある。
亜種の中でも特に&bold(){ババオウゴンオニクワガタ}が有名で、「オウゴンオニクワガタの中で最も美しい」という評価もある。
*戦闘能力
大アゴがあまり開かないのと、体があまり大きくならないこともあり「あまり強くないクワガタムシ」と思われがちである。
実際大型の[[ドル>ヒラタクワガタ]][[クス>オオクワガタ]]属と比べると戦闘力では劣る。
そもそもおとなしい性格をしており、無駄な戦いを好まないとされる。
しかし挟む力は意外と強く、怒ると相手の脚を切断してしまうこともある。
また脚で踏ん張る力が強いため投げ飛ばされにくいという長所もある。さらに相手を押し出す力も[[オオクワガタ]]並みに強いとされる。
総合的に評価すると中堅どころという感じである。
後述するゲームのカードにも&bold(){「力は強いが、戦いには向いていない」}と書かれていた。
*[[甲虫王者ムシキング]]でのオウゴンオニクワガタ
ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ((学名および外見はローゼンベルグのものになっている。))が2003年秋第2弾から参戦。
ただし名義は「オウゴンオニクワガタ」となっている。同属の虫は登場しない。
階級は強さ180で実際の実力よりもかなり過大評価されている。
どう贔屓目に見ても同じ180の[[パラワンオオヒラタクワガタ>ヒラタクワガタ]]と同等の強さはない…外見の派手さから高くしたのかもしれないが。
なお、[[アニマルカイザー]]では銅((ムシキングにおける強さ160相当))のカードだった。ムシキングでもこうした方が良かったと思われる。
//ただし階級の設定は実際の強さだけでなく、「その甲虫の希少性」「美しさ」「人気」なども考慮されて総合的に判断されているという点に留意する必要がある。
ちなみに強さ160以上の甲虫の中で最も体が小さい甲虫だった。
性格はバランスタイプ。[[必殺技]]はグー。肩書きは「黄金の鎧」。
超必殺わざは「[[ヒャクレツケン>北斗百裂拳]]」。ちなみに2005夏限定までの[[タランドゥスツヤクワガタ>タランドゥスオオツヤクワガタ]]もこれを超必殺わざとして使用する。
DSソフト『スーパーコレクション』では過去のストーリーを見ることができる「ムシキングヒストリー」というコーナーがあるが、アダー登場編の第3話の味方枠((アダーに洗脳されかけるが、良心が残っておりポポを助けるために活躍する。最後は火災に遭った屋敷からポポを脱出させるために自ら扉に向かって突進し、倒れた扉の下敷きになって死亡した。))はオウゴンオニクワガタで固定されている。
ちなみに実際のアーケードゲームではランダムの強さ180以上の甲虫1体(当時未参戦のマルス[[ゾウカブト]]以外)が味方枠として登場する。
2005ファーストでマシンからの排出を一旦終了。その後はカードが排出されなかったが、約3年後の5周年コレクションカード第2弾で復活した。((本来であれば2006セカンドでグランディスオオクワガタと入れ替わりで復活させる予定だったのかもしれないが、マルスゾウカブトが新規追加されたため復活できなかった。))。
また、復活と共にシークレットカードも登場した。
新甲虫王者ムシキングにも登場。
こちらは新システム「覚醒」によって旧作でいう強さ200相当まで昇格させることも可能。覚醒後は肩書きが「黄金の甲冑」、超必殺技が「センジュカイケン」に変わる。
追記、修正はヒャクレツケンを発動させてからお願いします。
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- ジョジョリオンのことを誰か追記してほしい -- 名無しさん (2024-02-18 08:55:15)
- とび森で捕まえにくかった虫ってイメージがあるw 網を構えずに近付くと一瞬で逃げられるし -- 名無しさん (2024-02-18 13:06:00)
- ↑そういや博物館でもヘラクレスオオカブトをひっくり返すという現実ではあり得なさそうな瞬間が見れる事もあったな。てか文章見て知ったんだがこいつって意外と強いんか -- 名無しさん (2024-02-19 12:05:39)
- オウゴンオニクワガタとキンオニクワガタって別種なんだ・・・ -- 名無しさん (2024-02-21 03:11:06)
- 12000ベルのクワガタムシ -- 名無しさん (2024-02-21 08:24:19)
- かつての繁殖苦戦に関して情報を修正しました -- 名無しさん (2024-04-14 00:33:31)
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&bold(){オウゴンオニクワガタ}とは、昆虫綱コウチュウ目クワガタムシ科オウゴンオニクワガタ属(アロトプス属)に分類されるクワガタムシの総称である。
*概要
東南アジアに生息するクワガタムシのグループの一つ。
全身が黄金のように輝いていることから名付けられている。[[ニジイロクワガタ]]やエラフス[[ホソアカクワガタ]]と並び世界で最も美しいクワガタムシの一つと言われている。
ただし湿度の高い環境下では黒ずむこともある。この性質は[[ヘラクレスオオカブト]]や[[シロカブトムシ]]でも見られる。
種類によって大アゴの形状が異なる。
ちなみにキンオニクワガタはこのグループではなく、オニクワガタ属に分類される。
主に中国大陸や朝鮮半島に生息しており、日本では対馬にのみ生息している。
かつては[[タランドゥスオオツヤクワガタ]]などと並んで&bold(){繁殖の最難関種の一つ}ともされていた時期があり、当時流通していた菌糸ビンや材、マットでは全く産まず、産んでも全然育たず、なんとか羽化させても大きくならないと完全にお手上げの状態だった。
それでも、マニアたちは何としても繁殖法を確立しようと必死になり、マットに砂糖水を入れたり態々サトウキビをマットの材料にするために庭に植えたりと、眉唾ものの情報にも縋りながら試行錯誤を重ねていた。
しかし、そうした苦闘の末、産卵・幼虫の育成にカワラタケ材((産卵には霊芝材がより有効である事も分かった))が有効である事が突き止められたことで、今では累代もそこまで難しくない種となっている。
性格は温厚。他のクワガタムシはメスを殺害してしまうことが少なくないが、
オウゴンオニクワガタはこうした事故は滅多に無い。
*主な種類
**ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ
インドネシアのジャワ島に生息する。体長は大きな個体で80mm程度。
オスの大アゴは外側に向かって開いており、先端に内歯がある。
メスは目の上に2つ突起がある。
**モーレンカンプオウゴンオニクワガタ
島嶼部だけでなく大陸にも生息している。生息地によって4つの亜種に分かれている。
ローゼンベルグと異なり、オスの大アゴが真っ直ぐ伸びている。
メスは目の上に1つだけ突起がある。
亜種の中でも特に&bold(){ババオウゴンオニクワガタ}が有名で、「オウゴンオニクワガタの中で最も美しい」という評価もある。
*戦闘能力
大アゴがあまり開かないのと、体があまり大きくならないこともあり「あまり強くないクワガタムシ」と思われがちである。
実際大型の[[ドル>ヒラタクワガタ]][[クス>オオクワガタ]]属と比べると戦闘力では劣る。
そもそもおとなしい性格をしており、無駄な戦いを好まないとされる。
しかし挟む力は意外と強く、怒ると相手の脚を切断してしまうこともある。
また脚で踏ん張る力が強いため投げ飛ばされにくいという長所もある。さらに相手を押し出す力も[[オオクワガタ]]並みに強いとされる。
総合的に評価すると中堅どころという感じである。
後述するゲームのカードにも&bold(){「力は強いが、戦いには向いていない」}と書かれていた。
*[[甲虫王者ムシキング]]でのオウゴンオニクワガタ
ローゼンベルグオウゴンオニクワガタ((学名および外見はローゼンベルグのものになっている。))が2003年秋第2弾から参戦。
ただし名義は「オウゴンオニクワガタ」となっている。同属の虫は登場しない。
階級は強さ180で実際の実力よりもかなり過大評価されている。
どう贔屓目に見ても同じ180の[[パラワンオオヒラタクワガタ>ヒラタクワガタ]]と同等の強さはない…外見の派手さから高くしたのかもしれないが。
なお、[[アニマルカイザー]]では銅((ムシキングにおける強さ160相当))のカードだった。ムシキングでもこうした方が良かったと思われる。
//ただし階級の設定は実際の強さだけでなく、「その甲虫の希少性」「美しさ」「人気」なども考慮されて総合的に判断されているという点に留意する必要がある。
ちなみに強さ160以上の甲虫の中で最も体が小さい甲虫だった。
性格はバランスタイプ。[[必殺技]]はグー。肩書きは「黄金の鎧」。
超必殺わざは「[[ヒャクレツケン>北斗百裂拳]]」。ちなみに2005夏限定までの[[タランドゥスツヤクワガタ>タランドゥスオオツヤクワガタ]]もこれを超必殺わざとして使用する。
DSソフト『スーパーコレクション』では過去のストーリーを見ることができる「ムシキングヒストリー」というコーナーがあるが、アダー登場編の第3話の味方枠((アダーに洗脳されかけるが、良心が残っておりポポを助けるために活躍する。最後は火災に遭った屋敷からポポを脱出させるために自ら扉に向かって突進し、倒れた扉の下敷きになって死亡した。))はオウゴンオニクワガタで固定されている。
ちなみに実際のアーケードゲームではランダムの強さ180以上の甲虫1体(当時未参戦のマルス[[ゾウカブト]]以外)が味方枠として登場する。
2005ファーストでマシンからの排出を一旦終了。その後はカードが排出されなかったが、約3年後の5周年コレクションカード第2弾で復活した。((本来であれば2006セカンドでグランディスオオクワガタと入れ替わりで復活させる予定だったのかもしれないが、マルスゾウカブトが新規追加されたため復活できなかった。))。
また、復活と共にシークレットカードも登場した。
新甲虫王者ムシキングにも登場。
こちらは新システム「覚醒」によって旧作でいう強さ200相当まで昇格させることも可能。覚醒後は肩書きが「黄金の甲冑」、超必殺技が「センジュカイケン」に変わる。
追記、修正はヒャクレツケンを発動させてからお願いします。
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- ジョジョリオンのことを誰か追記してほしい -- 名無しさん (2024-02-18 08:55:15)
- とび森で捕まえにくかった虫ってイメージがあるw 網を構えずに近付くと一瞬で逃げられるし -- 名無しさん (2024-02-18 13:06:00)
- ↑そういや博物館でもヘラクレスオオカブトをひっくり返すという現実ではあり得なさそうな瞬間が見れる事もあったな。てか文章見て知ったんだがこいつって意外と強いんか -- 名無しさん (2024-02-19 12:05:39)
- オウゴンオニクワガタとキンオニクワガタって別種なんだ・・・ -- 名無しさん (2024-02-21 03:11:06)
- 12000ベルのクワガタムシ -- 名無しさん (2024-02-21 08:24:19)
- かつての繁殖苦戦に関して情報を修正しました -- 名無しさん (2024-04-14 00:33:31)
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