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&font(#6495ED){登録日}:2011/09/01 Thu 19:52:49
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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>Time Stop/時間停止 (4)(青)(青)
>インスタント
>ターンを終了する。
*概要
[[時間停止]]とは、元祖TCGこと[[マジック:ザ・ギャザリング>Magic the Gathering]]に存在するカードである。
初出は神河物語で、基本セット第十版にも再録されたレア。
これが通れば即座にターンが終了し、次のプレイヤーのターンになる。
テキストには「ターンを終了する。」というシンプルな文の後に、長々と専用のルールが注釈として書き綴られている。
>(このカードを含む、スタック上のすべての呪文と能力を追放する。
>ターンを進めているプレイヤーは自分の手札のカードを、自分の手札の枚数の最大値になるまで捨てる。
>ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)
打たれた方はたまったものではない。TCGにおいての1ターンは重い。また「スタック上のすべての呪文と能力を追放する。」ということは打ち消されない呪文や、基本的に打ち消せない能力にも対処できるということである。
そしてこの呪文自体も「スタック上のすべての呪文と能力を追放する。」に引っかかるので、解決後は墓地ではなく追放される。
効果は強烈だが、もちろん欠点も軽視できないレベルで存在する。
「打ち消し」「追加ターン」「使いきり防御」のどれとしても使えるが、どれの平均よりもコストが重いのだ。
しかもこのカード自体もルール上追放されてしまうため、使いまわして無限ターンというのも難しい。
ちなみに上記の長い注釈文だが、基本セット第十版のfoil仕様のものには存在しない。
つまり、
#center(){&bold(){「ターンを終了する。」}}
英語版なら、
#center(){&bold(){「End the turn.」}}
という一行の文だけがテキスト欄に書かれている(それも文字が中央揃え)。
《神の怒り/Wrath of God》などにも通じる簡素で強烈なビジュアルは人気が高い。
*亜種
長らくこのカード専用だった「ターンを終了する」効果だが、後世になって同様の効果を持つカードも登場してきている。
本家より軽くなった物もあるが、いずれも一筋縄ではいかない条件が付いている。
>無限の日時計/Sundial of the Infinite (2)
>アーティファクト
>(1),(T):ターンを終了する。&bold(){この能力は、あなたのターンの間にのみ起動できる。}
基本セット2012にて登場した、2枚目の「ターンを終了する」カード。
設置に2マナ、さらに1マナとタップという格安コストで、毎ターン時間停止ができるという効果。
ただし、能力を起動できるのは自分ターンのみである。無意味にも見えるが、ターンエンド時に発生するデメリット効果を飛ばすなど使い道はある。
>栄光の幕切れ/Glorious End (2)(赤)
>インスタント
>ターンを終了する。
>&bold(){次のあなたの終了ステップの開始時に、あなたはこのゲームに敗北する。}
アモンケットで登場した、[[赤>赤/Red(MtG)]]版の時間停止。
コストが半分になった代わりに次の自分のターンの終わりに強制敗北というデメリットがついている。
同じく[[青>青/Blue(MtG)]]から赤に移った《最後の賭け/Final Fortune》のような「負ける前に勝つ」を地で行くカードだが、何らかの方法で敗北するデメリットを消してしまうのも有効。
>不連続性/Discontinuity (3)(青)(青)(青)
>インスタント
>&bold(){あなたのターンであるかぎり、この呪文を唱えるためのコストは(2)(青)(青)少なくなる。}
>ターンを終了する。
基本セット2021で登場した、おおむね相互互換と言えるタイプの亜種。
通常は色拘束がきつくなっただけの時間停止であるが、自分のターンに唱える場合には(1)(青)までコストが軽減される。
基本は無限の日時計のようにコンボ要員として使い、終盤からは時間停止として構えるという柔軟な運用ができるのが強み。
ちなみに弟分のデュエマにおいても[[後継者>終末の時計 ザ・クロック]]が登場している。
*余談
その特殊な能力のため、オラクルによる付記が「クローン/Clone」並みに出されており、このカード1枚のための専用ルールが総合ルールに追加されるまでになった(現在は亜種の登場により専用ではなくなった)。
その難解さのため、トーナメントでのプレイングミスに繋がりかねないとプレイヤーから忌避されている感もある。
「追記・修正を終了する。」
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,9)
}
#center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)}
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 短いテキストは強い -- 名無しさん (2013-12-21 10:41:52)
- レアメタル・ドラゴン「は?(威圧)」 -- 名無しさん (2013-12-21 11:05:40)
- 最近ではDMでもこれに似た能力 -- 名無しさん (2014-05-25 00:03:51)
- ↑ミス 似た能力のカードが出たね。恐らく参考にしたんだろうな -- 名無しさん (2014-05-25 00:06:09)
- 伝説のエルドラージがコレ一本で止まるってのも久遠の闇から生まれた化け物でさえ時の流れには逆らえないって感じですばらしいな -- 名無しさん (2014-05-27 02:17:21)
- DMの場合めっちゃ使われてるからなあ(あのシステムで使わないほうがおかしいわけだが) -- 名無しさん (2015-03-03 12:44:49)
- 遊戯王なら虚無を呼ぶ呪文で即エンドフェイズになる感じか -- 名無しさん (2015-07-17 00:21:43)
- やっぱりターン強制終了は特殊裁定を生み出しまくっていかんな(次元波導魔法 HALを見ながら) -- 名無しさん (2017-11-11 09:14:37)
#comment
#areaedit(end)
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&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます
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>Time Stop/時間停止 (4)(青)(青)
>インスタント
>ターンを終了する。
*概要
[[時間停止]]とは、元祖TCGこと[[マジック:ザ・ギャザリング>Magic the Gathering]]に存在するカードである。
初出は神河物語で、基本セット第十版にも再録されたレア。
これが通れば即座にターンが終了し、次のプレイヤーのターンになる。
テキストには「ターンを終了する。」というシンプルな文の後に、長々と専用のルールが注釈として書き綴られている。
>(このカードを含む、スタック上のすべての呪文と能力を追放する。
>ターンを進めているプレイヤーは自分の手札のカードを、自分の手札の枚数の最大値になるまで捨てる。
>ダメージは取り除かれ、「このターン」と「ターン終了時まで」の効果は終了する。)
打たれた方はたまったものではない。TCGにおいての1ターンは重い。また「スタック上のすべての呪文と能力を追放する。」ということは打ち消されない呪文や、基本的に打ち消せない能力にも対処できるということである。
そしてこの呪文自体も「スタック上のすべての呪文と能力を追放する。」に引っかかるので、解決後は墓地ではなく追放される。
効果は強烈だが、もちろん欠点も軽視できないレベルで存在する。
「打ち消し」「追加ターン」「使いきり防御」のどれとしても使えるが、どれの平均よりもコストが重いのだ。
しかもこのカード自体もルール上追放されてしまうため、使いまわして無限ターンというのも難しい。
ちなみに上記の長い注釈文だが、基本セット第十版のfoil仕様のものには存在しない。
つまり、
#center(){&bold(){「ターンを終了する。」}}
英語版なら、
#center(){&bold(){「End the turn.」}}
という一行の文だけがテキスト欄に書かれている(それも文字が中央揃え)。
「テキストの短いカードは強い」というTCGの不文律もあり、《神の怒り/Wrath of God》などにも通じる簡素で強烈なビジュアルは人気が高い。
*亜種
長らくこのカード専用だった「ターンを終了する」効果だが、後世になって同様の効果を持つカードも登場してきている。
本家より軽くなった物もあるが、いずれも一筋縄ではいかない条件が付いている。
>無限の日時計/Sundial of the Infinite (2)
>アーティファクト
>(1),(T):ターンを終了する。&bold(){この能力は、あなたのターンの間にのみ起動できる。}
基本セット2012にて登場した、2枚目の「ターンを終了する」カード。
設置に2マナ、さらに1マナとタップという格安コストで、毎ターン時間停止ができるという効果。
ただし、能力を起動できるのは自分ターンのみである。無意味にも見えるが、ターンエンド時に発生するデメリット効果を飛ばすなど使い道はある。
>栄光の幕切れ/Glorious End (2)(赤)
>インスタント
>ターンを終了する。
>&bold(){次のあなたの終了ステップの開始時に、あなたはこのゲームに敗北する。}
アモンケットで登場した、[[赤>赤/Red(MtG)]]版の時間停止。
コストが半分になった代わりに次の自分のターンの終わりに強制敗北というデメリットがついている。
同じく[[青>青/Blue(MtG)]]から赤に移った《最後の賭け/Final Fortune》のような「負ける前に勝つ」を地で行くカードだが、何らかの方法で敗北するデメリットを消してしまうのも有効。
どうするのかって?「終了ステップの開始時」を経ること無くターンを終了する方法なら、君はもう知っているじゃないか。
>不連続性/Discontinuity (3)(青)(青)(青)
>インスタント
>&bold(){あなたのターンであるかぎり、この呪文を唱えるためのコストは(2)(青)(青)少なくなる。}
>ターンを終了する。
基本セット2021で登場した、おおむね相互互換と言えるタイプの亜種。
通常は色拘束がきつくなっただけの時間停止であるが、自分のターンに唱える場合には(1)(青)までコストが軽減される。
基本は無限の日時計のようにコンボ要員として使い、終盤からは時間停止として構えるという柔軟な運用ができるのが強み。
ちなみに弟分のデュエマにおいても[[後継者>終末の時計 ザ・クロック]]が登場している。
*余談
その特殊な能力のため、オラクルによる付記が「クローン/Clone」並みに出されており、このカード1枚のための専用ルールが総合ルールに追加されるまでになった(現在は亜種の登場により専用ではなくなった)。
その難解さのため、トーナメントでのプレイングミスに繋がりかねないとプレイヤーから忌避されている感もある。
「追記・修正を終了する。」
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,9)
}
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- 短いテキストは強い -- 名無しさん (2013-12-21 10:41:52)
- レアメタル・ドラゴン「は?(威圧)」 -- 名無しさん (2013-12-21 11:05:40)
- 最近ではDMでもこれに似た能力 -- 名無しさん (2014-05-25 00:03:51)
- ↑ミス 似た能力のカードが出たね。恐らく参考にしたんだろうな -- 名無しさん (2014-05-25 00:06:09)
- 伝説のエルドラージがコレ一本で止まるってのも久遠の闇から生まれた化け物でさえ時の流れには逆らえないって感じですばらしいな -- 名無しさん (2014-05-27 02:17:21)
- DMの場合めっちゃ使われてるからなあ(あのシステムで使わないほうがおかしいわけだが) -- 名無しさん (2015-03-03 12:44:49)
- 遊戯王なら虚無を呼ぶ呪文で即エンドフェイズになる感じか -- 名無しさん (2015-07-17 00:21:43)
- やっぱりターン強制終了は特殊裁定を生み出しまくっていかんな(次元波導魔法 HALを見ながら) -- 名無しさん (2017-11-11 09:14:37)
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