御園かりん

登録日:2025/10/31 Fri 00:00:01
更新日:2025/10/31 Fri 23:13:33NEW!
所要時間約 15 分で読めるの!






助けを求める人の所に、マジカルかりんあり!


(*1)


(*1)



御園かりん (みその 〜)とは、「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」の登場人物。
デザイン原案:蒼樹うめ
CV:金元寿子
年齢:14歳




■概要







(*1)


2017年10月30日に開催されたマギレコ初期のイベント
「マジカルハロウィンシアター 〜1日だけの魔法少女劇団〜」にて初登場した魔法少女。
メインストーリー第II部「集結の百禍編」にも登場する。


髪と瞳の色はピンク、星型のソウルジェムの色は黄色

絵本に出てくる魔女のような姿をしており、とんがり帽子・胸元の大きなリボン・マントが特徴。

変身後の武器は鎌。
本人は「魔鎌ジャックデスサイズ」と呼んでいる。

■性格・人物像



自称、ハロウィンが生んだ魔法少女。
夢見がちで都合よく解釈しようとする性格と、漫画の読み描きという趣味が相まって、魔法少女としての設定を作ってしまった。
“怪盗少女マジカルきりん″というお気に入りの漫画に影響されている。
(アプリ内プロフィールより引用)


願いは「おばあちゃんの病気を治してほしい」

一人称は「わたし」で語尾に「〜の」「〜なの」とつける。
場合によっては「〜ですか、なの」など無理やりつけることも。



漫画「怪盗少女マジカルきりん」の大ファンである
漫画家志望の魔法少女。
プロフィールにある「魔法少女としての設定」も漫画の主人公・きりんを意識している。


変身後は一人称が「我」・語尾が「〜のだ」になる。


「我こそはハロウィンが生んだ
魔法少女マジカルかりん!!」

「小石でもなんでもいいから
我に渡すのだ」


ただしキャラを演じているだけらしく、素のキャラで喋ることもある。



学校(栄総合学園)では漫画研究部に所属している。

彼女が漫画を描く理由は「自分がマジカルきりんから元気をもらっているように、漫画を通してみんなに元気になってほしい」から。

そんな彼女が描いた絵はスチルで何枚か登場しているのだが、そのうちの一枚がこちら↓




(*1)





◆アリナとの関係

漫画研究部は部員がかりん1人だけで部室も無いため、先輩で天才芸術家の アリナ・グレイ と美術部の部室を共有して活動している。

さらに美術部のはみ出し者であるアリナと一緒に部室を使うことと引き換えに、彼女から絵の指導を受けている。



アリナからは「フールガール(fool girl、愚かな少女)」と呼ばれ、描いた絵も良くないものはゴミ扱い、イチゴ牛乳を強奪されるなど指導は厳しい。

それでも自分が描いた漫画に真剣に向き合ってアドバイスをくれるアリナを、かりんは「頼れる先輩」だと慕っている。

しかしアリナが魔法少女の解放を目指す組織、マギウスの翼のボスであることはII部まで知らなかった。

アリナを「マギウス」ではなく「学校の先輩」として見ていた数少ない人物。
アニメ版でも関わりがあることを匂わせる描写がある(詳しくは「アニメ版のかりん」参照)。



◆家族構成・契約までの経緯(かりんの魔法少女ストーリー)

家では母、父、(父方の)祖母の4人で暮らしている。


祖母は窃盗症*1を患っており、前科者であることから母は「犯罪者と一緒に暮らすなんて」と一緒に過ごすことを良く思っていなかった。

ハロウィンの夜、祖母の病気を治すことを願い「魔法少女かりん」になる。


マジカルきりんに憧れたかりんは、「怪盗かりん」として固有魔法を使い強い魔法少女からグリーフシードを盗み、弱い魔法少女に与える義賊のような行為をしていた。



七海やちよから盗んだグリーフシードを秋野かえでに渡した後、かりんの行為を見たやちよに
「金輪際やめなさい」「間接的に魔法少女を殺そうとした」と怒られてしまう。
(グリーフシードも、盗んだ後にかりんがどうするか見るためにわざと盗ませていた)




「弱い魔法少女の味方・怪盗かりん」という設定はは、魔女と戦うのが怖い、グリーフシードを盗まないと何もできないかりん自身を誤魔化すためのものだった。



自分の過ちを悔やみ、これからどうやって魔法少女を続ければいいか悩んでしまう。


かりん1人では魔女を倒すこともできない。
魔女との戦いで敗走したかりんの様子を見たももこの提案で、彼女のチームに加入。
怪盗ではなく「御園かりん」として戦うことになる。




ももこたちと協力して魔女を倒せるようになり「チームを組むことを覚えて成長した」と思っていた。

しかし「かりんが自身を投影して描いた魔法少女の漫画」を通してかりんの心情と近況を知ったアリナの
「これで満足なのか?」「これは本音じゃない」という発言を聞き、再び悩むようになる。




ももこのチームに入った日に敗れた魔女に遭遇し「今ならやれるかもしれない』と思い戦いを挑むがまたしても負けてしまう。

駆けつけたかえでに救出され、一時は逃げることを考えたが「きりんのようにひとりでみんなを助ける魔法少女になりたい」と再び立ち上がる。


「わたしはひとりで勝ちたいの!」


追い詰められてしまうが、魔力を込めた石を投げつけた時に魔女が怯んだのを見て「魔力を込めた物を魔女にぶつける戦法」を思いつく。

(かえでのサポートを受けつつも){ひとりで魔女を撃破した。



そしてハロウィンが生んだ「マジカルかりん」はももこのチームを抜けてひとりで戦うようになった。

魔法少女ひとりひとりに設定されている固有魔法(能力)は「窃盗」。(マギアアーカイブでの表記は「盗む」)




◆「怪盗少女マジカルきりん」について

そのお話は
マジカルきりんが世界中に散った魔器を
悪魔や魔物と戦いながら
盗みだすという内容
(かりんの魔法少女ストーリー2話より引用)

マギレコの世界で連載されている漫画(作中作)。
プロフィールに書かれた通りかりんに大きな影響を与えている。


かりんの祖母もファンの1人。
アリナは入院中に読んでハマり、東の魔法少女のまとめ役である和泉十七夜も読んだことがある。

アリナはアニメ版でもハマっているらしく、FINAL SEASONでは絵を描いているシーンで絵の具と一緒に単行本が置かれていた。

単行本*2の表紙にはきりんと思われる少女が描かれているが、きりんのデザインはかりんの変身した姿によく似ている。
(かりんの設定からして、むしろ「かりんがきりんに似せた」というのが正しいか)




■アプリでの性能(マギレコ)


◆通常版

ディスク構成:A A A B横3 C

2017年10月30日にレアガチャに実装。
初期レアリティ☆4・火属性のサポートタイプキャラ。

コネクト「一夜限りのお手伝いなのっ!」は対象の攻撃力をアップし、攻撃時に必ず幻惑・確率でマギア不可を付与する効果。


マギア「キャンディーデススコール」とドッペル「枕探しのドッペル」は敵単体にダメージを与え、3ターンの間敵の防御力を下げる。
さらに3ターンの間味方全員のAccele MPと与えるダメージをアップさせる。

精神強化で解放できる固有スキルは敵1体のMPゲージを減少させ防御力を下げる「ディトゥシー[I]」



◆かりん・アリナ ハロウィンver.

ディスク構成:A A A B縦3 C





(*1)





ハロウィンを守るかぼちゃの王様と、振り回される幽霊従者の魔法少女コンビ。
王様は自分を心優しいと思っているが、幽霊からすると“暴君”で、早く離れたいと思っている。
その幽霊の足は透けているが“変身”した姿であって死んではいない。
(アプリ内プロフィールより引用)

2021年のハロウィンイベント「ドリームハロウィンフェスタ 〜アリナ先輩!いい子になるの!〜」にて登場したアリナとのコンビユニット。
期間限定☆4、火属性のマギアタイプキャラ。



コネクト「一緒にお菓子を配るの!」は対象の攻撃力をアップし、攻撃時に必ず幻惑と確率でマギア不可を付与する効果。


マギア「かぼちゃ爆弾をお届けなの!」とドッペル(に相当する超必殺技)「グレートアリナ先輩Goなのっ!!」は敵全体にランダムで5回ダメージを与え、さらに3ターンの間味方全員のAccele MPと与えるダメージをアップさせる。
ドッペルはバフの効果ターンが5ターンに伸びる。

固有スキルは敵単体に必ず1ターンの幻惑を付与し自身の火属性攻撃力を3ターンの間大きく上げる「メズマライズ・フレイム」


みたまの調整により、自身の描いた漫画「かぼちゃの王様と幽霊従者」に出てくるかぼちゃの王様の格好に変化した。


さらに「変身中のかりんが命令したことには逆らえなくなる」能力(無理やり逆らおうとするとキャンディーが落ちて邪魔してくる)を得ており、その能力がイベントストーリー内で問題を起こすことになる。




■メインストーリーのかりん


◆I部


I部時点ではイベントストーリーにのみ登場しており、本編での出番はほとんどない。


神浜の魔法少女が多く登場した8章でも登場せず、
最終的に何も知らないまま10章でエンブリオ・イブ&ワルプルギスの夜との戦いに巻き込まれてしまう。

エンディングムービーでは「変な使い魔と戦ってたら終わっていた、何があったか教えて欲しい」とメッセージを送っていた。


「Magia Exedra」で読むことができるifストーリーのひとつ 「ふたりはマジカルでKAWAII」では、ワルプルギスの夜との最終決戦のタイミングで神浜に訪れていたアシュリー・テイラーと共闘するシチュエーションが描かれている。


◆II部


「わたしの知ってる
アリナ先輩が本物なの…」

「死んでもいないし、
行方不明にもなってない…」

「デッサンのことを言われても
わたしが上手くならなかったから」

「怒っちゃって
顔を出さなくなっただけなの」



アリナがマギウスのひとりだったこと、世界を滅ぼそうとして生死不明になったことを知る。
アリナがいなくなったことが信じられず、悩む日々が続いていた。



1章では牧野郁美から「新しいマギウスの翼に勧誘された」という話を聞き、アリナを探してローブを纏った魔法少女(ネオマギウスの羽根)たちを追う。

向かった先でプロミストブラッドの大庭樹里笠音アオに遭遇。
アリナの関係者だと知った樹里から尋問されるも、マギウスについて何も知らないと判断され見逃される。

しかし、その直後のももこたちと樹里・アオの戦闘で樹里の攻撃からかえでをかばい重傷を負ってしまう。
心も限界を迎え、彼女の体からはドッペルが出ていた。




(わたしはただ…アリナ先輩に…
会いたかっただけなのに…)



里見メディカルセンターに入院することになったが、なんとそこで行方不明だったアリナと再会を果たす。
アリナは入院するまでの記憶を失っていた。



しばらくはアリナと共に入院生活を送っていたが、4章で無事退院。
記憶と自身を呼ぶ「誰か」を探して株分けのミラーズを調べようとするアリナに(株分けのミラーズを探す観鳥令と一緒に)同行する。

ミラーズの入口がある神浜監獄でプロミストブラッドに遭遇。
退院早々戦闘することになったが、途中でアリナに無理やり連れて行かれて離脱した。



6章では「アリナが鏡の魔女を倒しみんなに感謝される」という内容の漫画「アリナ・グレイ改心計画」を描いていた。




「自分が優しくなれば周りも変わって
世界が美しく見えるようになる
それこそアリナ先輩が求めていた美なんだって」



計画実現のため、みふゆたちと共にミラーズのターミナル破壊作戦に同行。
果てなしのミラーズを探索していたが、郁美が株分けのミラーズの主である鏡の魔女を倒した後にアリナと共に姿を消してしまう。




8章ではアリナとふたりきりで生存していたことが判明。

鏡の魔女を倒すべく深層の探索を続けていると、アリナに潜んでいた瀬奈みことと遭遇。
(しかしこの時点ではみことの姿が見えなかった。また、2人がみふゆたちの前から姿を消したのもみことの仕業だった)

アリナと一緒にみことの過去を聞いていたが、みことから記憶を取り戻したアリナはみことの進化計画に付き合うことを選んでしまう。

1人だけ鏡屋敷(ミラーズの入り口)に戻された後、いろはたちが集まっていた竜真館へ向かいこれまでに起こった事を報告した。




9章ではアリナを追って再びミラーズに行こうとするが、危険だと判断したらんかと樹里に引き留められ未遂に終わる。



しかし10章ラスト、1人でミラーズに乗りこんでいたことが判明する。
(そのため、11章でみことが使ったひめなの「悪夢を見せる仕掛け」の影響を受けなかった)


11章では再び最深部に辿り着き、アリナ・みことと再会。


みことの「一緒に歴史の旅をして、かりんの感想を聞いたアリナが心変わりしたらアリナを解放する」という話を受け入れ、みことと彼女に同調したアリナと3人でいくつもの滅びの歴史を旅する。


しかし旅を終えてもみこととアリナの「人は滅びを求めている」考えには賛同しなかった。


アリナから感想を聞かれ

『人は絶望で終わるかもしれないが、「マジカルきりん」や他の物語にはハッピーエンドで終わるものがたくさんある』

『人がそれに夢中になれるのは希望を求めているから

『一方で怖い漫画もあるため滅びを求めているかもしれないが、「どちらかはっきりしないのが人間

だと答える。


「バラバラでグチャグチャだから
色んな話があるの!」

「白黒なんてないの!
グレーが人間なの!」




さらに滅びの歴史の中の一つにあった「神浜の東西の問題に関わる過去の話」について、

「今は東と西が一つになろうとしていて、サッドネスがハピネスになる良い流れになっている」と伝えた。


それを聞いたみことがひめなが捨てたはずの「悪夢を見せる」仕掛けを使い「絶望から希望が生まれるか」実験を行うも、いろはたちは危機を乗り切る。


かりんたちは3人でいろはたちの様子を見守っていたが、
「物足りない」と言い出したアリナがみことの人格を魔女に戻してしまった。



人格を戻しにいく直前にアリナから
「みことが勝てばこれからも滅びを追求する、いろはたちが勝てば改心計画に乗る」と(一方的に)約束を交わされ、みことによって再びミラーズの外に追い出されてしまう。



覚醒した鏡の魔女との最終決戦(12章)では魔法少女たちが悪夢に斃れていく中いろはたちと共に行動する。
しかし奮闘虚しく(アリナと自身を除いた)魔法少女は全滅。






世界の終わりを受け入れ、最期まで抗って散ることを選択した。






しかしいろはやかごめの決死の行動で過去が改変され、魔法少女達は死闘の末に鏡の魔女を撃破する。


エピローグである12章6話では、学校を退学後海外へ逃亡旅立ったアリナから「かりんの漫画は激薬である自分のアートを中和出来るかもしれない、待ってるから早く来い(要約)」という内容のメッセージを受け取っていた。


エンディングで見られる魔法少女ひとりひとりに設定された後日談によると、その後もアリナを追って絵を描き続けているようだ。




ちなみに改心計画についてだが、

  • アリナが鏡の魔女を倒す→
アリナ(の手を借りたいろはたち)が鏡の魔女を倒す

  • みんなから感謝され、求めていた美を見つける→
特に感謝はされなかったが、自身の求めていた美(人が抗い生きようとする姿)を見つけた

当初の計画とは少し違う形だが達成できたといえる。


■イベントストーリーのかりん


◆マジカルハロウィンシアター


2017年に開催されたかりんとアリナの初登場イベント。

かえでから「あんまりハロウィン感がない」「(いつもハロウィンと言っているから)イベント感がない」と言われショックを受けてしまう。

どうすればハロウィンっぽくなるか考えていたところ、祖母から子ども会のハロウィンで演劇をやって欲しいと頼まれる。

「ハロウィン当日に劇をやれば少しはハロウィンっぽくなる」と思いそれを引き受け、舞台の準備を進めていく。

やちよをはじめとする魔法少女たちの協力もあり舞台に参加する役者は順調に集まったが、肝心のかりん本人は役者探しに夢中でその他諸々の準備を協力者に丸投げしていた。

そのせいで準備もうまく進まず、かりんが何もしていないことを知ったアリナからも怒られてしまう。



たまたま神浜に来ていた佐倉杏子との会話で自分が無責任だったことに気づき、舞台を成功させるためにみんなを引っ張り準備を進めていく。
(杏子はかりんに無理やり連れてこられたが、お菓子に釣られて結局参加することになった)


Magia ExedraではちゃっかりAnother Storyに収録されており、「名無し人工知能のウワサ」の難易度mainの記憶の光を集めると読むことができる。
ただし多くのシーンがカットされており(ストーリー後半の劇本番のシーンは全カット)、Live2Dもエクセドラ仕様になっている。


◆駆けだしメイド十七夜 闊達自在!


2018年に開催された和泉十七夜が主役のストーリー。



「探偵少女メイドのメーちゃん」(「マジカルきりん」の作者の別作品)を読んで「メイドが出てくる話」が描きたくなり、話のネタを探していた。

すると、公園で東の魔法少女のまとめ役・和泉十七夜を発見。
彼女はバイト先のメイド喫茶での接客がうまくいかず、キッチンの業務に戻されそうになっていた。

「メイドらしさ」が分からず落ち込む十七夜がメイドを続けられるよう(ネタ探しも兼ねて)協力する。

絵を描いていることを知った十七夜から「画伯」と呼ばれた際は嬉しそうにしていた。


◆アリナが街にやってくる


アリナが主役として登場する2018年のクリスマスイベント。


幸福を運ぶデスサンタ(実はウワサを纏っていたアリナ)の話を元に、漫画「死神少女クリスマス・デス・カリブー」を描き上げた。

その後(アリナの活躍もあり)「クリスマス・デス・カリブー」の名と共にデスサンタの話は広がり、多くの人に知られるようになる。

しかし名付け親だからと威張ることはせず、
「(デス・カリブーは)もう誰のものでもない」
「自分の手を離れた後はみんなのもの」と話していた。


◆祈りと弔いのハロウィン城


2020年のハロウィンイベント。
様子のおかしくなった十七夜の部下になっており、他の魔法少女から「お砂糖ガイコツ」を回収する役目を担っていた。


◆ドリームハロウィンフェスタ


2021年のハロウィンイベント。
時系列はII部でアリナと再開した後になっている。


栄総合学園で毎年行われるハロウィンイベント「SAKAEハロウィンフェスタ」の実行委員となり、イベントの顔役として推薦したアリナと共に準備を進めていく。

(もともとアリナは乗り気でなかったが、変身したかりんが「一緒に準備をする」と命令したせいで先述した能力が発動し逆らえなくなってしまった)


アリナを推薦したのは、彼女に「優しい気持ち」を理解してもらい、周りの人に優しくできるよう改心させるため。

しかし準備に参加させたは良いもののアリナの態度が悪く、他の生徒を怖がらせてしまっていた。


アリナに成功体験をさせて改心に繋げるため「アリナ先輩一般人救出作戦」を考案。

同じ学校の由良蛍・真井あかり・恵萌花に協力してもらい、蛍が持つ枕の中にあるパジャマパーティの世界で作戦を実行するも案の定失敗。


さらに作戦準備中に「アリナが優しさを知るまで寝ない」と自分自身に命令しており、アリナが優しい気持ちを知るまで永遠に枕から出られない状況に陥ってしまった。

(パジャマパーティの世界から出るには、入っている全員が眠る必要があるため)


アリナを改心させるどころか逆に怒らせた上、蛍たちにも迷惑をかける結果となり落ち込んでしまう。

さらにアリナとの仲直りもうまくいかず、「アリナに”許されない”ならここから消えた方がいい」と自分に命令して姿を消してしまった。


試行錯誤の末アリナが「”許す”から出てきて」と言ったことで姿を消す命令が解除されて再び姿を現し、

「アリナが許してくれた→アリナが優しさを知った」と感じたことで不眠の命令も解除された。


不眠から解放された反動でいきなり寝てしまい、さらに寝言で命令したせいで敵が出てくるアクシデントもあったが全員で枕の中から脱出することができた。


かりんに命令されて面倒事に巻き込まれたくなかったアリナの協力もありハロウィンフェスタは大成功。


今回の出来事を経て、「アリナは他人に優しくできる」と確信したかりんは「アリナ・グレイ改心計画」を立案。

II部6章につながっていく。

■マギア☆レポートのかりん





「怪盗少女マジカルかりんの出番なのだ」
(#57)



漫画家志望の義賊魔法少女。
どちらの活動も芽が出ないでいるうちに
メイドプロデュース業で頭角を現した。

(マギア☆レポート1巻の魔法少女図鑑より引用)



第二部#20にて初登場。
「マギウスゲーム(マギレポ版人狼ゲーム)」のカードの一枚に変身前の姿で描かれていた。#57から本格的に登場する。

こちらの時空でもアリナと良い関係を持てている模様。(#154では一緒に万々歳に訪れていたことが判明している)


一方
  • (かりんを刺激しないよう)サンタの存在を信じるフリをしたアリナを「おこさま」呼びして怒らせる(#63)

  • イチゴシェイクを強奪されて怒る(#203)

  • 何故か2階からペンキ缶を落としてアリナに直撃させてしまう(わざとではないらしい)(#243)

などトラブルが起きることも。





■アニメ版のかりん


元となるゲーム版I部でもほとんど出ていなかったためか、他のゲスト登場魔法少女に比べて出番は少なめ。


◆1ST SEASON


本編での登場シーンはなし。
1話の後半でマギレコ1部に登場した魔法少女たちの願いが看板等に映るシーンに、かりんの願いも書かれている。

*3


◆2ND SEASON


1期同様本編に登場するシーンはないが、OPムービーのアリナが映るシーンで影だけ出ている。
(ノンクレジットOP動画の0:36〜0:38頃)

扉を開けたかりんを見たアリナ先輩はちょっとだけ微笑んでいた。かわいい


◆FINAL SEASON



誰も知らない

アリナの描いたアートを




(*3)


4話(最終話)でついに本編に登場。
該当シーンではアリナの語りが入っているためかりん本人のセリフはない。



(おそらく行方不明になったアリナを探して)あすなろ駅(かずみ☆マギカの舞台)に訪れる。
3話でアリナが描いて梱包した絵はかりんの元に届いていた。


困惑した様子のかりんが持っていた絵の包みには、アリナからの最期のメッセージが残されていた…。




「本編ではFINAL SEASONまで一切出番がない」
「その登場シーンも最終回、エンディング後の1シーンのみ」
「顔が全部映らない、変身しない」

など異例づくしの登場となった。

また、魔法少女の指輪を付けているかわからないようになっており、そもそもこちらの世界では魔法少女ではなかった可能性もある。





■Magia Exedraのかりん



「ハロウィンの力なのだ!」




(*2)




初期実装組のひとり。
2025年3月8日に配信されたエクセドラ通信#3で他の魔法少女と共に参戦することが判明した。

十七夜と共にOPムービーへの出演も果たしている。

イベントストーリーでは「調整屋さんの事件簿4」に登場。
新たにイチゴ牛乳没収シーンのスチルも追加された。


本作の環いろはの魔法少女ストーリーにて、神浜へ初めて訪れたいろはと出会っていたことが新たに判明した。


■ゲームでの性能(エクセドラ)


◆☆3[かりんのキオク]


火属性ブレイカー。
戦闘スキルは敵単体に火属性ダメージを与えて自身のブレイク特攻を1ターンの間アップさせる「デスハーベスト」

必殺技はなく、イラストはマギレコ版の☆4イラストの流用となっている(他の魔法少女の☆3キオクも同様)


◆☆4[パープルウィルオーウィスプ]


火属性ブレイカー。
イラストではマギレコの変身シーンを思わせる舌出しを披露している。

戦闘スキルは敵単体に火属性ダメージを与え自身のMPを増加させる「トリックアンドデス」

必殺技「パープルウィルオーウィスプ」は敵単体に火属性ダメージを与えつつ、自分の行動順をアップさせる。



■余談


  • 先述の通り鏡の魔女による悪夢地獄を回避しているため、マギレコ全編(アプリ・アニメ)通して死亡する描写がない魔法少女である。(一緒にブリリアントガールになったアリナはアニメ版で死亡している)


  • さらに「メインストーリー内にドッペルが画像付きで登場した」数少ない魔法少女でもある。















「トリックアンドトリート!」


「お菓子をくれたらイタズラするのだ」



「追記・修正するというイタズラを!」




(*1)の出典:マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝
(2017年8月22日~2024年7月31日)より
©Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Partners

(*2)の出典:魔法少女まどか☆マギカ Magia Exedra(2025年3月27日〜)より
©2024 Magica Quartet/Aniplex,Magia Exedra Project

(*3)の出典:マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝 FINAL SEASON -浅き夢の暁-
第4話「誰も知らない、私たちの記録」(2022年4月3日放送)より
©Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Anime Partners




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最終更新:2025年10月31日 23:13

*1 作中では窃盗症だと明言されていないが、両親が「過去に窃盗を繰り返した」「祖母は病気を治すために家に来た」と話している

*2 メモリア「興奮冷めて晴天」で描かれたものとは別のデザインになっている。きららコミックスではなく「KRARIN COMIC」=きらりんコミック

*3 映像では「おばあちゃんの病気を」と見切れて表示されている。別の場所に「病気を治して」という看板もあるが、そちらは春名このみの願いと思われる(「花屋の店主のおばさんの病気を治して欲しい」)