登録日:2011/12/08(木) 18:24:16
更新日:2025/04/23 Wed 18:48:18NEW!
所要時間:約 4 分で読めます
11月8日(日) 晴れ
今日はホームページ開設記念日です。日記を付ける決意をしました。
学校での嫌な事とかもきちんと書いていくつもりです。
僕の周りの人は僕がインターネットをやってる事を知りません。
知ってる人に見られる心配が無いので自由に書けます。
頑張ります。
『絶望の世界』とは宮谷シュンジ作の1998年11月8日より公開されたWeb小説の一つ。
当時流行っていた『リング』や『パラサイト・イヴ』等と並んで現在でも高い人気を誇る作品。
本作最大の特徴は日記形式で書かれている事。
数行で一日で1ページで一週間、一章が一ヶ月と成っておりサクサク読めて、途中でやめても手軽に読み返せる。
現在、本家サイトは閉鎖したものの、ミラーサイト等で多数生存している為、読む事は可能。
11月9日(月) 作品
【本編】
絶望の世界
光と影の世界
希望の世界
狭間の世界
【外伝】
サイドストーリー
CLUB MAMECHITTA
【パラレルワールド】
絶望の世界A&∀
以上の七種類の作品があり様々な主人公が日記を書いていく。
登場人物は基本的に共通の名前を使っているが、作品によって立ち位置が大きく変わる。
なお、唯一『CLUB MAMECHITTA』のみ未完で終わっている。
11月10日(火) 内容
【本編】
『絶望の世界』、その名が冠するように主人公が体験する絶望を書く。
同級生のイジメから始まり冤罪や脅迫、最愛の妹を犯し心中しようとするも恐怖のあまり失敗。
妹が生きた証であるサイト『希望の世界』を残そうとするもネットに騙され、復讐を誓うも欺かれ……。
そこへ同級生からのメール「貴方は死んだはず」。
『光と影の世界』他では主人公以外が同時刻何をしていたかを描く。
【外伝】
『サイドストーリー』では入院した「僕」と病院の看護婦さん、同室に居るデブのおじさんとのお話。
本編と打って変わってシュールなタッチで書かれ、オチ以外ダークな部分は無い。
『CLUB MAMECHITTA』は日記では無く、ある男の生徒宛てのメールを書く。
内容は笑えるキモさがあり、本編とは全く無縁。
短く、未完なのが悔やまれる。
【
パラレルワールド】
『絶望の世界A』は<
洗脳始動編><
逆襲幻想編><
冤罪逃亡編><
断罪回帰編>の四編によって組まれる大作。
イジメられる主人公がある日を境に『処刑人』と名乗り、イジメっ子達に様々な手で逆襲を仕掛ける。
その後、我に返りイジメの無くなった学校生活を楽しむが、犯した罪は大きく最期は自身の兄によって殺される……?
『絶望の世界∀』では主人公含め駄目学生三人の物語。
軽い気持ちで始めたメールリンクで噂される『処刑人』。
好奇心から捜し出そうとするもその間に友情関係が破綻していく。
主人公は失った友の為に『処刑人』を捜すため奮闘するも失敗。
最終的に自らが『処刑人』をと成り……。
二つの作品は綺麗にリンクしており、クライマックスは『エピローグ』で締められる。
岩本亮平
『絶望の世界』、『絶望の世界A&∀』の主人公で登場回数は最多。
共通して妹に早紀がいる。虫。
岩本早紀
『光と影の世界』の『サキの日記』や『絶望の世界A&∀』に登場。
亮平を兄に持ち、話によってはイジメられる。Sakky。
奥田徹
本編では悪役、『絶望の世界A&∀』では親友と立ち位置が変わるキャラ。
そして必ず死ぬ。
遠藤智久
様々な作品に登場し、『CLUB MAMECHITTA』の主人公。
一貫して容姿はデブで性格は
オタク。
カイザー・ソゼ
本編で重要な立ち位置を担うキャラ。
『光と影の世界』の『カイザー日記』を書く。
処刑人
ネットで噂される謎の人物。
ほぼ全作品の最後の敵で最大の謎。
作品によって正体が異なる。
11月12日(木) 止むことの無い黒い雨
ふと気がつく。今書いてる「項目」、他に多数項目が建っているものの何処にも関連項目ない。
孤独な項目だ。ふふ。虫らしくていいじゃないか。それでも項目にタイトルが無いのは寂しいな。
何かいいのを考えてやろう。タイトルまで「項目」じゃつまんないな。かといって・・・・・・・・・・
「アニヲタwiki」が思い浮かんでしまった。ははははは。全然違うよ。追記・修正なんて、無かったじゃないか。
あったのは・・・・・・・そうだ。これがいい。このタイトル、虫にぴったりだ!!
「僕」はタイトルを付け、ネット上にアップしました。赤の題字が白い画面にぼんやりと光ってます。
「絶望の世界」
最終更新:2025年04月23日 18:48