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ゲルググメナース

登録日:2025/11/19 Wed 22:08:51
更新日:2026/08/07 Fri 18:19:52
所要時間:約 5 分で読めます




彼奴等の……仇ぃ!!



機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』に登場するモビルスーツ(MS)。

ゲルググナースに空目した人は診療されてくるように。


目次



基礎データ

型式番号:ZGMF-2025/F
全高:19.50m
重量:73.51t
   81.74t(ボレロA装備時)
   82.09t(ボレロS装備時)
装甲材質:不明
動力:バッテリー
武装:MMI-M635D ビームライフル
   MMI-M6336E 強化ビームライフル
   試製35式改レールガン
   MAM-602 マグヌスグラディウス 特斬槍
   MMI-MD95/A レフルジェンス ビームシールド

  • パイロット
ルナマリア・ホーク
ヒルダ・ハーケン
ヘルベルト・フォン・ラインハルト
マーズ・シメオン


機体解説


遂に登場したコズミック・イラ世界のゲルググ

ザクの後継機に位置付けられるニューミレニアムシリーズの最新鋭機。
世界平和監視機構コンパス向けにザフトが開発し、ザフト内でも数機が試験運用されている模様。
「メナース」とは「脅威」「威嚇」「危険なもの」といった意味。ブルーコスモスに対してであるのだろうが組織の活動内容に対して名前が物騒過ぎる。

なお、劇場公開時点ではまだ明かされていないが、設定担当の森田氏によるとゲルググとギャンもザク等と同様に正式名称はアクロニムだそうである。
やはりゲルググをオマージュした形状であるが、頭部の大まかなフォルムはザク系に近くジン系特有の大型ウイングやトサカ状センサーが復活しており、ザク系と比べて「ザフト系MSらしさ」がより強く出ている。
コックピットはザク系と共通。ジン→ザク→ゲルググというザフトのMSの進化が分かりやすい。

バックパックはウィザードシステムと同規格の「ボレロ」を採用し、部品や製造工程の共通化によって低コストを実現した。
ジャスティス系列に似た空力重視のウィングと多数のエンジンを用いた地上用の「ボレロA」
ジン系列に回帰したようなスラスターを持つ宇宙用の「ボレロS」の2種類が存在し、活動場所に応じてそれぞれ選択して装備する。
ボレロは「Battle Operation Launch and ExpLosive Ordnance」の略。
劇中では使用していないが、規格が同一のためザクウォーリアなどのウィザードバックパックも装備可能である。

一般機は青系、ルナマリア機はザクウォーリア時代と同様の赤系のカラーリングが施されている。

武装


  • MAM-602 マグヌスグラディウス 特斬槍
腰部リアスカートにマウントされた双頭型のビームサーベル。元ネタにおけるビームナギナタ相当の装備。
切断力は高く、クリーンヒットすればブラックナイトスコードをも一閃で両断可能。

  • MMI-M635D ビームライフル
ギャンシュトロームと共通のビームライフル。
マイウス・ミリタリー・インダストリー製でザク用ビーム突撃銃の系列にあたる。

  • MMI-M6336E 強化ビームライフル
ルナマリア機がミサイル迎撃時に使用した狙撃用ビームライフル。
銃身が延長され、射程距離が増加している。

  • MMI-MD95/A レフルジェンス ビームシールド
実体盾とビームシールドを組み合わせた方式の折り畳みシールド。
菱形に展開された格子フレームの中空部にビームが展開される。

  • 試製35式改レールガン
最終決戦においてフェムテク装甲対策のために装備した手持ちレールガン。
ただし、ブラックナイツ戦でのヒルダは終始ミレニアムの護衛に徹していたため、使用されることはなかった。


バックパック


  • EQM-545 ボレロA
大気圏内用バックパック。水色がかった白いほう。
エンジンの増加によって従来の量産機以上の推進力を発揮できるようになったため、ザフト製量産機では初の大気圏内飛行が可能なバックパックとなっている。
上部にウェポンラッチが取り付けられており、量産機は二門の「M71 ペレグリヌス 6連装近距離誘導弾発射筒」を装備。ルナマリア機は片方を「MAM-G3L1 インフェルヌス 電磁砲」に置き換えて装備していたため、固定式ではなく武装パイロンになっていると解釈するべきか。
ってことはC.E.のゲルググキャノンは左右両方に砲がついているんだろうか?

  • EQM-525 ボレロS
宇宙用バックパック。黒っぽいほう。
ボレロAと比べるとバーニア数が減少しているかわりに冷却装置や推進タンクが増設されている。


劇中での活躍


C.E.75(『SEED FREEDOM』)

ルナマリアが専用のカスタム機、ヘルベルトとマーズが量産機を使用。

ヘルベルトおよびマーズ機はファウンデーション王国との合同作戦でアークエンジェルの護衛に当たっていた。
襲撃してきたブラックナイツと交戦するも、フェムテク装甲とミラージュコロイド、精神感応能力による読心によって終始劣勢のまま撃墜されてしまった。

ルナマリア機はオルドリン自治区での戦闘に参加し、アグネスのギャンシュトロームとともに避難民の誘導に当たっていた。
しかしアグネスは誘導よりも敵の撃墜のほうを優先していたため、ルナマリアはシールドで避難民を守ることに集中しており、戦闘はほとんど行うことはなかった。

ファウンデーション王国との合同作戦ではミレニアムで待機していたが、ファウンデーションの策略によって放たれた巡航核ミサイルの狙撃のために出撃。
強化ビームライフルで一発目を撃墜することには成功したものの、その直後に二発目が軌道変更によって高高度の射程圏外へ逃げたため撃墜に失敗。水中へ逃げることで巡航核ミサイルの爆発から身を守った。

最終決戦ではルナマリアがインパルスガンダムに乗り換えたため、損傷していたギャンの代わりにヒルダが搭乗し、ミレニアムの護衛に当たっていた。
その後はデスティニーガンダムの分身に紛れる形でブラックナイツの一人を撃墜*1し、ヘルベルトとマーズの敵討ちを行った。


立体化


HGCEシリーズにて2024年3月23日にルナマリア機が一般販売、同年11月に一般機がプレミアムバンダイで発売。
ルナマリア機にはボレロA、一般機にはボレロSが付属。最終決戦でコンパス陣営が装備していたレールガンも付属する。

ただ頭頂高と全高を取り違えて設計されたのか全体的にオーバースケール気味。
その弊害は武器にも来ており、レールガンはHGフリーダムなどに持たせるのはかなりキツイ(1/100ならちょうどいいという報告もある)。
しかし遅れてリリースされたRGブラストインパルスspecIIでも大振りサイズだったり、他立体物でも同様であった事から、むしろ劇中のサイズの方こそ見栄えの関係で小さめに描かれたのではないかとも考察されている。

加えてレールガンは公開当初このキットにしか付属しなかったため、劇中仕様を完全に再現するには(HGとしてはやや高額な部類に入る)ゲルググを最大6キット分*2購入するか、バンダイ公式の部品通販や中古ホビーを扱うショップでのパーツのばら売り等に頼る必要があった。
その点はさすがに問題視されていたのか、2025年2月に発売されたオプションパーツセット15にもレールガンが1丁同梱されている。
このオプションセット15はキャバリアーアイフリッドがメインの商品なので単体では高額な部類ではあるが、これでも劇中再現のハードルはある程度緩和されたと言える。

モデラーを悩ませていたレールガンのスケール感であるが、後の『ブロックロス』シリーズにてインフィニットジャスティス弐式が発売。
同シリーズの『SEED FREEDOM』機体で唯一レールガンが付属しており、非ガンプラのディフォルメ商品ながら意外にもHG(1/144)にベストサイズとなっているため、現状ではこちらから流用するのが最もお手軽。
ただしそのまま持たせると白1色かつ持ち手が丸軸で安定しないので、何かしらの塗装や加工は施してやりたい。

ゲーム作品への収録


アーセナルベース』にて封切りに連動する形で収録。明記はされていないがボレロA仕様のみが実装されているため、『FREEDOM』味方陣営側の機体としては珍しく宇宙適性が低めとなっている。
戦術技時の専用機演出が追加される(ボイス追加)のももちろん映画仕様のルナ。というかヒルダが『DES』版含めて未実装であるため、必然的にボレロA仕様の収録(=ルナマリア機としての収録)となったのだろう。
さすがにPレア・Uレアはガンダムタイプに譲っているが、Mレアやそれなりに出回っているプロモカードが多く、性能的にも種フリ構成では使いやすいカードもしっかりある。

今のところゲーム作品へのプレイアブル収録はこれのみで、『GジェネET』などでも未実装。
もっとも現在、『ET』のC.E.の話は本編がシンがフリーダムをぶっ飛ばしたあたり、非TVシリーズが『ASTRAY』旧コミックスの無印が完結したところなので、ストーリー的に実装はまだ早いということなのだろう*3



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最終更新:2026年08月07日 18:19

*1 実際にマーズとヘルベルトを撃墜したのはリューとダニエルだが、ヒルダが撃墜したのはリデラート

*2 ストライクフリーダム弐式に2丁、インフィニットジャスティス弐式に1丁、デスティニーSpecⅡに2丁、インパルスSpecⅡに1丁

*3 一応ライジングフリーダムは実装されているが、パイロット非付属などほぼ「いるだけ参戦枠」である