東方つるぎ(ジョジョの奇妙な冒険)

登録日:2014/04/02 Sun 16:41:34
更新日:2024/08/26 Mon 14:25:12
所要時間:約 3 分で読めます





光で照らされたなら…

あたしはその中へ進むッ!!


ジョジョの奇妙な冒険」Part8.ジョジョリオンに登場する人物。

CV:井口裕香(ジョジョの奇妙な冒険 アイズオブヘブン)


【人物】

東方家の住人で、東方憲助の長男・常敏の子。9歳。本名は「剣」
雑誌初登場時は2歳と表記されたが、単行本において9歳に変更、以降もその設定が引き継がれている。
コミックス2巻で9歳児の割にやたら小さく描かれているのはそのため。

第23話で容姿が大幅に変わった姿で再登場。
当初は黒髪でサングラスをつけていたが、再登場時は裸眼で髪の色もトーンが入るようになった。
6巻のカバーでは黒髪になっているが、ジョジョのカバーに描かれたキャラは毎回髪の色が変わるので信用性はない。
その他、頭に折り紙の髪飾りを付ける、両肩に「命」「姫」という入れ墨があるという設定が加わり、体格も9歳に相応しいものになった。

女物の服を着用し、髪形や言葉遣いも女子そのものだが、実は男子
これは、東方家の長男(あるいは長女)にだけ表れる原因不明の奇病から自身を守るための魔除けのようなものであり、祖父の憲助、父の常敏も12歳で同じように女子として育てられた。
つるぎ自身の話では、この魔除けも実際はあまり意味がないとのことだが、先人2名も同じような奇病を克服しているため、特に心配はしていないらしい。
が、実際はやはり「病にかかる」ということに対してストレスを抱えており、その心の隙間を夜露に利用され、定助を殺そうとした。

何の脈絡もなく突如駄洒落を言う癖がある。
康穂のことを好いていて、彼女にスタンドについて教えた。


【スタンド能力】


ペーパー・ムーン・キング
パラメータ【破壊力-E/スピード-E/射程距離-C/持続力-C/精密動作性-B/成長性-E】

つるぎが持っている折り紙のスタンド。
本物の折り紙を使う場合もあれば、携帯電話などを折り紙状にして折り畳むこともできる。
完成した折り紙は、その特徴を現実のものにする(「バナナ」は滑る、「カエル」は跳ねる、「セミ」は飛ぶ等)。

この折り紙に触れた人間は、周囲の人間の顔がマネキンや絵画等も含めて皆同じように見えてしまう。
さらに時間がたてば、看板の文字やデザインさえも同じように見えてしまう。
この状態に陥った人間が区別できるのはつるぎの顔のみで、誰かに会おうとするなどの行動を制限されてしまう。
同じに見えるようになるのは顔のみで、髪形や身体的特徴までは同じにならない。
つるぎがスタンドを解除するか、射程外に出ればこの現象は収まる。
後にパワーアップしたのか、一気に対象の視覚を支配し、特定の物体全てを同じ外見に見せることも可能になった。

攻撃能力はないが、同じ顔の人ばかりの世界で孤独となる対象を精神的に追い詰めていく、ある意味恐ろしいスタンド。
作者の荒木飛呂彦は、折り紙のスタンドというアイデアについて「純粋に子供らしさで考えた」とする一方、この能力の怖さを気にいってもいる。

スタンド名の元ネタは、常秀のスタンドの元ネタでもあるナット・キング・コールの楽曲「It's only a paper moon」から。
雑誌掲載時は「ペーパー・ムーン」という名称だったが、単行本化にあたり、東方家のスタンドという繋がりを強める意味で「キング」が追加された。




追記・修正は続かなくてはいけないのよ・・・それが幸せ

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最終更新:2024年08月26日 14:25