商売繁盛のヒミツ(名探偵コナン)

登録日:2017/12/16 (土) 17:15:18
更新日:2023/05/28 Sun 20:09:33
所要時間:約 14 分で読めます





するする

犯罪の臭いプンプン……


『商売繁盛のヒミツ』とは、『名探偵コナン』において、かつて江戸川コナンが解決(?)した事件(???)のうちの一件。
原作にはないアニメオリジナルエピソードであり、第225話として2001年2月19日に放送された。
脚本は扇澤延男氏が担当。
今回は犯人があまりにもアレだった事もあり、少年探偵団が特に活躍し、逆にコナンはいつもの名推理が殆ど空回りしてしまうという、
いつもと打って変わったシュールな話となっている。


※以下ストーリーのネタバレ(&赤毛連盟のネタバレ)が含まれますので、未視聴の方はご注意ください。


【あらすじ】

ある日、少年探偵団の元に帝丹小の生徒である小泉倫太郎から、居候している男について調べて欲しいと相談を持ち掛けられる。
亀倉というその男は2か月前に倫太郎の父親が経営する食堂にやってきて、以降勝手に住み込んでいるというのだ。
以前から亀倉を怪しんでいた倫太郎は探偵団に捜査を依頼するも、コナンはあまりにも面白みがない事件の内容に関心はゼロ。
ところが、探偵団は逆に関心を持ち、コナンは渋々彼らに付き合う事に。

そして倫太郎の店に付いた一同は驚く。
彼の店は暗くて汚い上、何を食べてもまずい為いつもガラガラで客足はサッパリだったはずが、
店は改装されて明るくきれいになり、暗くて汚いイメージは既に一新されていた。
しかもガラガラだった店内はお客で溢れかえり、店の外にまで行列ができる有り様だった。
この変貌についても倫太郎は、亀倉が自己負担で店の改装代を出した上に、父親に料理の指導をしたおかげだと語る。
それを聞いてコナンは逆に亀倉を良い人ではないかと倫太郎に言うも、
亀倉が新メニュー研究の為に立ち入り禁止と書かれた貼り紙でずっと茶の間に籠っている事を聞き、
コナンはホームズの話「赤毛連盟*1」のパターンではないかと考える。
しかし昔の話だからそれは無いと思うも、試しに手相を見たいと亀倉に嘘を付き彼の手を見ると、
なんと彼の手はマメやタコだらけで、家の奥でスコップを使って掘っているのではないかと言う疑いが証明されてしまった。


【事件関係者】

  • 亀倉雄二(かめくら ゆうじ)
声:平田広明
倫太郎の父親である小太郎が経営する「まんぷく食堂」に2か月前にひょっこり現れた謎の男。28歳。
本人曰く死んだ主人の父親(倫太郎の祖父)に口では言い表せないほどの大きな恩を受けたため、その恩返しがしたいという思いでやって来たという。
一度小太郎から「うちには人を雇う余裕は無い」と断られるも「給料は別に要らない」と言って、そのままちゃっかり住み込んでしまう。
そして、いつも客が来ずに居間で家の者がテレビを見ている光景に何故か焦りを抱き、
突然店の改装や、林太郎に料理の手ほどきを提案する(本人曰く料理人の経験があり、改装代は全て自分で持つとの事)。
結果、まんぷく食堂は瞬く間に行列が出来る程の人気店となった。
こうして食堂が繁盛した事で、店の者はいつも店内に出ずっぱりの状態。そんな中、亀倉は新メニュー開発を口実に、家の奥の居間に籠っていた。
その様子にホームズの話「赤毛連盟」のパターンを疑った一同は彼を騙して彼の手を見ると、マメやタコだらけで、家の奥で穴を掘っているのではという疑いが出る。
コナンは半信半疑だったが、食堂の周辺で穴を掘って強盗を働かせそうな場所を探す中で、5年前に宝石の盗難に遭ったという店にたどり着く。
そして、倫太郎の母の話から丁度5年前に店の建て替え工事を行っていた事実が分かり、
亀倉が例の宝石泥棒で、倫太郎の店の下にその宝石を隠しているのでは無いかと光彦は推理する。
(盗みの時効は5年であるので、今がそれを掘り返し、自由に使える時期である為)
そして元太が仕掛けた罠に対し、亀倉は急に、倫太郎達家族に温泉旅行を勧める(しかも家族水入らずで、と言い、彼自身は旅行には付き合わないという)。
こうして倫太郎一家が出掛けた後、探偵団はお店を張り込んでいると……。

  • 小泉倫太郎(こいずみ りんたろう)
声:くまいもとこ
帝丹小学校の生徒で、今回の依頼者。
亀倉が言う倫太郎の死んだ祖父から恩を受けたという話に対し、
倫太郎は祖父が元々ケチで性格も悪く、人に恩を売るようなタイプの人間ではなかったという事で、住み込んだ当初から亀倉の事を怪しんでいた。
亀倉は確かに怪しいが、孫にそこまでボロクソに言われるお爺ちゃんって一体……。

  • 小泉小太郎(こいずみ こたろう)
声:稲葉実
倫太郎の父、まんぷく食堂の主人。
始めは住み込みたいと言って来た亀倉に対し「うちには人を雇う余裕が無い」と彼を追い返す態度だった。
しかし、彼から料理の手ほどきを受けたおかげで店は繁盛。
一家が温泉旅行に行く際、一人だけ残る亀倉に対し「一緒に行かないか?」と惜しんで言っている様子から、今ではすっかり家族同然の気持ちでいる様だ。

  • 小泉貞子(こいずみ さだこ)
声:相生千恵子
倫太郎の祖母。
亀倉が来てくれたおかげで店が繁盛し、更に温泉旅行にも行ける様になった事から、彼に対し「良い人が来てくれた」と喜んでいた。

  • 小泉正子(こいずみ まさこ)
声:磯辺万沙子
倫太郎の母。
忙しいながらも、光彦に5年前の建て替え工事をした事を教えてくれた優しい人。

  • 店長
声:佐藤正治
まんぷく食堂の近所にある米花宝石店の店長。
5年前に3億円相当の宝石類を盗まれた事があり、以来防犯システムを強化した。
ちなみに、その犯人は未だに捕まっていないという。


【レギュラー陣】

ご存知主人公。
今回はいつもの様な難事件とは違い、あまりにも滑稽な事件ではある為、主役の座を殆ど光彦に取られてしまう。
更に5年経った今になって盗品の宝石を売りさばこうとしている理由について「盗みの時効は5年」と答えた光彦に、
それはあくまで刑事事件での時効であって民事での時効は20年*2なので、今掘り返してもその宝石は自分の物にはならないと反論。
しかし、探偵団からは笑われてしまい


元太「んな難しいルール俺たち知らねーよ!」

光彦「僕たちが知らないって事は、当然犯人も知らないはずですよね!


と相手にされなかった(ちなみに、その宝石盗難を民事、刑事、どちらで届け出ているかは不明)。
この様に、いつもの調子が全くでないコナンに対し、ついには探偵団からは「いじけて非行に走ってしまうのでは」と案じられてしまう。
そうして、倫太郎一家が出掛けた後、亀倉が戻ってきたら借りた合鍵で踏み込もうと意気込む探偵団に呆れながらも、速攻で彼が戻ってきた時には目が点になり、
本当に非行に走ってしまうのでは無いかと思う程ぐれていた。
(その事で、歩美からは「コナン君。元気ないよ」と心配されてしまう)

ご存知天才小学生。
今回コナンが不調であるせいか、実質的に推理の主導権を握る。
「赤毛連盟」や宝石泥棒の件でコナンが「そんなはずはない」と思う中で、光彦はその可能性を信じて行動した結果、亀倉が宝石泥棒ではないかと言う可能性に近づいていった。
結果、どうして5年経った今掘り返すのかと尋ねたコナンに対し「わwかwらwなwいwんwでwすwかwコwナwンwくwんwww」とドヤ顔で嘲笑するなど、完全に調子づいていた。

ご存知純真小学生。
いつもはコナンの味方をする彼女も、今回ばかりは名推理(?)を披露した光彦を褒める。
更に先述した盗みの時効の件で論破された際理屈っぽいのよね。コナン君って」と、とどめの一撃を食らわせる。
(ちなみに、先ほどの「非行に走るのでは」と言ったのも歩美。可愛いふりして、やはり恐ろしい女である)
なお、途中から何気にコナンとペアルックのセーターを着ている。

ご存知探偵団団長。
今回コナンが不調であるせいか、なかなかの活躍ぶりを見せる。
亀倉が宝石泥棒だという事を証明する為、彼に「知ってますよ、全て」と言って彼に脅しをかける。
結果、亀倉が倫太郎一家を温泉旅行に行かせる為に家から追い出させるという行動を取らせる事に成功した。
先述した盗みの時効の件でコナンの推理が空回りした際には「かーちゃんがいつも言ってるぜ。人間は素直にならなくちゃいけないって!」と、彼を諭していた。
ただ、コナンが亀倉が本当に穴を掘っているか確かめる手段として彼の手相を見たいと尋ねた事に対し、
「犯罪者の手相だっただろ?」とコナンに問い、いつものごとくおバカぶりは発揮している。

ご存知哀ちゃん。
このページの冒頭で述べた言葉を発してコナン以外の探偵団に事件への関心を抱かせて置きながら、自分は用事があるからと言って帰ってしまう。
そうして殆ど推理が空回りし、更に元太につつかれただけで動き出した亀倉に頭を抱えているコナンに、
「今回の相手は、あなたがこれまで扱ってきた他の犯罪者達とは、全く違うのよ。おそらく」と言う。
どう違うんだと尋ね返したコナンに「素朴な人」と答え、ますます天才高校生探偵の頭脳を混乱させた。



【以下、事件の真相……を語る程でもないが……】













ごめんなさい……


  • 亀倉雄二
5年前の宝石泥棒の犯人(うん。分かっていた)
例の宝石店から3億円相当の宝石を盗んだ後、あらかじめ目星を付けていた、当時建て替え工事中だった食堂の地下に宝石を埋め逃亡。
そして、時効の5年を迎えるまで警察から疑われない様、日本料理店で真面目に働いていた(だったら初めから強盗なんかしないで真面目に働けよ)
修行は厳しく、同僚は耐えられなくなって次々に辞めていく中、
彼だけは5年経てば自分の物になる宝石を希望にし、耐えていったという(だから、それだけの根性があるなら初めから(ry)
そうして、待ちに待った時効の5年目が近づき、待ちきれなかった彼は住み込みとして食堂にやってくる。
しかし、普段から全く客が来ず、宝石が埋められている居間には四六時中家の人間がいるので、掘り返すタイミングが全く無かった。
困った亀倉は仕事で貯めた貯金で店を改装し、更に修行で身に付けた料理の腕を教え、店を繁盛させる事で家の者を居間から追い出す事に成功。
そうして、新メニュー開発と称して居間に籠り、密かに宝石を掘り返していた。

そうして、一家を温泉旅行で一日家を空けさせ後、一気に穴を掘り返し、ついに埋めていた宝石を見つける。
だが、その直後に乗り込んできた探偵団に囲まれ、観念した彼はあっさり罪を認めた。
(その際、探偵団に向かって手錠を嵌めて貰うそぶりで両手を突き出すも、光彦から「僕たち警察の者じゃないんで」と突っ込まれる)

  • 江戸川コナン
亀倉があっさり罪を認めた直後、歩美から「ほら」と促され、コナンは戸惑う。



元太「犯人によ、ビシッと推理を突き付けてやるんだろうが!」

光彦「譲ってあげますよ。一番おいしいところ」

元太「お前、今回全然見せ場なかったからな!」


と、コナンの非行を心配した探偵団から気を使われる始末。
突き付けるものなんてないと拒否しながらも、亀倉に「あなたが宝石泥棒だ」と言い、「そうだけど」と即答した彼にずっこけてしまう。
そうして、コナンの推理(?)が正しいと答えた亀倉に一同は喜ぶ中、コナンはどうして元太みたいな小学生の一言で掘り返すのを急いだのかと問う。
それに対して亀倉は


気が弱いんだよ、俺

小学生でも、探偵団だと聞いたら怖くなって……


と、恥ずかしそうに答える。
それを聞いた瞬間、コナンはこれまで溜まっていたフラストレーションが一気に爆発したのか



怖がんなよ! いい大人がチビッ子探偵団なんかに!!

大体温泉旅行に行かせるなんて手があるんなら、どうして初めからその手を使わなかったんだよ!?


わざわざ自腹で改装までして、店を繁盛させるなんてめんどくせー事しねーで


初めから旅行券でもプレゼントしていれば


早いし!安いし!


簡単にここの一家を、外に追い払えたじゃねーか!?




と、逆に犯罪の手ほどきをして説教する始末。
これには亀倉も流石に始めはドン引き気味であったものの、コナンの意見に納得したのか「思いつかなかった」と答え、彼を呆れさせてしまう。

こうして、一同が警視総監賞が貰えるのではと喜ぶ中、亀倉に至っては掘り返して砂だらけになった居間を掃除しながら
「貰えると思うよ。何しろ大手柄だもんな」とニコニコしながら答える姿に、ついに戦意を喪失してしまう。
そして、床に崩れ落ちたコナンは



嫌いだ……

解決しても全然充実感の無いこんな事件。俺は……


大嫌いだー!!!



こうして、時効を目前にしての宝石泥棒逮捕協力で、探偵団は(警視総監賞では無いが)警察から感謝状を貰う。
(ちなみに、亀倉を逮捕したという点から、一応宝石店の店主は刑事事件として届け出ていたようである)
元太達が喜ぶ中、コナンは「いつもこんなマヌケな犯人ばかりじゃない」「子供たちだけで乗り込んだら危ないから、今後は気を付ける様に」と注意するも、
光彦から「いつものコナン君とは思えないセリフですね」と返されてしまう。
続けて元太から自分たちが先を越したのがそんなに悔しかったのかと笑われるも、
歩美から「そんな風に言っちゃダメよ。コナン君傷ついているんだからと、またしてもとどめの一撃を食らわせる(やはりこの女、可愛いふりして(ry)。
そうして、みんなから早く元気になってと気遣われた結果、



俺はなぁ!

もっと本格的な

知恵と知恵がバチバチ火花散らし合うような


もっとまともな事件専門なんだよー!


と、自分の心の内を叫ぶのであった。

この様に、今回は切れ者のコナンでさえも考え過ぎの結果空回りする程、彼にとってある種厄介な犯人だった。
彼にとって亀倉の様な人間は、ある意味黒の組織以上に強敵では無いだろうか。
そう言う意味で今回の被害者は、強盗に遭った宝石店ではなく、
あまりにもマヌケ過ぎる犯人に振り回された結果、いつもの考え過ぎる思考が仇となって探偵団からフルボッコにされたコナンではないだろうか。
終盤での発言は第1話で完全に調子に乗っていた工藤新一時代の「犯人を追い詰めるスリルがたまんねーんだ」を彷彿とさせる不謹慎な台詞だが、
高校2年生が小学1年生に頭脳面で徹底的にやりこめられりゃあこうもなるであろう。
そして、「いつもこんなマヌケな犯人ばかりじゃない」というコナンの言葉通り、
この後で探偵団は今回とは真反対の凶悪犯一味と対決することとなるのだが、それはまた別の話。

  • まんぷく食堂の一家
ちなみに、今回は強盗の罪で逮捕された亀倉であるが、これまで閑古鳥が鳴いていた食堂を僅か2か月で行列が出来る程の人気店にした点を考えると、
出所後はその道のコンサルタント的な職業に向いているのではないかと思われる。
さらに、一家も完全に亀倉と家族同然の関係になっていたので、出所後もこの一家との交流は続いてほしいところである。

  • 小嶋元太
  • 円谷光彦
  • 吉田歩美
今回犯人があまりにもポンコツマヌケであった為、コナンを出し抜き、見事事件を解決(?)して見せた。
それでも仲間を想う気持ちは忘れておらず、今回あえてコナンに推理の座を受け渡したり、
事件で傷ついたコナンを慰めるなど、探偵団の団結力は本物である事が証明された(笑)

  • 灰原哀
今回は捜査に協力しなかったものの、最終的に警察をタクシー感覚で呼んでおくなど、陰ながら探偵団に協力した。
そして呆れるコナンに対し、本当に今回の犯人は素朴な人だったでしょと言い、コナンを困らせた。


【余談】

今回は1話完結のアニオリ回ということで、原作ストーリーの調整の為に差し込まれた回であると思われる。
それだけに、今回は話の内容だけでなく時間がなかったのか各所においておかしな点が目立つ。

今作において脚本を担当したのは、東映特撮のメタルヒーローシリーズを担当していた扇澤延男氏。
彼の脚本もかの浦沢義雄氏にも負けを取らないシュールな作風で、彼がこの時期に参加していた頃には、
四回殺された男」や「世にも奇妙な天罰」等の一話解決回にて、アニオリのみならず、原作回にはない変わったストーリーを書いていた。
しかし「友情と殺意の関門海峡」の様な前後編回では、シリアスなストーリーを急にぶち込んでくるなど*3、なかなかに侮れない脚本家である。
2023年現在もアニオリ回の主力脚本家のひとりであり、一話解決回では変わったストーリー、前後編回ではシリアスなストーリー*4といった感じに使い分けている。

今回はかたち的に光彦がコナンに勝利したような話となっているが、実は後に光彦が本当の実力でコナンに勝利した話があり、その話も扇澤氏が脚本を担当している。

2020年12月5日に放送された第989話「歩美の絵日記事件簿」は、今作を思わせる展開となっており、こちらは浦沢氏の弟子である大和屋暁氏が脚本を担当している。

今回犯人役を演じた平田広明氏は、過去に「ゴルフ練習場殺人事件」、「園子のアブない夏物語」及び2018年9月15日・22日に放送された第913話・第914話「連れ去られたコナン」でも犯人役を演じており、
アニメコナンの中も比較的珍しく4回連続で犯人役を演じた声優でもある(ちなみに、先述した2件は、ある意味コナンが望むまともな事件であった)。
また、今回倫太郎役を演じたくまいもとこ氏は「黒の組織から来た女」でも、探偵団に捜査を依頼する帝丹小の生徒役を演じており、
偶然にも今回の倫太郎と同じような設定のキャラであった(そちらの話では、失踪した兄の捜索に関する依頼であり、こちらもコナンが望むまともな(ry)。


追記・修正の内容に悩んでも、非行にだけは走らないで下さい。

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最終更新:2023年05月28日 20:09

*1 あるお店に店員として潜り込んだ男が、巧みな嘘で店主を外出させ、その隙に店の地下から銀行に向かってトンネルを掘り、お金を盗もうとする。奇抜にして、大胆な犯罪を描いた傑作(光彦による説明)。

*2 余談だが、こういう刑事と民事の時効のズレは初期のエピソード「二十年目の殺意 シンフォニー号連続殺人事件」でもネタにされている。

*3 これはメタルヒーローシリーズでも同じだった。

*4探偵を引きずり回す」などのように一話解決回のシリアスなストーリーもある。