登録日:2025/08/19 Tue 01:19:29
更新日:2025/09/03 Wed 23:57:09
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『ウルトラマンA』は1972年(昭和47年)4月7から1973年(昭和47年)3月30日にかけてTBS系列で全52話が放送された空想特撮ドラマ。
【概要】
脚本家の市川森一、
上原正三、田口成光はそれぞれ
『ウルトラハンター』『ウルトラV』『ウルトラファイター』という企画案を出し合い、それらの長所を整理し纏めることで製作がスタートした。
同時期には前作と鎬を削っていた『
仮面ライダー』が人気を博していたこともあってかその影響も受けて
- 男女二人が合体してウルトラマンに変身する
- ショッカーのようなレギュラー登場する敵キャラクター
- 怪獣を超える能力を持つ超獣
と、様々な新機軸の要素を取り入れて番組を盛り上げようと意欲的であった。
これまでのウルトラシリーズでは前後編を除いて、2話以上に渡って怪獣や宇宙人が登場する機会は初代の
バルタン星人や再生怪獣が散発的にある程度だったが、本作では作品全体の敵役として
ヤプールが設定されるのは初めての試みであった。
こうして意欲的な新要素を加えてスタートしたウルトラマンAであったが、それらが番組で活用されたとは言い難いものがあった。
ウルトラマンに変身する主人公が二人になったことで「二人分のドラマを作らなければならなくなる」「二人が一緒にいないとウルトラマンに変身できない」と制約が生まれてしまい、却ってドラマ作りの足枷となってしまっていた。
時には二人が離れ離れなのに合体変身するというご都合主義的な展開までも描かれる始末であった。
敵役のヤプールの存在も脚本家同士のイメージや解釈がそれぞれ違っていてあまりにも漠然とし過ぎていたため、「どんな敵キャラなのかよく判らない」と視聴者にも首を傾げられていた。
また、敵役レギュラーを設定したことも裏を返せば敵役の固定化であり、後述するドラマ面の方向・特徴もあいまってストーリー展開が
- 事件が起きる
- 事件を通報したり調査をしても信用されない
- 北斗が孤立する
- 事態が悪化して超獣が暴れる
のワンパターンになりがちという事態に陥り、「主要な敵役を宇宙人に固定したため、怪獣がメインとなる話が作れず展開の幅が狭まる」ウルトラセブンの二の舞となってしまった。
超獣というモンスターについても、能力こそ視聴者の度肝を抜くような演出が多々見られたが、全体的な扱いについては従来の怪獣との差別化がうまくいかず、宇宙人の操る刺客や尖兵の怪獣の域を出ないものとなっており、宣伝ほどの魅力を視聴者には伝えられなかった。
結局、これらの要素は番組中盤でヤプールが全滅して退場し、合体変身についても南夕子を超展開で退場させて北斗が単独で変身する従来の展開に戻ってしまったりとオミットされてしまう。
ヤプール退場後も超獣は引き続き登場したが、結局従来の怪獣との線引きは曖昧になって同じような扱いになる……という、差別化の失敗に拍車をかけてしまった。
さらに中盤からは新たな路線で前作の坂田次郎のようなゲストキャラと北斗との交流を描こうともしたが、こちらも消化不良で中途半端なまま終わってしまったりと、番組の路線は一貫性が無くなってしまう。
メインライターだった市川森一や上原正三もドラマ作りに限界を感じ、第一クールが終了した辺りから降板までしてしまう事態にもなってしまった。
新要素が機能しなかったことは視聴率にも表れ、初回放送こそ30%近い最高視聴率を叩きだした前作の放送終了直後ということもあって、同じレベルの高視聴率を叩きだしたが、たった3話で10%台に一気にダウンし、第二クールの終盤まで20%台に回復することもなかった。
これは前作と全く同じであり、しかも第三クールの後半からはまた視聴率が低下してしまう。
そして終盤では48話と最終話で再登板した市川森一によって、「ヤプールの尽きぬウルトラマンエースと北斗星司への怨念」から来る狡猾な逆襲が描かれ、
物語はある意味『帰ってきた』「悪魔と天使の間に…」にも通じる、これを最後に子供向け作品との決別を選んだ市川からのウルトラシリーズと子供向け作品への問題提起と、微かな人間に対する希望の可能性によって幕を閉じた。
ドラマ面に関しては前作よりもやや娯楽性を意識した作りが特徴だが、登場人物はやたらとエゴが強く良くも悪くもリアリティを重視しており、ヤプールがそれらを利用してくる卑劣さをエグく描写しているのも相まって、ウルトラマンAという作品の個性として確立されている。
【世界観】
前作の最終話から地続きになっており、MATが壊滅した以降は
地球防衛軍が代わりに地球を防衛しているという設定になっていた。
また、第1話でウルトラマンAの口から「銀河連邦」なるものが存在することが仄めかされているが、作中でそれらが掘り下げられることはなかった。
ちなみに主題歌に出てくる単語は「〜連峰」であり、銀河連邦ではないようだ。
第1話で
防衛軍がベロクロンに全滅させられたために結成された対超獣の対策チーム。
超獣対策のために結成された割には怪奇現象を信じない者が多く、組織としての意義に疑問が感じられることも。
前作の
MAT以上に序盤はギスギスした人間関係で通報者や目撃者の証言を頭ごなしに否定したり、仲間の報告さえも信じないなどチームワークや立ち回りは良くない。
隊長の竜は良くも悪くも厳格であり、北斗を含めて部下には謹慎や出撃停止処分を乱発する傾向にあり、
『謹慎TAC』という不名誉なあだ名がつけられている。
また、戦闘機を撃墜されて脱出したり、北斗と夕子が変身する為に無傷の機体を空中で乗り捨てたりする事が多いため、『脱出TAC』というあだ名がつけられる事もある。
昭和シリーズファンからは『
ウルトラマンレオ』の
MACと並んで、評判の悪い
防衛チームとされる。
■竜 五郎
演:瑳川哲朗
極東支部の隊長。
厳格だが冷静沈着で部下の命を何より大切に思っており、時には北斗の命を無視する高倉長官に鉄拳を喰らわせるほど。
部下には謹慎や出撃停止処分を乱発してしまう傾向があり、『謹慎TAC』と呼ばれる原因になっている。
■山中一郎
演:沖田駿一
副隊長。射撃の名手で二丁拳銃が得意。サングラスをした格好はどう見てもヤクザ。
良くも悪くも短気で現実主義な性格で、しばしば北斗を怒鳴りつけたり、目撃者の証言を否定することが多い。
婚約者がいたが、メトロン星人によって殺されてしまう。
■
北斗星司
演:高峰圭二
元パン屋の運転手。
『ウルトラマンA』の主人公にして南夕子と合体変身することでウルトラマンAとなる青年。
報告や証言を夕子以外に中々聞いて貰えず、よく孤立する。
■
南 夕子
演:星光子
元看護婦。北斗星司と合体変身することでウルトラマンAとなる女性。
誰も北斗を信じない状況でも北斗を信じることが多く、二人は強い絆で結ばれている。
実は
かつてルナチクスに故郷を滅ぼされた月星人……という超展開によって、ルナチクス撃退後は北斗にウルトラリングを授けて離脱した。
一応、『
ウルトラマンタロウ』
39話、『
ウルトラマンメビウス』44話にもゲスト出演しており、『
大決戦!超ウルトラ8兄弟』では別世界の彼女が登場し、北斗と結ばれてパン屋を営んでいる。
■今野 勉
演:山本正明
ロケット工学の専門家。デブ。
ムードメーカーかつ怪力キャラのポジションを併せ持っているのだが、設定ともどもイマイチ活かされなかった。
■吉村公三
演:佐野光洋
宇宙生物学の権威。過去に登場した怪獣などに精通している。山中隊員並みに射撃も上手い。
■美川のり子
演:西恵子
もう一人の女性隊員。夕子離脱後はTACの紅一点となる。
爆発物の専門家で、身に付けているペンダントやイヤリングには爆弾が内蔵されている。
■
梶洋一
演:中山克己
兵器開発担当。ポジション的には『
ウルトラQ』の一の谷博士や『
ウルトラマン』の岩本博士に近い。
タックガンのアタッチメントや様々なハイテク兵器を開発しており、中には超獣さえも撃破できる代物まで作れる凄い人。
北斗を信用する場面が多い等、人格面でもよく出来た人だったが、31話を最後に何の説明もなく物語からフェードアウトしてしまう。
■高倉司令官
演:山形勲
南太平洋本部の司令官。
非常に横暴な最低の上司で職権を乱用して報復人事を行ったり、自身の失敗が発覚しても保身しか考えず、部下やウルトラ4兄弟さえも平気で見捨てようとするなど、シリーズに登場する地球人の中では最低の部類に入る。
後の話では彼とは別の司令官が登場している事から、高倉は作戦失敗の責任を取らされて更迭されたと思われる。
【北斗星司を取り巻く人物】
■
梅津ダン
演:梅津昭典
28話で夕子が降板した直後、交代するように登場する少年。北斗を兄のように慕う。
自分を「ウルトラ6番目の弟」と自称しており、ウルトラの星が視認できる不思議な能力を持っている。
登場時期は次作である『
ウルトラマンタロウ』の企画が進んでいた頃であり、
自称の6兄弟が却って不都合になったためか、掘り下げもされないまま43話を最後にウルトラマンのホシノ君のように何の説明もなく姉の香代子ともども、フェードアウトしてしまう。
ちなみに梅津氏はその後、映画『
メカゴジラの逆襲』への出演を経てテレビ番組『円盤戦争バンキッド』でヒーローチームの一員を担当している。
■梅津 香代子
演:宮野リエ
ダンの姉。北斗のアパートの隣室に住んでおり、彼に好意を抱いている。
前作のルミ子に近いポジションだが、ダンと同じく43話を最後に物語からフェードアウトしてしまった。
【ウルトラマン】
■
ウルトラマンエース
本作の主役ウルトラマン。項目参照。作品のタイトルと同様にウルトラマンAと表記されることもある。
■
ウルトラの父
27話で初登場。ちなみにデザインは公募によるもの。項目参照。
【エピソード】
話数 |
タイトル |
監督 |
特技監督 |
脚本 |
登場怪獣・宇宙人 |
備考・余談 |
1 |
輝け!ウルトラ五兄弟 |
筧正典満 田かずほ |
佐川和夫 |
市川森一 |
異次元人 ヤプール ミサイル超獣 ベロクロン |
|
2 |
大超獣を越えてゆけ! |
上原正三 |
古代超獣 カメレキング |
|
3 |
燃えろ!超獣地獄 |
山際永三 |
田口成光 |
一角超獣 バキシム |
|
4 |
3億年超獣出現! |
市川森一 |
怪魚超獣 ガラン |
|
5 |
大蟻超獣対ウルトラ兄弟 |
真船禎 |
大平隆 |
上原正三 |
地底エージェント ギロン人 大蟻超獣 アリブンタ |
ウルトラサイン初登場 |
6 |
変身超獣の謎を追え! |
田口成光 |
変身超獣 ブロッケン |
|
7 |
怪獣対超獣対宇宙人 |
筧正典 |
佐川和夫 |
市川森一 |
蛾超獣 ドラゴリー 幻覚宇宙人 メトロン星人Jr. 巨大魚怪獣 ムルチ(2代目) |
シリーズ初の三対一 メトロン星人&ムルチ、シリーズを跨いで再登場 |
8 |
太陽の命 エースの命 |
上原正三 |
9 |
超獣10万匹!奇襲計画 |
山際永三 |
田淵吉男 |
市川森一 |
二次元超獣 ガマス |
|
10 |
決戦!エース対郷秀樹 |
田口成光 |
犀超獣 ザイゴン にせ郷秀樹/変身怪人 アンチラ星人 |
次郎君&ルミ子さん、シリーズを跨いで再登場 |
11 |
超獣は10人の女? |
平野一夫 |
佐川和夫 |
上原正三 |
くの一超獣 ユニタング |
|
12 |
サボテン地獄の赤い花 |
さぼてん超獣 サボテンダー |
|
13 |
死刑!ウルトラ5兄弟 |
吉野安雄 |
田口成光 |
殺し屋超獣 バラバ |
ウルトラ4兄弟が十字架に架けられる |
14 |
銀河に散った5つの星 |
市川森一 |
殺し屋超獣 バラバ 異次元超人 エースキラー 超人ロボット エースロボット |
|
15 |
夏の怪奇シリーズ 黒い蟹の呪い |
山際永三 |
田淵吉男 |
田口成光 |
大蟹超獣 キングクラブ |
|
16 |
夏の怪奇シリーズ 怪談・牛神男 |
石堂淑朗 |
牛神超獣 カウラ 牛神男 |
|
17 |
夏の怪奇シリーズ 怪談 ほたるヶ原の鬼女 |
真船禎 |
高野宏一 |
上原正三 |
大螢超獣 ホタルンガ 鬼女 |
|
18 |
鳩を返せ! |
田口成光 |
大鳩超獣 ブラックピジョン |
|
19 |
河童屋敷の謎 |
筧正典 |
佐川和夫 |
斎藤正夫 |
河童超獣 キングカッパー 異次元エージエント アンドロイド |
|
20 |
青春の星 ふたりの星 |
田口成光 |
大蝉超獣 ゼミストラー |
|
21 |
天女の幻を見た! |
山際永三 |
川北紘一 |
石堂淑朗 |
天女超獣 アプラサール 天女アプラサ |
|
22 |
復讐鬼ヤプール |
上原正三 |
暗黒超獣 ブラックサタン 銀星人 宇宙仮面 |
|
23 |
逆転!ゾフィ只今参上 |
真船禎 |
高野宏一 |
真船禎 |
異次元超人 巨大ヤプール ヤプール老人 |
ヤプール、一時退場 |
24 |
見よ!真夜中の大変身 |
平野一夫 真船禎 |
地獄超獣 マザリュース ヤプール老人/異次元人 マザロン人 妖女 |
|
25 |
ピラミットは超獣の巣だ! |
筧正典 |
川北紘一 |
斎藤正夫 |
古代超獣 スフィンクス 古代星人 オリオン星人 オリオン星人ミチル |
|
26 |
全滅!ウルトラ5兄弟 |
田口成光 |
地獄星人 ヒッポリト星人 |
ウルトラ5兄弟全滅 |
27 |
奇跡!ウルトラの父 |
ウルトラの父登場 |
28 |
さようなら夕子よ、月の妹よ |
山際永三 |
佐川和夫 |
石堂淑朗 |
満月超獣 ルナチクス |
南夕子の退場 |
29 |
ウルトラ6番目の弟 |
長坂秀佳 |
地底超獣 ギタギタンガ 地底人 アングラモン |
梅津ダンの登場 |
30 |
きみにも見えるウルトラの星 |
岡村精 |
川北紘一 |
田口成光 |
黒雲超獣 レッドジャック |
|
31 |
セブンからエースの手に |
山田正弘 |
バク超獣 バクタリ |
|
32 |
ウルトラの星に祈りを込めて |
筧正典 |
佐川和夫 |
田口成光 |
超獣人間 コオクス |
|
33 |
あの気球船を撃て! |
石堂淑朗 |
気球船超獣 バッドバアロン |
|
34 |
海の虹に超獣が踊る |
志村広 |
高野宏一 |
長坂秀佳 |
虹超獣 カイテイガガン |
|
35 |
ゾフィからの贈りもの |
古川卓己 |
久保田圭司 |
夢幻超獣 ドリームギラス |
|
36 |
この超獣10,000ホーン? |
筧正典 |
川北紘一 |
長坂秀佳 |
騒音超獣 サウンドギラー |
|
37 |
友情の星よ永遠に |
石森史郎 |
鈍足超獣 マッハレス |
|
38 |
復活!ウルトラの父 |
山際永三 |
高野宏一 |
石堂淑朗 |
雪超獣 スノーギラン 伝説怪人 ナマハゲ |
ウルトラの父とサンタクロースと南夕子 |
39 |
セブンの命!エースの命! |
田口成光 |
火炎超獣 ファイヤーモンス 火炎人 ファイヤー星人 |
|
40 |
パンダを返して! |
鈴木俊継 |
川北紘一 |
宇宙超人 スチール星人 |
|
41 |
冬の怪奇シリーズ 怪談!!獅子太鼓 |
石堂淑朗 |
邪神超獣 シシゴラン 獅子超獣 カイマンダ |
|
42 |
冬の怪奇シリーズ 神秘!怪獣ウーの復活 |
上野英隆 |
高野宏一 |
田口成光 |
氷超獣 アイスロン 伝説怪獣 ウー(2代目) |
ウー、シリーズを跨いで再登場 |
43 |
冬の怪奇シリーズ 怪談 雪男の叫び! |
石堂淑朗 |
フブギララ |
|
44 |
節分怪談!光る豆 |
筧正典 |
佐川和夫 |
石森史郎 |
吹雪超獣 オニデビル |
|
45 |
大ピンチ!エースを救え! |
石堂淑朗 |
ガス超獣 ガスゲゴン |
|
46 |
タイムマシンを乗り越えろ! |
古川卓己 |
田淵吉男 |
タイム超獣 ダイダラホーシ |
|
47 |
山椒魚の呪い! |
石堂淑朗 山元清多 |
液汁超獣 ハンザギラン |
|
48 |
ベロクロンの復讐 |
菊池昭康 |
市川森一 |
ミサイル超獣 ベロクロン二世 異次元人 女ヤプール |
ヤプール再登場 |
49 |
空飛ぶクラゲ |
石堂淑朗 |
水瓶超獣 アクエリウス 宇宙電気クラゲ ユニバーラゲス |
|
50 |
東京大混乱!狂った信号 |
深沢清澄 |
神沢信一 |
信号超獣 シグナリオン 信号怪人 レボール星人 |
|
51 |
命を吸う音 |
筧正典 |
高野宏一 |
バイオリン超獣 ギーゴン |
|
52 |
明日のエースは君だ! |
市川森一 |
最強超獣 ジャンボキング 遊牧星人サイモン星人(ヤプール) |
|
【余談】
- 当初の番組タイトルは「ウルトラA」として決定し、序盤の脚本もそのタイトルで制作が進められていたが、マルサン商店から「怪傑透明ウルトラエース」という玩具がすでに発売されていたことから「ウルトラマンA」に改められ、これをもってウルトラシリーズは『ウルトラ〇〇』ではなく『ウルトラマン〇〇』として続いていくこととなった。(『A』放送時点で「帰ってきたウルトラマン」に「ウルトラマンジャック」の名称は設定されていない。)
- これにより、本作の主題歌の歌詞は我々がよく知る「ウルトラマンA」版と、改題に伴い没となった「ウルトラA」版が存在している。ただし「ウルトラA」版もテレビサイズのみだが録音され、音源化もなされている。
- ちなみに「ウルトラマンA」版の方もTVサイズ版とフルサイズ版では一部歌詞が異なるため、都合3種類の歌詞が存在していることになる。
- なお「怪傑透明ウルトラエース」はそのデザインから明らかにウルトラマンをパクったパチモン商品なのだが、
よりによってマルサンは「ウルトラエース」を商標登録していたため、本家たるウルトラシリーズがタイトルを変更せざるを得なくなってしまった。
- 第二期ウルトラシリーズではOP映像で影絵が使用されるのは本作が最後となり、タロウ以降は実写映像がメインとなる。
- OP映像の背景は、前作の第35話「残酷!光怪獣プリズ魔」に登場したプリズ魔の攻撃エフェクトの合成で使われた素材がそのまま使われている。
これだけは覚えておくがいい。
アニヲタwikiを編集する者は、常に荒らし達の恨みと怨念を背負って生き続けているのだ!
それがアニヲタwikiを編集する者の運命だ!!
- 南夕子役の方の話を聞くと、降板の話も事前に知らされてなかったりと、割と今の時代だったら荒れても仕方ないような制作側のグダグダっぷりよね -- 名無しさん (2025-08-19 06:44:54)
- 主題歌も「ウルトラA」で録音までされていた。昔聞いたことがある -- 名無しさん (2025-08-19 11:09:15)
- ヤプールの「茫漠としすぎて作り手にも視聴者にもよく分からない」っていう記述を見ると、やっぱり「魅力的な悪役」を作ることの難しさと重要性を感じるわ。その意味じゃあヤプールは悪役としてストーリーを牽引するほどの力がなかったんだなあって。 -- 名無しさん (2025-08-19 11:16:11)
- 正直、作品前半はヤプールの仕掛ける不気味な計略やウルトラ兄弟の参戦で盛り上がったが、後半は息切れ状態が続いてた感じ。 -- 名無しさん (2025-08-19 13:08:27)
- ヤプールと夕子が退場した第3クールから真新しさというか、新鮮味がなくなった感がある -- 名無しさん (2025-08-19 13:13:00)
- 少し前から放送開始したミラーマンも、得体の知れない敵レギュラーが出てきて、主人公が孤立するパターンが多い作品だったけど、こういう構成はウルトラでは扱いにくかったのかな -- 名無しさん (2025-08-19 17:14:25)
- 怪獣ソフビ作ってたブルマァクもミラーマンに続いてエース怪獣(超獣)ソフビが売れなくて、エース後半~タロウの怪獣ソフビ展開が鈍くなった……って聞いたが本当だろうか? -- 名無しさん (2025-08-19 18:38:53)
- 梶さんや梅津姉弟は何の説明も無く退場させたけどちゃんとそういう話は欲しかったな。あと話が進む度に微妙な性能の超獣ばかりで他作品に再登場してるのが少ない印象があった。 -- 名無しさん (2025-08-19 20:19:39)
- 客演ウルトラマンが、どうにも弱く見えてしまう。活躍している回もあるのだが、負け方がとにかく印象に残る。『先輩にしっかり華を持たせる客演』は後年まで待つことに。 -- 名無しさん (2025-08-20 01:28:05)
- 屋台骨なくてガタガタの終盤を支えた石堂さんの脚本はもっと評価されるべき。TACも有能描写多くてお決まりの信用されないストレスパターンが少ない -- 名無しさん (2025-08-20 02:22:01)
- とりあえずTACは作戦室にウルトラ警備隊・キリヤマ隊長のお言葉「例え千回の通報が千回とも嘘でも、出動するのが我々の義務ではないか!」を額に入れて飾っとけ -- 名無しさん (2025-08-20 04:46:28)
- ベロクロン、バキシム、ドラゴリー、バラバ、エースキラー、ヒッポリト辺りを生み出した功績だけでも及第点をあげたい -- 名無しさん (2025-08-20 04:52:21)
- 正直、ヤプールのキャラが立ってきたのって滅亡した後だと思う。怨念キャラで50年以上やらせてもらってます -- 名無しさん (2025-08-20 08:42:52)
- 異次元人や宇宙人や超獣といった非科学的な敵を相手にする組織なのに、終盤近くまで山中をはじめ「科学的じゃない」なんて理由で大した調査もしないで後手に回りまくる展開をやるのはいかがなものかと。 -- 名無しさん (2025-08-20 15:49:31)
- 夕子離反後は星司の成長劇にもなったけどね。 -- 名無しさん (2025-08-20 21:58:56)
- 次回作のタロウを娯楽作としたのはエースの反省を踏まえてもあるんだろうな。 -- 名無しさん (2025-08-20 22:04:24)
- 最終回って本当にウルトラマンエースの縮図そのものなんだよね。信用されない北斗、味付け程度に出てくるウルトラ兄弟、本質の蚊帳の外のTAC、子供に嫌な場面ばかり見せてしまい言葉でしか大事なことを伝えられなかったエース… -- 名無しさん (2025-08-21 08:52:38)
- ウルトラ史上最も瞬間瞬間を必死に生きたタイトル -- 名無しさん (2025-08-22 13:41:07)
- ↑9なお、話自体も突拍子のない無茶苦茶脚本の模様。いや、石堂脚本はそれがいいんだけどね。 -- 名無しさん (2025-08-22 14:52:37)
- 夕子の退場劇は、一部モチーフになったのは21話のアプラサールではないかと思うんだな。脚本も同じ人だし。 -- 名無しさん (2025-08-23 01:21:16)
- ジャンボキングは昭和で珍しく最後にして最強の敵だと盛られた設定なのに影が薄いのもあんまり見ないようなパターンのラスボス -- 名無しさん (2025-08-23 12:45:58)
- ↑構成メンツお世辞にもメジャー級の連中とは言い難いのと、ドドンゴ型という体型故に再登場も無いからね…… -- 名無しさん (2025-08-23 21:31:44)
- ↑他の合体怪獣は皆メジャーな連中を使ってるからものね -- 名無しさん (2025-08-23 22:24:28)
- ジャンボキングの問題は合体パーツの問題だけかなあ、純粋に戦闘描写でもゼットンたちを越えるような目覚ましい演出がないのもパッとしない一因なんだと思う弱くはないけどさ -- 名無しさん (2025-08-24 16:29:18)
- ↑昭和ウルトラシリーズの最終回は「ウルトラマンへの依存心の脱却」が本題だからかラスボス怪獣はパッとしないのが多い気がする -- 名無しさん (2025-08-24 17:46:59)
- A最終話の場合、TACがあまり役に立たなくて実質的にエースだけで倒したから「ウルトラマンへの依存心の脱却」の本題にも合っていない気がするけどね -- 名無しさん (2025-08-24 18:26:08)
- ヒッポリトによる兄弟全滅という衝撃こそあれど、ウルトラの父が登場した記念すべき作品 -- 名無しさん (2025-08-26 23:08:12)
- 市川さん結構アレな印象もあるけど取り巻く状況が状況だけにそりゃ見きりつけるわなとも思う -- 名無しさん (2025-08-31 22:59:35)
- ウルトラリング『ウルトラマンエースと、ユナイトします!』 北斗、南「ウルトラタッチ!!」 ウルトラリング『エース、ユナイテッド!』 -- 名無しさん (2025-09-03 23:57:09)
最終更新:2025年09月03日 23:57