登録日：2020/10/08 Thu 02:03:49
更新日：2023/05/05 Fri 10:05:02
所要時間：約 7 分で読めます
年齢：15歳
学年：高校一年生
CV：芹澤優
ナサの中学の後輩で、家業の銭湯「草津温泉風湯布院」で働いている。
語尾に「～っス」をつけて喋る。
元々、祖父と親とともに銭湯を経営していたが、数年前に祖父が他界し経営が悪化。さらに父親は横領した挙句、貯金を持ち出し若い女と駆け落ちして一家全員路頭に迷いかけていた時に、ナサが手腕を発揮して破綻した経営を立て直してくれた。
現在は要が銭湯の土地と建物の所有者でもあり、ナサに会計などを一から教わって経営の大半を行っている。
母親と姉の綾が抜けた性格なのに対して、要は非常にしっかり者で高校生活と銭湯の仕事を両立するために朝五時半から起きて掃除などの業務をこなしている。
その性格ゆえか小学校では生徒会長をやっていた。
しかし、他二人が相当なのであまり目立たないが、要もナサたちのいないときは割と天然力を発揮しており、しっかりと天然な有栖川の血を引いている。
半裸の男子をカーテンを閉めて鍵もかけた誰も来ない二人っきりの密室に平然と連れ込み、下も脱ぐように平然とお願いしたこともある。デッサンの練習のため。
下ネタが大好きで、
あのアニメのキャラクターのような発言も多い。レンタルビデオ屋の18禁コーナーで
アレなアニメを借りたりナサをそっち方面でからかうのが趣味。
本人曰く、「女子の裸じゃ燃えない」。
電撃結婚したナサと司には最初こそ驚いたが祝福した。
ナサが恋愛方面に疎すぎるので、頻繁にアドバイスをしている。
また、結婚したのに奥手な二人を下ネタ目当てで焚きつける老婆心を発揮している。
高校では美術部に所属している。
部員は要と部長の如月雪子さんの二人しかいないので、コンクールで賞を取るなどして結果を出さなければ部の存続が厳しいらしい。
美術部にいる理由は絵を描いて精神統一を図るため。なので絵の上手い下手には興味がない。部長から才能はあると言われている。
本編で美術部所属が明かされたのは第95話だが、実はサンデー本誌では第41話の「前号まで」のあらすじに要の美術部のサイドストーリーが載っていた。というより95話の内容がそのあらすじを実際に描いたものになっている。如月部長のフルネームが確認できるのもそこでだけ。
あらすじにサイドストーリーとか意味が分からないかもしれないが「トニカクカワイイ」はそういう漫画である。
作者は女子に下ネタを言わせることが苦手で、今まで描くのをあえて避けてきたタイプだったのでチャレンジしたキャラだったそうだ。
『もうこのキャラで人気なんか取れなくていい！とにかく笑いを取れればいい！』と思いながら描いていたらしい。
また連載前のネームでは一話から登場する予定だったが、ナサと司との二人っきり感を出すためにカットされた。
◆対人関係
基本的な関係は上記の通り。
司と結婚する以前のナサを性欲の消滅したイカレ数学野郎と思っていて、30歳を過ぎて
魔法使いになったナサに優しく微笑むのが夢だったとか。
下ネタで弄っているが、銭湯と家庭を助けてもらったことには、この上なく感謝しておりナサのためなら無茶なこともやってのける。
結婚するならナサのように賢くて頼り甲斐のある人に限る、とのこと。
ちなみにナサの全裸を見ても全く動じない。というかナサのアレを見慣れているらしい。
最初は他人行儀だったが、銭湯の仕事を手伝ってくれるようになってからは「つかっさん」「要」と呼び合う仲になった。
母親がいないときに要が高校に行っている間は銭湯の番台をやってくれる。
ポンコツな姉。「綾姉」と呼んでいる。
残念な性格と重度のゲーム好きに頭を悩ませている。家庭内パワーバランスは要の方が上。
課金は許さない。
ナサに
野外プレイを勧めたりする下ネタに躊躇がないタイプ。要の下ネタ好きの元凶だとナサは推測している。
綾に輪をかけて天然な性格なので要からの扱いは綾に対するものと大差ない。
銭湯に押し掛けてきた際になし崩し的に知り合った。
気軽に呼び出しする程度には仲がいいようだ。
同級生。「キューマちゃん」と呼ぶ。
アホの子だが要も認める美少女。
◆要ちゃんによる恋愛&夫婦生活アドバイス
- 確かに式も指輪もプロポーズも、効率を考えたら必要ないかもしれません。
しかぁし!! 効率だけを考えたら…そもそも結婚自体が非効率的なモノなんスよーーーー!!!
まったく…いいっスかセンパイ。その人を選んで…その人と結婚したということは…センパイには…彼女を幸せにする義務があるっス!! これは法律で決められたものでもなければ、誰かに強制されたものでもありません。センパイがセンパイ自身の意志で、彼女に真心を尽くさなくてはいけないということっス！
- で…出たーーーーー!! 「結婚してる旦那が嫁を語る時、つい得意気な顔をする三大あるあるーーー!!!」
一つ!! ウチのはほら…記念日とかにどっか行こうって言っても…「そういう高い温泉は肩がこるから家でゆっくりしましょう」って全然そういうの喜ばないんスよ！
二つ!! ウチのはほら、料理が上手でなんか高い物でも食いに行こうって言っても…「高い物の味はわかんない」って余り物でなんでもすぐパパッと作っちゃうんスよ…!!
そして三つ目ぇ!! あー、もう、ウチのはね、ブランド品とか貴金属とか…そういう高いの全然興味ないんスよ…！
甘えんなぁあああ!! それが全部旦那のプライドを傷付けたくない嫁の優しさだってことに…いい加減気付けボケェェーー!!
- ただ 私は結婚して、だんなが風呂なし１DKにずっと住む気でいるならぶっ飛ばしますけどね。
「狭い家でもまぁいっかー」とか言おうもんなら、家を燃やしてでも引っ越しさせますけどね。
- 言葉にしなくても伝わるなんて思ってる方が間違ってるっス。「未来を変える勇気がなかった。だから負けた。」…ただそれだけの話っス。
- バカー!!! お洋服を買わないと----女の子は女の子でなくなってしまうっスよ!! 可愛い女の子がずっと可愛くいられるのは…常に可愛くあろうと努力してるからっス!!
いいっスか!! 女の子の可愛いをだんな様が応援しなくなった時、女の子は可愛いお嫁さんから、ただの同居する友達になってしまうんス!! それでもいいんスか!! センパイ!!
- このポンコツ恋愛話をー！ あと何回やれば気がすむんスかー！
いいっスか？ 夫婦といえど恋人同士！ デートは必ずするもんなんスよ！ 人間は…わかり合えない生き物だからっスよ…！
デートとは…イベントを通して、相手を知るためにやるんです！ 『意外とこの人怖がりだな』とか『え？ そんなものに興味が？』みたいに、トラブルや共感を重ね、相手を理解する行為！ それがデートっス！
特にセンパイたちはいきなり結婚したから…まだ相手の知らない一面があるはずっス！ だからそのためにもデートは必要！ それと…二人で楽しく過ごす時間より、めんどくさいが勝ったら、一緒にいることすらめんどくさくなるっスよ！
だんなではなく…嫁の方がな！
- (ナサが司に「私のこと好き？」と訊かれて) なるほど。これは非常に興味深い案件っスね。
例えばですね、ピカソの絵を観た時に、それを素晴らしいと捉えるか落書きと捉えるかは人によって違うように…たった一つの言葉も、男と女ではこうも捉え方が違うのかという話っスよーーー!! (中略) その言葉は猫で言うなら、ゴロゴロ喉を鳴らしているのと一緒っス。
相手が自分を好きなことなんて知ってる。だからもっと甘えたいから近づいてゴロゴロ喉を鳴らしてくるんス。そんな風に猫が甘えてきた時センパイならどうしますか？ 喉とか撫でてもっと甘えさせるでしょ？
なのにセンパイの答えはなんですか？ 喉鳴らして近づいてきた猫に何 塩対応してるんスかーーー!! あまつさえ「愛情を疑われている」とか！ 疑われるのは先輩の方っスよーーー!! そうっスよ!! だからその言葉が出た時対応は一つ!! 相手が満足するまで甘えさせる！ それ一択っスよーーーー!!
- 「愛してる」という言葉があります。たとえば私のような可愛子ちゃんは、今後きっとたくさんの男性から、いろんな言葉で、それこそ五か国語くらいで、それを言われることでしょう。
しかし結婚しているつかっさんにそれを言っていいのは…センパイだけなんです!!
だからセンパイがそれを言わなくなったら、つかっさんはもう一生…誰からもそれを言われなくなってしまうんスよーー!! 他の言葉もそうです。可愛いだのキレイだのという言葉は、女の子にとってお花に水をあげるのと同じ…決して怠っては…いけないんスよ！
この後 始まるであろうノロケ話を、
嫌な顔一つせず聞いてあげる立派な後輩。
とても偉い。
項目が良項目であり続けるためには、追記・修正が必須なんスよーーー!!
最終更新：2023年05月05日 10:05
