生徒会役員共

登録日:2009/11/16(月) 23:51:39
更新日:2023/11/22 Wed 23:15:59
所要時間:約 7 分で読めます





氏家ト全による微(?)下ネタ入り4コマ漫画
2007年から2008年までマガジンSPECIALで、それ以降は週刊少年マガジンで2021年まで連載された。単行本は全22巻。
気づけば15年を掛けての長期に渡って連載された作品となった。つまり15年間毎週下ネタが披露され続けているという事である

2010年(第1期、『生徒会役員共』)と2014年(第2期、『生徒会役員共*』)にテレビアニメ化。
OPでバイブが出るわ発売日が0721だわやりたい放題で、更に第1期DVD1巻は週間DVD総合チャートで初登場69位という珍記録を達成した(狙ったのか偶然なのかは全くの謎)。

それ以外の期間でもOVAや単行本付属の限定版DVD(OAD)が発売されており、
こちらもかなりの長寿シリーズになっている。
更に2017年には連載開始10周年を記念し、まさかまさかの劇場版が上映。
テレビよりも規制が薄い映画という事もあり、下ネタ度は更に上昇した。
2021年にはなんと劇場版第二弾が上映。

またラジオもやっており、こちらも大人気となった。

なおアニメとラジオではオリジナル要素として始まりに桜才学園生徒会会則なるものを読み上げている。



【大まかな概要】

元々は女子校だったが、少子化の影響で共学化した桜才学園に入学し、ひょんなことから生徒会に(半強制的に)入ることになった主人公津田タカトシと、
それを取り巻く少し変わった美少女達との学園生活を描いた作品。


……と、あらすじだけ一見すれば、ありがちな「生徒会」モノの「ハーレム」漫画である(まあ実際そういう一面もあるのだが)。

ところがどっこい、ひとたび表紙をめくれば、そこに展開されるのは変態達が織り成す下ネタのオンパレードであり、
絶大な権力の元で会長が辣腕を振るうような王道展開を期待してはいけない。
振るうのは下ネタだけである。


【登場人物】

<桜才学園>

○生徒○

津田タカトシ(CV:浅沼晋太郎)
「キャラ:ツッコミ」
1年→2年、役職は生徒会副会長。
作中では数少ない常識人で主にツッコミ役。
女性関係には疎い(あまり興味がない)ようで、共学化したばかりで周りが女性ばかりの環境であることも気にしてなかったり、周りに好意を寄せている女性がいても気付かない。
実はライトなM体質だとか。(勉強を教わるシーンでアリアに「優しく教えてア・ゲ・ル♥」と言われた時にドキドキしなかったので自分がライトなMだと気づいた。)
彼があまりにも膨大なツッコミをこなすため万が一いなくなるとスズが過労死する。というかタカトシもスズもいないと止める人が皆無になり全編下ネタになりかねない

「疲れたのは生徒会の仕事じゃなくてつっこみの方なんだケドね」


天草シノ(CV:日笠陽子)
「キャラ:才色兼備にしてやや変人系」
2年→3年、役職は生徒会会長
才色兼備かつ運動神経抜群、また料理などもこなせるフルスペックな美少女。微乳。
一方で、ナチュラルな下ネタ発言や卑猥な方向への勘違い(使い込んだ柔道着に空いた穴の話→使い込まれた女性器の話など)など生徒会長らしからぬ行動が多い。
また、バレンタインにはタカトシにチョコを渡すなど、タカトシに好意を寄せているような場面も見られる。
上記のように頭の中は思春期が逃げ出すほどだが、これでもまだ常識はある方で、アリア・コトミ・横島先生などに対してはツッコミを入れる

「(パソコンで)アナル*1と打ち込んでも※印が出てこない」


七条アリア(CV:佐藤聡美)
「キャラ:唐突なエロ爆弾発射系」
2年→3年、役職は生徒会書記。
恐らく作中最大の変人。
そしてアナリスト(アナル的な意味で)
成績優秀で家柄も一流の名家、また性格も非常に良い(連載初期は腹黒さを匂わせる発言もあったが……)。巨乳。
しかし、その反動か下着を着けて来なかったり、大人の玩具を常時持ち歩いたりと行動や発言にはお嬢様らしからぬものが多い。
四コマがアリア落ちになる場合は十中八九下ネタ落ち(時折金持ちをネタにしたオチもある)。
そんな下ネタな発言しかないアリアだが数少ないツッコミを入れるシーンがある(ツッコミと言っていいかは微妙だが)。それは横島先生が体調を崩した時である。

アニメでは「アリアのこれなーに?」と言う謎のシルエットクイズがたまに放送される。
その解答は推して知るべし…だがたまに引っ掛け問題もある。

「まぁ騙されたと思って食べてみて。幼なじみのヒロインが非処女だったくらいの感覚で」


萩村スズ(CV:矢作紗友里)
「キャラ:ハイテンション天才児系」
1年→2年、役職は生徒会会計。
帰国子女でIQ180の才女。貧乳……というか幼児体型。
タカトシ同様作中では数少ない常識人でツッコミその2。普段は目上に対しては敬語だがツッコミはかなり激しくツッコミの時は先輩だろうと容赦なく暴言を吐く。
とはいえツッコミスキルはタカトシよりは劣るようで、彼が風邪で寝込んだ時には疲労困憊になり復活したタカトシに思わず抱き着いたほど。
身長がはじめはタカトシの胸辺りまであったが、現在は腰程度しかなく、頭のてっぺんしか描かれなかったり、
描かれずに矢印と「この辺にスズ」「スズヘッド」と省略されることも多い。
その身長のせいで子供や小学生に間違われることも多く、そのたびにハイテンションでツッコむ。
一方でお化け屋敷や怖い話が苦手で自分の身体的コンプレックスを利用してでも回避しようとする。

アニメでは彼女が主役のミニコーナー「いったれスズちゃん」がたまに放送される。

「せめてロリって言え!!」


津田コトミ(CV:下田麻美)
中3→高1、名前からもわかるがタカトシの妹。ク○ニと言っても話題にされないほうのコトミ
タカトシとの兄妹仲は非常に良好で、小6まで一緒にお風呂に入っていた。
高1になった現在でも禁断の道に落ちる夢を何度も見たり、「兄妹なのに似てない」と言われると実は血の繋がってない兄妹であるという展開を妄想したりしている。
おまけに兄のイチモツが立派なことを知っている、けしからん妹。
そして、エロボケを度々かましてくる。登場機会がシノやアリアより少ないが、多分下ネタ頻度は彼女達より多い。
またゲームで徹夜したり、度々エロゲやギャルゲーの話をしたりする描写もあり、かなりのゲーマーであることがうかがえる。
そして重篤な病の持ち主。
なお、胸はアリアより小さくシノより大きい。

「靴下よりもニーソやパンストの方がサンタの仕事もはかどると思う」*2


三葉ムツミ(CV:小見川千明)
桜才学園柔道部部長。1年→2年。
柔道部の創設者であり、創設時から部長を務める柔道2段の実力者。大の格闘技好きで本当はムエタイ部を創設する予定だったが、メジャーな柔道に落ち着いた。
タカトシに好意を持っていて、日直の時には「めんどくさいな~」と言ってたのがタカトシと一緒と分かった瞬間に満面の笑みになったり、食欲が減衰したり、タカトシがメッチャカッコよく見えたりなど作中最もピュアな人物で、シノ達の下ネタを理解できなかったり、真に受けてしまうことも多い。
ランコのインタビューでは将来の夢について聞かれた時には満面の笑みで「お嫁さん!」と言った。
その時のあまりの眩しさにあのランコがそれ以上インタビューを続ける事が出来なかった。

「何言ってるか解んないけどきっと凄い事なんだろうな」


畑ランコ(CV:新井里美)
2年→3年。桜才学園新聞部部長。
脚色やコラージュを得意とし、「記事にするまで情報は洩らさない」が信条。
本人曰わく「カメラは身体の一部、具体的には性器」であり、時には張り込みもする並々ならぬスクープへの執念を持つ。
シノとタカトシの相合い傘を隠し撮りしたり、シノのスナップ写真で一儲けしたりと腕は確か。

アニメ版ではやりたい放題の演出に声を演じた新井里美女史の怪演が加わり、原作以上の強烈な個性を見せつけた。

「アヘ顔が素敵な女の子だそうです」


五十嵐カエデ(CV:加藤英美里)
2年→3年。桜才学園風紀委員長。
生真面目な性格で成績優秀。極度の男性恐怖症で、最も共学化の割を食ったであろう人物。
そのため、男子に渡し物をする際には釣竿を使用し、横断歩道の対岸ほどの距離がないとまともに会話もできない。
当然下ネタ耐性はなくある程度までならツッコミができるが酷い下ネタだとその場で気絶する。
男性恐怖症とは無関係だが、キノコが嫌い。
実は結構スタイルが良く、アニメ版2期でハロウィンでの露出度の高い妖精衣装は視聴者の度肝を抜いた。
またタカトシの事を初期は警戒していたが、今では手を繋ぐような事があっても気絶したりする事は無くなっている。
が、これはタカトシ限定で他の男子は未だに苦手。
ちなみにモブ同然の生徒の名前でも把握している様子で、それにより単行本のおまけページでは名前を呼んでくれたことに感謝されたりあまつさえ胴上げまでされたりしている


◆轟ネネ(CV:椎名へきる)
1年→2年。桜才学園ロボット研究会所属の眼鏡っ娘
スズとは仲が良く「一番の友達」と称されたこともある。
しかし、恐らく作中1、2を争う変態
具体的にはほぼ常時バイブやローターを挿入&振動させており、彼女の登場シーンでは「ヴィィィィィィィ」という怪しい音が響くのがお約束となっている。
これは、彼女が機械をいじるのが好きであると同時に機械にいじってもらうのも好きという相思相愛の仲にあるため。
機械関係の腕は確かで、犬ロボット(性的な意味で)や全自動皮剥き器(包茎的な意味で)を発明。
そしてスズのツッコミスキルを鍛えた元凶。

アニメでは1期最終話で唐突に登場し、OVA以降レギュラーキャラとなった。
またそれ以降は「轟ネネのう・ん・ち・く」と言う謎の解説コーナーがたまに放送されている。
蘊蓄(うんちく)と言う名前の通り、ネネの様々な知識が発揮されるコーナーである。色々な意味で


◆時カオル(CV:日野未歩)
コトミのクラスメイト。通称トッキー。
いわゆる不良で、校則に反して制服を着崩しているが、耳たぶに米粒がついていたり、値札が付いたままシャツを着たりと、ドジっ娘の側面も。
カレーパンの上に腰を降ろしてスカートを汚したり、パンツを履いたままシャワーを浴びたり、銀杏の上に尻もちをついたりと登場すれば何かと不幸なドジハプニングに見舞われコトミに弄られるのが定例となっている。
そして、制服の着崩しも過去に自らのドジが生んだトラウマに起因するものだったりする。
なお、着崩しについて生徒会からは「乱れた制服はエロい」ということで黙認されている。
話が進むと柔道部に所属するようになるが、律儀に部活に参加したりする等本質は非常に真面目であり、コトミへのツッコミを担うことも多い。
ちなみに「カオル」という下の名前が明らかになったのは劇場版第1作で、長いこと本名が不明であった。


◆パリィ・コッペリン
単行本17巻(#475)で初登場したアメリカからの留学生。風紀委員に所属。
たれ目のおっとりした優しい性格で日本語も堪能だが、日本の知識を色々とアレな所から仕入れたらしく、下ネタ方面で色々と勘違いを披露してしまうのがお約束。

当初は期間限定キャラと言う設定で誕生したキャラである事が裏話で語られているが、以降は無事レギュラーキャラとして定着している。


◆柳本ケンジ(CV:白石稔)
男子生徒。タカトシの友人で、1年から同学級。映画部に所属。
出番はそれほど多くないが、アニメでは1期OPでちゃっかり名前を紹介されていたり。


◆中里チリ(CV:寺本來可)
柔道部員。2年でタカトシと同じクラスになる。
ムツミがタカトシに気があるのではないかと疑う。
登場シーン自体はさほど多くないが、ツッコミ役を務めるシーンは意外とある。
特に柔道部においてムツミの天然ボケや大食いに関してよくツッコんでいる。
タカトシ関連でツッコんでムツミから逆襲を食らうことも。


◆海辺ナナコ(CV:安済千佳)
柔道部員。部創設時から姿が見えるが、ムツミに対して丁寧語で話す。


◆花巻ナオ、馬川ヨシオ
学年不明。恋愛禁止の桜才学園で所構わずイチャイチャしているモブ男女。
当然カエデに目をつけられて注意されてばかりの一方、シノたち生徒会役員共からは注意されつつ碌でもないアドバイスをされるのが恒例行事だった。

連載初期から度々いちゃつきあっていたにもかかわらず、実は長らく恋人同士でなかった事が後に判明。
生徒会のアドバイスを受けてナオから告白し、色々ありつつ無事カップルになったが、何故かそれ以降はやけに過激な接し方が目立つようになっている。

本名も長らく判明せず、17巻のおまけ漫画でようやく明かされた。


○教師○

◆横島ナルコ(CV:小林ゆう)
20代半ば、桜才学園の英語教師で生徒会顧問。
顧問でありながら、顧問らしいことをしたことはほとんどない。むしろ脚引っ張ってる
桜才学園の面子の例に漏れず、下ネタ発言や性的な勘違いなどが常態。
年下好きのようで男子生徒を狙っている場面があり、タカトシも標的になっている。
また、「文化祭の良いところは男子高校生と堂々と触れあえること」など邪な考えを持っている。邪先生・・・
妹は既婚で6歳の甥がいる。勉強を教えたことがあるが下ネタ発言をした為張り倒された。何故だとシノに聞いたが「答える価値が無い」と言われた。
体調を崩すと性欲が無くなりかなり真面目になり、ネギを刺してたら風邪が治るという話を「医学的根拠無いでしょ」と断言。
その変貌ぶりは、ほぼボケ側のアリアまでもが「早く病院へ…!」と深刻そうに言うほどだった。

「みんなあまりハメを外し過ぎないように。ハメるのはいいけど


◆小山リカ(CV:加藤英美里)
『児童会役員共』に登場。当時は教育実習生で、小学生時代のシノのエロボケに振り回されっぱなしであった。
その後本編でも桜才学園の新人教師として赴任しレギュラーキャラ入りし、今度は再会したシノたちのみならず横島先生の容赦ないエロボケへのツッコミもこなす羽目になった苦労人。
ただし何だかんだで横島先生とは良い仲で、互いに男運がない事を嘆きつつ酒の席を共にした事もある。


◆大門(CV:利根健太郎)
柔道部顧問の男性教師。ゴツい体格通り普段は厳しいが生徒思いの良き教師。
ただし押しは若干弱いようで、暴走した横島にインターハイの壮行会の挨拶を取られてしまった事もある。
髪の量は指摘してあげないように。

下記の通り道下先生と職場結婚を果たし、現在は1児の父である。


◆道下(CV:大山早稀→ブリドカットセーラ恵美)
生徒思いの優しい女性教師。
以前から大門先生と良い仲で、本編中で見事職場結婚を果たした。現在は1児の母でもある。
アニメ版ではその旨に関して畑さんから強引過ぎる取材を受けたが、その際には困惑する大門先生よりも先に堂々と交際を認める宣言をする芯の強い一面を見せた。
それ以外にもアニメ版では原作より出番が増えている。


◆権藤リキゾウ(CV:利根健太郎)
桜才学園の学園長。生徒思いの良きリーダーである一方、エロボケばかりの横島にはしっかりツッコむ。
実は痔を患っているらしい。


<英稜高校>

英稜高校の制服は原作とアニメで色が異なり、原作では桜才学園と同じだがアニメ版では区別のためか紺色基調になっている。

魚見チヒロ(CV:斎藤千和
3年。英稜高校生徒会会長。シノからのあだ名は「ウオミー」。
英陵高校の生徒会長。女生徒に人気があり、何でもできるハイスペック超人だが、事あるごとにエロボケをかます………ってこんな人いたような。
そんなこんなでシノとは意気投合し交友を深める。
7巻からタカトシと親戚同士になりました。
それからは当たり前のように津田家に出入りしているが誰からもツッコミが入らない。
彼女もまたトッキーと同じく長いこと下の名前が不明であった。

「私のことは『ウオミン』と呼んで下さい」


◆森ノゾミ(CV:上坂すみれ)
2年。英稜高校生徒会副会長。スタイルはかなり良く、ひんぬーのシノが嫉妬するほど。
真面目な性格だがそれ故に英稜高校生徒会におけるツッコミ役で、エロボケばかりの魚見会長に突っ込むのが日常になっている。スズよりは柔らかいがタカトシよりはツッコミが激しい。
桜才学園との交流を兼ねて会長を交換しあった際は最初はシノのボケに遠慮がちなツッコミをしていたが、最終的に激しい言葉で突っ込んだ。

そのためか桜才学園で同じポジションのタカトシとはあっという間に意気投合し、シノやスズは勿論、身内が「獅子身中の虫」になってしまった魚見も気が気じゃない状況になっている。
雨で濡れた服を着替え中のところを偶然タカトシに見られてしまったり色々あって二人きりになったりとラブコメ的ハプニングが良く起きている。

アニメではテレビシリーズには顔を見せず、第2期のOADで初登場した。

「もう一考しろー!!!」


◆青葉トオリ
1年。英稜高校生徒会書記。
広瀬さんより先に生徒会にいた*3にも関わらず空気だったが、最近は改善している。
アリアと同じ天然気質。
アニメでは喋ってるのにクレジットなし。


◆広瀬ユウ(CV:岡咲美保)
1年。英稜高校生徒会雑用。魚見からスカウトされた。
体格もすらりとした体格のボーイッシュな女子で、性格もさばばさしている。当然エロボケに関する知識はゼロ。
バレー部にも所属する体育系女子で、力仕事は彼女の出番となる。


<その他>

出島サヤカ(CV:田村睦心)
七条家専属のメイド。
以前は肛門開発をしたり、M男の尻をハイヒールで蹴飛ばす仕事をしていた。
家事の腕は一流で、特に掃除は陰毛一つ残さないほどだが、洗濯だけは「洗うのが勿体無い」為苦手。
アリアに性的好意を寄せ、彼女の飲みかけのストローを貰ったり、風呂の残り湯を飲んだりする。
当のアリアも出島のそれらの行動に嫌悪感こそ持たないものの驚いて引くことがある。
作中に登場する女性の中では特に背が高い。
また、ライフセーバー等の多くの資格を所持している。
普段はメイドとしての礼儀をわきまえた有能な人物だが、メイドの仕事を離れるとウザキャラになる事も。


◆古谷サチコ(CV:平野文)
桜才生徒会前会長の女子大生。生徒会出身にもかかわらず、シノやアリアのボケにも動じない常識人。
また、ほとんど怒る事が無いなどおおらかな性格でもある(怒った描写をする程出番が多くない事もあるだろうが…)
ただし、彼女の登場する話では彼女がボケ役で、シノやアリアがツッコミに周る事が殆どで
さらにジェネレーションギャップ?故にシノ達もボケの内容を理解出来ずツッコめない事も。
80年代を思わせる言動が特徴(ばいなら、ナウい、しょうゆ顔、オバタリアン)
計算には算盤を使用。PCはシノ以上に苦手。
桜才在学中は黒髪で眉毛も若干太めだったらしいが、在学中の話が明確に描かれた事は無い。
Eカップとなかなかの巨乳だが、彼女の胸のサイズが明らかになる事でタカトシの好みのバストサイズも明らかになった。
華やかな外見だが、大学入学時に髪を染め眉を細くしただけで、それ以外はすっぴんである。

なお、彼女の他にも桜才生徒会OGとして、読者モデルとして活躍中の北山カヤ、一児の母となっている南野ナツキが登場している。


◆スズの母(CV:松来未祐)
真面目な娘とは正反対の変人で、風呂上りの姿が裸Yシャツで、人の出迎えの際に泡風呂や女体盛りを妄想したりする。
タカトシがスズの家を訪れた際にアクシデントで2人が密着したところを目撃したり、スズが門限を過ぎて帰ると大人になったと喜ぶ傾向がある。


◆アリアの父(CV:利根健太朗)
単行本第6巻限定版付属OADの#15「児童会役員共」に後ろ姿で登場。
アリアの「出生の秘密」を当時小学生の本人に明かす。


◆アリアの母(CV:藤田昌代)
アリアの父と同じ出演回に後ろ姿で登場。
七条家の庭にそびえ立つ大きな木がアリアの両親にとって思い出の木であることを打ち明ける。


◆天野ミサキ(CV:寺本來可→田中あいみ)
『児童会役員共』に登場。
作中では「天野」としか呼ばれないが、前号告知で『女子大生家庭教師濱中アイ』の天野ミサキの小学校時代」と明記。
3巻に掲載された後日談でタカトシと出会うが、彼女はタカトシがツッコミであることを知っており、エロボケへのツッコミに対する苦労という点で彼と共鳴。


◆トリプルブッキング
氏家の前作『アイドルのあかほん』に登場した、飯田シホ(CV.シノ)、有銘ユーリ(CV.スズ)、如月カルナ(CV.アリア)による大人気アイドルユニット。
桜才学園生徒会のメンバーと時々共演を果たしており、エロボケやシホのドジぶりも連載当時とほとんど変わっていない。
またアニメのOP主題歌は1期・2期とも『トリプルブッキング』名義で発表されている。
他にも『アイドルのあかほん』からはマネージャーの井戸田ヒロキ(CV.津田)も登場したことがあり、シノをスカウトしようとしていた。


【余談】

〇冒頭でも述べた通り、連載開始当初から約1年間はマガジンSPECIALで連載されており、当時は最初からシノ・アリア・ランコは3年生、スズは2年生と言う設定だった。
しかし、週刊少年マガジンへの移籍時にそれぞれの学年が引き下げられ(コトミを入学させる為か?)、単行本1巻にて関連するセリフや描写も修正された。
「第1話の時点で3年生の役員がいない」「1年生時のシノが副会長を務めていた*4」「入学して間もないスズが既に生徒会入りしている」といった若干不自然な設定はその名残である。

〇先述の通り2021年にこの漫画の連載が終了したのだが、翌年には『生徒会にも穴はある!』が連載を開始。
奇しくも週刊少年マガジンにおける「生徒会を舞台とした下ネタ4コママンガ枠」は守られたのであった。
…真面目な話もすると、初回掲載時には氏家ト全先生からのコメントが寄せられていた。



↓以下衝撃の事実↓




















DVD版では自主規制音(ピー音)が消え、OVA版及びdアニメではOPのバイブのモザイクが消えている

そのままの氏家作品を楽しみたい方はDVDをレンタルしてみよう。
ただし演出上敢えてピー音を残している箇所もあるのでご注意。



そして、連載開始したのは2007年、連載終了したのは2021年………まさか狙ってたんじゃないよな………?





「追記・修正も、ア〇ル締めてがんばろう!」

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最終更新:2023年11月22日 23:15

*1 アニメでは「ア○○~」と伏字になっている。

*2 アニメでは更に「ことみごさい」と続く。

*3 ウオミー初登場時に一緒にいたのが彼女であるならそれどころか森さんより登場が早い。

*4 もっとも1年生で副会長というのはタカトシもそうなのだが。