鮫島&鮫島精二(彼岸島)

登録日:2024/10/14 Mon 10:30:43
更新日:2025/03/23 Sun 18:00:43
所要時間:約 2 分で読めます




鮫島(さめじま)と鮫島精二(さめじま せいじ)とは松本光司のホラー漫画『彼岸島 48日後…』に登場するキャラクターである。

■概要

二人の兄弟であり、兄が鮫島(下の名前は不明、以下鮫島兄)で弟が精二である。
日本出身であり、吸血鬼のはこびる世界で生き延びていたが、はぐれてしまった。
なお、二人共一般人より一周り大柄な体格をしているのだが、これには秘密があり...。


■鮫島兄

ハゲ頭で迷彩服を着ている大男。本名が分からないので、キモ傘達からは『ハゲ』『クソハゲ』との愛称で呼ばれている。
性格は粗暴で下ネタが好きだが、勝次の母が亡者になったときは明に斬らないように言ったり、悪態をつきつつも明と一緒に戦場に向かったりと優しさと勇敢さを兼ねた一面も持つ。
ただし、気に入らない相手を容赦なく叩きのめしたり、世紀末になった日本の現状に対し「今が楽しくてしょうがねえ」と発言するなど、冷酷で危険な思考も持っている。
芦ノ湖に停めている海賊船のリーダーを務めており、周辺の吸血鬼の集落を襲撃して、食料を奪っていた。
仲間達からは「救世主様」と崇められていた。
当初は船に乗り込んできた明と勝次に対し警戒心を強めていたが、襲来した邪鬼『死神』との闘いを通じて、絆が芽生え、弟の救出も兼ねて箱根を目指して同行することにした。

◆戦闘能力

吸血鬼の頭を片手で掴んで捻り、船のマストを持ち上げるほどの怪力の持ち主であり、パワーだけなら明と同等か、それ以上はある。
他には跳躍力や武器の扱いにも優れており、吸血鬼の集団程度なら返り討ちにしてしまう。
邪鬼やアマルガムには流石に敵わないが、明に次ぐ戦闘能力を持っているといえよう。

武器

海賊船にあった身の丈程のクソデケェ斧。
それを担ぐ姿を見た明は「まるで斧神みたいだ」とコメントした。

  • チンコ/オチンチン
股間についてるアレ…ではない。
邪鬼・お陽菜の背中の突起の一本。数メートルはある柱のような形で鉄みたいに固い。
ちなみにユカポンはオチンチン、他の仲間はチンコ呼びした。
邪鬼・美少女戦ではこれで顔面をビンタしたり口の中に突っ込んだりした。

  • 釘丸太
あの丸太に釘を数十本刺し釘バットのようにした逸品。
鮫島は二刀流で扱った。



■鮫島精二

長髪にホッケーマスク、兄と同じ迷彩服といったインパクト抜群のビジュアルをしている。
片言で話し(セリフは片仮名と漢字で表している。)
鮫島兄によれば、自分より優しい男らしい。が、出会って早々の女性に下品な言葉を浴びせ、ヤラせろと言ったりとてもそういう風には見えない。
あとセックスが上手い。
芦ノ湖のもう一隻の船のリーダーだったが、アマルガム『金剛』の部下に捕まり連れ去られていた。
金剛の撃破後、吉湖旅館で遂に鮫島兄と再開するが、上記の格好に加え、全裸で部屋の入口の上で待機しているというシュールすぎるデビューを果たした。
その後は明達と共に東京を目指して進むことになった。
戦闘面では、鮫島兄と同じく怪力の持ち主で吸血鬼ぐらいなら簡単に倒してしまう。






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最終更新:2025年03月23日 18:00

*1 この時点で残っているメンバーはネズミと勝次しかおらず、人質として勝次が姑獲鳥に連れ去られてしまった。