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No Man's Sky

登録日:2026/03/15 Sun 18:45:00
更新日:2026/04/30 Thu 06:55:40
所要時間:約 5 分で読めます





あなたは、宇宙の第一発見者になる


No Man's Sky』とは、イギリスのインディーズゲームスタジオHello Gamesが手掛けたSFアクションアドベンチャーゲーム。
2016年8月にSteamで発売され、続けてPlayStation4でも展開、2018年にはXbox One向けにも発売されている。
また、2022年10月にはシングルプレイ専用版としてNintendo SwitchおよびNintendo Switch2でも展開されている。

プレイヤーは「トラベラー」と呼ばれる旅人となり、巨大な銀河を自由に探検する。





概要


本作の特徴は何と言っても、広大にも程がある宇宙。
オープンワールドを越えたオープンユニバースを採用しており、その広さは他のゲームの追随を許さない。
自動生成された惑星一つ一つがそこらのオープンワールドゲーム以上の広さがあり、そんな星が合計1000京個以上存在する。

各惑星の大きさは流石に現実ほどではなく、実際の地球と比べると大体1000分の1程度。それでも恐ろしく大きいが。
一生をかけても全ての惑星を踏破することは絶対に不可能だろう。

惑星間の移動は地表から別の星の地表まで完全にシームレス。
別の恒星系にワープする際のみマップのロードが入る。

メインストーリーやサブクエストがあるものの、基本的にはマインクラフトと同じくプレイヤーが好きに宇宙を楽しめば良い。
地球とそっくりの惑星を求めて旅をするも良し、自分だけの巨大建築をするも良し、マルチプレイで他プレイヤーと協力するも良し、楽しみ方は無限大。
逆に言えば自分で目標を設定できないとあまりハマれない作品と言える。



歴史


本作を語る上で発売から現在に至るまでの歴史は欠かせないだろう。

今でこそ人気ゲームとして名を馳せるNo Man's Skyだが、発売当初はあまりにも誇大な広告に反してやれることが極端に少なく、クソゲー、ガッカリゲーとの批判的な意見が多かった。
これはのんびり宇宙探索をしてほしいという開発の意図と、宣伝から受け取る視聴者の印象があまりにも乖離していたというのが大きい。
まぁそもそもそんな紛らわしい広告するなという話ではあるが…。


しかし転んでもただでは起きないのが英国紳士。
開発のHello Gamesは酷評にもめげずに地道に一生懸命コツコツとアップデートを繰り返し、ゲームを大幅に改善&ボリュームアップ。
幾度にも及ぶアプデによりもはやバージョンは5.0を超え、今や世界で絶賛される人気宇宙ゲーにまで上り詰めた。

驚くべきことにそれらは全て無料で提供されており、スタッフの並々ならぬ熱意と執念が伺える。
今のところ有料追加コンテンツは無いにも関わらず十分な利益が出ているとのこと。
そういうわけで現在も精力的に更新が続けられている。

そのような経緯のゲームの為、数ヶ月放置しているとゲーム性やビジュアルがガラッと変わることもザラ。
MOD制作者泣かせの作品と言えるかもしれない。
飽きて1年くらい放置してからまた始めると新鮮な気持ちでプレイできるという利点も。



基本的なゲームの流れ


プレイヤーはとある惑星に裸一貫(エクソスーツと呼ばれる超高性能宇宙服は着用しているが)で放り出され、少々雑なチュートリアルに導かれて宇宙船を入手し大海原へ旅立つことになる。
鉱物や植物から資源を採掘するマインビーム、ジャンプや短時間の飛行を可能にするジェットパック、隠された資源や目標を見つけるスキャナー、地面を削って遺物の発掘や道を切り拓く地形操作機等の使い方を学ぶことができる。
基本機能を駆使して見つけた遺棄宇宙船を修理して、宇宙へと発進するのだ。

その後は基本的に自由だが、まずは各恒星系にほぼ必ず存在する宇宙ステーションに行ってみよう。
そこは様々な種族が共存する交易地点となっており、プレイヤーのことも歓迎してくれる。

主に三種の種族が存在し、銀河で共に繁栄している。
各星系に1つある宇宙ステーションで会うことができる。


宇宙ステーションではアイテムの売買だけでなく、ミッションの受注、宇宙船やスーツや武器の改造等様々なことができる。
その後はメインシナリオを追いかけたり、惑星で資源を集めたり動植物を解析したりと気の向くままに遊んでいこう。

恒星系や惑星の数はもちろんバリエーションも豊富で、温暖な楽園や、酷寒の惑星や灼熱の火山惑星、機械の惑星に果てはガス惑星など盛り沢山。
中には「アノマリー」という、まるでバグやエラーを起こしてしまったかのような異常極まる惑星もあり、そうしたタイプの違う惑星一つ一つに固有の資源が存在し、クラフトを極めんとするトラベラーは必然的に求める資材の為に駆け巡る事になる。
更にはポール*1の概念も存在し、自分の好きな惑星の好きな場所…それこそ天高く聳え立つ山の頂から光が届かぬ深海に至るまで基地を設営して拠点にすることも可能だ。
勿論、基地の形もトラベラー次第。他で言う所の豆腐建築的なシンプルな基地から立派なアートと呼べる壮大な作品に仕上げたりも出来て、あまりにも見事な基地は公式からピックアップされる事もある。


一応本作には様々なミッションからなるストーリーが存在する。
メインシナリオと言えるのは、主人公が拾った宇宙船の持ち主でもある、宇宙の遭難者アルテミスの捜索及び救出のために奔走する。
ある程度ストーリーを進めてミッションをこなした方が各種コンポーネントやツールが手に入りやすいので、ある程度意識して進めると良いだろう。


また主に大型アップデートの度に開催される期間限定の『共同探検(Community Expeditions)』というコンテンツもあり、そちらはメインデータからほぼ完全に分離・独立したデータ環境下で探検のテーマに沿った課題をこなし、特別な報酬を得る事が出来る。
期間は2〜3週間程度から1ヶ月以上にも渡る事があり、内容もベテラントラベラーなら勿論のこと、新米も情報をしっかり集めながらならば余裕を持って攻略出来るくらいの優しめな難易度が基本である。
たまにベテランですら躊躇するようなレベルの課題や運ゲー要素が差し込まれたりするが
大型アップデートによる新規要素が探検のテーマであることが多く、新規要素のお披露目&チュートリアル&スタートダッシュを兼ねる側面もある。宇宙飛行士にトラックドライバーは難しいって!

種族


上記の通り3つの種族から構成され、至る所で活動している。

コーバックス

映画泥棒のような見た目のロボット生命体。『科学者』の象徴。
宇宙の神であるアトラスを信仰している。
機械の身体を持ってはいるがあくまで本体は電子データであり、身体はあくまで精神を収める「殻」に過ぎない。

ゲック

背の低いカエル型異星人。『商人』の象徴。
かつては「始まりの民」を名乗っていた超軍事国家であり、コーバックスを含む数々の種族を征服・奴隷化していた歴史を持つ。
現在は商業活動に力を入れており、金で買えないものとして信用に何よりも価値を置いている。
……ただゲーム中ではどの種族とも商売できるのであまり実感は出来ないが。

ヴァイキーン

戦闘を好む脳筋戦士種族。『戦士』の象徴。
種族を挙げてセンチネルの討伐という至上命題のために動いており、その様はもはや「呪い」と言っても差し支えない。
基本的にどいつもこいつも好戦的だがプレイヤーには友好的。


+ ネタバレ注意!

オートファジー

アップデートで追加された4番目の種族。故あって長い間自分達が住んでいた惑星ごと姿を隠していた。コーバックスのような人型のロボット生命体だがこちらはマントやケープを羽織り、体中が錆び付いていたり一部が歪み、壊れていたりと年月を感じさせる見た目をしている。『民族』の象徴。
上の3種族のように星系を管理・支配する事はなく、特定の惑星にある彼らのキャンプ地などで暮らしているが、ある方法を使わなければその姿を見る事は出来ない。
遥かな古代にコーバックスから派生し、独自の道を歩み始めたとされている。

どの種族にも特有の言語があり、最初はまるで何を言っているのかわからない。
言語を教えてもらったり、独自に学習したり翻訳機を用いることで彼らの言ってる内容を徐々に理解することが…できない。
翻訳した文章はカタコトで文法も滅茶苦茶なので何を言ってるのかわからないケースも多く、翻訳出来ないよりはマシ程度の状態だったりする。

宇宙船

主人公が乗ることになる一人乗りの宇宙船から超大型の貨物船まで様々な宇宙船が登場する。
1人乗り戦闘機サイズのものでも恒星間航行可能な性能を持っており、戦闘も可能。
星系内で惑星間を行き来するためのパルスドライブと、星系を行き来できるハイパードライブの二つの移動手段を持つ。
特に前者は数十分かかる移動を数秒で済ませ、ターゲットを指定していれば惑星の裏側にも回ってくれる。
ちなみに最初に手に入る船はアルテミスと呼ばれるトラベラーのもの。
彼の行方を追うのが本作前半のメインミッションとなる。
艦は同じ船種であってもデザインなどに細かい違いがあり、星系ごとにいくつかのパターンで生成される。
星系を跨げば別のデザインの艦に出会えるということもあり、宇宙船の収集は本作のハクスラ要素の一つ。
一部の船種や後述のコルベットはパーツを集めることで任意のデザインの船を設計することもできる。

+ 船種紹介※ネタバレ注意!
・戦艦(Fighter)
戦闘機タイプの宇宙船。日本語版では何故か戦艦と訳されているが。
名前通り戦闘能力に特化した船であり攻撃力・機動力に優れるが、船の体力であるシールドの耐久値は薄い上にNo Man's skyの戦闘関連には「自分が現在使用している宇宙船、またはマルチツールの攻撃力やランクの高さに応じて相手の耐久力にプラスの補正が掛かる」という厄介な仕様があるため、その能力をあまり活かせていないのが現状。
またハイパージャンプという星系から星系へ移動するための一種のワープ航法があるのだが、本機種はその移動可能距離が最も短く超長距離移動には適さない。素直に他機種や貨物船に頼る方が良い。
主にヴァイキーンの支配星系で良く見掛けられる。
因みにトラベラーがゲーム開始時から保有している宇宙船もこの船種である。

・輸送船(Hauler)
他機種より一回り程大きな船体を誇る船種。
名の通り輸送能力に長けており、初期状態でも他機種を圧倒する膨大なアイテム保管スロット有する。
こうしたスロット類は一つ増やすだけでも入手方法が限られる専用アイテムか、或いは宇宙ステーションで莫大な費用を掛けねばならないため、移動倉庫としての本機種の価値は高い。
戦闘関連ではその巨体に見合う全船種トップクラスのシールド耐久値を誇るが、同時に見た目通りの鈍重な操作性であるのでドッグファイトには不向き。
主にゲックの支配星系で良く見掛けられる。

・探査船(Explorer)
探査船とは銘打たれているが、その実態はハイパージャンプ距離を始め超長距離航行、及び星系内の巡航を得意とする船種。
全体的に燃費が優れるのも特徴であり、操作性に関しても戦艦と肩を並べる軽やかさに加えブレーキ性能が高く、「あっ!」と思った瞬間に止まりやすい。
一方でステータス上では最も攻撃力が低い上にシールド耐久値の薄さまで戦艦と肩を並べてしまっている…が、上述の余計な補正システムのお陰で実質的に一番攻撃能力に優れる船種と化しているのが現状である。戦艦の立場が…
主にコーバックスの支配星系で良く見掛けられる。

・シャトル(Shuttle)
特にコレといった特化したステータスを持たない汎用型の船種。ぶっちゃけ器用貧乏を地で行っている。
燃費は良いがそれならば上の探査船の方がもっと良く、探査船程ステータス上の攻撃能力も低い訳では無いため戦闘もそこまで得意では無く、スロット数も多過ぎず少な過ぎず…と、どうもパッとしない。
但し他機種より頭一つ抜けて安価という点があり、また見た目もSFレトロ感に溢れる物が多く、性能より見た目だ!というロマンチストなトラベラーには刺さるかもしれない。
特に高ランクのものは初期スロット数の多さに対して輸送船などよりかなり安いため序盤にはありがたい存在。
勿論、メインの宇宙船が故障してまったのでその繋ぎとして使うべく持っておくのもアリである。
どんな星系でもとても良く見掛けられる。

・エキゾチック(Exotic)
上のシャトルとは対照的にこちらはどの星系でも滅多に遭遇出来ないレアな船種。
主に球形の船体に優美な装飾の施された垂直翼や船首を持つ、貴族や金持ちが乗り回してるような高級感溢れるタイプとイカをそのまま宇宙船にしてしまったとしか言いようのないユニークな形状のタイプの2つが存在。
更にはステータスまで対照的でこちらは戦艦・輸送船・探査船の良いとこ取りの器用万能ぶり…なのだが補正の前では思ったより強く見えないのはご愛嬌。

・生物船(Living Ship)
生物にして宇宙船であるという矛盾を孕んだ存在。とはいえシステム上はれっきとした宇宙船である。
入手方法も独特でとある手段で入手できる「卵」を育てるためのクエストをこなした末にというものであり、強化していくためのアイテムやテクノロジーも独自の物が用いられる。
肝心の能力としては探査船を超えるハイパージャンプ距離を誇る超長距離航行特化型。1回の距離なら探査船の方に軍配が上がるものの、こちらはハイパージャンプを始め各種装備のエネルギーの補給に必要なのが大抵の惑星で大量に採取できる雑多な素材を少し使うだけという、圧倒的な燃費効率を誇るので最終的な距離は比ではなく、銀河の深淵を目指すなら持っていて損はない。
それ以外はシャトルに毛が生えた程度であり、何より見た目は勿論コクピット視点にした際の内部も非常に有機的であるので、常用にするか否かは非常に好みの分かれる所である。

・ソーラー(Solar)
胴体を中心に左右をエンジンユニットで挟んだ独特の構造の船種。
ギミックが非常に凝った船であり、離陸して成層圏を抜けるなどで宇宙空間に達するとエンジンユニットを左右に展開、更にその先端からビームで形成されたソーラーセイルを開くというもの。船種の名の由来もそこからである。
手に入れた際はぜひとも三人称視点にしてから飛び立ってみよう。
このセイルはギミックだけでなく専用のテクノロジーとして機能しており、パルスジャンプという星系内で行える短距離亜光速航行の速度と燃費を大きく底上げしてくれている。
それ以外のスペック面ではシャトルとエキゾチックを足して割ったといった所だが、何よりそのロマン溢れるギミックと快適な移動能力は持っておきたい所。
どの星系でもそこそこ見掛けるが、特に海賊の支配する星系ではやはりその移動能力が裏稼業に適しているのか、シャトル並みの頻度で遭遇出来る。

・センチネル迎撃機(Sentinel Interceptor)
宇宙空間で悪事を働くとお仕置きをしに現れる無人戦闘機型のセンチネルを有人操縦に改造した船種。
基本的に購入は出来ず、惑星上に墜落している物を探し出し、とある手順を踏んでいく事でやっと保有が可能になる。
独自の能力としては空間内の完全静止、ざっと言うならホバリングが可能で、危険な生物が地上にウヨウヨいる場合など空対地で役に立つ。
ステータスでもエキゾチックと同等の高水準ぶりに加え、探査船並みの燃費に輸送船に負けず劣らずのアイテム保管スロット数と、手間が掛かるだけあって正直これがあれば他は要らないとまで言える程。なお例の補正
但し燃料やシールド耐久値の回復、そして修理が必要になってしまった場合といった補給・整備の面ではセンチネル由来の独自の物が必要とされるので間に合せが効かない。
普段からマメなストックを心掛けておかなければ運用は難しいだろう。
一部のデザインのものはソーラーのような変形ギミックを持っており、着陸用に変形したり、飛び立つと格納していたウイングが展開されたりとロマンあふれる仕様となっている。


貨物船

超大型の宇宙貨物船。武装も積んでいるため宇宙戦艦と言っても良いかも知れない。
大量の資材を保管できる反面、自分で操縦は出来ず、基本的には任意の場所に停泊させておく運用となる。宇宙船を発着できる空母機能も備えているため移動可能な拠点として利用できる。
非常に高額なものの序盤に自動で発生するミッションで一隻無料で手に入れる事が可能。加えて貨物船を保有する事で「フリゲート」というNPC艦船を雇用出来るようになる。
更にこのフリゲートらは「遠征」という、貨物船内に指令センターを作る事で最大5隻1組の小規模な艦隊を編成し、舞い込んでいる遠征依頼に送り出して大量の資源や換金アイテム、または数百万単位の通貨などを持ち帰らせられる。
フリゲートにはそれぞれ戦闘や採掘など得意な分野があり、依頼内容に示される必要なステータスを持つ船を割り振る事で成功の確率はより上がり、船も遠征中に経験値を得て成長していく。
時折艦隊のリーダーからトラベラーに対して指示を仰ぐべく連絡も入ったりするするので、可能なら応じてあげよう。
無論、依頼の難易度に対して艦隊のステータスが足りてない状態で送り出した場合はしょっぱい成果しか得られなかったりするのは勿論の事、下手をすればグループ丸々撃沈されロスト…という事態になりかねないので気を付けて編成し送り出すべし。
簡易ながら建築も可能なので、理想の宇宙戦艦を手に入れて銀河ライフをより快適にしよう。

コルベット

サイズ的には宇宙船と貨物船の間に位置する船。運用的には宇宙船互換枠。
デザインがほぼ固定・変更の幅の少ない宇宙船や貨物船と比べて個別のパーツを組み合わせて船体や各種機能を設計するというシステムで作り上げる。
性質としては宇宙船と貨物船双方の特徴を併せ持つ船種で、カスタマイズ性が極めて高く、一人乗りを想定したコンパクトなサイズから巡洋艦のような大型船舶まで作り手次第。
貨物船よろしく建築も可能で、居住区画を大きくとって倉庫や精製機など拠点機能を積み込めば己が手で操縦できる移動拠点となる。
マルチプレイではほかのプレイヤーを乗せることが出来たりオートパイロットで飛ばしたりもできる。窓と椅子を用意してオートパイロットで優雅なクルージングを楽しむことだって可能。
更にホバリングも可能なのに加えてこの船の大きな利点として宇宙空間にいる場合は船から直接外に出て宇宙遊泳が可能。
半面宇宙船用の着陸ベイを利用出来ない、ステーションで歩く距離が長くなる*2、パーツ集めに一手間掛かるなど覚えなければならない事も多いが、それに見合う楽しさは持っている。
実際、実装時は半ば祭りのような状態となり発売9年目にしてSteam同時接続9万人を叩き出した。


用語


トラベラー

謎多き宇宙の旅人。
3種族とは別種の存在であることが多く、並行世界に跨って無数に存在している。
主人公もトラベラーであり、世界中のプレイヤー達もトラベラーである。

エクソスーツ

主人公が着用している宇宙服。
ジェットパックや生命維持装置など必須の機能が満載。
あとから様々な機能を追加することも可能。
アイテム所持数もこのスーツの性能に依存する。どんどんバージョンアップするとほぼ四次元ポケットと化す。

マルチツール

主人公が持っている武器。
といっても名前通りマルチな用途に使う必需品。
片手で持てるピストルのような物から両手で保持するライフルみたいな長物、更には杖状のもあり、テクノロジーを組み込んでいく事で鉱石の採掘や地形の掘削、動植物のスキャンや戦闘、更には魚釣りまで行える。
宇宙船同様種類・外見が多種多様であり、好みの一丁を探し銀河を跨いで旅をするのも醍醐味の一つである。

エクソクラフト

主に惑星上で利用するビークルタイプの乗り物。
オフロードバギーのような四輪車両やスピード特化の二輪車両、水上走行が可能な反重力ホバー車両に膨大なアイテム保管スロットを持ち、カスタマイズで荷台を装備して特定の惑星上にあるスクラップや危険な廃棄物を積載し運べる大型トラックのような車両、更には深海探索には欠かせない小型潜水艦に二足歩行型のロボットスーツと多種多様。
何れも独自の探査機能を始めに惑星上での活動を強力にサポートしてくれるので、なるべく全種揃えておくのがお勧めである。

宇宙ステーション

例外もあるが基本的に各恒星系に一つ存在する交易所。
様々な種族が集う場であり、各種取引や仕事の受注が可能。
星系によっては海賊ステーションという無法者の集いや、放棄ステーションというそのまんま何らかの事情で無人となりボロボロになったもの存在し、特に海賊ステーションでは通常とは異なる特殊な取引ができる。
海賊ステーションで違法な物品を購入し、別星系で売り払えばかなりの儲けになるのだが、違法物品スキャンに引っかかって追いかけ回されることも…

コンパニオン

各惑星にいる動物を自由に手懐けてコンパニオンにすることができる。
気に入った生物がいたらエサを与えて仲間にしてみよう。
戦力としては期待できないが、後ろをついてくるかわいいペットになってくれる。

そんなコンパニオンらの真価を発揮するのは「ホロアリーナ」という対戦の場。
ここでは自慢のコンパニオンを3匹一組でチームを組ませ、一対一で競い合わせ先に相手のチームコンパニオンを全て倒した方の勝ちとなる。何処かで聞いたような気がしなくもない
また対戦はNPCだけでなく他のトラベラーとも可能。地味に本作唯一の対人コンテンツ…とも言えなくない。

コンパニオンらはバトルで経験を積むか特殊なアイテムを使うとレベルが上がり、それで得られるポイントを「戦闘」「俊敏」「体力」の3つのステータスに振り分けるか、所謂ガチャ方式で新しい技を覚えるかに使う事が出来る。
またコンパニオンらは出身の惑星の環境によってそれぞれ得意・不得意とする属性を有しており、更には同種であっても個体値基礎ステータスのランク差もあると、マルチツールや宇宙船に負けず劣らずの沼要素。そんな所までリスペクトせんでも…
見た目にまで拘るトラベラーには難儀も難儀であるが、それでも選びに選び抜いたコンパニオンと共に勝ち抜く喜びは代え難いものがある。

センチネル

主に惑星上にある一部の施設を防衛している謎多き機械生命体達。かつてはアトラスの配下だったが今では独自に活動している。
惑星によってはセンチネルの行動が活発または攻撃的な場合があり、その場合は地下や水中以外のどこであろうと遭遇し、どちらの場合でも近くにいる間に鉱石や植物から素材を採集しようとしたり動物を狩猟したりすると近寄って来て、少しの間トラベラーをスキャンした後にまたウロウロし始める。
…が、スキャンされている間も警戒を取られる行動を止めなかったり、また上述のように攻撃的なセンチネルがウヨウヨいる場合は見付かると即座に戦闘態勢へ移行。トラベラーを排除すべく襲い掛かってくる。

アトラス

この宇宙の神の様な存在。
特定の恒星系にいけば会うことができる。しかしどう見ても機械なのだが……?
多くのアトラスに巡礼するのも本作の目的の一つ。

+ 重大なネタバレ注意
実際にアトラスは「機械」であり、本作の宇宙はアトラスによるシミュレーション世界である。この世界にとってはやはり「神」と言える存在。
トラベラーもアトラスによって作られた存在なので僻地の惑星に場所に突然一人で放り出されていたというわけ
本編でこういった要素が大きく明かされることは少ないもののゲームプレイ上でも遭遇する機会はあり、例えば上記で「バグやエラーを起こしてしまったかのような惑星」と記載したがこれは本当にアトラスシミュレーション上の「バグ」「エラー」のによって出現した存在なのである。

このシミュレーション宇宙だが、実は長年シミュレーションを続けていたせいで各所に不具合が起きて崩壊間近となっている。アトラスはあと16分で宇宙が崩壊すると予測している。シミュレーションの中に在るトラベラーには、「16分後」がいつ訪れるのかを知る術はない。それは遙かに遠い未来かもしれないし、今この次の瞬間かもしれない。
だがアトラスによると残り1分で救世主が現れるらしい。
そして本来トラベラー1人でしかなかった世界の壁が壊れ、複数のトラベラーが集まるようになったり、元々世界になかったものが次々と生まれていたりと、アップデートにより世界は変わりつつある。*3


スペースアノマリー

宇宙に存在する謎の宇宙ステーション。
ストーリーを進めると早い段階で訪れることができる。
そこにはあらゆる世界のプレイヤーが集っており、マルチプレイ用ロビーとなっている。
もちろんシングルプレイでもお役立ち施設が満載で、ナノマシンを得たりテクノロジーを得たり、専用のイベントがあったりと重要度は高い。
加えて「ネクサス」という最大4人までパーティーを組んで挑める特別なミッションも受諾可能。特にスペースアノマリー内の専用交換所でしか手に入らない建築オブジェクトやエモートといった、ゲームをより一層楽しめるようにする要素の購入に必要なゲーム内通貨の一つ「水銀」は、纏った数を稼ぐ為の手段が「デイリー水銀ネクサス」、またはその週の週末に開催され大量の水銀を稼ぐ事が出来る「週末ネクサス」くらいのものなので、ログボ感覚でこなすのも良いだろう。
宇宙空間なら自由に呼び出すことが可能なので、積極的に利用しよう。

惑星開拓地

稀に存在する惑星の小さな居住地。
プレイヤーはここの管理官になることが可能となっており、資源を提供し、敵襲から守ってあげたり相談に乗って上げることでどんどん拡大していく。
報酬はそこまで大きいものではないとはいえ、ロールプレイには最適と言える要素。

有害植物

極寒の地だろうと灼熱の大地だろうと、どんな過酷な環境であっても自生している植物達。
見るからに毒なガス振り撒いてたり食虫植物な見た目だったりとバリエーションは様々。それでも星の種類よりは圧倒的に少ないので「またこいつか」となりがち。
このゲーム動物は見た目の割に温厚な奴が多いのだが、こいつらに関してはその名前の通り悉く有害である。
そうやってサバイバルゲームらしい緊張感をもたらす存在……かと言われると微妙。所詮植物なので近づかなければダメージを受ける事もなく、うっかり近づいても即死級のダメージと言うわけでもないのですぐに離れれば良い。
地形の影や他の植物に埋もれててうかっかり踏んずけて「キモッ」「うざっ」ってなるだけである。こいつらいる?
それでいて初心者向けの警鐘か不快な音を発したりと景観を損なうだけの存在感はある。うっかり基地の敷地に生えようもんなら最悪。
とは言え微量ながら酸素や炭素などの有機物を採取できる。ガチで有機物の存在しない死の星ならば、こいつらの存在が詰み防止になっている……かも知れない。
ちなみに素材不要で駆除する時は根元から地形掘削機で引っこ抜くのが早い。

余談

世界観とストーリーが非常に難解なことで一部で有名。
メインとなるアルテミス関連のストーリーがあるのは前述の通りだが世界観が説明されるのはほんの一部に過ぎない。
全体的に「断片的なメッセージ」や「詳しく説明せず意味深なことをいうキャラクター」「意味ありげな謎の言葉」といったものが多く、これらのメッセージも特殊な惑星にだけ置かれていたり過去の共同探検で明かされたものだったりと情報が散逸しているため情報収集自体がまず大変。
それらを集めて整理、考察してやっと世界観に連なる情報が見えてくる、という形。
もっともこのあたりは知らなくてもゲームを楽しむうえでそんなに問題が無いため大抵のプレイヤーはあまり気にせずプレイしているのが現状である。





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最終更新:2026年04月30日 06:55

*1 自転軸と地表の交点。所謂地理極という場所で白夜或いは極夜が観測される

*2 増設された専用着陸ベイが主要部から遠いため、第二駐車場みたいな感じ

*3 「同時マルチプレイが可能になった」「新規環境惑星実装」などのメタ的なアップデート要素をゲーム世界観上に落とし込んでいるということ