登録日:2026/07/19 Sun 00:19:59
更新日:2026/07/30 Thu 07:24:24
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出典:「透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。」第1話「出会い」より
2026年7月~9月/マカリア/©志馬なにがし・SBクリエイティブ/かけ恋製作委員会
『透明な夜に駆ける君と、目に見えない恋をした。』は、志馬なにがしによるライトノベル作品である。
GA文庫(SBクリエイティブ)より刊行されている。
全2巻。
略称は「かけ恋」。
キャッチコピーは
「最も不自由で、最も自由な恋の物語」
【概要】
人付き合いが苦手な主人公と盲目ながらも何も諦めない女性とで織りなす純愛ラブストーリー。
執筆のきっかけは、リオパラリンピックのブラインドマラソンで道下美里氏が銀メダルを獲得したのがきっかけという。
いくつかその関連の本を読み、目が見えない方々の感情を物語に書いてみたいと考えた。
目が見えなくなっても、それを受け入れて明るく生きていけるすごいという感情を抱きながら執筆したとしており、それがヒロインである冬月小春の上を向いて生きている様に表現されている。
執筆した本人もラストシーンなどは泣いてしまったと述懐している。
本作のモチーフは台東区の隅田公園やあ東京海洋大学、月島エリアにスポットが当てられている。
第15回GA文庫大賞 「大賞」受賞作品。
メディアミックスとしては、hat.によるコミカライズ版が「マンガUP!」で連載されている。
また、2025年12月~2月までテレビドラマ版が、2026年7月よりテレビアニメ版が放送されている。
【あらすじ】
春の夜、大学寮の同室・鳴海に
誘われた新歓コンパで、
空野かけるは
目の見えない女性・冬月小春と出会う。
よく笑い、夢を語る彼女は、
自分とは正反対の存在だった。
講義帰りに白杖を拾ったその日から、
二人の距離は少しずつ近づいていく。
「打ち上げ花火がしたい」
その言葉に宿る光を、
彼は初めてまっすぐに見つめた。
見えない彼女と、心を閉ざした僕。
これは、光を探すふたりが紡いだ、
淡い恋の物語。
人との関わりにトラウマを持つ大学生・空野かける(藤原大祐)は、とある授業で、目の見えない女性・冬月小春(永瀬莉子)と出会う。ある日、学生寮のルームメイト・鳴海潮のクラス会に無理やり参加させられたかけるは、そのクラス会にいた幼馴染の早瀬優子をきっかけに、小春と再会する。かけるはそこで、小春が目が見えないことを知るのだが、成り行きで小春の授業をサポートすることになってしまう。小春の明るさと前向きさに触れるうちに、惹かれていくかけるは、「打ち上げ花火を上げる」という小春の夢を叶えようと走り出す――!
楽しむことを諦めてきた男子大学生が、強く生きる目の見えない女性に目に見えない恋をする切ない純愛ラブストーリー。
【キャラクター】
演者はテレビアニメ/テレビドラマの順
・空野かける
入野自由/藤原大祐
本作の主人公。
内気な性格で人との関わりを避ける傾向にある。
この背景には、幼い頃両親が離婚して母方に引き取られたのだが、
その後、母方の祖父母、親戚、母親の友人の家と転々としており、いわばたらいまわしにされたとも言える。
その都度、一緒に住んでいた家族・同居人から母親と共に嫌われる。仮にいい子を演じても慇懃すぎると嫌われ、無関心でいることがベストと思い、現在に至っている。
友人に無理に突き合わされた新歓コンパにて、冬月と出会う。
最初は彼女のサポートについては上述の経緯もあり、乗り気ではなかった。
しかし、やがて視覚を失っても前をむいている彼女の心持ちに触れて、距離を縮めていく。
・冬月小春
早見沙織/永瀬莉子
本作のヒロイン。
月島在住の大学一年生。
黒髪ロングが特徴的。大和撫子を思わせる雰囲気だが、かけるにはお茶目なところも見せる。
盲目の女性であるが、先天性ではない。小学6年生の頃、脳に腫瘍があることが発覚し、手術をして除去することが出来たが、後に両目の網膜に転移したことが分かった。これにより、後天的に視力を失ってしまった。
大学では白杖を持ち歩いている。
視力がないことに対して悲観することなく、前向きでいようとする性格である。
大学生になったのだからと、色んなイベントに対して色々と積極的。
割と笑顔でグイグイくる印象もある。
かけるの返答がおかしくころころと笑うことも。
成り行きではあったが、彼女に親身になってくれるかけるに対して徐々に心を通わせていく。
砂糖多めのミルクティーが好み。
・早瀬優子
小原好美/河村花
小春の友人。
かけると小春が出会った新歓コンパでも彼女と一緒だった。
(しかし、小春が視覚にハンデがあることが分かると周囲は引いていき、かけるたちが来るまで小春と優子だけの状態だった。これには彼女も憤っていた。)
学際運営やボランティア活動に積極的に参加しており、小春の学生サポートも行っている。
かけるにも小春のサポートをお願いしたことから、ある意味2人を引き合わせたとも言える。
・鳴海潮
阿座上洋平/曽野愛太
かけるが住んでいる学生寮のルームメイトである。
関西出身で関西弁を話す。
気さくな性格であり、小春も参加していた新歓コンパにかけるを連れてきた。
かけるのことを気にかけている。
世話焼きなところがあり、母親みたいなところがある。
【テレビドラマ版】
2025年12月~2026年2月まで毎日放送「ドラマ特区枠」にて放送された。
撮影をするにあたり、冬月小春役の永瀬莉子氏は、盲目指導の勉強をしたという。
教えてくれた先生たちは永瀬氏に親身に教えてくれて優しかったとのこと。
また、小春は目が見えない分、触れるものや聴覚・嗅覚・相手の心情をどう感じたか、すごくキャッチしやすいからこそ、自身も日常から繊細な性格でいこうと意識したとインタビューで述べている。
主役2人はドラマの脚本を読んで、思わず涙が出てしまった程に感動したとのこと。
主題歌:懸想歌
れんによるドラマ主題歌。
主人公であるかけるが抱く小春を想うラブレターとして送るイメージで製作したという。
【テレビアニメ版】
2026年7月よりテレビアニメが放送されている。
アニメーション制作はマカリア。
アニメ放送にあたり、原作小説担当のraemz氏により主演声優とキャラクターのコラボイラストが描かれた。
ファンからは好評の声をもらっている。
OP:「ひとひら」
秦基博によるオープニング。はかない光や願いを意識して楽曲がなされた。
ED:「光」
櫻井優衣によるエンディング。
人と向き合うことの大切さやそれに応えてくれる人がいることの喜びや気付かせてくれた相手への気持ちを返したい気持ちを込めて楽曲した純粋で真っすぐなラブソングとのこと。
追記・修正をお願いします。
最終更新:2026年07月30日 07:24