投げナイフの一種で、多様な用途に使われる「苦無」の形状をした魔導具の一種。大きさは3寸〜1尺程度。単に封印の投げナイフと表現されることもある。
これで体の一部や服などを刺された相手はその部位をコントロールする主導権を失い、文字通りその場に釘付けになる。精神だけの相手にも有効。
解除するには誰か他の人に引き抜いてもらうか、苦無を上回る強い魔力や意志の力で跳ね除けるしかない。
これで体の一部や服などを刺された相手はその部位をコントロールする主導権を失い、文字通りその場に釘付けになる。精神だけの相手にも有効。
解除するには誰か他の人に引き抜いてもらうか、苦無を上回る強い魔力や意志の力で跳ね除けるしかない。
単純に投擲する他、手持ちの短剣やショベルとして使う、槍の穂先にする、魔法陣を作る標とするなど応用が効く。
安価なものはコストを切り詰めるため形状の精度があまり良くなく、かけられている術も高度とは言えない。浮遊術などを使って操作しようとすると術同士が干渉してうまくいかないことがある。
安価なものはコストを切り詰めるため形状の精度があまり良くなく、かけられている術も高度とは言えない。浮遊術などを使って操作しようとすると術同士が干渉してうまくいかないことがある。
一方で非常にレアなものは独自の機構が備わっている。こうしたものが肉体に命中すると毒のように全身に傷が進展し、刺さった相手(特に魔物)は即死に近いダメージを受けるらしい。