■■大船に乗ったつもりでいなよ! キミが契約に誠実でいる限り、ボクはキミの味方さ!■■
ルイドソ・ナダの大魔族チャルラタン
■■なかなか難しいオーダーをするね? でも、ボクだって誇り高い大魔族の端くれだ。キミの期待に応えてみせるよ!■■
容姿:黒髪のポニーテール、褐色の肌。丸く大きな目。瞳の色はスカイブルーだが、よく見るとミントグリーンの星がキラキラと浮かんでいる。背は低く胸は小さく、贅肉がない。外で遊ぶのが好きな12歳ほどの女の子といった様子。上半身は光沢のある真っ黒な粘液で濡れて隠れている。下半身は柔らかいリネンのハーフパンツをはいている。暗闇でぼんやりと紫色に光る。
■■いいかい、これは心からの忠告だ。あまり力を使いすぎるな。魔族との契約は不幸を招くってことを忘れるなよ!?■■
能力:対価と引き換えに、人に魔族の力を貸す契約を結ぶ。与える能力は「肉体の透過」。連続で最大20秒、契約者の体をなにものも触れることのできない幻に変える。再度使用するためには10秒のクールタイムが必要。チャルラタンはこの能力を与える対価として、契約者の言語能力を受け取る(契約者は能力を使用するごとに言葉への理解が少しずつ失われていく)。
■■フフッ、キミといると退屈しないな! ボクたちは本当にいい相棒になれると思うんだ。これからも末長くよろしくね♪■■
性格:明るくておしゃべりで人懐っこい。契約者を大事にしており、能力の使い方やその危険性を口を酸っぱくして説明する。予想外の事態に弱く、契約者が怪我をしたりすると取り乱す。魔族でありながら、契約者との何気ない会話を楽しんでいるような素振りを見せる。
■■ウェイン・トリーの喜劇を見たことある? ない? それはダメだよ! あの楽しいすれ違い劇は一度は見なきゃ!■■
正体:チャルラタンは人間を理解していない。言語や思考というものそのものにまったく興味がないし、意志疎通という概念がそもそもない。
チャルラタンの本体は膨大な記号が浮かぶ深淵の暗い海を漂っている。たくさんの記号から適当なものを持ち上げ、適当に組み合わせて契約者に投げつける。そのチョイスは特殊な確率論によって選択され、結果として契約者との会話を成立させることになるが、チャルラタンはその意味を理解できないし、知ろうともしない。
チャルラタンの助言はすべてデタラメであり、契約者がそれに従えば落とし穴に落ちるかのように災厄にぶち当たる。そうならなくても、契約を続ける限り、最後には言語能力をすべて取り上げられて、意志疎通という概念を持たない獣に成り下がる。
チャルラタンの本体は膨大な記号が浮かぶ深淵の暗い海を漂っている。たくさんの記号から適当なものを持ち上げ、適当に組み合わせて契約者に投げつける。そのチョイスは特殊な確率論によって選択され、結果として契約者との会話を成立させることになるが、チャルラタンはその意味を理解できないし、知ろうともしない。
チャルラタンの助言はすべてデタラメであり、契約者がそれに従えば落とし穴に落ちるかのように災厄にぶち当たる。そうならなくても、契約を続ける限り、最後には言語能力をすべて取り上げられて、意志疎通という概念を持たない獣に成り下がる。