『太陽のごとき』カロル
種族:人間
性別:男
年齢:活躍したのは19~78歳
所属:アルカナ団
外見:ライオンのように豊かな金髪と、顎全体を覆う髭。瞳は灰色。肌は白く、全身が毛深い。筋肉質だが、手足が長いためにスマートな体型に見えたという。
説明:エルニア帝国で奴隷とされていた男。主に農作業をやらされていたが、腕っぷしが強いので魔物退治に駆り出されることも多くあったという。
性格は短気で、他者に押さえつけられることをとにかく嫌う。しばしば管理職のエルフに楯突くため、懲罰として檻に入れられたことも一度や二度ではない。「クソ女帝くたばれ」「長耳野郎どもくたばれ」「いつか必ずくびり殺してやるぞ」が口癖。もちろん言うたびに檻に入れられる。「もう少し従順なら申し分のない労働力なのになあ」というのがエルフたちの評価。
ある日、収穫した麦の袋を落として破いてしまった子供を、管理職のエルフが罰として鞭打っていた。普段なら、罰を与えるとしても加減をするので大袈裟なことにはならないのだが、このときのエルフはむしゃくしゃしていたのか、やり過ぎて子供を打ち殺してしまう。このことを知ったカロルは大変怒り、それをやったエルフを普段からの憎まれ口通りに絞め殺した。
「やっちまった」からにはもうカロルに選択肢はなかった。エルフ殺しの罪で大人しく罰せられるつもりはない。かといって、逃げ回るのは自分が弱いものになったようで気に入らない。
性別:男
年齢:活躍したのは19~78歳
所属:アルカナ団
外見:ライオンのように豊かな金髪と、顎全体を覆う髭。瞳は灰色。肌は白く、全身が毛深い。筋肉質だが、手足が長いためにスマートな体型に見えたという。
説明:エルニア帝国で奴隷とされていた男。主に農作業をやらされていたが、腕っぷしが強いので魔物退治に駆り出されることも多くあったという。
性格は短気で、他者に押さえつけられることをとにかく嫌う。しばしば管理職のエルフに楯突くため、懲罰として檻に入れられたことも一度や二度ではない。「クソ女帝くたばれ」「長耳野郎どもくたばれ」「いつか必ずくびり殺してやるぞ」が口癖。もちろん言うたびに檻に入れられる。「もう少し従順なら申し分のない労働力なのになあ」というのがエルフたちの評価。
ある日、収穫した麦の袋を落として破いてしまった子供を、管理職のエルフが罰として鞭打っていた。普段なら、罰を与えるとしても加減をするので大袈裟なことにはならないのだが、このときのエルフはむしゃくしゃしていたのか、やり過ぎて子供を打ち殺してしまう。このことを知ったカロルは大変怒り、それをやったエルフを普段からの憎まれ口通りに絞め殺した。
「やっちまった」からにはもうカロルに選択肢はなかった。エルフ殺しの罪で大人しく罰せられるつもりはない。かといって、逃げ回るのは自分が弱いものになったようで気に入らない。
「どうせ俺みたいに長耳どもにムカついてる奴はエルニア帝国じゅうにいるんだ。そいつらに片っ端から声をかけて、力を集めて、有言実行してもいいかも知れねえな。『クソ女帝くたばれ』、『長耳野郎どもくたばれ』だ」
カロルは自分と同じ集落で働かされていた奴隷たちに声をかけ、彼ら全員を引き連れて土地を去った。もちろん、帝国中央に危機を知らせかねない「長耳野郎ども」を可能な限りぶち殺した上で。
彼には化物じみた武術の才能と、奇妙に人を惹きつけるカリスマがあった。やがてエルニア帝国陥落の一因となるまでに成長する『アルカナ団』。その少なくとも1/3のメンバーを勧誘したのは、この太陽のようにエネルギッシュで、獅子のように狂暴な男だった。
彼には化物じみた武術の才能と、奇妙に人を惹きつけるカリスマがあった。やがてエルニア帝国陥落の一因となるまでに成長する『アルカナ団』。その少なくとも1/3のメンバーを勧誘したのは、この太陽のようにエネルギッシュで、獅子のように狂暴な男だった。