『正義を問う』ペヨーテ・ジャド
種族:サボテン系植物人(ドライアド)
性別:雄株
年齢:およそ780年
所属:アルカナ団
外見:濃い緑の肌を持つ大柄なドライアド。身長220センチ、体重は400キロほど。頭にバーベキュー串のような太くて鋭い針が髪の毛のように生えている。顔の凹凸に乏しい。服を着る文化はない。
説明:無政府主義者。王、議会、支配者、法、国、司法、そういったものを嫌悪し、自然のままに個人個人のルールで生きていくことを欲する。
東の地から旅をしてきて、ケーキ・カットを回り込んでエルニア帝国に入り込んだところ、エルフの兵士たちに捕らえられて奴隷にされそうになった。そこにアルカナ団が攻めてきて、エルフたちを倒すとともに奴隷解放を叫び始めたので、「なるほど、こいつら国に対して喧嘩売ってるわけか」と理解。しれっと潜り込んで団の一員となる。
そこからは戦闘要員として大暴れする日々を過ごす。武器はトゲのついた鉄球に鎖をつけて振り回すモーニングスター。戦場に出れば「正義は我にあり、我にのみあり!」と大笑いしながらエルフたちを挽き肉にしていく、肉食系野菜として名を売る。
戦いに戦いを重ね、やがて、アルカナ団は帝国に勝利した。その祝いがエルニア首都で催され、エルフの支配なきこれから、どのように国を治めていくかを皆が話し合っていたとき、ペヨーテは酒を飲みながらこう言った。
性別:雄株
年齢:およそ780年
所属:アルカナ団
外見:濃い緑の肌を持つ大柄なドライアド。身長220センチ、体重は400キロほど。頭にバーベキュー串のような太くて鋭い針が髪の毛のように生えている。顔の凹凸に乏しい。服を着る文化はない。
説明:無政府主義者。王、議会、支配者、法、国、司法、そういったものを嫌悪し、自然のままに個人個人のルールで生きていくことを欲する。
東の地から旅をしてきて、ケーキ・カットを回り込んでエルニア帝国に入り込んだところ、エルフの兵士たちに捕らえられて奴隷にされそうになった。そこにアルカナ団が攻めてきて、エルフたちを倒すとともに奴隷解放を叫び始めたので、「なるほど、こいつら国に対して喧嘩売ってるわけか」と理解。しれっと潜り込んで団の一員となる。
そこからは戦闘要員として大暴れする日々を過ごす。武器はトゲのついた鉄球に鎖をつけて振り回すモーニングスター。戦場に出れば「正義は我にあり、我にのみあり!」と大笑いしながらエルフたちを挽き肉にしていく、肉食系野菜として名を売る。
戦いに戦いを重ね、やがて、アルカナ団は帝国に勝利した。その祝いがエルニア首都で催され、エルフの支配なきこれから、どのように国を治めていくかを皆が話し合っていたとき、ペヨーテは酒を飲みながらこう言った。
「なるほど、次はお前らが倒すべき秩序側なわけだ」
そしてペヨーテは、彼に付き従う正義軍一党とともにアルカナ団に反乱。アルカナ団員たちはこのとき初めて、この勇猛な緑色の同志が、エルフでもエルニアでもなく、「秩序」を破壊するためだけに戦っていたのだと気付く。
3日後、アルカナ団とペヨーテ軍は、ケーキ・カットに程近いビスケット砂丘で激突した。この『ビスケット砂丘の内輪揉め』と呼ばれる戦いが、アルカナ団の最後の大規模会戦であった。
双方の死者は数百。最終的にペヨーテが討ち取られたことで、この名誉も道理も必要もない戦は幕を閉じた。
戦の後始末をするとき、アルカナ団のとある文官は「正義は建前としてはいいものだが、味方になってくれるとは思わない方がいい」とつぶやいたという。
3日後、アルカナ団とペヨーテ軍は、ケーキ・カットに程近いビスケット砂丘で激突した。この『ビスケット砂丘の内輪揉め』と呼ばれる戦いが、アルカナ団の最後の大規模会戦であった。
双方の死者は数百。最終的にペヨーテが討ち取られたことで、この名誉も道理も必要もない戦は幕を閉じた。
戦の後始末をするとき、アルカナ団のとある文官は「正義は建前としてはいいものだが、味方になってくれるとは思わない方がいい」とつぶやいたという。