植物系知的種族。
一族郎党の根幹である「母樹」(樹の形とは限らない)に実った一つまたは複数の果実が人型をなし、独り立ちして生活しはじめたものがこの種族の「個人」である
「個人」は特定の季節に活発になり別の「母樹」まで移動して花粉なり何なりを運ぶことで「血統」を交流させ、自分の「母樹」に戻るとその中で眠りにつきリフレッシュするというサイクルを繰り返してエルフと同等の長い年月を生きる
リフレッシュすると言っても少しずつ老化していくため休眠状態から意識を回復できなかったり、移動先で魔物に食べられてしまうなどの事情で「個人」を補充する必要が出るとまた次の「個人」が実る
この特殊な繁殖形態から個体数が少なく種としての競争力というようなものは強いとは言い難いが、「母樹」に歴代の「個人」の知識が少しずつ蓄積していく性質と「個人」の寿命の長さから、地域の知恵者としての役割を確立しているケースが多く尊敬を集める種族
「個人」は特定の季節に活発になり別の「母樹」まで移動して花粉なり何なりを運ぶことで「血統」を交流させ、自分の「母樹」に戻るとその中で眠りにつきリフレッシュするというサイクルを繰り返してエルフと同等の長い年月を生きる
リフレッシュすると言っても少しずつ老化していくため休眠状態から意識を回復できなかったり、移動先で魔物に食べられてしまうなどの事情で「個人」を補充する必要が出るとまた次の「個人」が実る
この特殊な繁殖形態から個体数が少なく種としての競争力というようなものは強いとは言い難いが、「母樹」に歴代の「個人」の知識が少しずつ蓄積していく性質と「個人」の寿命の長さから、地域の知恵者としての役割を確立しているケースが多く尊敬を集める種族
母樹にも衰えと死期というものがあり、死期近しと感じ取った母樹はいくつかもの「個人」を栄養と時間をふんだんに投じてより強く賢く育てる
そうして生まれた増殖用「個人」が知的種族社会からは半ば隔絶して放浪し、適切な土地を見つけるとそこに根を下ろして次なる母樹になる
そうして生まれた増殖用「個人」が知的種族社会からは半ば隔絶して放浪し、適切な土地を見つけるとそこに根を下ろして次なる母樹になる
ペヨーテ・ジャドを輩出したほか、トロールラント上王領の七王国の一つを形成している