ヤロモーラ妃 - アルカナアリアwiki

基本情報

【名前】ヤロモーラ・フォン・パルゼン
【種族】人族
【性別】女性
【年齢】妙齢
【所属】神聖イルニクス帝国
【職業】皇后
【髪色】風によく靡く漆黒
【一人称】私(対等時)
【二人称】お前(対等時)

概要

ヤロモーラ・フォン・パルゼンは、神聖イルニクス帝国皇后、パルゼンラント大公女、皇后近衛一角獣騎士団?総長。
皇帝ニコラス三世の2番目の妃で、子はまだない。
幼少より騎射を能くし、父大公ミロミールニ世に連れられてオーク族の狩人に混じり野山で獣を追う少女時代を過ごした。
この間、父から弓術を、馴染みのオーク族長から風魔法を習得している。
ある時、皇帝最初の妃サリルアナ・フォン・イルニクスの斧の夜?事件による崩御より十分な時が経ったと睨んだ大公は、家門のさらなる安定を期して娘ヤロモーラを次期皇后とする運動を起こした。
家格十分かつ帝国内の既存勢力図に波風を立てないと見られたこの縁談は諸侯の消極的賛成を受けたことで成立し、公女ヤロモーラは皇后ヤロモーラとなった。
しかし狩人としての誇りを育んでいた彼女は政略結婚の駒となることに難色を示す。
結局大公の泣き落としで渋々嫁ぎはしたものの、親子ほどに歳の離れた夫との関係は冷え切っている。
皇后ヤロモーラは現在、ゼルトマルク公オイゲン五世より結婚祝いに贈られた人工森付き離宮に別居し、皇后近衛一角獣騎士団を連れての巻狩りに興じる日々を送っている。
一見悠々自適の生活ではあるが、紛い物の森で紛い物の騎士団を連れて紛い物の狩りをする日々、そして恋を封じられ戦を封じられ謀を封じられた「無難な第二皇后」という立場に虚しさを感じている模様。
式典で一角獣騎士団の先頭を騎行する凛然たる姿でも、巻狩りで弓を引き絞りながら愛馬を疾駆させる姿でも、その瞳はどこか虚ろ。