ジューリオ・ディ・ガスペリ - アルカナアリアwiki

【性別】男性
【種族】人族
【年齢】享年43(存命なら47)

共和国同盟の名門、ガスペリ家の前当主にしてガスペリ銀行前頭取、トリア共和国前執政官。
これらの称号を全て兼任した現状二人目にして、最後の人物。
現トリア共和国執政官カルロ・ディ・ガスペリの兄であり、ガスペリ銀行?現頭取リリアーナ・ディ・ガスペリの実の父親。故人。

政治、経済、経営、都市工学と各方面で天才的な才能を見せた人物であり、絵の才能もあったまさにオールラウンダー。
しかしというべきか、或いは当然というべきかその才能の多さゆえに多忙であり、私的な時間も睡眠時間もとても少なかった。

性格は表面的にはとても好ましい男だが、中身は下衆……とは娘のリリアーナの発言。
今は故人であるため、彼の内面を知るものはもういない。
ただ、弟のカルロとは良好な仲を築いていた。

ガスペリ家の実務を10年程前から取り仕切りつつあり、父親の代理人として活躍していた。
8年前、既に病気で床に伏せがちとなっていた父親を謀殺し、名実ともにガスペリ家の当主になる。
そうしてガスペリ家当主、ガスペリ銀行頭取、トリア共和国執政官として「路線の発展的継承」を行い各方面を安定軌道に乗せた――が、4年前に自宅のベッドで亡くなっているのを発見された。
死因は不明。

この4年で親子二代の死による、短い期間での権力委譲を経験したガスペリ家は、カルロ当主のリリアーナ頭取という権力分散を選ぶこととなった。

見た目は金髪の髪をした、どことなく傲慢そうだが素晴らしく整った顔をした男。
正直娘のリリアーナと並べれば、父娘だとわかりやすい。

私人としては滅多に自宅に帰らなかったが、生涯一人の女性のみを愛し続けた。
ただ子供はどうでもよかったのかリリアーナへの雑な配慮も目立つ。(例としては当人の意思を無視したアレコレなど)