インブロジア森林帯及びロッシーニ共和国を拠点に活動する第二世代南方傭兵の一団
もっぱらインブロジア森林帯およびロッシーニ共和国の警備を請け負い部隊としてはロッシーニ地域の外には出ないが、森林地帯での先導や森林地帯を通り戦う技術の指導などの少人数を派遣するような仕事でも稼いでおりその時は外にも出うる
傭兵団としての再編は花達の革命以降だが実質的な歴史は古く、エルニア帝国の退廃・衰退期にインブロジアにてウッドエルフたちのもとに生存技術の教授を求めて集ってきたハイエルフや逃亡奴隷が結成した自給自足の魔物狩り組織「森駆団」が原型
長年積み上げてきた評判により小規模なロッシーニ地域の人々からは伝統的に頼られ、現在のロッシーニ共和国はもちろん神聖イルニクス帝国やそれ以前の遺失の時代の政権、果てはエルニア帝国末期時代から地域の人々から戦力として重視されてきた
森林での戦いに強い拘りと自信とそれを裏打ちする専門性を持っており、酒場ではよく団内でも一人前と認められている古参兵が「森林地帯であれば10倍の敵であろうと撹乱してみせる」などと豪語している
一方で、ロッシーニでも森林地帯でもない場所では途端に戦力としても気風としても単なる軽装傭兵団になってしまい、古参兵ですら他の南方傭兵たちと同程度に信用できなくなるという一面も持つ。
もっぱらインブロジア森林帯およびロッシーニ共和国の警備を請け負い部隊としてはロッシーニ地域の外には出ないが、森林地帯での先導や森林地帯を通り戦う技術の指導などの少人数を派遣するような仕事でも稼いでおりその時は外にも出うる
傭兵団としての再編は花達の革命以降だが実質的な歴史は古く、エルニア帝国の退廃・衰退期にインブロジアにてウッドエルフたちのもとに生存技術の教授を求めて集ってきたハイエルフや逃亡奴隷が結成した自給自足の魔物狩り組織「森駆団」が原型
長年積み上げてきた評判により小規模なロッシーニ地域の人々からは伝統的に頼られ、現在のロッシーニ共和国はもちろん神聖イルニクス帝国やそれ以前の遺失の時代の政権、果てはエルニア帝国末期時代から地域の人々から戦力として重視されてきた
森林での戦いに強い拘りと自信とそれを裏打ちする専門性を持っており、酒場ではよく団内でも一人前と認められている古参兵が「森林地帯であれば10倍の敵であろうと撹乱してみせる」などと豪語している
一方で、ロッシーニでも森林地帯でもない場所では途端に戦力としても気風としても単なる軽装傭兵団になってしまい、古参兵ですら他の南方傭兵たちと同程度に信用できなくなるという一面も持つ。
装備
森林、特にインブロジア森林帯での戦闘に特化している
軸となるのは大きく分けて二つで、まずウッドエルフの伝統と都市民の技術の妥協点であり南方傭兵にはお馴染みの軽クロスボウ、次に森林の中で迷わぬための方位磁針を持ち、これら二点は費用は傭兵団持ち(方位磁針は高価だがそれでも)での全員への支給が行われる
戦闘を助けるためにナイフ、ロープ、携行食料などの品々も数多く背負い込むため、防具はかなり軽装で綿詰めの防具くらいまでで、感覚器官をフル活用するために頭には何も被らない
長柄の重量級武器や兵器の類は森林では無用の長物であるだけでなく、インブロジアの荒ぶる木をむやみに傷つけその怒りを招く危険性から禁じられているほか、方位磁針を働かせるためにクロスボウやナイフは金属を用いないものを選ぶことが定められている
これらの装備の扱い方だけでなく、森林の産物から代替品を自力で作成する技術も身につけたとウッドエルフに認められて初めて、ロッシーニ内外で顧問や先導として単独で稼ぐ許可が出される
軸となるのは大きく分けて二つで、まずウッドエルフの伝統と都市民の技術の妥協点であり南方傭兵にはお馴染みの軽クロスボウ、次に森林の中で迷わぬための方位磁針を持ち、これら二点は費用は傭兵団持ち(方位磁針は高価だがそれでも)での全員への支給が行われる
戦闘を助けるためにナイフ、ロープ、携行食料などの品々も数多く背負い込むため、防具はかなり軽装で綿詰めの防具くらいまでで、感覚器官をフル活用するために頭には何も被らない
長柄の重量級武器や兵器の類は森林では無用の長物であるだけでなく、インブロジアの荒ぶる木をむやみに傷つけその怒りを招く危険性から禁じられているほか、方位磁針を働かせるためにクロスボウやナイフは金属を用いないものを選ぶことが定められている
これらの装備の扱い方だけでなく、森林の産物から代替品を自力で作成する技術も身につけたとウッドエルフに認められて初めて、ロッシーニ内外で顧問や先導として単独で稼ぐ許可が出される
組織
戦闘部隊は主に二連隊を用意しており、インブロジア森林帯での巡回・小競り合い業務とロッシーニ共和国の守備業務を交代で行なっているというのが一般的
ロッシーニ共和国守備の方は、娯楽が多く実戦より訓練が多いため、一種の休養期間でもある
他にも森林戦闘顧問団や、昔から団ぐるみで世話になっているウッドエルフ部族のもとに赴き技術を叩き込んでもらいに行くことで指南役を目指す派遣団などがある
ロッシーニ共和国守備の方は、娯楽が多く実戦より訓練が多いため、一種の休養期間でもある
他にも森林戦闘顧問団や、昔から団ぐるみで世話になっているウッドエルフ部族のもとに赴き技術を叩き込んでもらいに行くことで指南役を目指す派遣団などがある
活動
花達の革命
当時の団長が、はるか昔から対価を得て周辺住民のために戦った例を引き、一攫千金を求めて森駆団を森林傭兵団に改称・改変して参加したこの動乱で「10倍の敵であろうと撹乱してみせる」との言葉が西マジョリアに知れ渡り組織の声望を高めることになる
新生傭兵団にはフローレンシア市やヴェネト市の蜂起軍はもちろん皇帝ヴィルヘルム四世からも声がかかったのだが、距離の違いによるタッチの差で蜂起軍に雇われることになる
早速、蜂起軍にとって非常に貴重なプロの戦闘集団として北方に回され、侵入してくる傭兵隊長ワルドの軍勢に対して射撃による撹乱戦を挑んだ
北に向かった森駆団は約八百、対してワルド軍先鋒は約五千を数えたが、森駆団は友軍が破られようと都市が落とされようと他の全てを無視して一撃離脱の戦いに専念することで戦力の大半を温存したまま革命の勝利を迎えた
この戦い方は戦後にヴェネト派の顰蹙を買ったが、森駆団の妨害が無ければ蜂起軍はドローア城への撤退も叶わず殲滅されていただろうとフローレンシア派(というかガスペリ家)がとりなしたことで大事には至らなかった
それでも実際に見捨てられた格好の革命諸派の感情は癒えず、団長はさらなる金と名声を求めて傭兵団が「ロッシーニ共和国軍」の座を得て自分は司令官となることを考えていたのだが、いわばロッシーニにおける革命の主力を担ったにも関わらず戦後成立したロッシーニ共和国の中枢からは外圧と内部の意向により排除された
新生傭兵団にはフローレンシア市やヴェネト市の蜂起軍はもちろん皇帝ヴィルヘルム四世からも声がかかったのだが、距離の違いによるタッチの差で蜂起軍に雇われることになる
早速、蜂起軍にとって非常に貴重なプロの戦闘集団として北方に回され、侵入してくる傭兵隊長ワルドの軍勢に対して射撃による撹乱戦を挑んだ
北に向かった森駆団は約八百、対してワルド軍先鋒は約五千を数えたが、森駆団は友軍が破られようと都市が落とされようと他の全てを無視して一撃離脱の戦いに専念することで戦力の大半を温存したまま革命の勝利を迎えた
この戦い方は戦後にヴェネト派の顰蹙を買ったが、森駆団の妨害が無ければ蜂起軍はドローア城への撤退も叶わず殲滅されていただろうとフローレンシア派(というかガスペリ家)がとりなしたことで大事には至らなかった
それでも実際に見捨てられた格好の革命諸派の感情は癒えず、団長はさらなる金と名声を求めて傭兵団が「ロッシーニ共和国軍」の座を得て自分は司令官となることを考えていたのだが、いわばロッシーニにおける革命の主力を担ったにも関わらず戦後成立したロッシーニ共和国の中枢からは外圧と内部の意向により排除された
第一次インブロジア戦役
神聖イルニクス帝国軍により大々的に起用され、インブロジア森林帯突破の案内役の一翼を担った
テルミドール戦争
活動拠点の位置からどうしてもテルミドール軍の初動の快進撃の直撃を受けてしまい、ロッシーニ共和国そのものもろともに壊滅的な被害を受けた
また専門技術の源であった馴染みのインブロジアのウッドエルフ部族も殺戮に遭ったことで新兵の補充が余りにも困難になり、傭兵団としての活動はじきに終わりを迎えると予定されている
だがその一方、僅かに生き残った古参たちはシルフィーヌ二世のテルミドール討伐をインブロジア踏破の局面で支えたり、生き残りの避難民たちを森に匿い相当の人命を救ったことで大いに名を馳せた
共和国同盟の再編や、南イルニアの第三皇子による占領統治、エルヴン公領の設立などにより森林戦に長けた顧問の需要は十分であり、顧問団としての活路を見出しつつある
また専門技術の源であった馴染みのインブロジアのウッドエルフ部族も殺戮に遭ったことで新兵の補充が余りにも困難になり、傭兵団としての活動はじきに終わりを迎えると予定されている
だがその一方、僅かに生き残った古参たちはシルフィーヌ二世のテルミドール討伐をインブロジア踏破の局面で支えたり、生き残りの避難民たちを森に匿い相当の人命を救ったことで大いに名を馳せた
共和国同盟の再編や、南イルニアの第三皇子による占領統治、エルヴン公領の設立などにより森林戦に長けた顧問の需要は十分であり、顧問団としての活路を見出しつつある