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第五章 並行世界
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この章について
ふとした時、人は自分の存在が他人から本当に認識されているかを疑う。これはごく自然なことだ。しかし、それが本当に認識されないとしたら、それを自分で気づくには時間が必要になる。ダージリンがバーチャル世界で目を開けたら、ごくいつも通りの景色が広がっていたが、どこか違和感があった。すれ違う人が誰も自分を避けようとしない…。チョコチップはいつも通りバーチャル世界でみたらしっぽと買い物をしていた。どこからか気配がした気がする。そんな違和感が続き、チョコチップはついに特定の場所で気配がより大きくなることを見つける。日に日に大きくなる気配はいつしか姿を見える、会えるようになっていた。会える少ない時間で情報をティーに提供しつつ、原因や救出の方法を探っていく。ティーや協力者の見立てではハッカー集団REDMENTHOLの仕業だろうということだった。