祈り
ユニットの生死がかかった場面で発動し、運が良ければ生き残ることができるスキル。
採用されている作品は聖戦、トラキア、蒼炎、暁、覚醒、if、風花雪月。
聖戦の系譜
「
HPが10以下になった直後、残りHPに応じて回避率が上昇する(10~100%)」。
HPと状況次第では命中率0%も夢ではないが、効果は永続しないので単騎駆けなどは出来ない。
計算立ててHPを削らないと使いにくく、削っても使いこなすのは難しいスキル。
ティルフィング、
祈りの剣、祈りの腕輪でこのスキルの効果を得ることができる。
闘技場内で上手く発動させると実質無敵になるが、試合中にHPを削られないと発動しないのでこれも難易度が高い。
トラキア776
「致死ダメージを受ける時、(幸運*3)%の確率で攻撃を回避する」。
発動条件が分かりやすく発動も見込みやすいが、肝心の効果が失敗すれば死ぬ運試しなのでそもそも発動する状況にならないのが最良というなんとも言えないスキル。
厄介なのは敵が所持している場合で、とどめの一撃を悉く避けられてしまうこともあり得る。
見切りスキル持ちで無効化したり、スリープで眠らせて捕獲するなどの対策を講じたい。
どのような意図かは不明だが、1部隊全員がこのスキルを所持しているケースもいくつか見られる。
(18章のゼーベイアの副官8人・19章のアマルダの部隊・21章のトラキア軍など)
蒼炎の軌跡、暁の女神
「致死ダメージを受ける時、(幸運)%の確率でダメージを残りHPの半分にする」。
トラキアと同じような効果だが、発動率には大きな差がある。トラキアは能力の最大値が一律20と低いので、それを踏まえた調整だろう。
幸い必要キャパシティが最低の5なので、余った所に滑り込ませる保険にはちょうどいい。
覚醒、if、風花雪月
「残りHP2以上で致死ダメージを受ける時、幸運%の確率でHP1を残して耐える」。
ポケモンの「きあいのハチマキ」を彷彿とさせる、分かりやすい効果になった。スキルの本質自体は過去作と変わらない。
発動しなければ死ぬリスクを考えるとやはり当てにはできず、どちらかと言えば敵に使われて計算を狂わされるケースの方が多い。
「祈り」を持った敵と戦うときは、必ず発動するものと想定してユニットを動かすのが重要である。
風花雪月では、スキルとは別に
祈りの指輪という同じ効果の装備品もある。
本作では、スキルの「祈り」と「祈りの指輪」を併用すると発動率が
(幸運×2)%になるという仕様があり、幸運を50以上にすることで夢の確定発動が実現する。
リザイアなどでHPを回復すれば1ターンで何度でも発動可能となり、この性質を利用した「祈り盾」という戦法が存在する。
最終更新:2025年03月19日 22:33