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***支援C
【ベルベット】
んっ…なに…重い…?
…こら。起きなさい!
【ヘンリー】
…ん…おはよう~。
【ベルベット】
おはようじゃないわよ。
私から離れなさい、ペレジアの邪術師。
【ヘンリー】
それ、僕のこと~?
僕はヘンリーって名前なんだよ~。
【ベルベット】
あなたの名前など覚える気はないわ。
忌々しいギムレー教徒。
【ヘンリー】
その言い方、やだなぁ。
宗教なんて気にしないでよ~。
僕はただベルベットと
仲良くしたいだけなのにな~。
【ベルベット】
冗談も休み休み言いなさい。
ギムレー教徒と仲良くするつもりなどないわ。
聖王…エメリナを殺した
あなたたちなんか…
【ヘンリー】
え~、僕は殺してないよ~。
むしろ助けようとしたのに~。
ほらほら、『聖王様が殺されちゃうよ~』って
ベルベットに教えてあげたのも僕だよね?
【ベルベット】
…認めたくないけど、そうだったわね。
あなたは誰彼かまわず
そう騒いでた…
【ヘンリー】
教団で偶然その話を聞いちゃって、
なんとかしなきゃって思ったんだ~。
【ベルベット】
けど、ペレジア教徒のあなたが
どうして聖王を助けようと?
【ヘンリー】
だって、ただでさえ
イーリスは弱い国なのに、
聖王様が暗殺されちゃったら
あっという間に負けちゃうよね~?
だから教えてあげたんだ。
ほら、僕、戦争大好きだから。
【ベルベット】
…呆れたわ。
そんな理由なの…?
人間は理解しがたいけど、
あなたは中でも極めつけよ。
【ヘンリー】
あ、でも結局は教えても
無駄だったんだよね~あはは~。
【ベルベット】
…そのわけのわからない性格も、ね。
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***支援B
【ヘンリー】
ベルベット~。
【ベルベット】
私に近づかないで、ペレジアの魔道士。
【ヘンリー】
またそんな言い方して。
僕の名前はヘンリーだって~。
ベルベットは半分獣だから、
名前は覚えないの~?
【ベルベット】
半分獣…? あなた、
私と殺し合いをしたいわけ?
【ヘンリー】
え~、
ベルベットと殺し合いは嫌だなぁ。
僕的には褒め言葉のつもり
だったんだけど~。
【ベルベット】
褒め言葉ですって!?
【ヘンリー】
半分は獣って、うらやましいよ。
できれば僕もそうなりたいな~。
【ベルベット】
…なぜそんなことを思うの。
【ヘンリー】
僕、小さい頃は
両親に放ったらかしにされてたから、
近くの森にいた、仲良しの獣に
育てられたようなものなんだよね~。
だから獣の匂いが好きなんだ~。
懐かしい感じがするから。
【ベルベット】
…そう。あなたがどこか獣じみた
空気をまとっているのはそのためなのね。
認めたくはないけど…
私もあなたの匂いは嫌いではないわ。
【ヘンリー】
あはは、そう言ってもらえるとうれしいなぁ。
【ベルベット】
勘違いしないで。あなたたちペレジアの
呪術師を許したつもりはないわ。
【ヘンリー】
…じゃあペレジアの呪術師をみーんな
殺したら、僕と仲良くなってくれる?
【ベルベット】
…本気で言っているの?
あなた、祖国への忠誠はないわけ?
【ヘンリー】
特にないよ~。ベルベットのためなら
僕、裏切ってもいいし~。
【ベルベット】
無邪気というかなんというか…
子ども同然ね、あなたは。
タグエルのこともペレジアの非道さも
理解できていない…
なら目くじらを立てる
私が大人げないということ…ね。
【ヘンリー】
僕、ベルベットのこと、もっと
知りたいなぁ。ついていってもいい?
【ベルベット】
…ふん。ついてこれるものならね。
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***支援A
【ベルベット】
あのね…物には限度があるわ。
どこまでついてくる気?
【ヘンリー】
どこまでもついていきたいけど…
ベルベット、嫌なの~?
【ベルベット】
当然よ。私はもともと
人間が嫌いなの。
【ヘンリー】
そっか…ベルベット、
人間を憎んでるんだ。
じゃあさ、僕がクロムを
呪い殺すっていうのはどう~?
【ベルベット】
なっ…なにを言っているの?
【ヘンリー】
そしたらみんなは大混乱~。
戦火はもっと広がっていくよ~。
人間がもっともっと苦しめば
ベルベットは、うれしいでしょ?
【ベルベット】
…いいえ、そんなことは望んでいないわ。
クロムが死ねばエメリナが悲しむ。
憎むばかりではなにも進まない…
そういうことよ。
【ヘンリー】
ねぇ、ベルベット。
僕、どうすればそばにいてもいい?
僕を育ててくれた獣は死んじゃった。
ベルベットはその獣に似てるから
離れたくないんだ。
ねぇ…僕を置いて行かないでよ。
そのためなら僕、
なんだってするからさ。
【ベルベット】
…あなたは本当に何でもするでしょうね。
命をなんとも思わないあなたなら。
どうやらあなたはまだ
学ばねばならないものがあるようね。
私にしか教えられないのであれば…
仕方がないわね。放ってはおけない。
…いいわ。あなたの好きにしなさい。
【ヘンリー】
それ、ついていってもいいってこと?
やった~!
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***支援S
【ベルベット】
いい? ヘンリー。ここにいる皆は
あなたの仲間。大事にしないといけないのよ。
【ヘンリー】
大事にって…
どうすればいいの~?
【ベルベット】
あなたを育ててくれた獣と
同じと思って接しなさい、ということよ。
【ヘンリー】
でも、ベルベットにとっては
憎むべき種族なんでしょ?
【ベルベット】
人間の中にもいい奴はいるわ。
ここにいる者たちは憎んでいない。
【ヘンリー】
ベルベットがそう言うなら…
大事に思うようにするよ。
【ベルベット】
ええ。そうすればいつかはあなたにも
人間らしい感情が芽生えるはずよ。
…ふん。自分の口から
こんな言葉が出る日が来るなんてね。
【ヘンリー】
ねぇベルベット。
これ、受け取ってくれる?
【ベルベット】
ん? なによ、それは?
【ヘンリー】
結婚指輪だよ。いつもいっしょっていう
誓いの印なんだ。
もう、離れたくないから…
約束が欲しいんだ、僕…
だから、僕の家族になって欲しい。
【ベルベット】
家族、か…
なぜあなたが嫌いになれないのか…
わかった気がするわ。
【ヘンリー】
?
【ベルベット】
あなたは似てるの。
人間に殺された、私の弟に…
いいわ、受け取らせてもらう。
あなたのそばにいてあげる、ヘンリー。
これからは、私たちは家族よ。
【ヘンリー】
やったぁ!
約束だよ、ベルベット!
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