支援会話集 ロンクー×サーリャ
支援C
【ロンクー】
おい、今夜は軍議があるそうだ…
遅れるなよ。
おい、今夜は軍議があるそうだ…
遅れるなよ。
【サーリャ】
そうなの？
今日はどこに集まればいいのかしら…
…あら？ 貴方、髪に葉っぱが
ついているわよ…
そうなの？
今日はどこに集まればいいのかしら…
…あら？ 貴方、髪に葉っぱが
ついているわよ…
【ロンクー】
！！
それ以上…近づくな。
！！
それ以上…近づくな。
【サーリャ】
…嫌われたものね。
…嫌われたものね。
【ロンクー】
気にするな…
お前に限った話じゃない。
気にするな…
お前に限った話じゃない。
【サーリャ】
嫌っておいて気にするな、ですって…？
おかしな言い草…
まるで…女嫌いの呪いにでも
かけられているみたい…
嫌っておいて気にするな、ですって…？
おかしな言い草…
まるで…女嫌いの呪いにでも
かけられているみたい…
【ロンクー】
呪い…か。
あるいは、そうなのかもな…
呪い…か。
あるいは、そうなのかもな…
【サーリャ】
どういうこと…？
どういうこと…？
【ロンクー】
俺は…心底、女が苦手だ。
できれば関わりたくはない…
俺は…心底、女が苦手だ。
できれば関わりたくはない…
【サーリャ】
うふふ…本当に呪いみたいね。
誰にかけられたのかしら。
うふふ…本当に呪いみたいね。
誰にかけられたのかしら。
【ロンクー】
…………
…………
【サーリャ】
治してあげましょうか…？
治してあげましょうか…？
【ロンクー】
なに…？
なに…？
【サーリャ】
その様子だと、なにかと不便でしょう？
呪いの類なら私が解呪できるわ…
その様子だと、なにかと不便でしょう？
呪いの類なら私が解呪できるわ…
【ロンクー】
そう、なのか…？
そう、なのか…？
【サーリャ】
あら…興味があるの？
あら…興味があるの？
【ロンクー】
…別に。
…別に。
【サーリャ】
ふぅん…まぁ、もし私の力が必要なら
いつでも言うといいわ…
ふぅん…まぁ、もし私の力が必要なら
いつでも言うといいわ…
【ロンクー】
………
………
支援B
【ロンクー】
サーリャ。
サーリャ。
【サーリャ】
あら…女嫌いの貴方が
私になんの用…？
あら…女嫌いの貴方が
私になんの用…？
【ロンクー】
…………
…………
【サーリャ】
黙っていたらわからないわ…
と言いたいところだけど…うふふ。
察しはつくわよ…
呪いを解いて欲しいんでしょう？
黙っていたらわからないわ…
と言いたいところだけど…うふふ。
察しはつくわよ…
呪いを解いて欲しいんでしょう？
【ロンクー】
本当に…俺の女嫌いを
治すことができるのか…？
本当に…俺の女嫌いを
治すことができるのか…？
【サーリャ】
えぇ…貴方の心の闇のすべてを
私に見せる覚悟があるのならね…
えぇ…貴方の心の闇のすべてを
私に見せる覚悟があるのならね…
【ロンクー】
…言わないといけないのか？
…言わないといけないのか？
【サーリャ】
正体もわからない呪いを
解くことはできないわ…
正体もわからない呪いを
解くことはできないわ…
【ロンクー】
そうか…
あまり人に言った事は無いのだが…
……悪夢を見るんだ。
俺のせいで命を落とした、少女の夢を。
そいつは…
平凡な町娘だったんだが、
貧民街で生きてきた少年時代の俺に対して、
妙な偏見を持たず、仲良くしてくれた。
俺達は何故か、妙に気が合ってな。
よくあいつの親の目を盗んで遊んでいた。
あの日、あいつが命を落とすまでは…
そうか…
あまり人に言った事は無いのだが…
……悪夢を見るんだ。
俺のせいで命を落とした、少女の夢を。
そいつは…
平凡な町娘だったんだが、
貧民街で生きてきた少年時代の俺に対して、
妙な偏見を持たず、仲良くしてくれた。
俺達は何故か、妙に気が合ってな。
よくあいつの親の目を盗んで遊んでいた。
あの日、あいつが命を落とすまでは…
【サーリャ】
…………
…………
【ロンクー】
あれは…思い出したくもない
夏の朝だ…
俺がそいつを連れて町外れまで
遊びに行った時に…
賊どもに襲われて
そいつは…殺されてしまったんだ。
よりによって、
俺なんかを…庇ってな…
あれは…思い出したくもない
夏の朝だ…
俺がそいつを連れて町外れまで
遊びに行った時に…
賊どもに襲われて
そいつは…殺されてしまったんだ。
よりによって、
俺なんかを…庇ってな…
【サーリャ】
そういうこと…
そういうこと…
【ロンクー】
それ以来、俺は女が苦手だ。
関わることを極力避けようとしてしまう。
俺が関わることで、相手の女を不幸にして
しまうのではないかと…思ってしまうんだ。
あいつはもういないのに…
おかしな話だろう？
それ以来、俺は女が苦手だ。
関わることを極力避けようとしてしまう。
俺が関わることで、相手の女を不幸にして
しまうのではないかと…思ってしまうんだ。
あいつはもういないのに…
おかしな話だろう？
【サーリャ】
鮮烈な記憶が近しい記憶と結びつくのは
それほど珍しいことではないわ…
貴方にかけられた呪い…
かなり奥深いもののようね。
鮮烈な記憶が近しい記憶と結びつくのは
それほど珍しいことではないわ…
貴方にかけられた呪い…
かなり奥深いもののようね。
【ロンクー】
この悪夢…
お前にどうにかできるのか…？
この悪夢…
お前にどうにかできるのか…？
【サーリャ】
できると思うけれど…
少し時間をかけなければいけないわね。
貴方の少年時代のお話…
もっと私に聞かせてちょうだい。
呪いを解くためには…
貴方の心を完璧に理解する必要があるわ…
できると思うけれど…
少し時間をかけなければいけないわね。
貴方の少年時代のお話…
もっと私に聞かせてちょうだい。
呪いを解くためには…
貴方の心を完璧に理解する必要があるわ…
【ロンクー】
…わかった、いいだろう…
…わかった、いいだろう…
支援A
【サーリャ】
ロンクー…
儀式の準備が整ったわよ。
ロンクー…
儀式の準備が整ったわよ。
【ロンクー】
…その儀式を行えば…
俺の心の傷を消せるんだな？
…その儀式を行えば…
俺の心の傷を消せるんだな？
【サーリャ】
えぇ…跡形もなく。
えぇ…跡形もなく。
【ロンクー】
そうか…
そうか…
【サーリャ】
…ただ、貴方の呪いはあまりにも長く
心の深いところに食い込んでいる…
貴方の少年時代の記憶を
いっしょに削り取ることになるわ…
…ただ、貴方の呪いはあまりにも長く
心の深いところに食い込んでいる…
貴方の少年時代の記憶を
いっしょに削り取ることになるわ…
【ロンクー】
忘れてしまうのか？ 俺は…
貧民街で過ごしたことも…あいつのことも。
忘れてしまうのか？ 俺は…
貧民街で過ごしたことも…あいつのことも。
【サーリャ】
そういうことになるわ…
でも、構わないわよね。
辛い記憶なんて…
忘れたほうが貴方も気が楽でしょう？
そういうことになるわ…
でも、構わないわよね。
辛い記憶なんて…
忘れたほうが貴方も気が楽でしょう？
【ロンクー】
…………
いや…儀式はやめておこう。
…………
いや…儀式はやめておこう。
【サーリャ】
どういうつもり…？
訳を聞かせてもらえるかしら。
どういうつもり…？
訳を聞かせてもらえるかしら。
【ロンクー】
お前の話を聞いて、気づいた…
この傷は、失ってはいけないものだ。
貧民街でのことも…あいつのことも、
今の俺を作った、強さの源だ。
消すんじゃない…受け入れたうえで
乗り越え、前へ進まないといけない…
そう思ったんだ。
お前の話を聞いて、気づいた…
この傷は、失ってはいけないものだ。
貧民街でのことも…あいつのことも、
今の俺を作った、強さの源だ。
消すんじゃない…受け入れたうえで
乗り越え、前へ進まないといけない…
そう思ったんだ。
【サーリャ】
ふぅん…
…ま、貴方がそう決心したのなら
私に異存はないわ。
ふぅん…
…ま、貴方がそう決心したのなら
私に異存はないわ。
【ロンクー】
…すまない。
ありがとう、サーリャ。
…すまない。
ありがとう、サーリャ。
【サーリャ】
なによ…
貴方が礼を言うなんて…気味が悪い…
なによ…
貴方が礼を言うなんて…気味が悪い…
【ロンクー】
…そうか。
…そうか。
支援S
【ロンクー】
…サーリャ。
…サーリャ。
【サーリャ】
あら…まだ私になにか用？
あら…まだ私になにか用？
【ロンクー】
むっ…
むっ…
【サーリャ】
…じりじり近付いてきて、
どういうつもりなの…？
貴方…
女嫌いは治っていないでしょう？
…じりじり近付いてきて、
どういうつもりなの…？
貴方…
女嫌いは治っていないでしょう？
【ロンクー】
これが…俺なりの克服の仕方だ。
今のところ、この距離が精一杯だが…
これが…俺なりの克服の仕方だ。
今のところ、この距離が精一杯だが…
【サーリャ】
…うふふ。それで精一杯なら
克服できるのに何年かかるのかしら…
よかったら…
手伝ってあげてもいいわよ。
…うふふ。それで精一杯なら
克服できるのに何年かかるのかしら…
よかったら…
手伝ってあげてもいいわよ。
【ロンクー】
いや、もう呪術に頼るつもりは…
いや、もう呪術に頼るつもりは…
【サーリャ】
呪術は使わないわ…
その訓練に協力すると言っているの…
いつも貴方の傍にいて…
挫けそうになったら心を支えるわ…
そうすれば、少しは…
克服できる日が早くなるでしょう…？
呪術は使わないわ…
その訓練に協力すると言っているの…
いつも貴方の傍にいて…
挫けそうになったら心を支えるわ…
そうすれば、少しは…
克服できる日が早くなるでしょう…？
【ロンクー】
どういうことだ…？
どういうことだ…？
【サーリャ】
鈍いわね、貴方…
結婚してあげると言っているのよ…
私が…貴方とね…
まぁ…
嫌なら…べつに構わないわ。
その時は、ルフレに付きまとって
一生を終えるつもりよ…
鈍いわね、貴方…
結婚してあげると言っているのよ…
私が…貴方とね…
まぁ…
嫌なら…べつに構わないわ。
その時は、ルフレに付きまとって
一生を終えるつもりよ…
【ロンクー】
…ルフレの話は
この際聞かなかったことにするが…
…結婚の申し出は、
願ってもない話だ。
俺も…お前に傍にいて欲しい。
お前ほど俺のことを
理解している女はいない…
お前に触れ…その思いに応えたい。
必ずこの傷を克服してみせる…
…ルフレの話は
この際聞かなかったことにするが…
…結婚の申し出は、
願ってもない話だ。
俺も…お前に傍にいて欲しい。
お前ほど俺のことを
理解している女はいない…
お前に触れ…その思いに応えたい。
必ずこの傷を克服してみせる…
【サーリャ】
あら…まさか良い返事がもらえるとは
思わなかったわ…
あら…まさか良い返事がもらえるとは
思わなかったわ…
【ロンクー】
お前なら、俺が関わっても
不幸になることはなさそうだからな…
お前ほどの呪術師なら
大抵のことは自力でなんとかなるだろう。
お前なら、俺が関わっても
不幸になることはなさそうだからな…
お前ほどの呪術師なら
大抵のことは自力でなんとかなるだろう。
【サーリャ】
ちっ…
この男…一言多い…
まぁ確かに、私を殺そうとする者は
返り討ちにする自信があるわ…
ちっ…
この男…一言多い…
まぁ確かに、私を殺そうとする者は
返り討ちにする自信があるわ…
【ロンクー】
…頼もしいな。
…頼もしいな。
【サーリャ】
貴方も…私が傍にいてあげるからには…
必ず傷を克服しなさい…約束よ…？
貴方も…私が傍にいてあげるからには…
必ず傷を克服しなさい…約束よ…？
【ロンクー】
あぁ。約束の証に指輪を贈ろう…
受け取ってくれるか？
あぁ。約束の証に指輪を贈ろう…
受け取ってくれるか？
【サーリャ】
えぇ…
でも…あんまり待たせないでね。
あとが怖いわよ…？
えぇ…
でも…あんまり待たせないでね。
あとが怖いわよ…？
【ロンクー】
…了解した。
…了解した。
