支援会話集 ンン×チキ
支援C
【ンン】
あっ、チキさん！
ここにいたですか！
あっ、チキさん！
ここにいたですか！
【チキ】
ンン…どうしたのかしら？
ンン…どうしたのかしら？
【ンン】
あの…、チキさんにお願いがあるです。
聞いてもらえますか？
あの…、チキさんにお願いがあるです。
聞いてもらえますか？
【チキ】
私にできることなら、
何なりと言って？
私にできることなら、
何なりと言って？
【ンン】
ありがとうです！
実は…お話を聞かせてほしいんです。
ありがとうです！
実は…お話を聞かせてほしいんです。
【チキ】
お話？
どんなお話を聞きたいの？
お話？
どんなお話を聞きたいの？
【ンン】
チキさんが幼かった頃、
今からずっと昔のお話です…
私、聞いたです。チキさんは
神話の時代からずっと生き続けていると。
マムクートとして…これまで
どんな時代を生きてきたのか、
私…知りたいです。
チキさんが幼かった頃、
今からずっと昔のお話です…
私、聞いたです。チキさんは
神話の時代からずっと生き続けていると。
マムクートとして…これまで
どんな時代を生きてきたのか、
私…知りたいです。
【チキ】
それはあなたも
マムクートの血を引く者だから？
それはあなたも
マムクートの血を引く者だから？
【ンン】
はい、そうなのです！
はい、そうなのです！
【チキ】
でもあなたは特別な存在…
私たちとは似て非なる生き物だわ。
でもあなたは特別な存在…
私たちとは似て非なる生き物だわ。
【ンン】
えっ…？
私は、チキさんとは違うですか？
えっ…？
私は、チキさんとは違うですか？
【チキ】
そうね…これまでマムクートは
純血しか存在しなかった。
少なくとも私がこの数千年間
生きてきた限りにおいては、ね。
でもあなたは人間との混血によって
生まれた稀有な存在…
私の話をしても、
どこまで意味があるか…
そうね…これまでマムクートは
純血しか存在しなかった。
少なくとも私がこの数千年間
生きてきた限りにおいては、ね。
でもあなたは人間との混血によって
生まれた稀有な存在…
私の話をしても、
どこまで意味があるか…
【ンン】
そ、そんな…
仲間外れにはしないで、教えて欲しいのです。
そ、そんな…
仲間外れにはしないで、教えて欲しいのです。
【チキ】
いいえ…
そういう意味じゃないの。
ただ…私たちマムクートの歴史を
混血種であるあなたのような、
新たな存在に伝えることは
少し重く辛いことなの…
…それでも本当に聞きたい？
いいえ…
そういう意味じゃないの。
ただ…私たちマムクートの歴史を
混血種であるあなたのような、
新たな存在に伝えることは
少し重く辛いことなの…
…それでも本当に聞きたい？
【ンン】
は、はい…聞きたいのです。
マムクートとしての運命を受け入れる
覚悟はあるのです！
は、はい…聞きたいのです。
マムクートとしての運命を受け入れる
覚悟はあるのです！
【チキ】
そう…なら日を改めましょう。
今度、しっかり教えてあげるわ。
そう…なら日を改めましょう。
今度、しっかり教えてあげるわ。
【ンン】
はい、よろしくなのです！
チキさん！
はい、よろしくなのです！
チキさん！
支援B
【ンン】
チキさん、お話を聞きに来ましたです。
チキさん、お話を聞きに来ましたです。
【チキ】
あら…ンン。
でも、ふわぁあ…ごめんなさい。
今は少し眠いのよ…
あら…ンン。
でも、ふわぁあ…ごめんなさい。
今は少し眠いのよ…
【ンン】
あっ…そうだったですか、
ではまた日を改めた方がいいですか？
あっ…そうだったですか、
ではまた日を改めた方がいいですか？
【チキ】
そうしてくれると…助かるわ。
そうしてくれると…助かるわ。
【ンン】
チキさんは何千年も眠り続けてきたので、
お寝坊さんなのですか？
チキさんは何千年も眠り続けてきたので、
お寝坊さんなのですか？
【チキ】
う～んと、そうね…。一般的に
寝ている時間は長いかもしれないわ。
う～んと、そうね…。一般的に
寝ている時間は長いかもしれないわ。
【ンン】
そうですか…
そうですか…
【チキ】
………
………
【ンン】
チキさん…
チキさん…
【チキ】
あら…ンン、なにかしら？
お話は今度にしてくれるんじゃなかったの？
あら…ンン、なにかしら？
お話は今度にしてくれるんじゃなかったの？
【ンン】
はい…昔のお話は今度で大丈夫です。
ただちょっと気になったです…
はい…昔のお話は今度で大丈夫です。
ただちょっと気になったです…
【チキ】
…何が？
…何が？
【ンン】
はい、チキさんって、竜になった時、
私より口が大きいです。
はい、チキさんって、竜になった時、
私より口が大きいです。
【チキ】
そうかも…ね。
そうかも…ね。
【ンン】
…どうしてですか？
…どうしてですか？
【チキ】
ンンと違って、私が純血の竜だからよ。
マムクートとして血が濃い分、身体にも竜と
しての特徴がより強く現れるのでしょうね。
ンンと違って、私が純血の竜だからよ。
マムクートとして血が濃い分、身体にも竜と
しての特徴がより強く現れるのでしょうね。
【ンン】
なるほどです…
じゃあチキさんは、
どうして私よりも爪や牙が鋭いですか？
なるほどです…
じゃあチキさんは、
どうして私よりも爪や牙が鋭いですか？
【チキ】
それは生きてきた時間の差ね…
長い年月を生きてきた私は
竜としての身体の機能がより際立つ形で
成長していったというだけ。
ンンも大きくなればそうなるわ…
何千年も後のことになるけれど…
それは生きてきた時間の差ね…
長い年月を生きてきた私は
竜としての身体の機能がより際立つ形で
成長していったというだけ。
ンンも大きくなればそうなるわ…
何千年も後のことになるけれど…
【ンン】
なるほどです～～！
では、チキさんはどうしてそんなに毛深い
…いえ、皮膚が厚く硬いのですか？
なるほどです～～！
では、チキさんはどうしてそんなに毛深い
…いえ、皮膚が厚く硬いのですか？
【チキ】
それは戦いの経験による
肉体の進化ね。
攻撃を受けた分だけ、竜はその皮膚の
硬度をより強くしていくのよ…
それは戦いの経験による
肉体の進化ね。
攻撃を受けた分だけ、竜はその皮膚の
硬度をより強くしていくのよ…
【ンン】
なるほど、よくわかったです！
ありがとうなのです！
なるほど、よくわかったです！
ありがとうなのです！
【チキ】
いえ…いいのよ。でもそろそろ、
眠らせてもらえるかしら？
いえ…いいのよ。でもそろそろ、
眠らせてもらえるかしら？
【ンン】
わかりました、ではまた来るのです！
わかりました、ではまた来るのです！
【チキ】
ンン…あの子けっきょく
何がしたかったのかしら？
ンン…あの子けっきょく
何がしたかったのかしら？
支援A
【チキ】
…それで私は
英雄王マルスの仲間になったの。
…それで私は
英雄王マルスの仲間になったの。
【ンン】
氷漬けから解放されたですか？
氷漬けから解放されたですか？
【チキ】
ええ、そうよ…
永遠のような氷漬けの時間から
解放された私に、
差し伸べられたマルスの手…
とても暖かかったわ…
ええ、そうよ…
永遠のような氷漬けの時間から
解放された私に、
差し伸べられたマルスの手…
とても暖かかったわ…
【ンン】
チキさん…
チキさん…
【チキ】
あっ…いやだわ。私としたことが、
少し感傷に浸ってしまったわ。
あっ…いやだわ。私としたことが、
少し感傷に浸ってしまったわ。
【ンン】
チキさん…チキさんは、
マルス王のことが好きだったですか？
チキさん…チキさんは、
マルス王のことが好きだったですか？
【チキ】
えっ…？
そ、そんなことないわよ。
だって私と彼には、人間とマムクートという
種族の大きな隔たりがあったもの…
えっ…？
そ、そんなことないわよ。
だって私と彼には、人間とマムクートという
種族の大きな隔たりがあったもの…
【ンン】
………
………
【チキ】
あ…いえ、でも。
あなたがこうして生を受けたように、
人とマムクートは通じ合えるのよね。
あ…いえ、でも。
あなたがこうして生を受けたように、
人とマムクートは通じ合えるのよね。
【ンン】
はい…私は人の父と、
マムクートの母から生まれたのです。
はい…私は人の父と、
マムクートの母から生まれたのです。
【チキ】
………でもね、ンン。
私たちの血には、そういった繋がりを
簡単には許してくれない運命があるのよ？
………でもね、ンン。
私たちの血には、そういった繋がりを
簡単には許してくれない運命があるのよ？
【ンン】
えっ…？ 運命…ですか？
えっ…？ 運命…ですか？
【チキ】
長寿な一族であるがゆえ、多くの人との
別れを体験することになってしまう。
たとえばマルス王も
数十年の短い寿命を終えたけれど
私はこうして何千年も生き続けているもの。
長寿な一族であるがゆえ、多くの人との
別れを体験することになってしまう。
たとえばマルス王も
数十年の短い寿命を終えたけれど
私はこうして何千年も生き続けているもの。
【ンン】
私にも…大事な人との別れが
待っているですか…？
私にも…大事な人との別れが
待っているですか…？
【チキ】
ええ、あなたにも竜の血は流れているから。
…将来、その時は必ずやってくるわ。
ええ、あなたにも竜の血は流れているから。
…将来、その時は必ずやってくるわ。
【ンン】
それはとても…悲しいのです。
それはとても…悲しいのです。
【チキ】
………でもね。
悲しいだけではないのよ？
その時代で出会えた大事な人たちとの
素晴らしい思い出が、
…私たちの心の支えになってくれるの。
………でもね。
悲しいだけではないのよ？
その時代で出会えた大事な人たちとの
素晴らしい思い出が、
…私たちの心の支えになってくれるの。
【ンン】
支え…ですか？
支え…ですか？
【チキ】
ええ、そしてその素晴らしい思い出を
こうして次代の子らに伝えていくことで、
大事な人達との思い出は甦り、
記憶として記録として、
次の時代へと繋がっていくのよ…
ええ、そしてその素晴らしい思い出を
こうして次代の子らに伝えていくことで、
大事な人達との思い出は甦り、
記憶として記録として、
次の時代へと繋がっていくのよ…
【ンン】
………
………
【チキ】
少し難しかったかしら？
少し難しかったかしら？
【ンン】
い、いえ…何となくわかるです。
い、いえ…何となくわかるです。
【チキ】
だからね。ンンがこれから、
同じ経験をしたとしても、
悲しく思わないで欲しいの。
大事な人と出会い、
そしてその記憶を携えて生きていく。
その素晴らしさだけは
忘れないで欲しいの。
だって、こうして
私もンンに出会えたのだから…
だからね。ンンがこれから、
同じ経験をしたとしても、
悲しく思わないで欲しいの。
大事な人と出会い、
そしてその記憶を携えて生きていく。
その素晴らしさだけは
忘れないで欲しいの。
だって、こうして
私もンンに出会えたのだから…
【ンン】
は、はい…そうですね。
は、はい…そうですね。
【チキ】
こんな話で良ければまたしましょうか。
今度はもっと楽しい話を聞かせてあげるわ。
こんな話で良ければまたしましょうか。
今度はもっと楽しい話を聞かせてあげるわ。
【ンン】
はいっ！ お願いするです！
チキさん、今日はありがとうございました！
はいっ！ お願いするです！
チキさん、今日はありがとうございました！
