政府および議員の動きについてまとめるページです。
+ | 編集者の方へ |
【目次】
議員
赤松健議員
生成AIに対して肯定的な態度をとる。
AIはクリエイターにとって脅威ではないと語り、AIは健全化に向かいつつあるという認識。
著作権法30条の4を根拠に生成AIによって日本は勝つことができるという。
学習元には経済的な還元をすべきとの考えを持つ。
A・Iが止まらない!
AIはクリエイターにとって脅威ではないと語り、AIは健全化に向かいつつあるという認識。
著作権法30条の4を根拠に生成AIによって日本は勝つことができるという。
学習元には経済的な還元をすべきとの考えを持つ。
なお、2023年9月3日付のX(Twitter)公式アカウントにて、アメリカ人漫画家らと生成AIに対する意見交換会が行われたとの報告を行った際、赤松氏の生成AIに対するスタンスが改めて示された。
「法による強い規制は控え、学習元データの透明性の確保、元データ者への経済的見返り、作画ヒストリー機能の整備など、政府がガイドラインを整えた上で見守るべき」(赤松健議員公式X・2023年9月3日の投稿より引用)
2024年3月28日に日本マイクロソフト本社にて「Copilot」の説明会に参加。その参加についてXで報告した際、以下のような投稿を行った。
海外ではOpenAI・Apple・google共に出版社と組んで、新鮮で純粋な学習元データをオプトインで提供してもらい、対価を支払う交渉や実験をしている。日本でAI開発元と対価還元の話をしている議員は私だけかもしれないが、地道にやっていく。「著作物を使ったら対価を支払う」のが当然で、そのためには学習元データの透明性(何を読み込んだか開示する)も不可欠だ。(赤松健議員公式X・2024年3月28日の投稿より引用)
- 赤松健議員の還元案
画像生成AIをはじめとする、現行の生成AIの多くがクリエイターが制作した作品のデータなどを無許諾で開発に利用していることが明らかになると、この状態を解決する一つの策として「作品を利用されたクリエイターへの金銭的還元」が提唱されることとなった。赤松議員も、2023年6月に早稲田大学で開催されたシンポジウム「第1回U.S.-Asia国際著作権シンポジウム(早稲田大法学部HP)(早稲田大RCLIPHP)」にてクリエイターへの還元案を提示した。還元案の概要は以下。なお、このシンポジウムにおける赤松議員の公式の講演記録は(当wiki編集者が探した限りでは)見当たらなかったため、当時講演を聞いていた個人による文字起こしや概要をベースとすることに注意。
[還元案]
(1):AI企業に収益があった際に権利者団体などを通じて各クリエイターに分配金を支払うのは不可能なので、基金を創設して漫画、アニメ、イラストなどの各クリエイティブ産業の発展を後押しする。(ただし、赤松議員はクリエイターが納得しない、AI企業が赤字である、著作権に応じた分配ではないため名目が不明瞭、権利者団体に属さないクリエイターの存在、といった懸念も挙げている)
(1):AI企業に収益があった際に権利者団体などを通じて各クリエイターに分配金を支払うのは不可能なので、基金を創設して漫画、アニメ、イラストなどの各クリエイティブ産業の発展を後押しする。(ただし、赤松議員はクリエイターが納得しない、AI企業が赤字である、著作権に応じた分配ではないため名目が不明瞭、権利者団体に属さないクリエイターの存在、といった懸念も挙げている)
(2):特定のクリエイターの絵柄といった作風を模倣した特化モデル(LoRA等)に対し、正規版LoRAを有料で売り出せばクリエイター側が収益を得られる。さらには非正規版LoRA等も駆逐できる。(非正規版駆逐の事例として、赤松議員はCDのリッピング・Winny・WinMXに対するiTunes・Spotifyの存在やTorrentに対するNetflixの存在を挙げた。)
赤松議員による講演の文字起こしはこちら。
赤松健参議院議員の講演(2023年6月11日)
赤松健参議院議員の講演(2023年6月11日)
- 赤松健議員の生成AIに関する記録・記事・発言など(降順)
赤松氏と生成AIに関する発言・記事・記録などの一覧。年度順。
+ | 多いので折りたたみ |
山田太郎議員
自民党所属の参議院議員(任期6年、2019年より現職)。表現の自由、子どもに関する問題などをメインに活動している。山田議員のYouTubeチャンネル(https://www.youtube.com/@youryamadataro)にて、議員の政策や動き、法律、社会問題などについて解説する「山田太郎のさんちゃんねる」という番組を週に一回生放送している。
- 生成AIに関する考え方、主な動き
技術革新と権利保護のバランスを取ろうとしている模様。
生成AIによる負の側面についても指摘している。
生成AIによる負の側面についても指摘している。
【第531回】〈裏側公開〉国会質疑、総理から何を勝ち取ったのか!?(2023/04/05)
https://www.youtube.com/watch?v=_qO4ZLNCA0A
18:00にて「AI開発での著作物の利用がどこまで適法なのか、どこから違法になるのかについては政府で検討する必要があるのでは」と岸田総理に問いかけている。
https://www.youtube.com/watch?v=_qO4ZLNCA0A
18:00にて「AI開発での著作物の利用がどこまで適法なのか、どこから違法になるのかについては政府で検討する必要があるのでは」と岸田総理に問いかけている。
【国会質疑】日本のAI政策 著作権侵害か?技術振興か?政府に問う!(2023/03/29 地方デジタル特別委員会)
https://www.youtube.com/watch?v=5PXYjajg3CE&t=561s
生成AIの負の側面に焦点を当て、国会で質疑をしている。
・AI著作物による著作権法上の課題に対する認識
・著作権法第30条の4の改正の目的
・著作権法第30条の4の但し書きについて
・AI生成物を著作権法75条以下の登録が可能なのか
・AI生成物は国会図書館法24条以下の納本制度に当たるのか
https://www.youtube.com/watch?v=5PXYjajg3CE&t=561s
生成AIの負の側面に焦点を当て、国会で質疑をしている。
・AI著作物による著作権法上の課題に対する認識
・著作権法第30条の4の改正の目的
・著作権法第30条の4の但し書きについて
・AI生成物を著作権法75条以下の登録が可能なのか
・AI生成物は国会図書館法24条以下の納本制度に当たるのか
- 山田太郎議員による問題提起
「著作権法は文化の発展を目的としてその著作物の保護という点と利用のバランスをとる必要がある。仮にAIによって文化の発展が阻害されるようなことがあれば対応を迫られる。」
「著作権法第30条の4の但し書きの定める範囲について、司法に委ねることは乱暴であり、立法が議論する必要がある。従来の著作権法のとは異なるデジタル著作権法のようなものを作る必要があるのではないか。」
「著作権法第30条の4について、知的財産や権利の問題に関しては議論が不十分だったのではないか。知的財産に関するルールメイキングを含めてAI政策を継続的に議論する政府部局の設置が必要ではないか。党ではその検討部隊を立ち上げようとしている。」
「著作権法第30条の4の但し書きの定める範囲について、司法に委ねることは乱暴であり、立法が議論する必要がある。従来の著作権法のとは異なるデジタル著作権法のようなものを作る必要があるのではないか。」
「著作権法第30条の4について、知的財産や権利の問題に関しては議論が不十分だったのではないか。知的財産に関するルールメイキングを含めてAI政策を継続的に議論する政府部局の設置が必要ではないか。党ではその検討部隊を立ち上げようとしている。」
【第532回】どうなる日本のマンガ、アニメ、ゲームの未来?!~技術と権利、契約と教育~ #UGC 、オンラインゲーム、メタバースへ、#AI と #著作権 問題 の新時代へ(2023/04/05)
https://www.youtube.com/watch?v=wnTIDCEnVcg
https://www.youtube.com/watch?v=wnTIDCEnVcg
- 山田太郎議員と生成AIに関する動き
年表形式で山田議員と生成AIに関する動きをまとめました。
※本項目は編集途中であり、山田議員の生成AIに関する活動のすべてを記載している訳ではありません。
※本項目は編集途中であり、山田議員の生成AIに関する活動のすべてを記載している訳ではありません。
+ | 多いので折りたたみ |
平将明議員
Web3PT座長も務め、Web3政策にも関わっている。
”平氏が生成AI技術の急速な進展に着目したのが昨年11月下旬だ。東京都内でAI研究の第一人者の松尾豊・東京大大学院教授(現・政府のAI戦略会議座長)らのAIの社会実装に関する討論を耳にしたことがきっかけだ。”
〇「やらないとやばいですよ」生成AI、出遅れた日本 巻き返しに自民有志奔走 産経新聞社 2023年6月27日
〇官邸、オープンAIとの面会を当初拒否 自民・平氏「本当にだめ」毎日新聞社 2023年5月11日(有料記事)
〇官邸、オープンAIとの面会を当初拒否 自民・平氏「本当にだめ」毎日新聞社 2023年5月11日(有料記事)
- AI規制へのスタンス
きいたかし(城井崇)議員
「教職員の働き方改革と生成系AIについて永岡文部科学大臣に質問。
学校現場の長時間労働の継続は認め、給特法廃止による処遇改善の政府検討は明言せず、生成系AIにまつわる著作権者を守るルール整備はすれ違い、教育現場でのAI活用指針の発出めども明言せず。」
https://twitter.com/kiitakashi/status/1650364353835855872?cxt=HHwWgMDTxdjoouctAAAA
学校現場の長時間労働の継続は認め、給特法廃止による処遇改善の政府検討は明言せず、生成系AIにまつわる著作権者を守るルール整備はすれ違い、教育現場でのAI活用指針の発出めども明言せず。」
https://twitter.com/kiitakashi/status/1650364353835855872?cxt=HHwWgMDTxdjoouctAAAA
「4月24日の衆議院決算行政監視委員会第2分科会での私の質疑議事録をアップ。
「給特法の廃止を含めた教職員の働き方改革」と「生成AI(著作権の保護と教育現場への影響)」について永岡文部科学大臣に直接質しました」
https://twitter.com/kiitakashi/status/1651036296587153408?cxt=HHwWgMDUlfSw1OktAAAA
「給特法の廃止を含めた教職員の働き方改革」と「生成AI(著作権の保護と教育現場への影響)」について永岡文部科学大臣に直接質しました」
https://twitter.com/kiitakashi/status/1651036296587153408?cxt=HHwWgMDUlfSw1OktAAAA
「生成系AIの活用、著作権者を守るための新たな規制が必要だ」
https://twitter.com/kiitakashi/status/1651036306116612096
https://kiitaka.net/21312/
https://twitter.com/kiitakashi/status/1651036306116612096
https://kiitaka.net/21312/
「内閣府からAI関連法案を聞き取り。私からは機械学習されるデータにまつわる権利保護について確認。」(2025年3月30日)
https://x.com/kiitakashi/status/1906211289464213788
https://x.com/kiitakashi/status/1906211289464213788
くりした(栗下)善行議員
主に表現の自由に関する活動を行っていることで知られる。前東京都議会議員(~2021年)、2022年7月の参議院選挙に立憲民主党より立候補、落選。
- くりした氏と生成AIに関する動き
年表形式でくりした氏と生成AIに関する動きをまとめました。
※本項目は編集途中であり、くりした氏の生成AIに関する活動のすべてを記載している訳ではありません。
※本項目は編集途中であり、くりした氏の生成AIに関する活動のすべてを記載している訳ではありません。
日付 | 出来事など |
---|---|
▼2025年 | |
3/4 | (AI新法のヒアリングに対し)一番驚いたというか、現場との乖離を感じたのは「AIの抱えるリスクは現行法で対処できている」と何度も言っていた点です。私にはとてもそうは思えないのですが。 https://x.com/zkurishi/status/1896901362014924828 |
3/4 | 衆議院に提出されたAI新法について、担当の方からお話しお聞きする機会がありました。新法について聞きたい点について多くのリクエストを頂きましたので、多かった質問と回答概要について以下にまとめました。 ・AI新法に関する質問と返答 https://x.com/zkurishi/status/1896897328847741436 |
▼2024年 | |
▼2023年 |
政党
自民党AIプロジェクトチーム
AIの急激な進化を受け自民党が2023年2月に設置したプロジェクトチーム。(AIPTとも表記)座長は平将明議員。
- AI、社会実装化へ 新たなPT設置(2023年2月3日)
党デジタル社会推進本部(本部長・平井卓也衆院議員)は「AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム(PT座長・平将明衆院議員)」を新たに設置し、2023年2月3日に初会合を開いた。
https://www.jimin.jp/news/information/205160.html
【AIPT・各会合と関連資料リンク】
- 自民党AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム 衆議院議員 塩崎彰久(あきひさ)
⇒第1回(2023年2月3日)~第19回(2023年9月27日)までの各会合の概要と資料まとめ。
https://note.com/akihisa_shiozaki/n/n4c126c27fd3d - 自民党AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム 衆議院議員 尾﨑正直(まさなお)
⇒第20回(2023年11月8日)~第32回(2024年2月21日)までの各会合の概要と資料まとめ。
https://note.com/masanao_ozaki/n/nbd4dd013a5cb - 自民党AIの進化と実装に関するプロジェクトチーム 衆議院議員 小森 卓郎(こもり たくお)
⇒第32回(2024年2月21日)から現在までの 各会合の概要と資料まとめ。
https://note.com/komori_takuo/n/n8433de4720a0
公明党
- 公明、生成AI基本法検討を提言(2023年10月11日)
各政党の生成AIへの考え方
日本俳優連合が作成・送付した生成AI問題に関する質問状と各政党の回答
日本の俳優・声優団体である日本俳優連合は、2024年10月27日に投票が行われる第50回衆議院選挙に際し、各政党に対して生成AIの問題点や法整備に関する質問状を10月16日に送付した。
送付した政党は自由民主党、立憲民主党、日本維新の会、公明党、日本共産党、国民民主党、れいわ新選組、社会民主党、参政党、NHKから国民を守る党の10の党で、回答期限の10月23日までに日本維新の会と参政党を除く8党から返答があった。
日本俳優連合による質問内容は以下。
- ①権利者に無断で生成されるAI音声/映像/画像をどう思いますか
- ②無断学習を可能にする現状の著作権法の改正は必要だと考えますか
- ③生成AIによる権利侵害に対応する法整備は必要だと考えますか
返答の内容は以下日本俳優連合HPで閲覧可能。
- 「生成AIについての公開質問状」回答の発表(2024年10月23日)
有志作成の2024年衆議院選挙各候補者への質問状とその回答
生成AIの問題点に対しどのような意見を持っているか、2024年第50回衆議院選挙の候補者らに有志が送付したアンケートとその回答。
以下サイトより返答内容を閲覧可能。
政府・省庁
内閣府
知的財産戦略本部 構想委員会
- 構想委員会(会議一覧など)
- 第1回構想委員会(本会合)議事次第(2023年1月20日)
- 第2回構想委員会(本会合)議事次第(2023年3月3日)
AI戦略会議
G7広島サミットにて「広島AIプロセス」の設置やChatGPT(米OpenAI開発)の急速な普及などを背景に、日本国内における政府のAI政策の司令塔として2023年5月に立ち上げられた。国内のルール作りをこの会議が主導している。座長は東京大学教授の工学者である松尾豊氏。(記事)
《 ▼会議メンバー 》
メンバー一覧(8名) |
---|
・松尾 豊【座長】(東京大学大学院工学系研究科 教授) ・江間 有沙(東京大学未来ビジョン研究センター 准教授) ・岡田 淳(森・濱田松本法律事務所 弁護士) ・川原 圭博(東京大学大学院工学系研究科 教授) ・北野 宏明 (株式会社ソニーリサーチ 代表取締役 CEO) ・佐渡島 庸平 (株式会社コルク 代表取締役社長) ・田中 邦裕 (さくらインターネット株式会社 代表取締役社長) ・山口 真一(国際大学グローバル・コミュニケーション・センター准教授) |
《 ▼議事録など公式資料 》
- AI戦略会議(会議一覧など)
- AI戦略会議(第1回)(2023年5月11日)
- AI戦略会議(第2回)(2023年5月26日)
- AI戦略会議(第3回)(2023年6月26日)
- AI戦略会議(第4回)(2023年8月4日)
- AI戦略会議(第5回)(2023年9月8日)
- AI戦略会議(第6回)(2023年11月7日)
- AI戦略会議(第7回)(2023年12月21日)
- AI戦略会議(第8回)(2024年4月19日)
- AI戦略会議(第9回)(2024年5月22日)
⇒この会議では生成AIを含むAI技術全般の活用事例を取り上げた資料が提示された。生成AIの活用事例としては、「オタ恋」のAI画像による広告、「パルコ」の広告、「伊藤園」のAIタレント広告などが挙げられた。なお、政府はAI戦略会議でAI規制の議論を行うとしたが、同会議はいままで生成AIに対し強力な推進姿勢を示してきたことや、会議メンバーが生成AI・AI技術に関連する研究者や事業者サイドが主であるため、「規制を議論するための会議としては不適切ではないか」との旨の意見もある。(関連記事) - AI戦略会議(第10回)(2024年7月19日)
⇒この会議では、AI規制などを議論する研究会「AI制度研究会」の設置と、研究会のメンバーが発表された。(詳細は当wiki「AI制度研究会」へ) - AI戦略会議(第11回)(2024年8月2日)
⇒新たに設置されたAI制度研究会(第1回)も合同で開催された。 - AI戦略会議(第12回)(2024年12月26日)
⇒AI制度研究会(第6回)と合同で開催。 - AI戦略会議(第13回)(2025年2月4日)
⇒AI制度研究会(第7回)と合同で開催。この会議では、AI規制の方向性を示す文書「中間とりまとめ(案)(2024年12月発表)」に対し募集したパブリックコメントの結果が発表された。
《 ▼関連資料 》
- 生成AIによるリスク増大に危機感、著作権侵害など対応促す…戦略会議の論点整理原案(2023年5月26日)
- 日本経済新聞:生成AI、活用促進へリスク対処 政府が論点整理(2023年5月27日)
- 毎日新聞:生成AIの可能性とリスクを「論点整理」 政府のAI戦略会議(2023年5月26日)
AI制度研究会(AI戦略会議傘下)
上記AI戦略会議の傘下に設置されたAI規制を議論する研究会。2024年7月19日の第10回AI戦略会議でメンバーが発表された。AI戦略会議と同様に、座長は東京大学の工学者である松尾豊氏。
《 ▼研究会メンバー 》
左右スクロール可。
左右スクロール可。
構成メンバー(14名) | 構成メンバー(14名) |
---|---|
・松尾 豊【座長】(東京大学大学院工学系研究科 教授) ・村上 明子【座長代理】(独立行政法人情報処理推進機構AIセーフティー・インスティテュート 所長) ・生貝 直人(一橋大学大学院法学研究科 教授) ・岡田 隆太朗(一般社団法人日本ディープラーニング協会 専務理事) ・岡本浩一郎(一般社団法人ソフトウェア協会 副会長/株式会社リアルソリューションズ 代表取締役社長) ・柿沼 由佳(公益社団法人全国消費生活相談員協会消費者教育研究所 副所長) ・工藤 郁子(大阪大学社会技術共創研究センター 特任准教授) |
・殿村 桂司(長島・大野・常松法律事務所 弁護士) ・中尾 悠里(富士通株式会社富士通研究所人工知能研究所 プリンシパルリサーチャー) ・永沼 美保(一般社団法人日本経済団体連合会デジタルエコノミー推進委員会 国際戦略WG 主査/日本電気株式会社品質・エンジニアリング推進部門 主席プロフェッショナル) ・原山 優子(東北大学 名誉教授/GPAI 東京専門家支援センター長) ・平野 晋(中央大学国際情報学部 教授・学部長) ・福岡 真之介(西村あさひ法律事務所・外国法共同事業 弁護士) ・松原 実穂子(日本電信電話株式会社 チーフ・サイバーセキュリティ・ストラテジスト) |
《 ▼議事録など公式資料 》
- AI戦略会議(第10回)(2024年7月19日)
⇒AI制度研究会設置の発表。 - AI制度研究会(第1回)(2024年8月2日)
⇒AI戦略会議(第11回)と合同開催。 - AI制度研究会(第2回)(2024年8月23日)
⇒ヒアリングを行った。対象者:東京大学大学院法学政治学研究科 宍戸常寿教授、株式会社ベネッセコーポレーション、神戸市、人工知能研究開発ネットワーク(AI JAPAN)、桃尾・松尾・難波法律事務所 松尾剛行弁護士 - AI制度研究会(第3回)(2024年9月10日)
⇒ヒアリングを行った。対象者:ABEJA、Preferred Networks、一般社団法人情報処理学会ISO/IEC SC42WG1国内委員会 - AI制度研究会(第4回)(2024年9月12日)
⇒ヒアリングを行った。対象者:Google Asia Pacific、日本マイクロソフト株式会社、Facebook Japan、中央大学国際情報学部 須藤修教授、日本電信電話(NTT)、三井住友フィナンシャルグループ - AI制度研究会(第5回)(2024年12月26日)
⇒中間とりまとめ(案)の発表。 - AI制度研究会(第6回)(2024年12月26日)
⇒中間とりまとめ(案)の発表。AI戦略会議(第12回)と共同開催。 - AI制度研究会(第7回)(2025年2月4日)
⇒AI戦略会議(第13回)と合同で開催。この会議では、AI規制の方向性を示す文書「中間とりまとめ(案)(2024年12月発表)」に対し募集したパブリックコメントの結果が発表された。
《 ▼関連資料 》
- 生成AI 岸田首相 “新たな法規制含め 必要な制度の検討を”(2024年8月2日-NHK)
- 石破首相“生成AIで重大な問題発生 対応法案 早期に国会提出”(2024年12月26日-NHK)
AI時代の知的財産権検討会
《 ▼検討会メンバー 》
左右スクロール可。
左右スクロール可。
構成メンバー(13名) | 構成メンバー(13名) |
---|---|
・渡部 俊也【座長】(東京大学執行役・副学長、未来ビジョン研究センター教授) ・上野 達弘(早稲田大学法学学術大学院法務研究科教授) ・江間 有沙(東京大学未来ビジョン研究センター准教授、理化学研究所革新知能統合研究センター客員研究員) ・岡﨑 直観(東京工業大学情報理工学院情報工学系知能情報コース教授) ・岡田 淳(弁護士、森・濱田松本法律事務所) ・岡田 陽介(㈱ABEJA代表取締役CEO兼CTO) ・奥邨 弘司(慶應義塾大学大学院法務研究科教授) |
・佐渡島庸平(㈱ コルク代表取締役社長) ・新 清士(デジタルハリウッド大学大学院教授、㈱ AI Frog Interactive 代表取締役) ・竹中 俊子(ワシントン大学ロースクール教授、慶應義塾大学大学院法務研究科教授) ・田村 善之(東京大学大学院法学政治学研究科教授) ・福井 健策(弁護士、骨董通り法律事務所) ・福田 昌昭( ㈱Preferred Networks コンシューマープロダクト担当 VP) |
《 ▼議事録など公式資料 》
- AI時代の知的財産権検討会(会議一覧など)
- AI時代の知的財産権検討会(第1回)議事次第(2023年10月4日)
- AI時代の知的財産権検討会(第2回)議事次第(2023年10月18日)
⇒日本音楽著作権協会(JASRAC)、日本知的財産協会、AI Picasso社が参加。 - AI時代の知的財産権検討会(第3回)議事次第(2023年11月7日)
⇒日本マイクロソフト社、日本新聞協会が参加。 - AI時代の知的財産権検討会(第4回)議事次第(2023年12月11日)
⇒レベルファイブ社が参加。 - AI時代の知的財産権検討会(第5回)議事次第(2024年1月26日)
- AI時代の知的財産権検討会(第6回)議事次第(2024年3月21日)
- AI時代の知的財産権検討会(第7回)議事次第(2024年4月22日)
- [PDF]AI時代の知的財産権検討会 中間とりまとめについて【概要】(2024年11月15日)
- [PDF]AI時代の知的財産権検討会「中間とりまとめ」ー 権利者のための手引き ー(2024年11月15日)
文化庁
文化審議会著作権分科会
《 ▼分科会メンバー 》
- 第23期(2023年度、令和5年度)委員一覧。左右スクロール可。
+ | 第23期委員一覧 |
- 第24期(2024年度、令和6年度)委員一覧。左右スクロール可。
メンバー一覧(26名) | メンバー一覧(26名) | メンバー一覧(26名) |
---|---|---|
・あんびる やすこ(絵本作家、一般社団法人日本美術著作権連合理事長) ・内山 隆(青山学院大学総合文化政策学部教授) ・太田 勝造(明治大学法学部教授) ・喜入 冬子(一般社団法人日本書籍出版協会理事、株式会社筑摩書房代表取締役社長) ・草野 絵美(アーティスト、株式会社 Fictionera 代表取締役、東京藝術大学非常勤講師) ・楠本 靖(一般社団法人日本レコード協会理事) ・河野 康子(一般財団法人日本消費者協会理事) ・佐藤 正弥(一般社団法人日本経済団体連合会産業政策本部副本部長) ・島並 良(神戸大学大学院法学研究科教授) |
・鈴木 薫(日本放送協会知財センター専任局長) ・髙部 眞規子(弁護士) ・竹内 敏(一般社団法人日本新聞協会新聞著作権小委員会委員長) ・棚井 文雄(写真家、一般社団法人日本写真著作権協会常務理事、日本大学藝術学部非常勤講師) ・田村 善之(東京大学大学院法学政治学研究科教授) ・中川 達也(弁護士) ・中沢 けい(公益社団法人日本文藝家協会常務理事) ・仁平 淳宏(一般社団法人日本ネットクリエイター協会専務理事) ・深町 徳子(一般社団法人日本映像ソフト協会著作権部副部会長、株式会社ポニーキャニオン常務取締役) |
・前田健(神戸大学大学院法学研究科教授) ・前田 優子(一般社団法人日本民間放送連盟番組・著作権部副部長) ・丸山 ひでみ(公益社団法人日本芸能実演家団体協議会理事・同実演家著作隣接権センター運営委員) ・宮島 香澄(日本テレビ報道局解説委員) ・吉澤 秀男(一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会理事、セガサミーホールディングス株式会社 取締役上席執行役員) ・吉村 文雄(一般社団法人日本映画製作者連盟理事、東映株式会社代表取締役社長) ・早稲田祐美子(弁護士) ・渡辺 俊幸(一般社団法人日本音楽著作権協会理事、洗足学園音楽大学客員教授) |
《 ▼議事録など公式資料 》
- 文化審議会著作権分科会(第68回)(第23期第1回)(2023年6月30日)
- 文化審議会著作権分科会(第69回)(第23期第2回)(2024年3月19日)
- 文化審議会著作権分科会(第70回)(第24期第1回)(2024年5月13日)
文化審議会著作権分科会法制度小委員会
《 ▼委員会メンバー 》
左右スクロール可。
左右スクロール可。
メンバー一覧(13名) | メンバー一覧(13名) |
---|---|
・麻生 典(九州大学大学院芸術工学研究院准教授) ・今村 哲也(明治大学情報コミュニケーション学部教授) ・上野 達弘(早稲田大学法学学術院教授) ・澤田 将史(弁護士) ・島 並良(神戸大学大学院法学研究科教授) ・水津 太郎(東京大学大学院法学政治学研究科教授) ・茶園 成樹(大阪大学大学院高等司法研究科教授) |
・中川 達也(弁護士) ・羽賀 由利子(成蹊大学法学部教授) ・福井 健策(弁護士) ・間明 宏充(東京地方裁判所(知的財産権部)判事) ・𠮷田 悦子(大阪工業大学知的財産学部准教授) ・早稲田 祐美子(弁護士) |
《 ▼議事録など公式資料 》
- 文化審議会著作権分科会法制度小委員会(令和5年度第1回)(2023年7月26日)
- 文化審議会著作権分科会法制度小委員会(令和5年度第2回)(2023年9月5日)
⇒弁護士の岡田淳氏(内閣府・AI戦略会議の委員も務める)と日本マイクロソフト社に対し、有識者としてヒアリングが行われた。 - 文化審議会著作権分科会法制度小委員会(令和5年度第3回)(2023年10月16日)
⇒日本新聞協会、情報通信研究機構、漫画家の小沢高広(うめ)氏に対し、有識者としてヒアリングが行われた。 - 文化審議会著作権分科会法制度小委員会(令和5年度第4回)(2023年11月20日)
- 文化審議会著作権分科会法制度小委員会(令和5年度第5回)(2023年12月20日)
- 文化審議会著作権分科会法制度小委員会(令和5年度第6回)(2024年1月15日)
- 文化審議会著作権分科会法制度小委員会(令和5年度第7回)(2024年2月29日)
⇒この第7回小委員会では文化庁が作成したガイドライン「AIと著作権に関する考え方について(素案)」に対し募集されたパブリックコメントの結果が発表された。なおこのパブコメでは計2万4983件もの意見が集まり、うち団体等については著作者関連やテクノロジー関連等を合わせた73の団体・法人が意見を送付した。
文化審議会著作権分科会政策小委員会
《 ▼議事録など公式資料 》
- 文化審議会著作権分科会政策小委員会(令和6年度第1回)(2024年5月20日)
- 文化審議会著作権分科会政策小委員会(令和6年度第2回)(2024年7月31日)
⇒この委員会ではAI事業者や権利者などに向けた「AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス(PDF)」という資料が配布された。発表後、この資料の「AI学習など情報解析用のデータセットとして販売すれば、無許諾でAI学習されることを法的に防ぐことが可能」という記述が話題となった。
「AIと著作権に関する考え方について」
文化庁の文化審議会著作権分科会法制度小委員会が、2023年後半から2024年3月にかけて数回の修正を経て作成したAIと著作権の関係を取りまとめる文書。当文書に対して2024年1月23日から同年2月12日までパブリックコメントが実施され、2万4983件ものコメントが集まるなど大きな反響を呼んだ。なお、このAIと著作権への考え方はあくまで同小委員会の考え方であって、法的拘束力や特定の生成AIとその技術について確定的な法的評価を行うものではないとしている。
- [PDF]AI と著作権に関する考え方について(骨子案)
⇒2023年11月20日の令和5年度第4回文化審議会著作権分科会法制度小委員会で配布。 - [PDF]AI と著作権に関する考え方について(素案)
⇒2023年12月20日の令和5年度第5回文化審議会著作権分科会法制度小委員会で配布。 - [PDF]AIと著作権に関する考え方について(素案)令和6年1月15日時点版(溶け込み)
- [PDF]AI と著作権に関する考え方について(素案)令和6年1月15日時点版(見え消し)
- [PDF]AI と著作権に関する考え方について(素案)令和6年2月29日時点版(溶け込み)
- [PDF]AIと著作権に関する考え方について(素案)令和6年2月29日時点版(見え消し)
- [PDF]AI と著作権に関する考え方について(2024年3月15日版)
法制度に関するワーキングチーム
- 法制度に関するワーキングチーム(第1回)(2024年7月10日)
- 法制度に関するワーキングチーム(第2回)(2024年12月24日)
その他文化庁の公式資料・ページ
- 文化芸術活動に関する法律相談窓口
⇒生成AIに関する権利侵害事例収集、今後の議論に反映する予定。 - 令和5年度著作権セミナー「AIと著作権」(2023年6月22日-文化庁公式YouTube)
- 令和5年度著作権セミナー「AIと著作権」の講演映像及び講演資料を公開しました。(2023年6月)
- [PDF]「AIと著作権に関する諸外国調査」概要
- [PDF]aiと著作権に関する諸外国調査(2024年3月)
- [PDF]AIと著作権に関するチェックリスト&ガイダンス(PDF)(2024年7月31日)
文化庁関連報道
- 生成AI画像は類似性が認められれば「著作権侵害」。文化庁(2023年6月5日)
- 生成AI、画像の特徴が似ていれば「著作権侵害」にあたる? 文化庁の最新見解を読み解く(2023年6月19日)
- 文化庁、「AIと著作権」の講演映像をYouTubeで公開 全64ページの講演資料も無料配布中(2023年6月22日)
- 著作権法での生成AIの扱い、文化審小委が検討開始(2023年7月27日)
- 生成AIによる著作権問題、日本弁理士会が論点整理(2023年8月7日)
- 生成AI、無断学習に「歯止め」 著作権侵害、文化庁素案を了承(2024年1月15日-共同通信)
経済産業省/総務省
- 経済産業省・総務省:AI事業者ガイドライン(第1.0版)(2024年4月19日)
- 経済産業省:コンテンツ制作のための生成AI利活用ガイドブック(2024年7月5日)
- 経済産業省:政策特集 AIに愛を vol.1(2025年4月4日)
特許庁
- 生成AIの「知財」侵害を防ぐ 特許庁、26年に意匠法改正へ(2024年11月5日-共同通信)
公正取引委員会
- (令和6年10月2日)「生成AIを巡る競争」に関する情報・意見の募集について(2024年10月2日-公正取引委員会)
日本政府と生成AIに関連する報道等
- TBS:DeepLのクテロフスキーCEOが自民党本部を訪問し、AI活用で意見交換 日本に拠点設置も表明(2023年5月11日)
- 読売新聞:政府、法改正議論時にAIの著作権リスク説明せず…先進国で最も緩い法規制の枠組みに(2023年5月16日)
- NHK:「ChatGPT」開発の米企業に注意喚起 政府の個人情報保護委(2023年6月2日)
- TBS:【速報】岸田総理 AI活用めぐり「クリエイター支援を検討」(2023年6月6日)
- NHK:政府の知的財産推進計画案“生成AIで著作権侵害相次ぐおそれ”(2023年6月8日)
- 読売新聞:AIの著作権侵害に対策、保護へ論点整理…政府が「知財推進計画」決定(2023年6月9日)
- 生成AI、定期テスト使用不適切 文科省の学校指針案、活用法も(2023年6月22日)
- “生成AI開発事業者 信頼性高める対策強化を”村井首相補佐官(2023年7月3日)
- 生成AI対策で監査・認証制度、政府検討へ…開発・提供者の透明性向上図る(2023年7月4日)
- 生成AIめぐり松本総務相 EU上級副委員長と会談 協力し議論確認(2023年7月6日)
- 秘書選考「自費出版」要件除外へ 衆院、AI対策で(2023年7月21日)
- 生成AI“米大手IT企業の合意” 官房副長官 前向きな動きと歓迎(2023年7月24日)
- 米国、AI規制にかじ 日本の「ルール作り主導」は形骸化?(2023年7月27日)
- 生成AIの偽情報対策、デジタル発信者情報など新技術の活用をG7に提言へ(2023年8月3日)
- 日本政府、G7にAI規制を提案へ(2023年8月8日)
- 生成AI学習データ、事業者に開示指針 政府が骨子案(2023年8月11日)
- 政府のAI関連予算“過去最高”の約1600億円要求 今年度の4割増(2023年9月8日)
- 日本経済新聞:生成AI、企業にデータ開示要請 政府が指針骨子案(2023年9月8日)
- 岸田首相、AI規制へ「日本主導で国際ルール作り」…偽情報や著作権保護「対応必要だ」(2023年10月1日)
- 岸田首相 “生成AI活用のルールづくり 日本が主導的役割を”(2023年10月1日)
- 「国民は物価高に苦しんでおり、国民生活を守らなければいけない」…岸田首相インタビュー詳報(2023年10月2日)
- AIリスク軽減策 探る…知財保護検討会 規制対象整理も(2023年10月5日)
- AI時代における知的財産権に関する御意見の募集について(2023年10月5日)
- 生成AI利用企業も責任、政府案 事業者向け指針、リスク周知要求(2023年10月6日)
- 生成AI共通ルール作りへ 米IT企業が安全性確保など協力の意向(2023年10月9日)
- 生成AIによる知的財産権の侵害防止策 年内にも具体化へ 政府(2023年10月10日)