平穏

No.0033

平穏
サポートカード
配置:シーン
呪力4

[充填フェイズ・戦闘フェイズ・起動フェイズ]常時
自分の手札とデッキと捨て札置き場はイベント・特殊能力の目標にならない。

イラスト:あきやまねねひさ

考察

広域を触れなくするシーン。

ありとあらゆる領域が対象に取れなくなるため、多くのデッキで行動が阻害される。
手札においては拝借隠蔽などの手札破壊に、探知ダブルスポイラーなどの手札公開。
デッキにおいては人形生成宝探しなどのサーチ、実験神出鬼没などのリクルート、先読みタイムリミットなどのデッキ破壊、才気煥発強欲の小神霊などのドローを、
捨て札置き場においては永遠の苦輪聖者の復活などの蘇生に、燐火お迎え体験版などの回収、昔のことは気にせず王国再興などのリセットなども封印する。
相手のライフを0にする気がないデッキほどこれらのカードが採用されている事が多く、このカードを除去出来ないのは敗北とほぼ同義であると言っていい。

ドローが主体の効果でなくとも、どれか一箇所でも何かしら対象に取っていた場合はその時点で使用すら不可能となる。
想起解体などが該当する。
逆に、対象にとっていない完全燃焼などは防げない。

このカードの影響を受けないデッキで採用するのが望ましいが、ビートダウンするデッキでは一部効果が潰れたとしても影響はないとして採用する手もない訳ではない。
例えば魔理沙なら星符「ドラゴンメテオ」の手札破壊が封印されるものの、ダメージレース自体に影響はない。
一方、同じくビートダウンするキャラでもドロー効果の多いにとり、スペルを蘇生する妹紅などでは天敵となるため採用しないとともに環境次第で対策が必要となる。

かつては妹紅がこのカード1枚で多くのカードが使えなくなるため天敵とされていたが、
現在はシーンカウンターを待たずに竹林の火事で破壊出来るため若干は対抗しやすくなっている。

無縁塚とはメタ範囲が異なるが、リニューアルにより無縁塚が強化され一部対策可能なカードが被るようになった。
対策したいデッキに合わせて採用すべきな点は変わらない。

全く刺さらない相手も居る一方で、刺さる場合はこれ1枚でコンセプト不全に陥るぐらいには影響が大きい。
平穏とは程遠い効果であるのは間違いない。

付記

頒布当初は呪力3だったが、多くのデッキに被害を及ぼすメタ性能の高さが危険視され呪力4と下方修正された。
最終更新:2020年04月25日 22:23