「小悪霊復活せし」
No.3009
「小悪霊復活せし」
スペルカード
攻撃0 迎撃0 命中6 通常
条件:燐3
呪力6
[戦闘フェイズ]常時
このスペルは「攻撃+X」を得る。
(Xは、自分の捨て札置き場に置かれているスペルカードの総数に等しい。ただし、Xは自分の場に置かれているスペルの総数を最大値とする)
[戦闘フェイズ]常時
自分のリーダーの属性に『地霊殿』が含まれていない場合、フェイズ開始時、このスペルを準備状態にする。
イラスト:蒲焼鰻
考察
地霊殿リーダーでないと実質使えない制約、自陣と捨て札置き場のスペル枚数に応じて強化される効果を持つスペル。
下効果を考えると、実質燐リーダー専用と考えて差し支えない。
打点だけなら萃香リーダーにでもしてしまえば稼ぎやすいが、戦闘が出来ないため意味が無い。
スペル能力を無効化すれば準備状態になるデメリットが消えるが、今度は打点が消えてしまう。
上効果により、捨て札置き場が肥えていればいるほど強化されるが、自陣のスペルの枚数までしか上がらない。
この自陣のスペルは起動状態となっているこのスペル自身も加算される。
例えば、捨て札置き場のスペル8枚、準備状態のスペル6枚、起動しているのがこのスペル1枚のみであれば、
燐のリーダー能力と合わせて攻撃8・命中7となる。
捨て札置き場を肥やす手段なら燐のカードプールなら豊富にあるが、盤面のスペルを増やす手段は
猫車運送と
死体ツアーコンダクターぐらいしかなく、前者は実質後攻時限定である。
防壁や回復でターン数を引き延ばした終盤でもない限り高打点は見込みにくい。
それでも、その気になれば攻撃値を2桁台に引き上げる事も可能であり、終盤の決め手になりうる事は確か。
能力の都合上、自陣のスペルを破棄して捨て札置き場のスペルを増やすカードの使用には注意が必要。
打点上昇値の最大値を引き下げてしまうためである。
特に
間欠泉の怨霊を配置して殴る場合に発生しやすいので、盤面をよく見たうえで使用するか否か判断したい。
最終更新:2020年03月23日 00:20