ガンダムAGE-1 フルグランサ

登場作品 機動戦士ガンダムAGE
型式番号 AGE-1G
全高 18.0m
重量 不明
所属 地球連邦軍
ガンダム博物館
搭乗者 フリット・アスノ
武装 シールドライフル×2
ビームダガー(ビームサーベル)×2
ミサイルランチャー×6
グラストロランチャー×2
プラズマダイバーミサイル

【設定】

破損したガンダムAGE-1 フラットを回収した姿がガンダムAGE-1 グランサ。
全身に追加装甲を装備し、さらに火力も増強した「フルアーマーガンダムAGE-1」といえる機体。この追加装甲はパージが可能。
両腕にビームサーベルを発振できるシールドライフルを装備し、さらにビームキャノンとミサイルランチャーの複合兵器「グラストロランチャー」をバックパックに装備するなど砲撃戦に強い機体になった。
これまでのウェアと違って砲撃戦に向いている理由は、老いたフリット・アスノの身体に負担をかけないようにするため。


【武装】

シールドライフル

両腕に装備されている攻防一体の武装。
ドッズライフル、ビームサーベル、シールドの機能を併せ持つ。

ビームダガー

ビームサーベル

両腰部に1本ずつマウントされている。
短いビーム刃を形成可能で、投擲武装としても使える。
また、出力を調節する事でビームサーベルしても使用できる。

ミサイルランチャー

肩の追加装甲に2門ずつ、脚部の追加装甲に1門ずつの計6門が装備されている。

グラストロランチャー

大型ビームキャノンとスラスターを内蔵した複合兵装。
ガンダムAGE-1 フラットに装備されていたゼフルドランチャーの発展型となる。
なお、ガンダムAGE-1 グランサにグラストロランチャーを装備させた機体がガンダムAGE-1 フルグランサと呼ばれる。

プラズマダイバーミサイル

地球連邦軍が有する大量破壊兵器の試作型。
その破壊力は拠点やスペースコロニーを一発で消滅させる程(小説版ではジェネシスのような性能を持つ)と言われている。
フルグランサ状態では取り回しに難があるため、装甲をパージしてフラット状態で使用する。


【原作での活躍】

A.G.164、軍を退役したフリットがディーヴァに戻った際に運用されるが、ヴェイガンのMSとの性能差が開き始め苦戦を強いられる。
ザナルドのザムドラーグとゼハートのギラーガとの交戦で中破し、その後の修復を兼ねて追加装甲を施され「AGE-1G ガンダムAGE-1グランサ」に改修された。

全てが終わった後、再びAGEシステムを搭載され、エメラルドの光を取り戻したAGE-1は戦争終結を記念して建造された「ガンダム博物館」に飾られる。故人となったフリット共々「救世主」として称えられていった。


【パイロット説明】

フリット・アスノ

CV:井上和彦

A.G.164年、連邦軍を引退したフリットは家族と共に地球の都市、オリバーノーツに移住していた。戦死した息子の形見でもある孫、キオ・アスノを溺愛しながらも戦士としての教育を施し、密かに新たなガンダムを建造しながら来たるヴェイガンの本格的な地球侵攻に備えていた。
そしてヴェイガンの宣戦布告とともにオリバーノーツを攻めてきたヴェイガンをキオと共に撃退、戦場に復帰した。ヴェイガンとの激戦の中MIAの裏で犯罪者として暗躍していた息子との再会と確執、火星圏の真実を知り戦うだけが道じゃないと悟った孫との喧嘩を経て、なおもヴェイガンを根絶やしにすることにこだわっているが…
最終決戦時にキオと共鳴し、そこでユリンをはじめこれまで守れなかった人たち、そして自分に未来を託した母と垣間見、人類みんなを守る救世主になるという本来の目的を取り戻した。
ヴェイガンとの戦争終結後はAGEシステムとEXA-DBから火星の死病「マーズレイ」を根絶すべく働いた。
死後は「戦争で活躍した英雄」ではなく「火星の人たちを救った英雄」としてガンダムと共に記念館が作られ、その前には彼の銅像が建てられた。その肩にはかつてユリンの肩にとまったのと同じ小鳥がいるのだった…

少年期から老いまで描かれる、超タカ派思想に染まる、軍のトップ格までにのぼり詰める、等ガンダム主人公としては異例な点を数多く持つ。
また、目的に囚われ、本来持っていた純粋な願いとは別の道を進んでしまうという点は、「SEED DESTINY」の主人公、シン・アスカを彷彿とさせる。
この極端とも言える殲滅思想の背景には、一般には正体を明かさず機械のように無機質にコロニーを襲っていたこと、そして最初に出会ったヴェイガンの人間が、よりによって性格に難があるデシル、目的のためなら手段を選ばないギーラだった事により、「ヴェイガン=人を人とも思わない人間とは別の生命体」という固定概念が出来上がってしまい、それが救世主になるという願望と合わさってしまった結果生み出されてしまうこととなった。
この点、アセムに対するゼハート、キオに対する火星在住の子供たちと、友となれる存在と出会えた子孫たちとの差とも言える。
番組終盤のヴェイガン殲滅を唱えるフリット、和平は難しいとしながらも全面対決を防ぐ道を模索するアセム、皆分かり合えるはずと和平を望むキオ。三者三様に主人公が描かれたことでフリットの殲滅思想はより際立ったといえる。

最終的にヴェイガンへの憎しみは氷解する事となったが、アニメ版ではユリンの言葉が決定打となったのに対し、小説版では、精神世界で14歳の自分に一方的に敗北し、現在の自分は遊び半分で命を奪っていたデシルと同じだと断じられるという違いがある。

最終話、AGE-1がプラズマダイバーミサイルをセカンドムーンに向け、その前にAGE-FXが立ちふさがるという構図が出てくるが、これは3話におけるコロニーを破壊しようとするゼダスとそれを食い止めるAGE-1のものと同じである。救世主となることを唱えながらも奪う側に回っていたフリットに対する強烈な皮肉となっている。

勘違いされがちだが、フリットの憎しみは大切なものを守れなかった無力さ、悲劇を繰り返させないための決意と責任感から来るもので、過激な発言はするものの、(部下のフレデリックやキオなどの反対を聞き入れ)実際に行ったことは殆どない。最後にプラズマダイバーミサイルを使おうとしたときは長い付き合いの部下、フレデリックが驚愕したほど。キオにシュミレータ―で遊ばせていたのも、力がないせいで自分や大切な人を守れない思いをさせたくはないからこその行動でもある(ちなみにシミュレーターは専用のものではなく市販のゲーム一式、現実で言えば戦場の絆みたいなもの)。
そして上記のように他の者の意見を聞いたり、親友ディケの孫ウッドピットに喝を入れたり未熟なナトーラに指導をしたりと若者に希望を持っているという一面もある。
誰よりも強く、誰よりも優しいからこそ修羅になったことを忘れないであげてほしい。
ちなみに小説版ではストッパーが飛んでしまっており、味方すら虐殺者呼ばわりされる程の狂信者になってしまっている。
小説版では長女のユノアの性格が話題になったが、ユノアの出産予定日に多忙な中スケジュールを調整してまで駆けつけたTV版フリットと違い、一切興味を示していない小説版フリットと、彼にただ従っているエミリーという両親の態度の違いがユノアの性格形成に大きな影響を与えているため、彼女もある意味デシルの被害者と言える。

余談だが、AGEが初参戦した「スーパーロボット対戦BX」という作品で、機動戦士ガンダムUC劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-と共演したことで宇宙世紀や西暦をはじめとする作品と共演したのだが、時系列を並べてみると結果的にフリットは一年戦争よりはるか前(アセム編でさえ一年戦争より前)からAGE-1に乗って、平和のために戦い続けたこととなっており、それによってガンダム作品だけでレビルやブレックスなど志を同じくした仲間、アムロシャアなど未来を託せる若者を失ったこととなり原作以上に精神的に辛い状況になっているのではないか?と話題となった。
結果的にその通りで、宇宙世紀(一年戦争ブルーデスティニー関連デラーズ紛争グリプス戦役第一次ネオ・ジオン紛争シャアの反乱)、太陽光紛争、CB奮起、アロウズ、「F」までのマクロスシリーズの戦いなどを経験し、結果として原作以上に彼の思いに説得力が生まれることとなった。
部隊の年長者として、自軍の代表の一人として若者を見守る立場で活躍し、ヴェイガンが絡まなければまさに完全無欠に近い。

彼とAGE-1が参戦するのは終盤で、それまではディーヴァにおり、ディーヴァを育てていなかったプレイヤーは低レベルで加入するが、AGE-1に追加される武装「プラズマダイバーミサイル」がまさかのダメージ9999という(表示上でカンストしているだけで実際はもっとあるとか)という超性能になっており、「最強のじいちゃん」として大暴れすることに。
しかし、この武装が追加されるのはヴェイガンとの決戦以降であり、同作で人間同士の争いが終わってからで、あとは異世界からの侵略者や人間を滅ぼそうとする自称神や宇宙難民(ELS)など、ELS以外は分かり合えない存在なのでだけなのでいくら撃っても問題はない。…が、その中に東京の街中で戦うステージがあるので、東京でプラズマダイバーミサイルを撃てるという非常に恐ろしいことになっている。

【原作名言集】

  • 地球連邦軍とヴェイガン全ての戦士たちに告ぐ!多くの命を救うため、君たちの協力を要請する!
    • TV版最終話。8話にて対立勢力を協力させる際は「僕たちの敵は、UEだ!」と外部に敵を作っての団結だったが、それを要していないことにフリットの成長が窺える。また、「戦士たち」という言い回しはゼハートが主に使っていたもの。
  • 私は…私が守れなかった者たちのために戦い抜いて見せる!
    • こちらはスパロボから。前述のとおり同作のフリットは「ガンダムAGE」の戦いだけでなく、一年戦争からシャアの反乱太陽光紛争やCB発起、そして初代からのマクロスシリーズの戦いなど数多くの戦乱の世界を生きてきたため、非常に重いセリフである。
  • 生きるのは難しい事なのだと…!生命は玩具ではないと、貴様に教えてやる!
    • これもスパロボからで、隠しボス相手に言う台詞。少年期とユリンの台詞を踏まえた名台詞である。


【VSシリーズでの活躍】

MBON

ガンダムAGE-FXのアシストとして参戦。ゲロビ+ミサイルと突撃系の二種類。
さらに後覚醒技でも登場し、プラズマダイバーミサイルを真上に発射する。スパロボみたいな威力はないが、一度決めてみたいロマン技。
アシストにしてはモデリングに気合が入っており、同じくアシストのダークハウンドは参戦したため、もしかしたらと思われたが、参戦は次回作までお預けとなった。

EXVS.2

フルグランサがついにプレイアブル化した。
2500コストの射撃寄り万能機となっており、武装もライフル、単発CS、ミサイル、二種のゲロビ、発動時に相手に向き直る上、アメキャン対応のアシスト2種、射撃バリア付きの格闘カウンター、ゲロビと超範囲攻撃の二種の覚醒技とシンプルな構成になっているのだが、射撃CSは発生が非常によく、ミサイルは誘導が非常にいい上爆風付きのため盾をめくる性能もあり、ゲロビは誘導を切りながら撃てる格闘CSと威力、範囲、銃口補正、発生、リロードが非常に優秀な二つ、弾数が2発なのに常時リロードかつ発動時に相手を向きアメキャン対応のアシスト…と非常に優秀な機体となっている。
一方でフルグランサ自体の機動力は低めなので乱戦、格闘戦は望ましくはない。
覚醒技は発生に優れたゲロビ+無誘導のミサイルとプラズマダイバーミサイルで、プラズマダイバーミサイルはFXの覚醒技同様上に撃つのだが爆風が非常に広く、しっかりと地表まで爆風が広がる仕様となっている。
勿論、フリットの台詞も豊富にあり、同作は勿論、鉄華団をヴェイガンと勘違いしそうになるなど他作品のキャラクターにも台詞がある。

なおOPにも登場。トライバーニングの蹴り合い、殴り会う。元気すぎるだろおじいちゃん・・・


【勝利・敗北ポーズ】

勝利ポーズ

通常:グラストロランチャーを構える
抜刀時:右腕のシールドライフルをビームサーベルにして横に振る

敗北ポーズ

煙を吹きながらうつ伏せに漂う。


【余談】

ゲーム「ガンダムブレイカー2」ではAGE-2はノーマル、ダブルバレット、ダークハウンドまであるのにタイタスのみの参戦であったが、「ガンダムブレイカー3」ではDLCとしてノーマルが参戦し、まさかの専用技としてプラズマダイバーミサイルが実装された。
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