都市データ

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ジオ文化圏の都市データ

この項目ではジオ文化圏に存在する幾つかの都市についてのデータを提供します。
これらの都市設定を全面採用するか、一部採用するか、全く採用しないかはGMに一任されます。
GMが管理する世界は全てにおいて設定をGMが決定する権限を持つのが普通です。

古王国セクメト

街の名前    ソルス=ベイ
属する国    セクメト
人口      13万人を超える
流通レベル   8
主要産業    商業
領主      イスナミル6世(セクメト王)

特徴
古き歴史あるセクメトの首都であり、遙か古代ジ・オルグ神が拠点とした都市だと伝えられています。
その証左として現在でも大神殿の巨大玉座や、巨神も通れる大路のような巨大構造物が見られます。
このソルス=ベイは歴史が古いだけでなくその都市規模としてもジオ文化圏最大といっていいものです。
その規模は流通、生産力、人口、都市面積、あらゆる面で圧倒的です。
またこの街少々特徴的な形状をしています。それが外壁層による都市区分です。
この都市はいくつかの壁によってその区域を区別されています。
(次のページのソルス=ベイ 概略図を参照)

最も最奥部に存在するのは王の居城が存在する城郭区域です。ここには城砦施設と王族の住居があります。
そこと街のもう一つの中心である大神殿を覆うように第一市街が存在します。
これは最も古きソルス=ベイの街の外壁の内側に残るもので、基本的に上流階級や富裕層の住居区域です。

その第一市街を覆う第一街壁の外側、そして第二街壁の内側にあるのが第二市街です。
この第二市街の住民たちは古くからソルス=ベイに代々住み着いている者たちや新興の商人、
職人層や町内の様々な施設などで働く人々の中心的な居住区域となっています。

さらにその第二市街壁の外側、そしてソルス=ベイ外壁の内側にあるのが第三市街です。
第一、第二市街と比べれば比較的歴史も浅い為、新しい流入住民やまた外部に農地を持つ外部農民など
がこの第三市街に居を構えていることが多くなります。
また一時滞在民向けの宿屋などの施設もここに多く存在し、ほとんどの冒険者は第三市街に宿を取ります。

この外壁の外側に壁にへばりつくように存在しているのが外壁街です。
ここには貧困層や戦争難民、そして訳ありの犯罪者達が街には住めずに寄り集まって出来た集落です。
粗末なバラックや貧弱な建物が主ですが、中には市内並にしっかり建てられている建物もあります。

更にいうと、この街には神代から連綿と整備を続けられている下水道が存在しています。
中心部の下水道はかなり計画的に作られた物ですが、その後の拡張は発展に合わせ煩雑に行われました。
この下水道は人が通れる規模の空間があり、そこには外壁街にさえ住めないような超貧民や
犯罪者の隠れ家として利用されています。
その数はかなり馬鹿にならず、下水道社会とでも言うべきコミュニティが存在しているとも言われます。

ソルス=ベイ 概略図



経済
この街の最大の特徴はその人口と言ってよく、それゆえにその経済規模も巨大です。
特にどんな高級品や物量も、その人口比から言って消費される傾向があるため、あらゆる物が集まります。
武器、防具、ぜいたく品、工芸品、美術品、日用品、ありとあらゆる物において
高品質であったり、大量生産されたものが出まわり、その経済を回しています。
ちなみにその食料もやはり周辺の農村からの流入品や、租税として集められるものにより充分に潤っている
状態と言えます。その経済力により、人口はなお増加していると言われます。

治安
治安維持はわりとしっかりと行われています。市外壁の内部ほど治安は良くなります。
何故なら内部になればなるほど、多くの街壁門(衛兵が詰めている)を抜けなければならないからです。
特に第一市街は各所の貴族の屋敷に門兵が存在したり、神殿兵などもよく存在するため
滅多なことはできない区域となっています。
城郭地域以外の各門は、最外の外壁以外ではそれほど厳しくはチェックされません。
とはいえ各門には専門の門兵と呼ばれる衛兵が控えている為、明らかに怪しい人物は通れないでしょう。
外壁街において治安はあってないようなものです。太陽の街路沿いはさすがに治安維持がなされていますが
大通りから外れてしまえば、そこは非常に危険なスラム街なので注意が必要です。
各門は日が落ちると共に閉められ、滅多なことでは開放されなくなります。

信仰
ソルス=ベイはジ・オルグの聖地である為、当然最大の信仰対象はジ・オルグです。
また人口が多い為、他の都市ではマイナーなディオールやサルトゥも神殿を構えている場合が多々あります。
信仰の中心は市街中心に存在するジ・オルグ大神殿です。
この神殿は基本的にジ・オルグの神殿ですが、分神殿として各従属神の神殿が内部に存在しています。
また都市内の信仰組織は公神議会と呼ばれる神殿連合体によってある程度の組織化がなされています。

影響力のある組織

公神議会
公神議会はこのソルス=ベイのジ・オルグ神殿を中心とした従属神の神殿の合議連合体です。
巨大なこの街において宗教的な軋轢、問題が起きないよう、
また万が一にも王が神殿勢力をないがしろにするようなことがないよう、協力し影響力を保っています。
実際的には街における新規の神殿の設立の認可など、公認聖職者の認可、管理などを行なっています。
各神殿に関わるような重要事項は、各神殿代表者による公神大会議によって決定されますが
大概の瑣末な出来事は各神の代表神殿長による裁量判断か、その七人による七人会議で決定されます。

ソルス=ベイ商議会
ソルス=ベイの王族から信託を受けて商業に関する認可、徴税などを代行する組織です。
ソルス=ベイ内での商業行為は全てこの組織の認可で行われるため、一定の範囲の市場以外の商売は
この組織への登録なしに行うことはできません。

職能ギルド本部
セクメト内での共通基準規格を定める職能ギルドの本部です。
職能ギルドは様々な職人達の加工基準を定め、一定の品質を保証、維持する事を組織の役割としています。
またその特徴は徒弟制度にあり、基本的にギルドの認可をもらう職人としせ製品を作るためには
ギルド内の親方と呼ばれる指導者に徒弟として従事し、仕事の指導を受ける必要があります。
その後、徒弟は新たな親方資格をもらうことによりギルドの一員として仕事が可能になります。
ソルス=ベイ商議会との関係は密接で、買取価格の制定を議会との交渉において一律で決定しています。

犯罪組織“グリム同胞団”(Brotherhood of Grim)
ソルス=ベイという街の規模上、犯罪は起こらざるをえない物事といっても差し支えないでしょう。
その犯罪者達のある種の制御と互助化を行なっているのが犯罪組織です。
そしてソルス=ベイにおいてもっとも巨大な犯罪組織がこのグリム同胞団です。
その犯罪の統制と取り仕切りで利益を得る範囲は多岐にわたります。
比較的穏便なところであれば情報の売買、乞食・スリ・泥棒の管理、特殊な薬物や毒の売買
癒着貴族や商人の犯罪行為からの保護、賭博、貸金、売春管理などでしょう。
より過激な部分となれば暗殺や人身売買なども含みますが、その動きは体制側に目をつけられないよう
それほど派手なものではありません。
また様々な他の犯罪組織とも明確な対立関係をとらないか、傘下に収める形を保っています。
正直な話、この街で正面を切ってグリム同胞団と対立しようとする犯罪組織は少ないでしょう。
彼らは街の影や夜の闇にひっそりと寄り添い、隠然と街に影響力を行使しています。

四大騎士団
騎士団という存在はそもそもを魔界侵攻に際し高貴なるものの義務として戦場に赴いた者たち=騎士が、
その志を共にし組織として動くために創設された軍事組織です。
多くの騎士たちは地方の領主を兼ね、土地を治めながら騎士団に所属していますが
中には騎士位だけをもち、専業騎士として活動するものもいます。
ここソルス=ベイにおいてはセクメトの首都だけあり、多くの騎士団がその活動の拠点を置いています。
そのうち4つの騎士団が大きく名の通った強力な騎士団であり、俗に四大騎士団と呼ばれます。
各騎士団の構成員は多少のブレはあるもののおおよそ500人から大きく外れません。
以下にその四大騎士団を簡単に紹介していきます。

金羊騎士団(Knights of Golden Sheep)
四大騎士団はその端緒を英雄王フリードの四宝探索に求められます。
英雄王フリードは庶子であるが故にその王位継承に疑問符を受け、その正当性を証明するために
神殿から神託により告げられた四宝(金の羊、銀の聖杯、緑柱石の杖、琥珀の嘴鎚)の探索し始めます。
この際に金の羊を探索に出た騎士達の一団の末裔がこの金羊騎士団です。
英雄王フリードが同行した探索行の中心はこの金羊騎士団の一行だったと言われます。

現在の金羊騎士団は基本的に近衛騎士団の性格をもっています。
その血筋も上級貴族が多く、金色の装飾品を纏う事を騎士団の証とします。
構成員の性質上、実戦経験は多くありませんが、その練度は決して低くはありません。
別名黄金騎士団(ゴールドナイツ)とも呼ばれます。

銀杯騎士団(Knights of Silver Challis)
銀杯騎士団は四宝の探索の際、銀の聖杯の探索に乗り出した騎士達の一団の末裔です。
その探索行において神官達の力を借りたことから、伝統的にこの騎士団は構成員に神官、及び
神官戦士を加えます。
その関係上、神官の家系や関係者、信仰篤い騎士貴族などが所属する傾向があります。
別名白銀騎士団(シルバーナイツ)とも呼ばれます。

緑杖騎士団(Knights of Beryl Rod)
緑杖騎士団は四宝の探索の際、緑柱石の杖の探索に乗り出した騎士達の末裔です。
緑柱石の杖は、強大な魔術を行使できる神器だったとも言われます。
その探索行の中で魔術師達の協力を得る必要があったと言われ、その逸話から魔術師及び術戦師
と呼ばれる存在が構成員の中に含まれていると言われます。(その内情は一般には非公開です)
対魔術戦、悪魔戦に優れると言われ、そういった事件や紛争についてよく乗り出します。
別名緑柱騎士団(ベリルナイツ)とも呼ばれます。

黄鎚騎士団(Knights of Amber Beak)
黄鎚騎士団は四宝の探索の際、琥珀の嘴鎚(別名 黄鎚)の探索に出た騎士たちの末裔です。
彼らの探索行は四宝のそれぞれの中でも最も過酷だったと言われ、その逸話は語り継がれています。
現在の黄鎚騎士団は、最も練度の高い騎士団ともいわれ、実戦経験が最も多いといいます。
別名琥珀騎士団(アンバーナイツ)とも呼ばれます。

名物・名店

デイムレイク城(通称:湖岸の貴婦人)
デイムレイク城は都市北部、城郭区域の湖岸に立つ美しい城です。
複数の城郭から成り立っており、その複雑な形状は湖の側から見ると非常に美しい尖形を描きます。
その姿が湖に反射する風景はこの世界でも有数の景観と称されます。
街全体と比べるとやや高い位置(丘陵の上、湖側は崖)となっているので
街のどこからでもよく見える位置にあります。
デイムレイク城以外にも城郭区域には厩舎や練兵場、王の後宮やその他生活施設も内包しています。

ジ・オルグ大神殿
ジ・オルグ大神殿は街の中心部、第一市街の中心に位置する円形の巨大建造物です。
その建物の半径は500m前後にも達し、この建造物を建てるのは現在の技術では難しいと言われています。
基本的に全体的な構造が大きく、巨神であったジ・オルグが内部で行動できるようになっています。
その中央には大玉座といわれる、15m前後の巨人が座れるであろう巨大な玉座が鎮座しています。
これは神代にジ・オルグが座って治世を行なっていたとされるそれです。
現在ではこの神殿のシンボルとしてそこに存在し、この玉座に触れると加護や恩恵を得られると
信じされています。ジ・オルグ信者達の多くは一度でもこの神殿を訪れることを望みます。
そういった参拝者向けの施設の他、実質的な神殿の機能を持つ構造部も多数あります。
また、従属神の分神殿も内部に存在し、公神議会の会議が行われる会議室もここに存在します。
要はここはジ・オルグ信仰最大の聖地であり、ソルス=ベイの信仰の集約地でもあるのです。

太陽の大路
太陽の大路は、ジ・オルグ大神殿を中心に東西南北に真っ直ぐに伸びる大きな道のことです。
その道はほぼ直線上に続いており、東西南の道はそのまま直線で20キロ近く、
北への道は城郭区域の存在する丘の上まで続いています。
街の外壁の内部はほぼ全て石畳で舗装されており、その幅はおおよそ100mにも達します。
その為、多くの場合この道自体が広場のように扱われ多くの露天や一時市場が立ちます。
ただし中央部の数十mは馬車や大規模な往来の為に露店などの設営を禁止されています。
当然ですが、この道の上で半永久的な店舗や建物を建てることも禁止されています。

街壁と街壁門
ここでいう街壁門とは街に存在する市街を分ける全ての壁のことを指しています。
第一市街と第二市街を隔てているのが第一街壁、第二市街と第三市街を分けているのが第二街壁。
そして第三市街と外壁街の間にあるのがソルス=ベイ外壁であり、一応街の外と内を分けています。
街壁自体の第一街壁が最も薄く2m前後であり、基本的に壁の上の通路も非常に狭いものです。
第二街壁は、それよりも厚く、4m前後の厚みが存在し、壁の上にもしっかりとした通路が存在します。
外壁は壁の厚み自体は2m前後ですが、内部に2m前後の通路を挟むような形で壁が存在します。
この外壁は長城とも呼ばれ、街全体を覆うように外部からの侵入者を防いでいます。
壁の高さはおおよそ10m前後あり、さらに50m感覚ほどでさらに5m程高い塔を備えています。

街壁には一定間隔で街壁門と呼ばれる通用ロが存在します。
最も大きなものはそれぞれ東西南に太陽の大路用の大門が存在します。
またおおよそ1km感覚ほどで小門も存在しています。(ただし外壁は大門に近い5km前後のみ)
門にはそれぞれ専門の衛兵=門兵が存在しています。門兵は巡回によって侵入者を監視していますが
その人数の都合上それほど厳密な意味での監視は行えていません。

また門兵は門周辺や街壁周辺の治安維持の役割も兼ねているため、意外と多忙なのです。
門は日没ととも閉じられ、滅多な理由で開放されることはなくなります。
そうなればこの街壁を超えていくことは何人であれ非常に困難になります。

街の建造物の中には意図的に、または意図せずに街壁構造物の一部として融合している場合があります。
これは建築の手間を省いたりする意図で行われる場合もあれば、街壁自体の構造を
強化する意味合いを保つ場合もあります。どちらにしろ街壁に融合した建築物には国の許可が必要です。

ハバキ大闘技場
ハバキ大闘技場は第二市街に位置する円形闘技場です。
楕円形の建造物で、長径200m弱、短径150m前後、高さ50m弱で収容人数は最大4万人を超えます。
この闘技場はクオルズ神殿と王国による共同運営がなされており、市民への娯楽を提供しています。
最もメジャーであり一番人気なのは当然ながら剣闘士達の戦いです。
剣闘士仕合には賭けを行うことも可能で、賭けに勝てば時には大金を儲けることも可能でしょう。
人道上、剣闘士は死ぬまで戦わなければならないわけではありませんが、戦闘である以上
不慮の死を遂げることは珍しいことではありません。

剣闘士の素性は様々ですが、自ら志願し生業とするもの、戦争の捕虜となって身をやつす者、
貴族の子飼いとして威光を示す駒として使われる者など多くの剣闘士が存在します。
剣闘士は(誰かの子飼いや捕虜身分でない限り)それなりに金儲けを行えます。
戦いに勝てば戦闘勝利金をもらえますし、一定金額を自分にかけることも許されています。
また闘技は剣闘士同士だけではなく、捕獲されたモンスターや動物と行われる場合もあります。
どちらにしろ何らかの試合ルールが設定され、剣闘士は勝つことを要求されます。
また剣闘士仕合にはある程度の飛び入りも許可されています。
その場合でも命の保証はなされないので注意したほうが良いでしょう。
剣闘士試合の他にも、馬上槍試合や、何らかの弓技会が開かれる場合もあります。

また、この世界はスポーツと呼べるような近代競技はほとんど存在しませんが
騎乗状態で、鉄球を特別製の木製ロングクラブで打ち合い、相手のゴールへ運ぶという
原始的なポロのような遊びがこの闘技場では行われることがあります。
この遊びは馬球(ホースボール)と呼ばれ、貴族の娯楽として広まっています。
そういった意味で闘技場は様々なイベント会場として使われる場所でもあり、時には王による大裁判や
滞在人の死刑執行などもここで行われる場合があります。

内部施設は充実しており、闘技場地下には収容施設や剣闘士の控え室、貴族専用の閲覧席など
行われる競技を円滑に進行するための様々な施設が用意されています。

スベロニアン大学
有名な賢者達とサルトゥ神官達の協力、提案により設立された学術機関がこの大学です。
この大学は現代で言うところのそれとは大分意味合いや役割が違う組織であり、施設です。
第二市街南東区域に存在し、遠方からの学生は寄宿舎と呼ばれる宿泊施設に泊まりこみます。
敷地面積的には様々な施設により複合的に3万5千平方メートル程度はあります。

施設的には神殿の体をなしており、サルトゥ神官かあるいは、形式的に名誉神官としての地位をもつ
学者、賢者たちが、学問を求める学生たちに有償にて授業を行う形をとっています。
大学の運営費は神殿からの出費に加え、学生からの学費や貴族からの寄付によっても賄われています。

この世界にて現在学習を受ける余裕のあるものはそれほど一般的ではありません。
大概は貴族や神官職の子息など裕福で余裕のある家の子供達か
貴族お抱えの学者、哲学者、またサルトゥ神官を目指す者などがその大半です。
ただし、セクメト全国、あるいは国を超えて集まってくる学生は常時数千人に達します。

大学で学ばれる物事は多岐にわたり、神学から神秘学、史学や工学など学問技能にあるものに加え
哲学や数学、文学など一般の冒険では役に立ちそうもない(縁のない)学問なども扱われています。
この大学において学位などは存在しませんが、優秀なものは名誉神官として教える側に回る場合もあります。

大学内には図書館も併設されていますが、外部の人間が気軽に立ち寄れる場所ではありません。
この世界の本は一つ一つが貴重な手工芸品であり、簡単に貸し出しや閲覧できません。
身分の保証された学生や名誉神官、サルトゥ神官のみが貸し出しを許可されます。
また館内に案内人なしで入ることは許されていません。
図書館は半地下上に作られ、日光などによる本の損傷をできる限り防ぐようにされています。

この大学の初代設立者はアールヴル・スロベニアンという人物で
当時の、宮廷学士という国のお抱え学者の筆頭でした。
大学の設立は彼の提案によって行われ、当時の最高の頭脳を集め研究を行う場所として設立されました。
現在でも伝統的に大学のトップは宮廷学士が務め、実質運営はサルトゥ神官から選ばれる
運営長が務めるという形になっています。

キール王立博物館
キール王立博物館はこの時代では珍しい多くの異国の品や歴史的遺物が収められている施設です。
しかしこの多くの収集物は一般公開されておらず、一部の貴族や身分確かな存在のみ入館可能です。
またその物品の管理も基本的に展示されているわけではなく、普段は厳重に保管され
必要に応じて館に務める管理学者達が保管場所から持ってきて公開するという形がとられます。
とはいえ本当に価値があるものはここではなく大神殿や城の宝物庫などに存在するわけで
ここに存在するのは純粋に歴史的価値や、異国の物品などの資料的価値の高いもののみだといいます。

ディオール神殿円形劇場
この円形劇場はディオール神殿を兼ね、ディオール神官たちにより管理されているものです。
円形劇場というもんのその形状は半円状であり、観客の座る座席が直径100m超の半円で存在し
約35段に渡る客席がすり鉢状に用意されており、最大収容人数は1万人にも達します。
中心直径50m範囲は少し深く掘られた土台部となっており、ここに舞台を組んで演劇や演奏などが
披露されます。舞台は大規模な舞台装置を用いる場合に組み直されたり分解されることがあります。
その舞台の背後、半円の直線部分に当たる場所は舞台壁が用意されています。
この舞台壁は石造であり、何名かの著名な彫刻家による彫刻が刻まれ舞台を彩っています。
ここでは主に上流階級向けの演劇や、歌い手によるコンサートが開かれています。
ただし年に一度の大収穫祭などの際にここは他の市民にも開放され、祭りの催しものが行われます。
ここで興行を行うにはディオール神殿の認可を取る必要があります。

冒険者の店”一獲千金亭”
第三市街の南西部通り沿いに存在する冒険者の宿。
本当の名前は『一攫千金を夢見る冒険者達の憩い亭』だが、誰も呼ばない。
宿としてはそこそこ大きく30人収容できる大部屋が一つ、
5人まで入れる中部屋が4つ、二人まで入れる個室が4つ、VIPルームが1つある。
大部屋は8G、中部屋で一部屋50G、個室で一部屋60G、VIPが80Gとなる。
VIPはパゾフが認めた客しか泊めない。
基本的に一階に大部屋と酒場が存在し、2階に中部屋と個室、
一階から特別に通った場所にVIPルームが存在する。
酒場には実は依頼人と冒険者が話せる相談専用の個室も存在する。

人物

イスナミル6世(男性、26歳)
このソルス=ベイの領主であり、セクメト王国の王である若干26歳の若王です。
2年前にであるオルディア3世が逝去し、現在の地位についています。
前王オルディア3世は子が成人せず全て死去しており、それゆえに
オルディア王の弟であるヴァグラー・コーネル公爵(既に死去)の子であるイスナミル6世が王位につきました。
しかしその即位に際しては、王の嫡子でないこと、また若すぎるなどの要因から様々な問題が起きました。
特にまだ経験が足りない、折衝が必要であると主張した、前王の従兄弟にあたるフォーンゼル公爵は
その主張が通らず実権を握られたことにより、多くの公爵派は現王権を快く思っていません。
国としての力自体は他国を圧倒できるものを持っていますが、そういった内部事情により
セクメトはその身動きを大きく封じられ国内統治にもやや問題を抱えている状態と言えます。

イスナミル6世自身は愚公ではありませんが、取り立てて優れた王というわけでもありません。
積極的な施策を打ち出したり、権謀術数に優れた人物でも、戦争を好む人物でもありません。
ただ、彼に優れた点があるとすればそれは他者の意見を真剣に検討できる能力があるということです。
勿論これは裏を返せば他人がいなければ行動ができないことにもつながりますが
現在のところ優れた旧臣や、新派の貴族による支えにより善政をしけているといって差し支えありません。

個人的な性格としては馬術と狩りと酒を好む人物で、よく気晴らしに部下を伴って秘密裏に狩りに出ます。
また既婚者であり、既に15の時に現在の王妃であるミディエラ妃と結婚しています。
そして既に10歳になる長男と、8歳の次男、6歳の長女に恵まれています。

太后アマティア(男性、48歳)
前王オルディア3世の后であり、イスナミル6世にとっては叔母に当たる人物です。
前王の血筋を残せず、子に王権を告げていないた権勢は強くありませんが
それでもイスナミル6世の後見人として、一定の影響力を保持しています。
前王の血を時代に残せなかったことを(彼女の責任ではないものの)負い目に感じており
なるべく国を割らぬ治世が進むよう、状況の改善に心を砕いています。

ディルナーク・クローゼン伯爵(男性、45歳)
ソルス=ベイのごく近くの地方領を納める王家と遠縁の血筋、クローゼン家の領主。
太后アマティアはディルナークの実姉であり、その縁から王の側近として執務をこなしています。
その為、所領にはほとんど帰らず、第一市街の邸宅にて年間のほとんどを過ごします。
フォーンゼル公爵を始めとする反王党派に対する王党派貴族の中心人物でもあります。
過去に結婚し、子供もいますが、既に妻とは死別しておりソルス=ベイの館には家族は住んでいません。

ゼナス・フォーンゼル(男性、46歳)
前王オルディア3世の従兄弟にあたる公爵。
前王の逝去に際し、摂政を建てるなど権力の掌握を試みるが失敗しました。
現在もまだ諦めておらず、反王党派としての他の貴族と結集を図っています。
水面下で様々な謀を巡らすのが得意であり、子飼いの私兵を抱え、工作を働いています。

“大兄”ロンド(男性?、??歳)
ビックブラザーと呼ばれるソルス=ベイ最大の犯罪組織“グリム同胞団”の頭目とされる男です。
その存在は常に囁かれますが、直接その姿を目にする機会のある者は非常に少ないといわれています。
顔を知っているのは一部の幹部のみで、幹部を通して組織を仕切っています。
彼に関しては様々な伝説は囁かれますが、その真偽の程は怪しいものが多いのが実情です。
この頭目の情報が不明な分、各幹部たちの存在が際立っています。
以下にその幹部達を簡単に紹介しておきます。

“老羊”フラムド…老年の男性。組織一の知恵者とされる熟練盗賊。ロンドとも旧知の間柄だと言われる。
“餓狼”ヴィサント…壮年の男性。武闘派の長。暗殺や実力行使に関する仕切りを行うことが多い。
“名当て”シュティルツ…情報部を統べる抜け目ない老ドワーフの男。
               顔を合わせる人物の情報を名前どころか様々に調べあげることからの二つ名。
“茨姫”ディムソフィア…壮年の女性。罠の名手とされ、権謀術数にも長ける。
“千匹皮”スナーク…変装の達人。年齢、聖別は不明。真の顔を知るものはいないと言われる。
“灰かぶり”ネルドラン…男性の老魔術師とされ、組織内の魔法の品物の管理を取り仕切る。
“白雪”ケヘシュ…若い男性。毒物の専門家であり、地下にこもりきりである。雪のように白い肌をもつ。
“髪長姫”ヴァティ…強烈な色香を放つ女エルフ。娼婦達の管理を司る。

パゾフ(男性、33歳)
冒険者の店『一攫千金亭』(本当は、一攫千金を夢見る冒険者達の憩い亭)の主人。
赤ら顔の巨漢で、髭面。毛皮を羽織ったいかにも元冒険者という風情を漂わせています。
常に昼頃から起きてきて、店にいる間大体酒を煽っています。
そして夜中までずっと起きており、夜更けにようやっと店を閉めて床につきます。
朝方店を開けるのは従業員のエメリアにまかせっきりです。
そんな完全な酔っ払いなパゾフですが、冒険者の面倒見や仕事の斡旋はしっかりするほうです。
また元冒険者としての勘からか危険な仕事や事件に関して鼻が利きます。

エメリア(女性、17歳)
一攫千金亭に勤める従業員です。容姿は人並みですが、スタイルの良い女性です。
その分セクハラを受けることもありますが、笑って受け流す程度に肝が据わっています。
好奇心旺盛でよく冒険者に冒険譚をねだっています。
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