概要
英雄派の幹部の1人。
伝説の悪魔メフィスト・フェレスと契約したゲオルク・ファウスト博士の子孫。
制服にローブを羽織った
魔法使い風の青年。
能力
上位神滅具「
絶霧」の所有者。
「絶霧」の力に加え、あらゆる陣営の魔術を使いこなし、
など、人間の魔術師としてはトップクラスの実力者。
禁手は「
霧の中の理想郷」で、組織の計画の際には創造した結界空間に目標を転移させる。
活躍
6巻では
グレモリー眷属とアスタロト眷属のゲームを観戦するVIPを暗殺するため、
アーシアの力を「反転」させるための結界装置をディオドラに提供する。
11巻ではグレモリー眷属や
オーフィスをフィールドに閉じ込め、
サマエルを操ってオーフィスから力を奪い取り、その後は「ドラゴンブラスター」の連射から結界装置を守っていたが、
シャルバに利用された
レオナルドを保護して一時撤退する。
「
魔獣騒動」ではジャンヌやヘラクレスとともに行動しヴリトラの力を無効化して
シトリー眷属を苦しめたが、ギャスパーと対峙した際にイッセーの死を告げてギャスパー・バロールを目覚めさせてしまい、彼の「全てを闇に染める」力を前に「絶霧」の力も「あらゆる魔術」も無効化され敗北。
匙の妨害で逃亡に失敗し片目と片腕を闇に喰われて失ったものの、かろうじて生き延びて
曹操と共に
冥界から脱出するが、
帝釈天によって「絶霧」を没収されて
冥府送りとなる。
冥府で出会った有力な魔術師らの魂と意気投合して
死神や
魔法の研究を行っており、いつでも脱出できる状態ではあったものの、当面帰るつもりはなかった。
しかし「
アザゼル杯」開催に際して曹操から招集を受け、
ハーデスの不在が多くなっていたこともあり、冥府から帰還して制限付きとはいえ
神滅具を取り戻し、「紫金の獅子王」チームとの試合から「天帝の槍」チームの「僧侶」枠で参加する。
真3巻で
裏京都の防衛にあたったときには、試合以外で久々に制限なしでの「絶霧」の使用を許可され、
エレボス一派を閉じこめるための結界空間を創造する。
最終更新:2023年02月13日 22:45