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長期収支予想表

本当の長期収支予想表(財務2級・3級範囲外)


1.正味運転資本の定義
正味運転資本=流動資産-流動負債=(固定負債+自己資本)-固定資産
特に流動負債>流動資産のとき、流動アンバラという。
定義1 正味運転資本=流動資産-流動負
流動資産 A 流動負債 B
正味運転資本 A-B

定義2 正味運転資本=(固定負債+自己資本)-固定資産

正味運転資本 D+F-C 固定負債 D
固定資産 C 自己資本 F

3.「長期資金」の定義
「長期資金」とは、固定資産、固定負債、自己資本のことをいいます。(ここで勘違いしてはいけないのは、長期とは数期間という意味ではありません。)
流動資産と流動負債は一定と仮定します。この仮定を置くことで、正味運転資本=(固定負債+自己資本)-固定資産の定義2から長期資金収支の過不足=現預金の増減=正味運転資本の増減が成り立ちます。

正味運転資本増減の表
正味運転資本の増減 ΔD+ΔF-ΔC 固定負債の増減 ΔD
固定資産の増減 ΔC 自己資本の増減 ΔF


4.長期収支予定表の作成は将来の将来の固定資産、固定負債、自己資本を予想することと同じこと

「長期資金」収支予定表は、数期間の「長期資金」の増減を予想することにより正味運転 資本の増減額を把握して企業の支払能力の有無を検証する手法なのです。

長期資金収支予定表の表
調達 売上高
粗利
営利
経利
当利
減価償却費
単純CF(①-②)
運用 (社外流出)
借入金返済
- 差引過不足(③-④
調達 増資
長期借入金・社債
調達計
運用 設備投資
- 差引過不足
差引総合過不足(=正味運転資本増減)⑤+⑥
現預金残高 前期現預金+⑦

上記の「長期資金収支予定表の表」と「正味運転資本の増減の表」は形は違えど、正味運転資本の増減を表していることから実は全く同じものです。
言い換えれば、長期資金収支予定表を作るということは、将来の固定資産、固定負債、自己資本を予想することと同じことなのです。
長期資金収支予定表の構造上、収支予定表の中に出てくる科目の数字は全て固定資産、固定負債、 自己資本の中のいずれかの科目の増減額となります。

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最終更新:2026年03月31日 14:31