About this site(2021/05/22)
電子化ノート
(青字は主に当サイト(または外部サイト)のリンクを貼っています。)
このwikiは管理人が日々勉強したことを電子化・データ化していくノートとして更新していってます。例えば、書評として
経済学の本
や、「
経済学入門
」「
財務・簿記
」「
中学公民の教科書
」などがコンテンツとしてあります。また、ほとんどのページが誰でも閲覧できるようになっています。だれでも閲覧できることは、デジタルタトゥーになるリスクも孕みつつも、思考の痕跡をデジタルで残すと考えるかは微妙な所ですが、私は後者を取り、折角考えていることも記録に残さなければ失われてしまうと考えて、デジタルで公開することが最も失われない方法と考え、自分の記憶容量を少しでも電脳化・デジタル化・電子化するため更新していっています。(すべてを行うことはできないんだろうけど)。かつて私が見ていた、
セキュリティアカデメイア(security akademeia)
のwikiの様なものを理想としていました。(2021年3月でwikiを辞めてブログ形式にした模様。wikiだから好きだった。そのコンテンツも全てはインターネットアーカイブでも復元できない。残して欲しかったが残念だ。無いなら自分で理想のwikiを作るしかない)。また、
ブラスの隠れ宿
のようなサイトも好きでしたので、その影響はあるやもしれません。
世界観
このwikiの更新事項は、ほぼ全て管理人が作成しています。よって管理人の興味や必要性のみによってこのwikiは書かれています。では一体、何の事項を作成しているのかも書いて置いた方がよろしいかと思います。それは私自身の世界観となってしまうので、世界観を押し付ける訳ではないのですが、事項の説明をするには一番なので記載します。おそらく興味がなければこのwikiそのものを見ない方がよろしいでしょう。
人生の8割は土台である。
(橘怜)
土台、つまり世の中は法則で成り立っている。残りの2割でしか自由はない。
たとえば、
人は死ぬ。絶対に死ぬ。必ず死ぬ。死は避けられない。これは絶対的な法則である。
他に重要な法則は、「人間は社会的な動物である。」ということです。
たぶんこれからもずっと、お金と商品を交換する資本主義経済の下で暮らしていくしかありません。
この「経済的基盤」がなければ、日常生活以外のことを考える余裕がなくなります。
そこで、このwikiの管理人は「
経済学とファイナンス
」「
アカウンティング
」について強い興味をもっています。更新される事項もおそらくそのことが多いと思います。
価格と儲けのカラクリ
という本は、モノの原価が多く乗っていますが、原価知らない消費者は搾取されていることに気づかされます。
また、世界経済についても関心を持っております。
世界経済は、2017年以降米中市場の相互開放ではなく、米中経済戦争に向かっていることはご存じかとおもいますが、コロナ禍により急激に変動していることから、より注視していかねばなりません。やや古い本ですが2016年刊行の
通貨の未来
によれば、米中貿易摩擦は双方にメリットがないことは明らかですが、問題はアメリカの保護貿易主義のみならず、一番危険なのは中国の独裁的な政治に問題があると考えています。中国のコロナ抑制によりさも独裁的な政治手法が賞賛されている傾向があるようにも感じますが、こんなのは永遠に続くわけがありません。(世界恐慌時、ソ連は恐慌の影響を受けていないと左派のマスコミから絶賛されていましたが、その裏で膨大な数の粛清(処刑)が行われていました)。それは、
香港人抗争宣言
や
ウイグル自治区除去極端化条例
を見ても明らかでしょう。
社会科学の限界
経済的基盤を学び、確率する上で、経済学が非常に重要なのは間違いありません。
ただし、経済学そのものも2つの点で管理人は限界があると考えています。
1つ目は、社会科学の難しさです。
上記動画「東&ひろゆきの文系・理系トーク」から抜粋します。
東 「思想は知の構造が科学のそれとは根本的に違うので、思想が科学になり得ないのは当然!」
「知には反復可能なものと、不可能なものの2種類があり、科学は前者に、思想は後者に該当する!」 「つまり科学は反復可能な知を指すし、思想は反復不可能な知を指す!」 「例えば、一般的に人間はこうだ (大量出血すると死ぬ等)!という知は、すべて人間に該当する (反復可能) なので、このような知は科学と言える!」 「一方、ある特定の人間についての知 (この人にこうすると、この人は怒る等) は、他の人には応用できないから (反復不可能)、このような知は思想的な扱いとなる!」 「つまり思想は元から反復不可能な知を扱ってる学問なので、科学のように証明 (=一般論化) できる類のものではなく、科学は科学、思想は思想と別個に分けて考えるべきだ!」「そして反復可能なものと不可能なものを大雑把に分けると、理系と文系になる!」(引用終わり)
2つ目について、著名な投資家である「
ジョージソロス
はこの様に言っています。
「自然実験は基本的に再現可能なもの。何故なら自然現象は人間の思考が原因としての役割を果たさない。それに対して、社会的事象は人間の思考が社会に影響を及ぼす。よって社会実験はは客観的な条件が同じでも再現できるとは限らない。」
「人間の思考が社会的事象に影響を及ぼし、その社会的事象を認識した人間は認識に基づいて行動が変化するため、更なる社会的事象に影響を及ぼす」
この点が社会科学の難しさであり、経済学以外のことも学ばなければならない点であると考えています。
また、経済学は「欲>資源 ⇒これを欲=資源」に近づけていく、均衡点を探していくことを目的としています。
ただ、現実的にこの地球が永遠に経済成長し続けることはおそらくできないでしょう。
また人間一個人が無限に個人的欲望を充足することも不可能でしょう。これは、食欲を節制しなければ肥満や糖尿を招き、睡眠は一日7~10時間取らなければ健康を害することになるし、人は必ず死ぬことから時間も有限であるということから、無限の欲求の充足はそもそも物理的に不可能です。
その点、かつて
仏教やヨーガ
は「満足=物質的充足度÷欲求」と考え、この欲求を限りなくゼロにすることで、満足(悟り)を得ようと考えたようです。ただしこのような悟りの境地は難しく、皆が出来ることではないのでしょう。
世の中の方向性としては、物質的世界観の充足から、より
ネット社会
を中心とした精神的世界への充足へ移行してきています。これを
物欲なき世界
とまで考えるかはもう少し見定める必要はありますが、コロナ禍により加速していくことは間違いないでしょう。
残り2割について
残り2割の土台以外の蛇足ですが、これは個人的趣味の領域です。
それは、
ネットの歴史
の様なものや、
漢文法基礎
、
三国志演義訓読
などのページを見ていただければと思います。
共産趣味
にかぶれていた時期もあったので、晩年までにはいつか資本論全巻を読破するのも夢の一つです。
また、「
ホリエモンの多動力
」より、「資産が人をダメにする。資格や資産に縛られずに、丸裸でやりたいことに集中すればいい」と言っていますが、ここまで極端には私はできませんが、最終的にあの世には資産を持っていくことはできないことからある一面ではこれは真理ともいえます。
結語
以上のように、世界観は未だ未完成ですし、まだまだ完成にはほど遠いですが、なんとなくこのwikiの方向性は分かったかと思います。このはしがき(about this site)を読んでみて、もし興味が湧いたなら、よければ色々覗いてみてください。
最終更新:2022年07月09日 11:37