前線指揮車

前線指揮車(グラ・バルカス帝国)

グラ・バルカス帝国陸軍の軍用車輌。Web版では「指揮通信車」、単純に「装甲車」とも呼ばれる。
車体には装甲が施されており、様々な通信機器を搭載していて、部隊指揮官を乗せて直接前線で部隊指揮を行う。帝国陸軍の基準では大きめの装甲車とされている。

本文中から判断できる本車の特徴としては、

  • 車内の後部座席からフロントガラスを見れる(=フロントガラスがある)
  • 時速40kmで疾走する
  • 通信機器の出力が強い
  • 大きめの装甲車(何を基準に大きめとしてるかは不明)

という程度であり、武装はあるのか、乗員数は何人なのか、そもそも足は装輪式(タイヤ)なのか、装軌式(キャタピラ)なのか、それともハーフトラックのような半装軌式なのか、といった情報は不明である。現状、本文中から推測できる情報が限られているため、ハウンド中戦車シェイファー軽戦車とは異なり、旧日本陸軍(または海軍陸戦隊)のどの車輌と類似しているのかは判断出来ない*1

作中での活躍


グラ・バルカス帝国陸軍第4機甲師団の所属として、指揮官のボーグ他数名の帝国軍将校を載せ、指揮車輌としてアルー侵攻およびキールセキ攻略に使用される。

キールセキ攻略では通信機器を駆使し、部隊が全滅する最後の最後まで師団を指揮していた*2が、交戦した陸上自衛隊第7師団所属の90式戦車の砲弾が直撃*3して撃破された模様。
この時ボーグが戦死し、Web版では他の乗員たちも全滅したかと思われるが、書籍版でボーグに撤退を進言した結果「軟弱者」としてボーグに車外へ蹴落とされた参謀長のみが生存し、その後陸自とムー陸軍に保護されている。

関連項目
兵器グラ・バルカス帝国

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過去のコメント
  • 97式軽装甲車ベースの100式挺身観測車が一番近い車両と思われる。 - 名無しさん (2020-03-04 09:09:18)
    • その車輌ってフロントガラスはついてますか? - 名無しさん (2020-03-04 09:21:34)
      • フロントガラスはついてません。ただ、一式装甲兵車、一式半装軌装甲兵車では装甲が薄くかつ大きいので前線での活動は難しい。 - 名無しさん (2020-03-04 17:04:05)
        • グ帝のこいつは大型の装甲車らしいですよ - 名無しさん (2020-03-06 15:04:23)
  • 93式6輪乗用車かスミダHA型乗用自動車なんじゃね?まぁこれ装甲張ってないけど。 - 名無しさん (2020-03-04 11:42:25)
  • 旧日本陸軍の戦車師団はいすゞやトヨタの大型乗用車が指揮車として配備されてたけど、やはり装甲車となるとあまり聞いたことないな - 名無しさん (2020-03-04 14:43:54)
  • 皇族が乗っていた御料車が防弾仕様だったりするから、そういった要人を乗せる防弾車が元ネタかも知れない。御料車ならメルセデス・ベンツ 770グローサーとかね。 - 名無しさん (2020-03-04 15:33:40)
  • 蹴落とされた参謀長死んだかと思ったけど後の方よく読んだら保護されてたから生きてたのか。まあ時速40km程度の車から落とされたなら大怪我はするだろうけど死にはしないだろうな。命拾いしたな。 - 名無しさん (2021-04-22 11:01:36)
  • ボーグが椅子を倒して寝てる描写があるけど、この当時のこういう車ってリクライニング機能は付いてたのかな? - 名無しさん (2021-09-02 04:08:54)
    • 当時のアメリカなら特急に既に付いてたから、愚帝の工業生産力がアメリカに匹敵するなら付いてるかと - 名無しさん (2022-07-06 16:26:12)

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〔最終更新日:2023年02月12日〕
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最終更新:2023年02月12日 18:02

*1 性能や任務からして一〇〇式観測挺進車、または特徴からして一式装甲兵車一式半装軌装甲兵車の架空の指揮通信車型相当の車輌である可能性もあるが、そもそも完全架空の車輌かもしれないので、現状での判断は難しい。

*2 といっても錯乱したボーグが部下からの撤退の進言を却下したり、あげく全滅確定の突撃を命じたりとまともな指揮は出来ていない。

*3 6巻278頁