ぼーぐ
グラ・バルカス帝国陸軍第4師団長。本名「
ボーグ・フラッツ」。階級は少将。
彼の指揮する部隊は、帝国でも最新鋭の機械化師団であり、
戦車が中心となって作戦行動する機甲部隊である。
その強靭な部隊によって、
ムー国陸軍第24任務部隊を蹴散らし、砲兵陣地を破壊して
アルー防衛隊は全滅。
上司の
ガオグゲルの示唆もあり、
アルーの街を蹂躙。部下と共にやりたい放題をして、多くの悲劇を生み出した。
書籍ではストイックな性格…に見えて、
捕まえた[[アルー]]住民の男らを新兵に銃剣で虐殺させて度胸を付けさせるなど
ガオグゲルとはまた別ベクトルでヤバい人格になってる。
そのため、
ガオグゲルとは根本的に相性はよろしくない。
次なる目標
キールセキを目指して
空洞山脈に突入。しかし、快進撃もここまでだった。
航空戦力が役に立たず、外部との無線も通じない
空洞山脈内部で、すっかりの勝ち戦気分になっていたため、
10式戦車10輛の奇襲により混乱。戦車200輛のうち135輛を失う大損害を出し、さらに相手の正体もろくにつかめず逃げられてしまう。
ここで進撃を止めれば、その後の悲劇は無かった可能性がある。が、最大限の警戒をしつつも進撃を続行。
空洞山脈を抜ける。
しかし一向に基地と連絡がとれず(
自衛隊の電波妨害に加え、
この時点ですでにバルクルス基地は壊滅していた)、苛立ちを覚えた次の瞬間、
99式自走155mm榴弾砲による遠距離攻撃を受け、歩兵や非装甲の自動車部隊が全滅。
彼自身は装甲化された
指揮車に乗っていて無事だったが、制圧のための兵力を失って
キールセキ占領は不可能となり、生き残った者達もパニック状態に陥った。
急いで部隊を反転させ、
空洞山脈に逃げ込もうとするも、
AH-1S攻撃ヘリコプターや
96式多目的誘導弾システムの追撃でさらに損害を出した上、「
空洞山脈入り口に敵戦車100輛」と言う報告まで入る。
同時に部下から「降伏すべきだ」と意見具申されるも、
プライドと意地からそれを拒否。結果、先行していた偵察部隊と降伏した1輛の戦車を残し、第4師団は文字通りの意味で全滅。彼自身も戦死することになった。
(
空洞山脈の戦い)
部隊が半壊しても統率を維持できる能力があり、指揮官として、兵のメンタルケアを含めて最新鋭の大部隊を預かるだけの能力は持っていた。しかし上記の行動を含めた品性や明らかな異常事態に面してプライドで進軍して部隊を壊滅させるなど師団長としての資質には疑問符がつく。
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〔最終更新日:2022年07月29日〕
最終更新:2022年07月29日 14:35