ばみだる
グラ・バルカス帝国情報局技術部の、
ナグアノの上司。
ナグアノから、日本の兵器の性能について上申を受けるが、『電子計算機の性能が、70年程度でそれほど上がるはずがない』ことを根拠にして、信じようとしなかった。
もっともまったく信じていないわけではなく、半信半疑だったようであり、「軍部には私から色眼鏡なしで報告する」ことは約束している。
本人も言っていたが、「被害が出たら軍幹部も考えるだろう」「情報は適切な分析をして上に報告する。我々の出来る事はそれだけ」と自身の職務と権限をしっかりと仕分けている。
「これが真実だったとしても、上が信じなかったせいでどれだけ被害を出したとしても、我々の責任ではない」と割り切っているとみられる。
しかし
バルチスタ沖大海戦後の、
カイザルも出席した軍部・情報部合同の会議では、
日本の兵器情報を報告すべきだと思いながら、結局言い出すことができなかった。
グラ・バルカス帝国にとって、日本の兵器はあまりに常識はずれな、現実離れした代物で、ゆえに情報が間違っていた場合、精査能力を疑われる恐れがあったためである。
ただし、ナグアノに
ムーから入る情報を多方面から入手するように命じており、本格的な調査を開始している。
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〔最終更新日:2021年08月05日〕
最終更新:2021年08月05日 06:44